小説プロット意見交換会オフレポ:第1回ラ研創作勉強会

4月16日土曜日、東京都文京区の生涯学習施設、アカデミー音羽でプロット勉強会を開きました。参加者は17名でした!

参加者に、小説のプロットを講師の鈴木さんが用意したテンプレートに添って作成してきてもらい、他の人から意見や感想、アイディアなどをもらうという会です。プロットの作成を通して、おもしろい物語の作り方を勉強します。

プロット勉強会の様子

17人が集まりましたが、プロットを用意してきたのは9人だったので、9つのプロットを3つの班に別れて読み、班ごとに感想を出し合いながら、用紙に感想、意見を書き込みました。

プロット勉強会の写真

誰がどのプロットを作ってきたのかわからない状態で意見を出し合います。おもしろくないと感じた場合は、その理由やどうすればおもしろくなるのか考えて意見を書くので、だいぶ頭を使う会でした。

講師の鈴木さんは、ゲームプランナーの仕事をしている人です。ゲームの企画書というのは、小説のプロットとほぼ同じ作りのようですね。今回は、プロの作家さんが3人参加していたので、会の後半では、プロットの作り方を鈴木さんとラノベ作家のファーストさんらに解説していただきました。

鈴木さんによると、プロットというのは、とにかく読みやすいこと、わかりやすいことを重視するべきだそうです。プロットの本来の目的とは、小説本編を書いている最中に、話が迷走するのを防ぐことです。だから、キャラ設定やあらすじなどの重要な部分だけを書くようにした方が、話の筋がわかりやすくなるので良いそうです。

今回、テンプレートとして、キャラ設定は3人まで書くようにとの指定があったのですが、これは物語の最重要人物は、主人公、ヒロイン、悪役の3人であるからだそうです。これに2人を加えた5人程度の人数で物語を構成するのが、読者に伝わるわかりやすい物語を作るコツだそうです(キャラが多くなると、読者が混乱しやすくなるため)。

また、企画書としてプロットを編集者らに提出する際にも、わかりやすいことが求められます。

ファーストさんによると、編集者に提出するプロットというのは、A4用紙一枚に時系列順にエピソードを番号振って並べた物であるそうです。

ただ、これはすでに実績のある作家さんや、ネット小説が書籍化される場合のやり方で、本来はA4用紙30枚くらいに物語の詳細を書き込んだものを提出するそうです。

おもしろいのはキャラ設定の項目では、そのキャラクターらしいセリフを書くというやり方です。セリフにはそのキャラの個性が出るので設定を書き連ねるより、セリフをしゃべらせた方が、イメージが固まりやすいのですね。

意見を書いた用紙を作者さんにすべて渡してお開きになりましたが、直接、自分の物語の意見を聞きたい人が多かったので、二次会のファミレスで、自分のプロットについて意見を書き込んだ人とやり取りしている作者さんが目立ちました。

作者さんはおもしろいと思った物語を書いているのですが、他人から見るとおもしろくないケースが多いので、なぜおもしろくないと感じるのか、どう改善したら良いのか、突っ込んだ意見が欲しかったようです。

プロット勉強会は参加者から好評だったので、また行いたいと思います。

●収支報告

会費1800円が集まりました。経費は2,208円だったので、408円の赤字です。
オフ会の会費のプールが18962円なので、会費の残高は18554円という状況になっています。