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初めてラノベを書くのですが、、、 (No: 1)
スレ主 細井翔 投稿日時:
はじめまして!!現在働きながらラノベ作家を目指して日々勉強中の細井翔というものです。最近少しずつ物語を作り始めたのですが、わからないことが沢山出てきて、悪戦苦闘の毎日です。。。
そこでいくつか聞きたいことがあるのですが、この場では「作品を複数同時に書くべきか」について聞きたいのです。
最近、仕事中に思いついたネタを元に書き始めていたのですが、後日「あれ?こっちの方が面白くね?」と思い2個同時に書いていたら、数昨日「あ、、、また浮かんだ、、、」と、今では3つ同時に物語を書いているのですが、このままだともっと増えそうで、、、正直、作品が完成させられるのかも不安で仕方ありません。でも1度書きたいと思ってしまうと、どうしてもその作品に心がいってしまい、集中できません。
初めて書くのは、やはり1つに絞ってまずは完成を目指した方が良いのでしょうか?それとも創作意欲掻き立てるままに、身を任せて複数書いた方が良いのでしょうか?
皆さんからしてみたら「勝手にしろ」って感じですよね。すみません。。。
ですが、もしよければご指導頂けないでしょうか、、、?
よろしくお願いしますっ!!!!!!
カテゴリー: ストーリー
この質問に返信する!人気回答!初めてラノベを書くのですが、、、の返信 (No: 2)
投稿日時:
事実上は問題ありません。が、作者の力量も影響してくるので、初心者の方にはとてもお薦めできないですね。
「事実上」という表現をしましたが、これは「プロの作品」を基準に言っています。
プロの作家さん方って、同時に複数作品を書いていますよね。
あれって結構難しいといえば難しいんです。複数の世界観をイメージし、尚且つそれを形にするのですから。
もうそれは、「経験の力」としか言いようが無いと思います。
ですので、「事実上は問題無い」という言い方をしました。不可能ではないし、普通にアリなんです。
しかし、それなりの慣れが必要な為、初心者が無闇ににすべき事では無いという事です。
また、同時に複数の案を思いつくのでしたら、その案を全てメモしておき、その中から比較的優れていそうなネタを拾ってみては?
そうして書くものが決まれば、それを完結まで書いていく、という感じですかね。
優れているものを選ぶと言ったものの、正直、最初の内は何が優れているのかもよく分からないと思います。でもそういうのって、色んな作品を読んだり書いたりしている内に、自然と分かってくるものです。
続けているうちに基本的な事は分かってくるので、それを目指して、今はとにかく一つの作品を選び、完結させるべきです。
初めてラノベを書くのですが、、、の返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
丁寧にお答え頂いてありがとうございます!とても参考になりました!
やはり、今は経験をつむためにも1つを完成させることを目指そうとおもいます。
本当にありがとうございました!
人気回答!初めてラノベを書くのですが、、、の返信 (No: 3)
投稿日時:
はじめのうちは次から次へとアイディアが浮かんでくるのはごく自然なことです。
書きたいことが多くて一つに絞れないというのは、こう言っちゃ何ですが、素人さんによくある現象です。
書き慣れてない人は何が良いのかわからないし、どんなのが書きたいのかも自分でわかってないから、なんでもかんでも思いついてはネタにして面白そうだと思っちゃうわけです。
創作に対する興味の方向性が定まってないから、落ち着き無く色んな方向を向いてしまうわけですね。
それで複数の作品についてですが、基本的には一つに絞ったほうが良いと思います。
ただでさえ散漫な興味の中でアレコレ手を付ければ結局一つもモノにならない、なんてことは多いでしょう。
複数の作品を手がければ一つも完結しないだろう事は目に見えています。
駆け出しの創作家にとって何より大事なのは「作品の完成」ですから、他のネタに浮気してしまうのは大敵だと言えるでしょう。
しかし、この浮気は書き慣れてない頃にはよくあることです。
このため、「他のネタが浮かんだら、今書いてるネタは何が何でも終わらせる。打ち切りにする」とか、「他のネタはプロットを作るにとどめておいて、温めながら今書いてるほうに集中する」とか、人によっていろいろ手段を模索したりします。
私の場合はというと、「一つに集中しろ」と言っておいて何ですが、「ネタが思いついたら今書いてるのは放り投げて、新しいネタを書く」という事をしてました。
基本的には完結させることが大事で、完成させるとさせないとでは、成長度がまったく違います。
しかし、「アイディアが次から次へと思いつく」というのは、これって書き始めたばかりだからアウトプットが遅いんであって、要するに蛇口でネタが詰まってる状態だと私は考えました。
いま書いてるネタのアイディアが、新ネタが邪魔して出てこなくなる。
だから、作家としての成長よりも、頭をスッキリさせるのが先決だと判断して、とにかく思いついたものは書いていきました。書けば「同じネタを何度も思いつく」という痴呆症のような事は稀なので、頭の中のカオスが次第に整理されていくような気がしてきます。
そうなってからは、たとえ複数のネタを同時に抱えていても、集中できない、という事はなくなりました。
整理がついたのでネタごとに頭を切り替えることが容易くなった、という感じ。
繰り返しますが、基本的には「一つに絞り、完結させること」が何より大事です。
ですが、「そもそも完結は諦めて、ネタを吐き出すことに集中する」というのも方法の一つだろうと考えます。
初めてラノベを書くのですが、、、の返信の返信 (No: 6)
投稿日時:
丁寧お答え頂き本当にありがとうございます!「ネタを吐き出すことに集中する」という意見、とても興味深かったです。ですが、とりあえず今回は1つの作品に絞って完成を目指そうと思います。本当にありがとうございました!
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初めてラノベを書くのですが、、、の返信 (No: 4)
投稿者 【本人から削除依頼】 : 1 No: 1の返信
投稿日時:
初めて書く、と仰るのが謙遜かもしれないことを考慮して、回答してみます。
もし、作品を書き上げ、推敲もして完成させたことがおありでしたら、他の作品も書き始めるか、今の作品を仕上げるか、気持ちがしっくり来そうなほうを選べばいいでしょう。どちらにしようか迷うということなら、どちらでもいいのです。
しかしもし、まだ1作も仕上げたことがないのでしたら、まず今取り組んでいる作品を書き上げ、推敲を重ねて、自分としては(とりあえずは)これ以上はできない、というところまで仕上げてみてください。
1作を書き切って仕上げたときの嬉しさを経験するということですね。作品アイデアをを思いついた楽しさは、既に経験されています。このアイデアを具体化したら、どうなるかとわくわくしますよね。
だからこそ、作品を仕上げたときの充実感を伴った嬉しさも経験しておく必要があるのです。両方知ってないと、どちらにすべきか比べることができませんから。
ですが、長編だとこれが大変です。ラストまで書く手間は膨大なものがあります。ですので、掌編か、せいぜい短編で今の作品を仕上げてみてください。構想的に短編でも収まりきらないなら、冒頭からキリのよさそうなところまで取り出し、オチを適当に考えて完結させてはどうかと思います。
人それぞれの面がありますから、確かにこうなるとまでは言えませんが、おそらく完成させる嬉しさのほうが、アイデアを得て書き始める楽しさより、喜びは大きいんじゃないかと思います。
初めてラノベを書くのですが、、、の返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
ご丁寧にお答え頂きありがとうございます!まずは、「初めて書く」だと説明不足でしたね、、、すみません。。。書くのは1作目(3作同時に書いてたので言葉が適当ではないかもしれませんが、、、)です。あと、短編長編についてですが、どちらにするか全く頭になかったです。。。頑張ればなんとか短編でおさめられそうです。
まずは完成を目指して一作品に絞ろうと思います。本当にありがとうございました!
初めてラノベを書くのですが、、、の返信 (No: 8)
投稿日時:
こんにちは竹牟礼 基と申します。
僕の意見がお役に立てればと思いましてコメントいたしました次第です。
まず結論から先に申し上げます。
思いついたネタはどんどん書く!
その中で気に入ったネタがあったら、それを柱にして最後まで書き切る!
全部のネタ、若しくはほとんどのネタが気に入るのであれば、いっそのことtype-moon みたいに世界観リンクさせてみる!
この三言に尽きますね!
僕なんかの場合だと、執筆に対して信念みたいなものを持ってますから方向性がなんとなく決まっています。
ただ新人さんの場合信念というものはこだわりがないとなかなか持ちにくいものですから 個人差の問題があるでしょう。
お見受けしたところまだ書きたいものが決まっていないと言った感じでしたので、益々難しいかと思われます。
細井さんに問いましょう。
よく胸に手を当てて考えてみてください。
僕に答える必要はありません。
さあよく見ていてくださいね?
《貴方の理想は何ですか?》
《貴方は誰が一番大切ですか?》
《貴方にとって生きていて何が一番苦しいですか?》
よく考えましたか?
以上の三つの問いはそれぞれ上からテーマ、キャラクター、モチベーションを形作る際のヒントになります。
あなたが胸に思い浮かんだその想いこそが、他でもないあなたの、かけがえの無い特ダネとなるのです(笑)。
この三つの問いを前提において最後に問います。
《あなたは何が一番好きですか?》
《読者に向けて何を伝えたいですか?》
人間、小説を書くときは『一番好きなものを書いた人が強い』のです。
《読者に向けて何を伝えたいか》という質問は、メッセージ性やテーマと言った小説の 根幹を成す部分に関わる重要な問いです。
スランプに陥ったり執筆が行き詰まった時は僕の質問を思い出してください。
きっとあなたのお役に立つ事でしょう。
それでは。