返信一覧の表示
キャラの名前について (No: 1)
スレ主 タージマハル 投稿日時:
プロットを作成中なのですが、キャラ名の方向性で悩んでいます。ギリシャ神話を世界観のモデルとし、物語の内容はオリジナルです。神や英雄のキャラも同様、モデルがあっても設定はオリジナルです。
そして名前には元のギリシャ神話との違いを作りつつ、モデルに関連する改名を行うのですが、一~二文字加えたり一文字変えたりといった変化です。
(例)
ゼウス・・・ゼウセス
ヘリオス・・・ナヘリオス
ウラ二ア・・・ウラチア
※実際に考えた名前とは違いますが、文字数や雰囲気は同じです。これより長い場合もありますが、愛称などで上記の文字数以下にしています。
しかし、世界観や雰囲気を重視するばかり、読者にとって覚えづらい名前になってしまうのではないかと懸念が出てきました。
このままでいいのか、それとも既に認知されている元の名前を使用すべきか。
よろしければ、アドバイスをお願いします。
カテゴリー: キャラクター
この質問に返信する!キャラの名前についての返信 (No: 2)
投稿日時:
ドラコンと申します。ご質問の件ですが、ご構想が「どこまで『創作』になるか?」かと存じます。
つまり、ギリシャ神話の話を、「登場人物名や地名を単に『名前を変えただけ』であれば、原典を知る人にとっては、かえってネタ元と作中とを一致させるのに、負担が出てくるでしょう。
実際に負担を感じた例を挙げておきます。
『厨娘公主の美食外交録』(一二三文庫、藤春都)
1900年に起きた義和団事件の終戦処理を元ネタにして、料理人でもある崑崙(中国)皇帝の妹が、料理で列強各国公使の心をつかみ、崑崙の解体を回避する話。登場国の名前を変えただけで、義和団事件の情勢をそのまんま使っていて、創作色が薄い。崑崙(中国)、アメリゴ(アメリカ)、秋津洲(日本)以外の国は、ネタ元がどの国か分かりづらくて、読んでいて負担に感じた。
参考 Wikipedia「義和団の乱」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A9%E5%92%8C%E5%9B%A3%E3%81%AE%E4%B9%B1
ただ、作中の人名・地名に、神話、伝説、他の創作物の人名・地名(著作権は別問題)をもじって使うことはよくあることなので、そこまで気にされる必要もないかと存じます。
『ドラクエ』でも、神話などからもじってくることは結構ありますから。
YouTube「【歴代ドラクエ】キャラクターたちの衝撃的な元ネタまとめ」
https://www.youtube.com/watch?v=adeyjyy0Mr8&t=32s
追伸 ドラコン管理の掲示板「エンタメ小説研究交流会」
https://zawazawa.jp/mp3uipllsbmww3zf/
追記です (No: 4)
投稿日時:
追記です。
マンガやアニメなら絵がありますが、小説は「文章だけで世界観を表現しなければならない」です。こだわりすぎても作者の自己満足でしょうが、ギリシャ神話やギリシャ語の名前にしておけば、ギリシャ神話・ギリシャ語を知っている人からは、「ギリシャ神話っぽい」とイメージしてもらいやすくなるでしょう。モチーフにする素材にちなんだ名前は、有効な一案です。
追記ですの返信 (No: 6)
投稿日時:
解消しました。返信と追記ありがとうございます。
キャラの名前についての返信 (No: 3)
投稿日時:
まず、名前ってのはぶっちゃけ何でもいいです。
「佐藤太郎」って名前の主人公がいるとして、すごいパッとしない適当な名前だけど、こいつが主人公としてカッコいい活躍をすればその名前が「カッコいい印象」になる。
「名前の印象」が先にあるわけじゃなくて、それは物語の中で作者が作っていくものです。
ただ、キャラ立ての一環として名前いじりを使う場合(カッコいい名前なのにダサい風体で名前負けのキャラとか、その逆とか)は、当然のこと名前の印象は大事だと思う。
けど、ネーミングにそれ以上の事はないかなと思うので、基本的には何でもいいです。
それは 読みにくさ とか 覚えにくさ ってのも含まれてて、こみこみで何でもいいです。
というのも「読みにくさ」ですが、読みにくい名前の場合、読者は別に正しく読もうと頑張ったりしないためです。
適当に読みやすく読んでるので、名称で引っかかるってことは、まああるにはあると思うけど、そんな重大な事ではないです。
多少引っかかるものがあるくらい尖ってる部分があっても、それはデメリットにもなるしメリットにもなると思うよ。
和名の場合なんかがわかりやすいと思うけど、例えば「東江(あがりえ)」って苗字のキャラがいるとする。最初はルビが振ってあるけど何て読むのか忘れて「東江」が読めなくなった。でも物語を読み進めていって、名前が出るたびに「なんて読むんだっけな」とか思いつつ最後まで読み終えちゃったりする。
名称は「記号」なので、区別がつけば読めなくても問題ないんですよ。
中華ファンタジーとか常用外漢字を使うからカンでも読めない名前多くて、こんなんしょちゅう。
だから、西洋名の場合、区別のため最初の一字は被らないようにするとかってちょっとした工夫で問題ないと思う。
そんで「覚えにくさ」ですが、そもそも読者は「名前」で覚えたりしない。
エピソードでキャラを覚える。
例えば、漫画ナルトの一巻で「主人公を騙して禁呪の巻物を盗ませたアカデミーの先生を覚えてる?」って聞かれたら、ナルト読んだことあれば「あーあの人か」くらいの感覚でわかるでしょ?
でも、「ミズキってアカデミーの先生覚えてる?」って聞かれたらわからないでしょ。
読者は名前で憶えてない。「ナルトを騙した人物」ってエピソードで覚えてる。
だから仮に「名前を覚えてもらえない」って事が起こった場合はエピソードが弱いだけでネーミングの問題じゃない。
ついでに、認知されてる名称を使った場合、元ネタや同じ名前を使ってる既存の別作品のイメージが付いて回るので、そのイメージを利用したい場合には有効だけど関係ないオリジナル設定であるなら前述した「名前負け」的現象が起こる可能性はあると思う。
極端だけど「ゼウス」なのに嵐の夜に雷にビビるシーンとか書いたら、別物とわかっていても なんでそのシーン書いた と思っちゃうかな。
繰り返し、既存のイメージを利用したい場合には有効。
まとめると、キャラクターの名前はただの記号なので、読みにくいどころか極論読めなくても区別がつけば問題ない。
読者は名前でキャラを覚えるんじゃなくエピソードでキャラを覚えるので、キャラを覚えてもらえない場合はネーミングの問題じゃなくエピソードの問題。
逆に、覚えにくいキャラ名は一度覚えると忘れにくいので、エピソードでキャラを覚えてもらって名前も覚えてもらえれば、なかなか忘れにくい個性的な名称と思われたりする。
ハンターハンターのネフェルピトーとかシャウアプフとか、覚えたらなかなか忘れないっしょ。でもキメラアントの王直属の中でも残り一人はエピソードが弱いし、ようやく活躍したのが話の終盤だから名前も覚えてない。
最後に今さらだけど、
>ゼウス・・・ゼウセス
>ヘリオス・・・ナヘリオス
>ウラ二ア・・・ウラチア
これくらいなら全然読みにくくないので問題ないと思う。
キャラの名前についての返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
返信ありがとうございます。おかげさまで助かりました。