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等価交換モノについて (No: 1)
スレ主 ネリ 投稿日時:
こんばんは
『ショコラの魔法』『XXXHOLiC』のような、願いを叶える代わりに代償をもらっていくお店を舞台にした、いわゆる等価交換系の短編オムニバスに挑戦したいのです。(正直、かなり手垢がついたジャンルなのは承知しています)
そこで、基本設定を考えているのですが最低限決めなければならないことってなんでしょうか?
また、他にもアドバイスがあればよろしくお願いします。
カテゴリー: 設定(世界観)
この質問に返信する!等価交換モノについての返信 (No: 2)
投稿日時:
最低限決めなければならない基本設定は、まず物語を考えて「その物語に必要な設定」ですって答えになります。
なので、「◯◯みたいな話を書きたいな」くらいのフワッとしたイメージでは、最低限は見えてこないと思う。
一応、XXXHOLiCの場合は、まあ読んだのだいぶ前だからうろ覚えだけども、
一話目で主人公ワタヌキが「願いを叶える店」で働くことになった、というエピソードがある。
これは「労働」が「対価」という事で、「代価は金銭ではなく、等価の何か」という設定を主人公が身を以て体験したというエピソードでもある。
つまり、「対価は等価の何かである」という設定を説明したエピソード。
そして二話目は、確か「嘘つきの客が酷い目に合う話」だった気がする。
これは「約束を破るとどうなるか」ということを事例をもって紹介してるエピソードとなる。
つまり、「約束を破って願いが叶わなくなると、こうなる」という設定を解説している。
……XXXHOLiCの場合ここまで突っ込まなかったけど、これは主人公が労働をサボるとどうなるかってことがわかる事例でもあるので、そっち方面で展開するってこともあると思う。
まあつまりこのように、短編の一話完結だと「設定」をテーマにしてエピソードを組み立てる形式が多いと思うので、そもそも参考にする既存作を読んで「1話目、2話目、若いエピソードから順番に、どんな設定を書いているか?」と読み解いていけば優先順位はわかってくる。
これはあくまでXXXHOLiCの一例であって、正解ってわけじゃないのは注意してほしい。
例えば「代価は等価である」という設定ではなく、「この店が人の願いを叶えるのはこういう理由」って設定を一話目に持ってきてもいい。「等価」の設定はサラッと触れるだけでも別にいいわけだし。
こうした構成、エピソードの組み立ての如何によっても設定の優先度は変わってくる事なので、「最低限」というのはそもそも話がないと最低限も何もない。って回答です。
等価交換モノについての返信 (No: 3)
投稿日時:
【バッドエンド】かな?
ストーリー上はハッピーエンドでも、かならず【最悪の結末への可能性】を匂わせて欲しい。
等価交換と言われてしまうと、私は鋼の錬金術師(原作)を思い出してしまいます。
相応に違いないと勘違いして、分不相応な願いを叶えようとした人々の絶望や虚無。
【等価交換】『等しい価値』という分かったつもりの感覚の【崩壊】が鮮やかだよね。
等価交換モノについての返信 (No: 4)
投稿日時:
皆さん、さっそくありがとうございます。
そうですね、確かにお話を最初に決めないことには始まりませんよね……分かりました。ちょっと考えてみます。