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ラスボスについて (No: 1)
スレ主 モナオ 投稿日時:
私が今書いている小説において、いわゆるラスボスがぽっと出なのですが、問題ないでしょうか。
それとラスボスとの戦いに自ら巻き込まれに行く、という展開はおかしいでしょうか。
つまり……
モブキャラ「○○というところで奴隷が売られているらしい。そして、その元締めは△△(ラスボス)という人物だとか」
その話を聞いた主人公「奴隷を売るなんて許せない。私達が△△(ラスボス)を倒して、問題を解決させよう」
といった感じの展開です。
カテゴリー: ストーリー
この質問に返信する!ラスボスについての返信 (No: 2)
投稿日時:
こんにちは。
気になるお話だったので返信させていただきます。
お二つご質問されてますが、まずは「ぽっと出のラスボス問題」。
これは結論から言って、個人的にはちょっと納得できないかな〜と思います。
ラスボスって物語の終わりに出てくるわけで、それがぽっと出みたいな印象だと、「ホントにこいつ倒して終わりなの?」と思ってしまうからです。
だから最初に顔見せして、でも主人公は負けて、もう一回チャレンジして…みたいな展開が好まれてるのかな、と感じています。
二つ目の「主人公自ら巻き込まれに行く」については、そんなに違和感はないと思います。
なぜなら、一つ目と関連して、ラスボスは物語を終わらせるために倒すものですので(読んでる時は意識してなくても、なんとなくそう期待している)、主人公にやる気がないのはよっぽど理由がないと納得できない気がするからです。
まあ、主人公がラスボスだとはっきりわかってる必要はないとは思いますが……でも、「この事件を解決するにはあいつを倒さなきゃ」というモチベーションはあるはずですから、自分から倒しに行くのはむしろ当たり前と思います。
個人的な考えですが、こんなところです。まとめますと、
①ラスボスはぽっと出だとちょっと納得できないかも
②主人公が自分からラスボスを倒しに行くのはおかしくないと思う
以上です。とても面白いテーマだったので、つらつら返信してしまいましたが、モナオさんの疑問に答えられていたら幸いです(別に講師でもなんでもありませんから、この回答に少しでも気になることありましたらツッこんでいただければ……)。
ラスボスについての返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
返信ありがとうございます。大変、参考になりました。
ラスボスについての返信 (No: 3)
投稿日時:
「ぽっと出」っていう言葉の定義が関係してくるかもしれんと思います。
ラストまで「ラスボスに出番がない」という意味で「ラストにぽっと出」と書いてるなら、それは問題ないです。
何故なら、
>モブキャラ「○○というところで奴隷が売られているらしい。そして、その元締めは△△(ラスボス)という人物だとか
もうこの時点で名前は登場してるし、その後もラスボスの人物像がわかる描写はあるものと思う。
これならぽっと出じゃない、最初から出てる。
正体不明で名前も人物像もわからない、そのうえラストで初見の人物とか完全にぽっと出だと、無理じゃないけど難しいと思う。
ようは、推理モノでラストシーンにいきなり犯人が現れるようなものだしね。
ただ、推理モノでもこれは不可能ではないから、工夫が必要になる。
>戦いに自ら巻き込まれに行く
これはキャラ設定次第ですね。
そういう主人公なら、逆に巻き込まれず見て見ぬふりをするほうが不自然だと思う。
そういう主人公ではないのに自らトラブルに入ってくようであれば、不自然です。
要するに「自ら巻き込まれに行く」ことにどれだけ説得力を持たせられているか、という話なので、それをクリアできれば何も問題ありません。
ラスボスについての返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
ありがとうございます。大変、参考になりました。
ラスボスについての返信 (No: 6)
投稿日時:
いやぁ・・・。
ラスボスがぽっと出じゃあ大問題でしょう、というのが個人的な意見です。
どうもモナオさん。
壱番合戦 仁です。
いやね、前述のようにこれが何でダメかというと、ラスボスってのは多くの場合、物語の主題に対する巨大なアンチテーゼの役割を担うからです。
例えば、「主人公陣営の行動原理と主張」という、「主」があるとしましょう。
すると物語を綴るにあたって、「敵陣営の行動原理と主張」という「対」が必要不可欠に近くなります。
この二つがぶつかり合い、「物語の結末とテーマの結論」という「合」が生まれるのです。
これ、実は論理学技法の一種でして、この方法で書かれた漫画が、かの有名な「ドラゴンボール」をはじめとする「ジャンプ漫画」なのです。
「じゃあこれでどうやって連載するの?」っておもいませんか?
簡単な話、「合」を新たな「主」にして、同じように手を変え品を変え延々と前述の方法を繰り返すんですよw
これなら、連載運用もある程度は楽ちんですね!
そんじゃ執筆頑張ってくださいな。
ラスボスについての返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
返信ありがとうございます。参考になりました。