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僕ッ子をメインヒロインにするのは有りか (No: 1)
スレ主 津樹 投稿日時:
初めまして、津樹というものです。
いまだに処女作という処女作を、終わらせられてないのですが、新しい作品を書こうと思った時、僕ッ子って結構使えるんじゃね? と、思って質問に来ました。
基本的に明るい感じの僕ッ子を、メインヒロインにしようと思ったのですが、僕ッ子は知名度ある割に、あんまり作品に出されてない感じがして。
まだ処女作も書き終えてないポンコツが、そんなものに手を出していいのでしょうか?
もしよろしければ、その理由もお聞かせください。
カテゴリー: キャラクター
この質問に返信する!僕ッ子をメインヒロインにするのは有りかの返信 (No: 2)
投稿日時:
病院坂黒猫とか夢見りあむとか大好きですけどね、個人的には。
一人称が僕のヒロインってなんていうか、ふつうに描いてしまうと戯画化の度合いが高いというか、大げさで嘘っぽいんですよね。キャラ付けのために無理してるっていうか。
だから脇役扱いされがちなんだと思う。
メインヒロインにはやっぱりキャラとしての立体感が求められるし。これはべつに生々しく描け(=現実にこういうやつがクラスにいたらイタいだろうなっていう雰囲気まで表現しろ)ってことじゃなくて、二次元キャラクターとしての説得力っていうの? "個性的な一人称を使ってるけど僕はガワだけの存在じゃないよ、僕には僕の内面があるよ"ってわからせる力、というか。
それさえ失敗しなければボクっ娘、全然いいと思いますよ。一人称が"僕"って普通じゃないじゃないですか。なんで僕じゃないといけなかったのか。小説の展開の都合じゃなくて、キャラクター本人の気持ちの問題として、なんで"僕"でないといけなかったのか。そこに答えがあるように感じられる物語が読みたいな。
僕ッ子をメインヒロインにするのは有りかの返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
サタンさん。返信ありがとうございます。
私は僕ッ子大好きです。
誤解を生むような事を書き方をしてしまってすみません。(羞恥心が出てしまったかも?)
今後も創作活動頑張っていきたいと思います!
僕ッ子をメインヒロインにするのは有りかの返信 (No: 3)
投稿日時:
>まだ処女作も書き終えてないポンコツが、そんなものに手を出していいのでしょうか?
処女作は、出来不出来よりも情熱の熱量で書ききったほうが良いと思うので、好きなのを好きなように書くのが良いと思います。
書くのが難しい・楽だというのは、単純に表現や演出に限った話で、どんな内容でどんなジャンルにしても「物語」を書いていることに違いはありません。
書くのが楽、つまりイメージしてる事を表現しやすいジャンルや内容なら執筆で詰まりにくい、すなわち完走しやすい、という話です。
傾向として「難しいもの」「簡単なもの」は確かにありますが、正確には人によって違います。
本格ホラーが好きな人に王道バトルものが簡単だからそっちを書けと言っても、どー考えてもホラー書いたほうがその人にとっては簡単でしょ。
なので、「まだ処女作も書き終えてないポンコツですが」と、そんな事を気にすることはありません。
「書きたいから書く」その熱量があるうちに書いたほうが絶対に書きやすいし書き終えやすい。
書き終える前に熱が冷めるから書き終えられないので、あんまり初心者のうちから「良いものを書こう」などと熟考しないほうが良いです。
ただ、質問の文面から感じられる程度の話ですが、どうも「ボクっ娘が好きだから書こうと思ってる」という情熱ではなく、「ボクっ娘をヒロインにしたらウケるんじゃないかな?」という下心での発想ではないかと感じられる。
これは前述した「書きやすさ」の話で、
「ボクっ娘が好きだから書きたいと思ってる」なら、意識しなくても「ボクっ娘」のキャラが立つ場面などすぐに思い浮かぶでしょう。またそれを利用した物語を作るのも、無意識になんとなく形にできることもあると思う。
けど、そうでない場合、「ボクっ娘をどうやって書いてくか」がさっぱりイメージできないので、そっから始めることになる。
つまりはそこで詰みやすい。展開を決めていてもイメージが出来ないので非常に書きにくいでしょう。
ぶっちゃけ、処女作に集中したほうが良いと思います。
ボクっ娘(俺っ娘)のヒロイン性自体は、あるかないかはともかく、前例は確かにあるけど少ないと思います。
ラノベの場合、表現方法が文字だけなので、一人称の「ボク」というのはそのビジュアルにも影響を与えてしまう。
「ボクOR俺」という一人称を聞いて、かつ女性キャラクターという設定があれば、それだけでボーイッシュな子なんだろうとイメージしてしまうでしょ。
なので、そういう典型的なボクっ娘を扱いたいなら良いのだけど、そうでない場合は読者に間違ったイメージを植え付けかねないので、扱いが難しい場面もあるでしょう。
そして、ツンデレやヤンデレと違ってボクっ娘は単に「一人称がボクなだけ」という設定の問題でしかないので、ぶっちゃけどーでもいい話だったりもします。
そんなわけで、「ボーイッシュで典型的なボクっ娘」とか「一人称がボクなだけの女性キャラ」とか、「ボクっ娘」が求められる場面はおおよそサブキャラ・サブヒロインなので、結果的にメインヒロインとして起用される機会が少ない、という事だろうと思います。
なので例えば性別を問題にしない場合、中性的な感じにしたい場合など、タイトルを挙げれば「空の境界」ではヒロイン(てか主役?)の一人称は「俺」ですし、古いラノベで「まよチキ!」では男装してるヒロインがボクっ娘でした。
「男装してる執事キャラ」なんかだと大概ボクっ娘だったりしますが、
そもそも「ボクっ娘」をテーマに上げると、性別や男装などの話になりがちで、扱える話題が少ないという問題もあると思います。
別に「ボクっ娘ヒロイン」で適当に自由な話題でも良いのだけど、そうすると「ボクっ娘の意味ある?」という一人称がボクなだけのヒロインになるので、扱える道具が少ないという印象です。
もちろんこれは一般論ですらない私個人の見解なので、ボクっ娘好きからしたら「いやいやもっと光を当てる場所あるでしょ!」となるかもしれません。
それもすなわち「熱量の違い」なので、好きなの書くのが一番。読者ウケを狙って下心出してもいいこと無いです。
僕ッ子をメインヒロインにするのは有りかの返信 (No: 4)
投稿日時:
津樹さん、初めまして。
津樹さんの質問ですが、小説を書こうとペンを取ることとその意気込みに否定も批判もされないと僕は思います。
本題ですが、僕っ子をメインヒロインにするのは良いと思いますよ。
ただ「僕」という一人称は、どちらかというと男性をイメージさせるので、他のキャラとどう差別化するかが問題だと思います。
例えば、「俺」という一人称のキャラクターと会話させる際、「僕」なので会話では女の子だとは分かりません。
そこに、また別の「僕」が加われば、いよいよどのキャラなのか判別は難しいです。
なので、僕っ子をメインヒロインにした際、女の子らしさをどうアピールし、この「僕」はメインヒロインだと分かるよう工夫するか、作者様の力量が問われるところだと思います。