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鬼の王の墓標さんの返信一覧。最新の投稿順71ページ目

元記事:地の文の量はどれくらいが適切であるのか?の返信

「地の文の量」で言えば、これくらいが丁度いいと思います。
適量だと言えるでしょう。

ただ、その地の文にある情報量が少なすぎると思います。
例えば序盤で
>組み上げた機体は機動戦士Zガンダムに登場した(中略)人気の高いモビルスーツである。
と数行に渡ってプラモデルとモデルの機体について語られていますが、この数行を通してわかることは「これはアニメに登場したロボットの模型である」ということだけです。
言い方を変えれば、それだけを説明するために数行も要するのは余計なことを書きすぎだ、とも言えます。
必要な情報が少なく、余計な情報が多いかなと。
背景はほとんど無く、キャラ表現も「主人公は熱狂的なガンダムファン」と説明が書かれているのみ。
主人公は完成したプラモデルを恍惚と眺めているのだから、この描写を深くすれば「ガンダムファンだ」という事は説明がなくとも読み取れます。
しかし、この描写も「プラモデルの造形の違い」に焦点が当てられていて、「主人公がどれだけ夢中か」という事が薄く、キャラ描写としては不足でしょう。
描写があるのに余計な説明をしていて、肝心の描写はズレたところを書いている。
もっとも、この「造形の違い」は後に出てくる擬人化した少女たちの装備の違いに絡んでくるから完全にズレてるわけではないけど、後に関係するなら後で書けば良いし、序盤も序盤で主人公描写より優先順位が高いものではないと思う。
つまり、必要な情報が少なく、余計な情報が多い、と。

要点だけ抜き取って済ませると、序盤のプラモデルを作ってから主人公が一旦休むまで、十数行か二十行で済むでしょう。半分くらいまで圧縮できます。
すると「地の文」は確かに適量書かれているけど、情報量で言えば実体はその半分かそれ以下しかないも同然なので、そう考えると「少ない」と言えるかなと思います。
1/3ほど読ませていただきましたが、全体的にそうした感じがあるかなと。
少ないと感じたからと言って増やせばいいという現状でもなく、情報の整理が大事ではないかと思います。
あくまで「量」だけで言えばライトノベルにはこのくらいが適量だと思います。

上記の回答(地の文の量はどれくらいが適切であるのか?の返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 1 投稿日時:

サタン様
今回もお世話になります。
まず最初に量だけで見たら適量だということがわかって一安心しました。
でも、その二の矢である指摘であっさりその安心は帳消しになっちゃいましたけどね……

機体の説明は原作を知らない人のことを配慮して長めに書いたのですが、かえって鬱陶しくなっていたようですね。

>>背景はほとんど無く、キャラ表現も「主人公は熱狂的なガンダムファン」と説明が書かれているのみ。

背景に関しては周囲の情景描写のことか、主人公のバックボーンのことかはわかりませんが、おそらく不足しているのはその両方でしょうね。
情景描写に関してはサタン様が読まれていないこの後のチャートでもほとんどない(あったとしてもかなり薄味)ので、そこは完全に私の修行不足です。
主人公に関しては実は男の子の方はどちかというとサブ主人公で、後から出る三姉妹の方が主人公だと私は思っているのですが(こんなことを言っている時点で蔑ろに扱っていたことを告白しているようなものですね)この時点では少なくとも彼が主人公のはずだから、もっとバックボーンを書き込むべきだったのでしょう。
見切り発車、ダメゼッタイですね。これに関しては次回作につなげなくてはいけない失敗と見ています。

自分の地の文が少ない……というか淋しいと感じさせられる要因は情景描写等の不足みたいですね。
やはりまだまだ練習が足りない……これでもキャリアは3年以上なんですけどねー……我ながら3年も書いてこの程度かと情けなくなりますよ。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 地の文の量はどれくらいが適切であるのか?

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元記事:ネーミングについて。

完全オリジナルの創作(主に、賞への応募作品)についての質問と言うよりも、相談です。
私がいつも一番悩むのは、それぞれのネーミングです。

①全ての登場キャラクター
②その世界の総称
③国や町や村などの名前
④地形の名前
⑤オリジナルの魔法やモンスターなどの名前
⑥アイテムの名前

①については、キャラクターの格についても考えています。
○主人公などの主役級や、神やボス敵など重要な役割にふさわしい名前
○敵キャラやゲストキャラなど、その場面にだけ登場するキャラの名前
○何回も登場するレギュラーキャラや、エキストラキャラの名前

②は、ソードワールドなら「フォーセリア」「アレクラスト大陸」「ロードス島」など、その世界そのものや大きい地形の名前です。
③はそのままです。
④は、ストーリー上で必要になる、特定の地形の名前です。山・川・湖沼・池・海・海峡・岬・海岸・平原・平野・砂漠など。
⑤については、一般的な名称でも良いのですが、オリジナルにする場合です。火の玉を飛ばす、電撃を出す、ダメージを回復させるなどの一般的なものから、瞬間移動や天候を変えるなど、あまり馴染みがないものまで。
モンスターも、一般的なものはそのまま使用しても問題無いと思いますが(ゴブリンやドラゴンなど、大抵のモンスターはあまりいじり様が無い)、悪魔を始め、召喚したり人造したりするものなど、オリジナルのものには固有名称が必要な場合もあると思います。
⑥は、主に武器や防具などですが、物語のキーとなる小道具についてもです。特に、強力な装備には、固有名詞(例として、「ロトの○○」「勇気の○○」「イージスの盾」「カシナートの剣」など)を付けた方が良いと思うので。
小道具は、例えるなら「ロトの印」「水晶の目」「ムドラの書」など、戦闘には直接関係無くて何に使うか解らない物、または「支配の王錫」「ブルークリスタルロッド」などのキーアイテムです。

ネーミングで一番簡単なのは、他の作品から拝借したり、一般的なものをそのまま使う事ですが、どうせ自分のオリジナルでやるなら、オリジナルにこだわりたい部分もあるからです。
私は参考として、

①「すぐひらめく!ネ-ミングハンドブック(8ヶ国語・14700語以上収録)」
②「幻想世界11ヶ国語ネーミング辞典」
③「声に出して叫びたい 必殺技辞典」
④「星座と神話99の謎」

他にも、武器やモンスターの本をいくつか持っていますが、やはり名付けに一番悩みます。
良いお知恵があれば、是非とも拝借したいものです。

上記の回答(ネーミングについて。の返信)

投稿者 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

始めまして、こんばんわ。マリン・Oという者です。
②番の「その世界の総称」といったものまで枠に入っていることから、あなたが書きたい作品はファンタジー系の作品のようですね。
下記に私のしている個人的なやり方を書きますが、参考程度で取り入れてください。

①基本的に私はキャラの名前を決めるより先に設定を考える派なので、ある程度設定が固まった後にネット上の自動命名ツールを使って「これだ!」と思った名前を付けています。
ただ、外国人系の命名なら、それ以外にも何かしらの名詞から取るとかもありだと思います。
有名作のキャラクターを例に出すと、ファイナルファンタジーシリーズのクラウドやスコールといった風に外来語の名詞を使うといいと思います。
ただこの手法を取る場合、日常でよく使うような外来語は避けた方が無難です。
特に英語はメジャーな言語故に既存作でも多様されていますから、どうしてもオリジナルにこだわりたいと言うなら英単語そのものを避けた方がいいかもしれません。

②番に関しては……そういったことを考えたことがないのでパスさせていただきます。すみません。

③番と④番に関しては、これまた外来単語の出番ですね。
どちらにおいても形容詞×名詞で良さそうな組み合わせを模索するのが良いと思います。
町や村に関しては長期にわたって滞在するような場所でないなら「○○族の村」と言った命名をするのもありかも知れません。

⑤番の魔法に関しては、ありきたりな名前しか思いつかないならあまりなさそうな修飾語を前や後ろにつけると思いますね。
炎魔法ならホーリーフレイム、雷魔法ならライトニングパルサーとかいった感じ……ですかね?
モンスターに関しては……悪魔はたとえ召喚されたものでも既存の物を取るしかない気がします。少なくとも悪魔としての分類を表すものは。

⑥番はまず用法を決めてから名付けた方がいいですね。
○○(人名等)の剣とかは素人には難しそうなので、その武器やアイテムの特徴を取り入れた名前をつけたほうが良いでしょう
(ドラゴンキラーとかアルテマウェポンといった具合ですね)

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: ネーミングについて。

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元記事:キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離についての返信

おおーお久しぶりです。元気に執筆に取り組んでいらっしゃるようで何よりです。

……まあその、ご友人もけっこう厳しめのご意見を言うタイプのようですので、他の方に見せるのももちろんありだと思いますよ。
でも、気になったのは「誰からも好かれるヒロイン」を目指そうとするマリンさんの志もなかなか、レベルの高いキャラクターの組み方してらっしゃるのかな?という気がしますが。

それにしても、そこまで酷評されるとなると、実際に見てみたくなりますね。
前回のラスボス氏よりも状況が読みにくいので、ぜひどこかweb上にあげてみてはどうでしょうか。

上記の回答(キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離についての返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

hexa様へ

このサイトの鍛錬投稿室(長編の間)に今回のスレッドを立てるきっかけとなった拙作を投稿させていただきました。
ぜひ足を運んでください。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離について

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元記事:キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離についての返信の返信

重ねての話になるので、やや重複した内容になりますが、念押しのようなものを。

前回のご相談ではシチュエーションとラスボス氏のセリフだけでもう「こりゃ駄目だ……」と頭を抱えるくらい、はっきりキャラクターに問題があるとわかりました。
でも、今回のご説明だけでは、私にはそこまでの判断はできなかった。
なのでもう「実際に見てみるしかない」の結論に至ったわけです。

どこのサイトに上げられるかは、他の方の話も参考になさって決めてください。
一報いただければ、時間があれば見に行きますから。
(あ、でも急に忙しくなって感想が遅くなったりした場合はご容赦くださいね……)
逆に「見てみないとわからない」くらいまであらすじに問題ないということは、それだけ以前より上達してらっしゃるのではないかとも思えるのですが。
そういった意味でも「webに上げ時」なのではないか、と思えた次第です。

ただ、心当たりがあるといえばひとつ。
私、TRPGゲーマーなんですけど、まったくの善意だけの親切なNPCを出して疑われたことがあるんですよね……逆もあるんですけど。ゲームを進める都合上とっても親切なNPCに助言をいただいたこともあるんですが、やっぱりなんとなく胡散臭かった。「なんでここまで親切にしてくれるの?」という、PCにとって有利であるにも関わらず信用できない、という可哀想なキャラを作ってしまったってことなんです。逆に「GMさんが好意で出してくれたはずのキャラなのに、なんでこんなに好意を持てないんだろう……」という申し訳ない思いをしたこともあったわけで。

要するに、「理由もなく他者に優しくする」友人さんの言うところの「私利私欲がなさすぎる」がかえって「自分の立場を自覚していない、責任を伴う立場にない=その発言に信用ができない」を引き起こしてしまったんではないか、と考えたんですよ。

で、私がとった対策なんですけど、進行上都合のいいお便利キャラを用意することはしたけれど、いちおうそのキャラクター自身の利害も考えたんですね。PC側が「ちょっと聞きたいことがあるんだけどいい?」と言った時に、「いいけど、内容によっては貰うもの貰うよ?」と答えた。つまり情報屋のようにビジネスライクな関係だと匂わせたんです。
そうしたらもう、PCが一気に「あ、この人信用できるキャラだ!」と思ってくれたらしく、わからないことをガンガン質問してくるようになった。GMの本音としてはお金とる気なかったんですけどね(笑)いちおう、謎かけがどうしてもわからない場合に、正解そのものを聞き出そうとしたらペナルティ扱いで貰おうとは思ってたんですけど。無料ヒントのみでみんな正解に思い至ったので、よしよし上手くいった!と思ったものです。

それ以来、他者の「信用を得る」ことの大事さを痛感するようになったと。そのためにはキャラクターの『立場、利害関係』をはっきりさせるべきだと。そう思わされた体験でした。

旅をしている設定ですと、特に定住者からの信頼を得るのが難しい場合があります。「定住者でない=その言動に責任が伴わない=信用されにくい」の構図がしばしば起こります。アンジーはそのうえで無駄に正義感が強く他人に親切すぎるということですと、やはり人によっては「偽善者」のように見えてしまうかもしれません。
なのでまだ「べ、別に、アンタ達のためってわけじゃないからね!!通り道に邪魔な連中がいるから片付けようと思っただけなんだからね(ツンデレ気味)!!」のほうがかえって信用される、ということもあり得ます。

こんな長く書いてしまって全然論点を外していたら恥ずかしいんですが、参考になりましたら幸いです。

上記の回答(キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離についての返信の返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

TRPGは私も好きですね。実は今度GMをやる事になって、シナリオをどうするかでお悩み中なんですよ(汗)
理由もなく協力するお助けキャラよりも、情報屋みたいなビジネス関係にした方がよっぽど信用される……そういうのもよくわかりますね。
私ならPLが「なんでここまで親切にしてくれるの?」と疑っていたところで本当に裏切らせて、「だまして悪いが仕事なんでな。死んでもらおう」とか言わせるのですが(我ながらひどいマスタリングですね)本当にクリーンなキャラなのに疑われるというのは作る側として苦痛ですね。

早々に話が脱線したので小説の方へ戻します。
>>「べ、別に、アンタ達のためってわけじゃないからね!!通り道に邪魔な連中がいるから片付けようと思っただけなんだからね(ツンデレ気味)!!」のほうがかえって信用される

うーん、信用を得るためとしてみたら良い案だとは思いますが、実際この子にそんなこと言わせたらキャラがぶれてしまいますね……(そうしろとはまだ誰も言っていませんが、一応念のため)
実は私、ツンデレキャラを作るのはあまり好きではありません。
有名作のツンデレキャラは暴力系ヒロインを兼ね備えているキャラが多いから、ツンデレキャラの魅力よりもマイナスイメージの方が余計に色濃く印象に残っているのですよー……
でも方法の一つとしては参考になります。前回のスレッドと同様とてもお世話になりました。

PS
投稿するときはこのサイトの鍛錬室にあげることにします。
ただ、今まで作品の素性を隠しながらスレッドを立てていたので、実物を見たら「予想以上にイメージとかけ離れていた」と思える内容かもしれません。ご容赦ください。
(ちなみに作品の内容は有名ロボットアニメの二次創作です)

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離について

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元記事:キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離についての返信

「好みの問題」と、「キャラの行動に対する説得力のある理由」かな?と読んでいて感じました。

もし仮に知人さんが、「めんどうみの良い」キャラクターが好きだった場合、
スレ主様のヒロインって逆に世話をしなくてはいけないので、正反対のキャラではないですか?

正義感が強いあまりに、あまり後のことを考えずに突っ込むタイプって、他の作品でもキャラクターでいると思いますよ。
それで主人公に迷惑をかけてしまうけど、主人公が助けて寛容に許すので、結果的に主人公を引き立てることになりますよね。
でも、そういう迷惑をかけるタイプを嫌う人もいるとは思います。

投稿サイトでもたまに見かけますが、「このキャラクター許せない!」って、作者様に文句を言われる方がごくたまにいらっしゃいます。
それって、読者がそういう嫌いなタイプを表現できたってことなんですよね。
とてもすごいことだと思いますよ!

あと、作品を読んでいないので、あくまで推測になってしまいますが、
『頭の中が他人の事一色で生きるために最低限持つべき私利私欲を持っていない』『こいつの正義は偽善的すぎる』という風に言われましたということですが、これは主人公の行動に説得力のある理由が見当たらないという原因もあるかもしれません。

「ヒロインが過去に理不尽な目にあって困って自分がとても辛い思いをしたことがあるので、困っている他人を見ると放っておけない。」などの理由が書かれていれば、他人のために奔走する彼女に共感しやすくなるかもしれません。
もし、すでに書かれていたら、余計なお世話で申し訳ありませんでした。

上記の回答(キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離についての返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

藤谷要様

始めまして。レスをいただきありがとうございます。返信が遅れて申し訳ございません。
確かに面倒見のいいキャラクターが好きな人には、ちょっとこの子は合わないかもしれませんね。
(非戦闘時ではとても友好的な性格ですから、仲良くなるのは簡単なタイプだと私は思っていたのですが……)
知人は荒事を嫌って穏便に済ませることを望むタイプですから、余計合わなかったのでしょう。

知人とはケンカした後、時間を置いてなんとか仲直りできまして、今度は互いの意見を尊重しあって静かに議談をしました。
知人はFateシリーズが好きで、今回のヒロインについて語る際、Fate/Apocryphaのヒロインであるルーラー(ジャンヌ・ダルク)を例に出してきました。
私はApocryphaを見ていない(ソシャゲも好きじゃないのでGrand Orderも未プレイです……)ので、詳しい事情はわからなかったのですが
『ジャンヌのような他者のために一生懸命で、しかも救えることができるならば敵すらも救おうとする人間が実際にいたら少し気持ち悪いだろ? 俺は少なくともそういう奴とはお付き合いしたくないね』
と語っていたのをよく覚えています。
まあ、簡潔にまとめるとキャラクター性が眩しすぎたということなのでしょう。

>>「ヒロインが過去に理不尽な目にあって困って自分がとても辛い思いをしたことがあるので、困っている他人を見ると放っておけない。」などの理由が書かれているか。

そういう設定は書いていないですねー。彼女は生まれつき恐怖心が薄い性格であるという設定が明確に描写されていましたので、それが共感を得にくい要素になったかもしれないです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターに対する作者と読者の認識の剥離について

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元記事:セリフの繋げ方について

文章を書く時に気になったことを質問します。あまりに初歩的過ぎる気もしますがご容赦ください。

セリフへの繋げ方、セリフからの繋ぎ方というのは決まっているのでしょうか。
例えば、

 彼は得意げにこう言った。
「俺は毎日5キロは走ってるからね」
 僕は10キロ走っているが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。


 彼は得意げに、
「俺は毎日5キロは走ってるからね」
と言った。
 僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。


 彼は得意げに、
「俺は毎日5キロは走ってるからね」。
 僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。


 彼は得意げに、
「俺は毎日5キロは走ってるからね」
 僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

の四つの場合どれが正しいと言えるのでしょうか。(セリフの繋げ方だけ見た時)
どうか教えてください。お願いします。
また、この他に違う表現があるならぜひ教えてください。

上記の回答(セリフの繋げ方についての返信)

投稿者 手塚満 : 1

どれも大差ない、ということは押さえておきたいと思います。奇異な感じがしない、分かりやすいのであれば、気にせず書き進めてしまうのが得策です。大事な部分のみ、効果を考えて推敲のときにちょっと工夫を試みるくらいでしょうか。

細かい差ではあるんですが、差は差です。以下、少し説明を試みてみます。

> ①
>  彼は得意げにこう言った。
> 「俺は毎日5キロは走ってるからね」
>  僕は10キロ走っているが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

> ②
>  彼は得意げに、
> 「俺は毎日5キロは走ってるからね」
> と言った。
>  僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

この2パターンが基本でしょう。動詞が「言った」だから2つの差は目立たないんですが、動詞を変えると印象が異なるようにできます。

> ①’
>  彼は得意げに笑った。
> 「俺は毎日5キロは走ってるからね」
>  僕は10キロ走っているが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

> ②’
>  彼は得意げに、
> 「俺は毎日5キロは走ってるからね」
> と笑った。
>  僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

②’はこのままではちょっと不自然で、次のように直したくなるでしょう。

> ②’’
>  彼は、
> 「俺は毎日5キロは走ってるからね」
> と得意げに笑った。
>  僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

台詞と動作が一致している場合、台詞と動作の順序でインパクトなどが異なります。

――――――――
「出ていけ!」
 彼はさっとドアを指さした。
――――――――
 彼はさっとドアを指さした。
「出ていけ!」
――――――――

おおむね、動作が先になるほう(上記の後者)がインパクトが強まります。強いほうが必ずしもいいわけじゃなくて、例えば、上記の「さっと」を「おずおずと」にするなら、台詞を先にしたほうが緩い雰囲気が出るでしょう。台詞も「おずおず」向きに少し変えるとこんな感じ。

――――――――
「出ていってくれないか?」
 彼はおずおずとドアを指さした。
――――――――
 彼はおずおずとドアを指さした。
「出ていってくれないか?」
――――――――

この効果は上記①②(ダッシュつけた改変文も含む)でも現れると考えて差し支えありません。それに加えて、「彼」の演出効果の差も出てきます。一瞬ですが、「彼」の感情が読者に伝わるタイミングが変わるわけです。

それがあるので「言った」では目立たないと申し上げました。「得意げに笑う」ですと、台詞の前に入れれば、「彼」の感情がまず確定し、続く台詞のニュアンスも確定します。紛れがなく直截な印象を出しやすい。

逆に台詞の後で「得意げに笑う」ですと、台詞時点では「彼」の感情は曖昧で、台詞の後で確定し、それが直前の台詞に波及していきます。ちょっとした謎が解ける、みたいな感じですね。

どちらもシーン的な進行や意味合いに大差はないですが、インパクトの強さや、ちょっとした揺らぎをどうしたいかで決めることになると思います。

> ③
>  彼は得意げに、
> 「俺は毎日5キロは走ってるからね」。
>  僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

これは記法として通常は使いません。読者としては「なぜ台詞の直後に句点がついてる?」と疑問に思い、「書き間違えたんだろう」くらいに思うでしょう。避けるべきです。
ただ、台詞を開業しないときは、そう書きたくなることがあります。

>  彼は得意げに、「俺は毎日5キロは走ってるからね」。

こういう書き方(台詞で改行しない)、ときどきあります。あまり台詞を台詞として重視しないときなどですね。しかしやはりおさまりが悪い。最後に「と言った」は必要でしょう。

> ④
>  彼は得意げに、
> 「俺は毎日5キロは走ってるからね」
>  僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

これらは③同様、変則的でおさまりが悪く(文になってない)、あまり用いるべきではありません。「得意げに、」で読者が期待する「それでどうした?」が解決されないからです。「言った。」でもいいから文を書ききることが大事です。

ただ、上述のように書きたくなることがないとは申しません。例えば「台詞主が分かりにくいが、「僕」の反応を台詞の直後の地の文で出したい」とかです。地の文ではなく「僕」の台詞が続くケースでは、さらに起こりやすくなります。

――――――――
 彼は得意げに、
「俺は毎日5キロは走ってるからね」
「僕なんか……、いやそうか、5キロは凄いな」
 実は10キロ走ってるけど、彼の気分に水を差さなくてもいいか。
――――――――

やはり台詞の直前の地の文は文として確定させるべきでしょう。「得意げに、」が浮いたままで、読者の期待(得意げにどうした?)を外しています。この文例に即して最短で直すなら以下の感じでしょうか。

――――――――
 彼は得意げだ。
「俺は毎日5キロは走ってるからね」
「僕なんか……、いやそうか、5キロは凄いな」
 実は10キロ走ってるけど、彼の気分に水を差さなくてもいいか。
――――――――

繰り返しですが、細かい差でしかないと言ってもいいでしょう。あまり気にする必要はありません。基本は奇をてらわず、分かりやすく、おさまりが良いように書けば充分です。そのうえで、大事な部分はときどき効果を考えて、細かい調整をしてみればいいと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: セリフの繋げ方について

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元記事:Wardの句読点の位置

Wardで小説を書いているのですが
自分で調べて投稿小説用の設定に
しようといじっていました。
1行40字で文字数を変えず、
最後の句読点を改行せず、
40字目の下に持ってきたいのですが
わかる方がいたら教えてください、
お待ちしてます。

上記の回答(Wardの句読点の位置の返信)

投稿者 あまくさ : 1

MS Wordですね?

バージョンによって少しずつ違うのでややこしいですが、画面の上の方から「ホーム」-「段落」とたどるか、文字列を右クリックで「段落」ダイアログボックスを表示させてみてください。
「体裁」というタブがあると思うのですが、それをクリックし「改行時の処理」-「禁則処理を行う」にチェックがついているかどうか確認します。ここにチェックを入れると仰っている状態にできると思います。

なお、「句読点のぶら下げを行う」というのもあるかもしれませんが、これだけを指定しても上手くいかないことがあるようです。

    *   *   *

ついでに注意点を一つ。

そのようなレイアウト処理はWordなどのワープロソフトの設定で行うのですが、執筆している人のパソコンでどう表示されるかよりも、投稿先のパソコンでどう表示されるかの方が重要です。
執筆者がいくら設定に凝っても、投稿先のパソコンで同じ設定になっていないとちゃんと再現されないこともあります。
Word投稿を受け付けている所ならそのへんはスレ主様よりよくわかっているはずなので、それほど気にする必要はないと思いますよ。

カテゴリー : その他 スレッド: Wardの句読点の位置

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投稿日時:

元記事:『黄金バット』のような主人公を作りたい

2016/05/13 クリエさんの質問

黄金バットを知らない方が多いかと思いますが…?

私は昔のアニメの『黄金バット』のようなキャラを主人公としたライトノベルを書きたいと思っているのですが、黄金バットが大好きな私でもなぜ彼があれほど魅力あるキャラとして皆に愛されているかが分からないのです。

黄金バットのアニメを見た方なら分かると思いますが、黄金バットはライトノベルのタブーを犯しまくっているような造形やキャラです。見たことのない方のために書けば……
・顔が骸骨というおどろおどろしい造形
・最初から最後までまったく苦戦しないという、敵がかわいそうに感じられるほどの強さ
・サイタマのような無敵系ヒーローとも違い何らかの欠点もない
・最初から完成されていて常に絶対的でわかりやすい正義

たいていのライトノベルの本には「主人公には欠点を設けろ」とか「何らかの成長要素を入れろ」と書かれてありますが黄金バットはそのことごとくを無視しています。そして何故か人気があり、話自体も非常に面白くできています。(少なくとも面白くないと言ってる意見はほとんどないです)

一体なぜ黄金バットのようなキャラクターが皆に人気が得られているのでしょうか?
そのようなキャラクターをライトノベルで主人公にするのは無謀なのでしょうか。というより、ライトノベルでそのようなキャラを出した成功例はあるのでしょうか?

上記の回答(『黄金バット』のような主人公を作りたいの返信)

投稿者 よしはむ : 0

2016/05/13 トータスさんの意見

そのものズバリ=骸骨に近いものとしては、オーバーロードが挙げられるかと。
他にも、骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中、がありますね。

あと、近いとしたら、デスマーチから始まる異世界狂想曲も近いかなとは感じますね。あの無敵具合が。

そもそも、黄金バットは紙芝居から生まれたものであり、元々子供の為に作られた創作で、子供の反応をリアルに伺いながら即興で話を作っていたそうですよ。

とにかくその頃は著作権という言葉すら意識する事がなかったので、二次三次、果ては魔改造された物が乱立していたそうです。

そこから、とにかく強いのが良い、負けちゃイヤだ、といった最も求められる根本的な原点が凝縮された結果なのかと。

普通なら、格好付けてそんなのはナンセンス! とつっぱらかしていても、実はその事を最も意識してしまうからこその人気だったのかと。

まぁ、人は誰しも負けず嫌いです。
負ける事が気持ちが良いといった変わった方も居ない訳ではありませんが、大多数の人は優越感を得たいと思うからこそ。

負けたくないという想いは誰しもが持っていて、誰しもが絶対的勝利を夢見るからこその人気かなと。

私はこの様に考えて見ました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 『黄金バット』のような主人公を作りたい

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投稿日時:

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