どうしても好きな作品の劣化版になってしまう問題 (No: 1)
スレ主 JJ 投稿日時:
僕の創作意欲の源は”嫉妬”です。
学生時代にハマった大好きな小説のシリーズがあるのですが、これが個人的に100点満点で、僕の好みのツボというツボを全て押さえまくってるような奇跡の作品です。
何度も熟読しているうちに「自分でもこんな作品を書いてみたい!」と強く思うようになり筆を取りました。
しかし、いざ設定を練り始めてみると、どうしてもその好きな作品の劣化版にしかならないのです。当然といえば当然です。こんな作品を自分でも書いてみたいという動機から始まっているわけですから、設定やキャラクターの配置・人間関係がそっくり似てしまうのです。
このままでは質の悪いパクリにしかなりません。なんとかしようと自己流の要素を付け加えたり舞台設定を変更したりと画策してみるのですが、そうすると本来書きたかったはずのものから離れてしまいます。要するに、創作のモチベーションである「自分でもこんな作品を書いてみたい!」という趣旨から外れてしまうのです。
そこで今度は、元ネタの設定を残したまま、ほんの少しの足し算・引き算を行い、どうにか『憧れの作品の自分バージョン』を作れないかと画策してみました。けれども、流石は元ネタと称えるべきか、例の憧れの作品には設定やキャラに無駄が全くないのです。何かを足せば蛇足に感じ、何かを引けば物足りなく感じます。これも、当然と言えば当然です。元ネタの作者様は、アイデアを形にするために最も自然な設定とキャラクターを配置しているからです。
と、いった状況で、僕の創作活動は頓挫してしまいました。
同じような悩みを持っていらっしゃる方、乗り越えた先輩方、アドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願いします。
カテゴリー: 著作権・オリジナリティ
この質問に返信する!どうしても好きな作品の劣化版になってしまう問題の返信 (No: 2)
投稿者 奥 義 得 人 素人 : 0 No: 1の返信
投稿日時:
私の場合作家を目指す経緯が特殊でこんな作品が書きたいとかからではないですが
それゆえに一つの作品に傾倒せず面白いと思った作品のその部分は盗み学んできた経験から言いますと
その悩みはこんな作品を書きたいという気持ち故に表面上の真似た作品になるからでしょう
ならどうすればいいのか深い部分の面白さの出し方を学びその仕組みを利用して書くのです
そうすれば表面上ではなく根っこの面白さの技を利用して書くので多少は似ていてもまたちかった作品になります
例えばこのすばならヒロインの特性は少し変えつつも世界観や設定は別物にしてメインとなる面白さの流れはこのすばだが落ちから繋がる話がこのすばと違ってくるだけてもこのすばの面白さは再現しつつしっかりオリジナル要素につなげるなんてのが一例で
それだけでただの劣化作品ではなくなりますがまあ元にした作品がある分読者のハードルは高くなるので作者の腕は必要ですが
要はその求める作品のメインとなる面白さは自作に盛り込つつオリジナリティをしっかり加える
そのためには対象の面白さの生み出し方がわからないとお話になりません
その手のあこがれで作品を書き劣化作品で終わる一番の理由は作者がその憧れの作品の面白さは理解していてもその面白さがどのようにうみだしているかわからず
結局わからないから答えが劣化コピーに行きついてしまうからです
それにあこがれのこのような作品を書きたいという気持ちもその根幹をなす面白さの技で作品が書ければ満足感もありますよ
そしてすでにある成功例のある面白さのある面白さの生み出す技で書けば少なくともその部分は一定の面白さは高確率で期待できます
どこまで元作に寄せるかは悩みどころですが
昔見たサイトで名前は忘れましたが面白い作品を見て感銘をうけその設定の概要は真似つつも完全な自作にした作家の話は見た記憶があります
とりあえずいえることはその劣化作の元ネタのメインの面白さの生み出し方の理解ができないとその面白さにオリジナル要素を入れて自作にしたくても結局手を付けるところがわからず劣化コピーの回答に至るだけかと
こんな作品を書きたいという気持ちは悪くはありませんがあなたはそれに引っ張られてその肝心の憧れの作品の面白さの生み出し方がおろそかになっているのでしょう
こんな作品を自分で書きたいなら大前提として作者並みの制作術と腕と発想が必要
そしてそれは自分でそれに匹敵する技を構築すれば十分かける可能性のある話です
今はその目指すべきゴールの面白さを生み出す技を学び盗み研究することを進めます
それがわかれば今のように表面上だけの劣化コピーではなくなりオリジナルの部分も違和感なく入れやすくなります
表面上ではなくその作品の深い部分の技にオリジナル要素を加えれば意図的に寄せないなら元作と似ている程度で劣化コピーとはまずなりませんよ
それに憧れの作品のメインとなる面白さの技を自作に仕込めれば憧れのこんな作品が書きたいという気持ちにも沿うことができます
当然最初からうまくはいかないでしょうが手ごたえくらいなら感じられるかと
テンプレとか似た内容の作品は腐るほどあるので少し似ている程度なら多くの読者は面白ければそこまで気にはしません
当然あなたが書きたいのはその作品そもそもではなくそれくらい面白い作品
それを書きたいなら当然そのレベルの面白さの生み出し方の理解構築は避けては通れぬ道です
そこがあやふやではいくら書いても自分のオリジナルでこのレベルにする方法がわからずゴールとしなる作品の劣化コピー回答しか出なくて当然です
なので今はとりあえず憧れの作品の面白さのメインとなる面白さの生み出し方を理解してそこから広げていくのもお勧めです
そのメインとなる面白さの生み出し方を理解すれば数段先の面白さの技ふれ今後の作品にかなり生かせますよ
そのレベルの面白さを生み出す技を素人から構築するのはかなり大変ですし
早い段階からレベルの高い面白さの技を理解することは成長を早めてくれます
何度も読んでいる作品なら学びやすいですしね