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鬼の王の墓標さんの返信一覧。得点の高い順71ページ目

元記事:鬼畜ヒーローを描きたいの返信

ちゃんとした技量もない若輩者が回答できる内容ではないかもしれませんが、あくまでも読者の視点として書けることを投げようと思います……参考にならなかったら、ゴミ箱にポイしてね……って感じで笑

まず鬼畜系キャラですが、うーんどうなんだろうなぁ……承太郎って鬼畜?容赦はないけど、やられたぶんやり返しているだけだからなぁ……とか思いつつも
自分が好きな展開やキャラ表現だと、コードギアスR2のルルーシュが「ボロ雑巾のように捨ててやる」って言ったところとか、銀河英雄伝説のオーベルシュタインの容赦ないスタンスですかね……

ただ「鬼畜なことしてるゥ~」って感じじゃなくて、前者は「誰よりも大切な妹に勝手に成り代わりやがって許せねぇ」っていうルルーシュの妹スキーなところから来ている言動で、後者はオーベルシュタインが「徹底した合理主義」を貫いた結果であって悪役ではないってところがキモかなーと

”鬼畜”なのではなく、キャラの性格と行動理念に基づいた結果、他者に対して容赦がない……っていうキャラは、むしろ私的には好感が持てるかもです!

ここで無惨様の小説のキャラに言及していこうと思いますが、
無礼な発言がございましたら粛清してください(強制土下座&弁明タイム)……。

エリザベート・クロウリーの行動原理と性格傾向が気になります!
そういう性格だからこれこれを行った……だと人間味が出て面白いなぁと。作者の鬼畜ヒーローを出してやろう、っていう企みが読者にバレないぐらいがベストです。まぁ私はできませんけどね!()

いくらでも理由つけて人間の街に帰れそうなところはあるので、意図して居座っているような感じが面白そうだな……と。

ご飯の内容が気に入らないという理由だけで料理人を粛清。
⇒なんか飯に対して凄いこだわりがありそうな気がします! 好き嫌いが激しいとか、海原雄山並みに食に対して気難しいとかで、それが主人公たちに対しても例外なく発揮されていると面白いです。
 それこそジョジョ5部のギアッチョ並みにキレる奴とか、可愛げがないですか!?w

夜遅くにお腹が空いたらメスのリザードマンが産んだ卵をこっそり盗み出し、夜食にする。
⇒こっそりじゃなくて堂々と盗むべきでは!?w
 食へのこだわりはめちゃくちゃ強そうですし……。

肉しか食べないリザードマンに対して、肉以外のものをよこせとねだり、自分しか食べない木の実や山菜の調達を無理矢理行わせる。
⇒その結果、リザードマンも草食の素晴らしさに気づいてしまう……とかで奇妙な信頼関係が生まれたら面白そうですね……。なんかリザードマンの設定見てると、憎めない奴って感じがするのでwww

人間の敵に加担するのが嫌
⇒なんかこう。横暴で自分勝手なんだけど、人間と魔物のラインをくっきり分けているあたり、常識外れの厄介者なくせに妙に冷めているところがある……な想像ができますね。
 人間世界での地位は結構高めだったり、いいとこの家の出だったりしそうですね。そこらへん主人公たちとの価値観のギャップも描けそうで面白い設定です!

総じて「やりすぎたほうがいいし、やりすぎる理由付けがあればキャラの魅力になる」って感じです!
あと主人公の仲間になっても、仲良しこよしではいてほしくないです……クセが強くて扱いづらいけど実力は本物。でもこいつに料理を食べさせたくないなぁ……っていう。
行動しているうちに悲しい過去が垣間見えたり、意外な優しさや義理堅さを出していって、最終的に「自己中ヤローだけど、だからこそ信じられる仲間だ」みたいな評価に落ち着くと面白いなって。
そこまでのプロセスが大変だと思いますが、書いてみる価値はありますぜ……と!

上記の回答(鬼畜ヒーローを描きたいの返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

オソーザイ様、レスをありがとうございます。

>承太郎って鬼畜?容赦はないけど、やられたぶんやり返しているだけだからなぁ……とか思いつつも

この一行の情報だけで彼は充分鬼畜ヒーローの定義を満たしていると思います。むしろそれを徹底しているからこそ鬼畜ヒーローと呼ばれやすい主人公なんです。(先輩ジョジョ二人と違って戦闘シーンの雰囲気が大きく変わったのも余計そういう印象がつきやすい原因だと思います)

>無礼な発言がございましたら粛清してください

……正直書いて頂いた解釈ですが「結構過激だなあ」とは思いましたね(汗)
あ、別に「あなたは失礼だ」とか言っているつもりはありません。
ただ採用したらエリザベート一人だけに限らず作品全体の空気がかなり壊れるアイデアが多いとは思います。
スレ本文は夜遅くに書いたので、説明が浅いまま投稿してしまったフシもあるので、私がどう考えているかを補足します。

>なんか飯に対して凄いこだわりがありそうな気がします! 好き嫌いが激しいとか、海原雄山並みに食に対して気難しいとかで、それが主人公たちに対しても例外なく発揮されていると面白いです。

この部分に関してはただ単純に「肉主体の食事を嫌がっただけ」というだけの話です。
ちなみに「自分しか食べない木の実や山菜の調達を無理矢理行わせる」という内政はこれで本気でキレたから組み込まれたという設定です。

>それこそジョジョ5部のギアッチョ並みにキレる奴とか、可愛げがないですか!?w

この記述は私も結構ありかなとは思いました。実際に怒りの沸点が低いキャラとして想定していましたので。
ただあれを想起させるようなキレ芸を自分に書ける自信はありませんけど(汗)

>こっそりじゃなくて堂々と盗むべきでは!?w

それをやったら無用な反乱を招くと思います。
彼女が暴君をしている理由は「反乱してきても勝てる自信があるから」なのですが、無意味に士気を高めた相手の鎮圧をするのは楽ではないはず……

>なんかリザードマンの設定見てると、憎めない奴って感じがするのでwww

……ごめんなさい、この記述は何回読み返しても理解できなかったです。
むしろなぜそう見えたのかを私が質問したいです。

>総じて「やりすぎたほうがいいし、やりすぎる理由付けがあればキャラの魅力になる」って感じです!

ここは概ね同意します。他の方の意見を鑑みるとエリザベートよりもむしろ周囲の設定に気を配った方が良いそうです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 鬼畜ヒーローを描きたい

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元記事:鬼畜ヒーローを描きたいの返信

 はい。大野です。
 先に言っとくと、俺は一般的に言う所の『鬼畜』ってのが感性としてはイマイチわかりません。

 正直、『吐き気を催す邪悪』クラスでなければ、『まあ、事情があったなら仕方ないかもしれないねェ~』と割とアッサリ流すタイプです。
 具体例として言えば、特撮だと『仮面ライダービルド』のエボルトとか、ウルトラマンベリアル。アニメ・漫画ならからくりサーカスのフェイスレスとか、SAOのオベロン/須郷伸之あたりっすね。

 という訳で、あんまり感情の乗った意見は言えないので悪しからず。

 
 さて、設定・展開読みましたが。
 俺の印象としては、エリザベートの行動は『追い詰められたが故の暴走』と言う風に見えました。
 まあ、ここら辺は書き方やエリザベートのキャラクターにもよると思うんですが、十中八九受け入れられるんじゃないかなぁ。
 
 一応、エリザベートを生粋のドS&悪意と憎悪でもってリザードマンに理不尽を強いたパターンも考えましたが、そういうキャラが『酷い目にあって暴走したんだね。可哀想に』と主人公に誤解される展開も美味しそうなので、個人的にはかなりアリです。

 注意点としては、リザードマンを善性・或いはギャグ味のある可愛らしいキャラとして描かない事、ですかね。まあわかってるとは思いますが、読者が『リザードマンに感情移入』してしまった場合、一気にエリザベートが悪役になりかねません。
 逆に言えば、『リザードマンに感情移入する』余地が無ければ、結構好き放題やっても許されるでしょう。

 まあ、そこら辺は本当にエリザベートのキャラ次第なので、キャラクターとして不自然な行動をさせてはいけませんが。
 プロットとしてはかなり初期段階の物のようにも見えます。今後の制作を楽しみにしています。

上記の回答(鬼畜ヒーローを描きたいの返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

大野さん、いつもお世話になっております。今回もお疲れ様です。

プロットとしてはかなり初期段階の物のようにも見えます。今後の制作を楽しみにしています。

いきなり後ろの方から引用するのですが、そこまで形になっていないわけではないです(汗)
むしろ後ろまで出来上がってきた後で「この子を工夫もなく仲間にして読者の方に納得してもらえるかなあ」と不安になったから相談したという形になります。
(逆に言えばこの問題が解決すればスケジュール管理が大きく楽になるということでもありますけど)

>俺の印象としては、エリザベートの行動は『追い詰められたが故の暴走』と言う風に見えました。

魔法使いであっても単身で魔物の群れに拘束されれば簡単には脱出できないです。
物理アタッカー系の種族であっても対魔法使い戦の訓練を積んでいる戦士がいないわけではないと思いますから。決して無傷で勝てる戦いではないはずです。

>注意点としては、リザードマンを善性・或いはギャグ味のある可愛らしいキャラとして描かない事、ですかね。まあわかってるとは思いますが、読者が『リザードマンに感情移入』してしまった場合、一気にエリザベートが悪役になりかねません。

そうですね。ここは私自身も心配していたところです。
設定を作っている時に「これって一歩間違えたら女版デラックスファイターになりえるよな」と思うことも、実はこれまで何度かありました。
一応主人公の視点ではリザードマンはこれまでの訓練で「人型魔物の中では特に警戒するべき敵」と認識されています。
他にも盛り込む展開として考えているものとして、エピローグで主人公の仲間が目的地の村人と一緒に助けに来た際に村人から
「お前さんが村に来たらリザードマンを退治するようお願いするつもりだった」「あいつらが勢力を拡大したせいで鉱山に近づけずに困っていたから助かった」
と主人公とエリザベートに感謝するというシーンもあります。
(ちなみにエリザベートが巫女として君臨していたことは、主人公が気遣いで隠します)
つまり目的地の依頼を一足先に達成していたという話です。

一応主人公がリザードマンの害に言及する描写を多く盛り込めば、多少粛清が惨くても読者の方々からの印象は変わると信じたいです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 鬼畜ヒーローを描きたい

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元記事:鬼畜ヒーローを描きたいの返信

第一に忠告として、所謂鬼畜ヒーローは半ばイジりや茶化しが入っている評価であり、多分如月さんが望んでいる方向の人気ではないかもしれないということです。

第二に鬼畜ヒーローが素直に受け入れられる土壌として「敵がそこまでされてもしょうがない気がするレベルで邪悪である」ことです。
如月さんはなろう系を嫌っておいでですが、実はああいった作品の主人公が受けている批判の一つに「敵に必要以上に残忍な仕打ちをするからサイコパスに見える・主人公の方がよほど邪悪に見える」というのもあります。
これは書き手が演出した敵の邪悪さに対して、主人公の見せた残虐性が不釣り合いであったが故に起きていると思うんです。
逆に成功例として仮面ライダークウガの「愛憎」というエピソードがありまして、この回で主人公の五代雄介は敵怪人のゴ・ジャラジ・ダをマウントポジションでボコボコにしたり普段より苛烈なやり方で痛めつけたのですが、五代の「聖人」という評価は揺らいでいません。
というのもこの回でボコボコにされたジャラジは罪のない高校生達が、自分の手で恐怖し絶望しながら死んでいくのを面白がる腐れ外道である事がこの前のエピソードでしっかり描写されており、これ位やらない事にはもう溜飲が下がらないという程でした。
自分的にはこの話のリザードマンは寧ろまだまだ人間臭く映えちゃいますね、もっと「人里から攫った幼い子供の全身の皮膚を生きたままひん剥いて頭巾にしている」位のゲスさとか、徹底した個人主義で弱った同胞なんかも「弱者が死ぬのは自然な成り行き」とか言って平気で切り捨てて共食いまでするくらいの冷たさが必要な気がします。

それから、このキャラは現時点で見る限りは敢えてリザードマンに横暴を働く必要性・意味は薄いんですよね、なんなら(リザードマンの価値観がどれだけヒト寄りか不明とはいえ)状況的には寧ろ表面上だけは親切にしてた方が賢明で、あまり好ましく無いまである。
じゃあ件のキャラに横柄な振る舞いをやめさせればいいかというとそれも違って、ここはまあ精神面で理由を付けて補強するのが得策でしょう。
自分が勝手に考えた物になりますが、たとえば「エリザベートは自分の龍としての姿が嫌い」とかでしょうか。
単純に(多分)美人な人間としての姿に対して龍形態がギギネブラか貪食ドラゴンさながらにグロテスクであるか、あるいはそのものはかっこいいがエリザベートの美意識とは相当に食い違うとか。
だから(向こうとしては信仰・崇拝のつもりとはいえ)自分を龍と見做すリザードマンの視線が凄く許し難い、そしてそんなリザードマンに対する残虐性と彼らがヒトに発揮する残虐性が重なって益々エリザベートは自己嫌悪を深める…みたいな。
この辺に焦点を当てると、自ずとエリザベートのアイデンティティに対する苦悩が話の中核になり、仲間入りに関しても狩人故に自然や獣と親しんだ主人公から「龍か人かと言う以前にアンタはアンタだろ」と肯定してもらえたとかになりそうです。

上記の回答(鬼畜ヒーローを描きたいの返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

バッキー様、レスをありがとうございます。

>如月さんはなろう系を嫌っておいでですが、実はああいった作品の主人公が受けている批判の一つに「敵に必要以上に残忍な仕打ちをするからサイコパスに見える・主人公の方がよほど邪悪に見える」というのもあります。

そうですね。そこは世界が主人公一人のために造られているような感じがして嫌だと思います。
その点を考えると人殺しをした鬼が相手でも心の苦しみを理解してあげる炭治郎はやっぱりすごく斬新な主人公だと思います。(まあ私はユザネを見て頂ければわかる通り鬼の方が好きなのですが)
例として挙げて下さったクウガのような話ももちろん良いと思いますけどね。こういう表現は変かもしれないけど、昔ながらの良さがあるような感じがします。

>自分的にはこの話のリザードマンは寧ろまだまだ人間臭く映えちゃいますね

まあここは実際にどういう害を出しているかの説明が足りていなかった箇所だと思います。ここは反省しています。
ただ仲間意識が強いという設定に関しては、私の悪役作りの美学が反映されている箇所なんですよね。
悪い奴だからこそ、同じ志を持つ者同士では強い絆で結ばれているみたいな表現が大好きなんです。
ジョジョで言ったら暗殺チームやカーズ様がそれだと思っています。
(カーズ様はよく「勝てばよかろうなのだ」のシーンでワムウの思いを踏みにじったと思われているけど、実際は下らないと思いながらもワムウの思い描く理想の舞台を用意してあげるという気遣いのできるいい上司だと思っています)

もちろんディオ様みたいなキャラクターも好きなのですが、彼のような王者になるにはそれ相応の器が必要とも思っています。それがない凡人よりの悪は暗殺チームタイプを好んで採用しますね。
……まあ、だからといってそれとの対比のためにディオ様やディアボロみたいな役をエリザベートにやらせることが正しいことなのかは自分でも疑問ですが。

>たとえば「エリザベートは自分の龍としての姿が嫌い」とかでしょうか。

ここはあまり真剣に意識していませんでした。
確かに例示して頂いたドラゴンはかなり醜悪な見た目だと思いますが、リオレウスやバルファルクみたいにカッコイイ見た目でも嫌がる人は普通にいると思います。
というか女の子だったら「もっとかわいい(及びきれいな)動物に変身したい」という発想になる方が自然なのではと、バッキー様の意見を聞いて今更気が付きました。
私自身は竜に変身することを嫌っていないという想定で設定を作っていて、クロウリーという名前の由来も竜に変身する能力と関連性があって設定したものなので今から設定変更は難しいですが、今後似たような能力を持つキャラクターを作る際はより一層意識します。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 鬼畜ヒーローを描きたい

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元記事:鬼畜ヒーローを描きたいの返信の返信

バッキー様、レスをありがとうございます。

>如月さんはなろう系を嫌っておいでですが、実はああいった作品の主人公が受けている批判の一つに「敵に必要以上に残忍な仕打ちをするからサイコパスに見える・主人公の方がよほど邪悪に見える」というのもあります。

そうですね。そこは世界が主人公一人のために造られているような感じがして嫌だと思います。
その点を考えると人殺しをした鬼が相手でも心の苦しみを理解してあげる炭治郎はやっぱりすごく斬新な主人公だと思います。(まあ私はユザネを見て頂ければわかる通り鬼の方が好きなのですが)
例として挙げて下さったクウガのような話ももちろん良いと思いますけどね。こういう表現は変かもしれないけど、昔ながらの良さがあるような感じがします。

>自分的にはこの話のリザードマンは寧ろまだまだ人間臭く映えちゃいますね

まあここは実際にどういう害を出しているかの説明が足りていなかった箇所だと思います。ここは反省しています。
ただ仲間意識が強いという設定に関しては、私の悪役作りの美学が反映されている箇所なんですよね。
悪い奴だからこそ、同じ志を持つ者同士では強い絆で結ばれているみたいな表現が大好きなんです。
ジョジョで言ったら暗殺チームやカーズ様がそれだと思っています。
(カーズ様はよく「勝てばよかろうなのだ」のシーンでワムウの思いを踏みにじったと思われているけど、実際は下らないと思いながらもワムウの思い描く理想の舞台を用意してあげるという気遣いのできるいい上司だと思っています)

もちろんディオ様みたいなキャラクターも好きなのですが、彼のような王者になるにはそれ相応の器が必要とも思っています。それがない凡人よりの悪は暗殺チームタイプを好んで採用しますね。
……まあ、だからといってそれとの対比のためにディオ様やディアボロみたいな役をエリザベートにやらせることが正しいことなのかは自分でも疑問ですが。

>たとえば「エリザベートは自分の龍としての姿が嫌い」とかでしょうか。

ここはあまり真剣に意識していませんでした。
確かに例示して頂いたドラゴンはかなり醜悪な見た目だと思いますが、リオレウスやバルファルクみたいにカッコイイ見た目でも嫌がる人は普通にいると思います。
というか女の子だったら「もっとかわいい(及びきれいな)動物に変身したい」という発想になる方が自然なのではと、バッキー様の意見を聞いて今更気が付きました。
私自身は竜に変身することを嫌っていないという想定で設定を作っていて、クロウリーという名前の由来も竜に変身する能力と関連性があって設定したものなので今から設定変更は難しいですが、今後似たような能力を持つキャラクターを作る際はより一層意識します。

上記の回答(バッキー様へ追記です)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

ここから余談気味なので別枠で返信しますが、エリザベートの名前の由来になった人物は史実の魔術師であるアレイスター・クロウリーです。
彼女はアレイスターの弟子と名乗っている転生者で、竜に変身する能力も「召喚魔法によって異界から竜を召喚し己の身に宿し同化する」という設定です。
ここもアレイスターがどのような魔術を得意としていたか調べた上で設定したものになります。
ちなみにこれらの設定は最初期の頃は転生者であることしか確定しておらず「魔法使いに憧れる夢見がち(悪く言えば中二病)な女の子」くらいの範囲でしか決まっていませんでした。
竜に変身するという設定も「アレイスターの弟子と名乗るなら、彼の魔術の要素を断片的でも受け継がないとダメだよね」という理由で召喚魔法の搭載が必要になり、その中でアレイスターが「自らの内に霊的存在を呼び込む」という魔術を行っていたことから作られた設定になります。

ちなみに大分昔にデスゲームに関するスレッドを立てたのですが、そのスレッド内で言及された主人公の名残を多く残しているのが彼女です。(作品自体は残念ながらとんざしましたが……)
ただいつもの友人にこれとは別件でアレイスターに対して意見を聞いたのですが「いやあの人反英雄として見ても伝説になるような逸話大してないでしょwww」とケチをつけられたので、そこはちょっと不安なんですけどね。

もし繊細に扱わないと歴史マウンターに粘着される問題だったら、今の内に警告してください。

(ちなみに友人にした話の内容としては「そろそろFGOに実装されそうなのになかなか実装されないよねこの人」みたいな話をしました)

カテゴリー : キャラクター スレッド: 鬼畜ヒーローを描きたい

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元記事:鬼畜ヒーローを描きたいの返信の返信の返信

 如月さん。少しだけ補足。

>いきなり後ろの方から引用するのですが、そこまで形になっていないわけではないです(汗)

 とのことですが。
 
 俺基本的に主観的な意見しか言わないので、引用元の文章を客観的に表現すると『如月さんのスケジュール調整がどうであれ、プロットとしては些か不足に感じる。』という事になります。
 つまり、『もう少しこういう情報が相談文に書いてあると良かったなぁ』って奴。

 『作ったけど、話がややこしくなるのでスレッド板には書いてないだけ』という事なら別に構いませんが、以下のような物は書き始める前・プロットの前段階として決めておいた方が良いかも知れません。

・リザードマンの性質や性格。文化レベルとか。種族全体の傾向(ドイツ人は真面目・イタリア人は女たらし、的な奴です)

・エリザベートのリザードマンに対する嫌悪感情の理由と方向性。(『人類の敵』だから嫌いなのか、爬虫・両生類系の生物が嫌いなのか、『人間の街に戻りたいが出来ない』事への反感なのか……etc)どれでも良いですし、『複数が合わさったもの』でも良いですが、どこがメインなのか決めといた方が良いです。

・主人公のリザードマンに対する感情。嫌悪でも良いですし、『狩人』としての消極的共生(やむを得ない棲み分け)/消極的敵対(敵になるなら容赦はしないが、進んで関わりたくない)、無関心(興味がない/大した脅威と思っていない)でも良いです。

・エリザベートは『嫌がらせ』として卵を食っているのか、『空腹だから卵を食った』結果として嫌がらせ的なことになるのか。
 ちなみに、人身御供・子供の生贄と言うのは普通に宗教行事として良くあるので、案外鬼畜ムーブじゃないかもしれません。リザードマン視点だと。

・戦術的撤退を粛正する理由がイマイチわからん。『独裁者っぽい』のは確かだけど、むしろそれリザードマンの感性じゃね?

・リザードマン側が人間と敵対する理由は何? 奴らはどうして人間を襲う?

・っていうか、エリザベートはメインヒロインだと思っていいのかな?

 辺りは決めておいて欲しいですね。

 あと別スレへの意見になりますが、アレイスター・クロウリーはオカルトマニア以外にはそこまで有名でもないので、突っ込んでくる人は少ないんじゃないかな。
 と言うのは建前で。ぶっちゃけ多分、俺が『粘着する厄介オタク』の代表なので突っ込めそうなところを言うと。

 まず、アレイスター絡みで竜ってのが違和感。少なくともウィキペディアに乗ってない程度には関係ないと思う。
 調べ物としてのツッコミをするなら、アレイスターの『召喚術』ってのは神や悪魔を呼ぶタイプの『降霊術』の亜種の事だから、多分ドラゴンは呼べない。『黄金の夜明け』絡みでワンチャンあるけど、むしろガッツリ『竜の神を降ろして、結果として竜の外見に近付く』って方が良いんじゃないかな。オカルトマニアに配慮するなら。

 ただ根本的にアレイスター・クロウリーは真理探究や儀式魔術・性魔術のイメージが強いから、まず戦闘向きじゃない気がする……。

 あ、後は悪魔コロンゾンやメルクリウスか。アイワス(又はエイワス)も有名だけど、コロンゾンはソロモン72柱の一部との類似点もあるから、ネタとしてはこっちのが使いやすいんじゃないでしょうか。

 アレイスター関係のネタをやるならトート・タロット(アレイスター特製の少し変わったタロット)を魔術行使の道具にしたり、アレイスター自身が聖書の解釈にこだわっていた部分があるので聖書・法の書なんかをネタにするとオカルトマニアはニヤリとできる、かなぁ。
 
 アレイスターやその周辺の魔術師の特徴として、魔術書を重視する傾向が強いから、そこら辺意識してネタに盛り込んだ方が良いんじゃないかなぁ。
 っていうか、日本製ファンタジーでよく見るような『杖を使うタイプの魔法使い』として出てきたら、個人的には残念だなぁ。

 って感じです。
 まあ、概ね厄介オタクのこだわりなので、しっくりこなければ流してください。
 多分、そこまで突っ込んで文句は言われないでしょうし。

上記の回答(再訪ありがとうございます)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

大野さん、再訪ありがとうございます。

>『作ったけど、話がややこしくなるのでスレッド板には書いてないだけ』という事なら別に構いませんが

基本的にはそちらになりますね。丁寧に説明していたら相談したいことと全く関係ない記述ばかりが充実してしまうため、それらは省きました。

で、ご要望の「ここはキチンと考えてほしい」という箇所ですが。

>リザードマンの性質や性格。文化レベルとか。種族全体の傾向

結構スレ本文にも書いたつもりでしたがが、それでもご指摘が来ると言うことは必要な情報があまり充実していないようですね。
もう少し加筆を考えます。

>エリザベートのリザードマンに対する嫌悪感情の理由と方向性。

竜化の能力があるから爬虫類が嫌いというだけでは嫌悪の理由にはならないですね。エリザベート自体は竜化した己を嫌っているわけではないという設定で確定してしまったので、ここは単純に人間の敵だからということになります。

>主人公のリザードマンに対する感情

少なくとも討伐依頼を受けたら容赦ないと思います。ただ進んで戦場に立つようなキャラクターではないので例示の中では「嫌悪よりの無関心」あたりで表現するのが適切ですかね。

>エリザベートは『嫌がらせ』として卵を食っているのか

ここは嫌がらせ100%ですね。

>戦術的撤退を粛正する理由がイマイチわからん。

これは人間の街に帰ると決心した日のために戦士を間引いているということになります。
エリザベート自身はかなり強いため、体調が万全なら戦士全員と真正面から戦っても勝てるのですが、彼女は賢いので「決戦に備えてこじつけでもいいから粛清の理由を作っている」ということになります。

>リザードマン側が人間と敵対する理由は何? 奴らはどうして人間を襲う?

物語に登場するリザードマンの部族は鉱山をめぐって近隣の村と敵対しています。
他の部族がどういう理由で敵対するかは状況によりけりですけど、基本的に自分達以外に対しては極めて排他的です。
(この部族は税を献上すれば他種族がテリトリー内で居住することを認めます。ちなみにこの税制はエリザベート統治下より前から続いているという設定です)

>っていうか、エリザベートはメインヒロインだと思っていいのかな?

期間限定としてなら、メインヒロインと見ていいと思います。(本編外伝として執筆しているエピソードなので)

>あと別スレへの意見になりますが、アレイスター・クロウリーはオカルトマニア以外にはそこまで有名でもないので、突っ込んでくる人は少ないんじゃないかな。

そうですか。やはりそこまで知名度の高い人物ではないのですね。

>と言うのは建前で。ぶっちゃけ多分、俺が『粘着する厄介オタク』の代表なので突っ込めそうなところを言うと。

あ、大丈夫です。大野さんと仲直りするまでの間もっと迷惑な粘着オタクの先輩にしごかれていたので。幸いにも絶交することができたので、よかったです。
(そろそろ事情を知っている人が「あの人のこと根に持ちすぎだろ」とか文句言ってきそうだけど、私はユザネを名指ししていない時点でこのことを誰よりも優しく誠実に対応しているつもりです)

>まず、アレイスター絡みで竜ってのが違和感。少なくともウィキペディアに乗ってない程度には関係ないと思う。
>根本的にアレイスター・クロウリーは真理探究や儀式魔術・性魔術のイメージが強いから、まず戦闘向きじゃない気がする……。

そこは私も承知しています。最初から純正の戦闘型として設定してしまった後からアレイスターの戦闘に不向きな召喚魔術の要素を取り入れるためにはかなり苦労しました。
その苦労のすり合わせの末、戦闘型を維持するにはアレイスターと全く関係がない竜との合体が適切という結論になりました。
西洋では竜を悪魔と同一視することもあるため、悪魔要素を強めに出せば今からでも言い訳はできないことはないかもしれませんが……

>トートタロットや魔術書を取り入れてほしい
>『杖を使うタイプの魔法使い』として出てきたら、個人的には残念だなぁ。

危うく杖を使うタイプにしていました。
先述二つの要素をどちらかでもいいので後付けした方が良さそうです。
一応アレイスターは登山家だった頃もあったそうだから、タロットや魔術書のサブとして杖を使わせるのは続投するかもしれませんけど……

カテゴリー : キャラクター スレッド: 鬼畜ヒーローを描きたい

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元記事:テンプレを知るには

『中世ヨーロッパ風のファンタジー世界を舞台にした医療小説』って、どんなものがあるでしょうか?
小説じゃなくとも映画などでもいいので、オススメを教えていただきたいです。

上記の回答(テンプレを知るにはの返信)

投稿者 サタン : 2

なろう系でいいなら「異世界薬局」ってのがあるね。
転生した医者の主人公が、異世界で偉い人の病気をなおしたりパンデミックを予防したり街の衛生を向上させようとしたりする話。主人公が薬局したいって言ってるだけで基本薬局は関係ない気がする内容で、医療の神の加護を受けてたりと なろう の要素が盛りだくさんな感じ。

テンプレは、基本的には「医療」とか関係ない。「なろう系ならなろう系のテンプレ」のほうが重要。
主人公の状況をエピソード交えて紹介し、重要人物からの問題ごとを解決(医療系なら重要人物の難病を治療など)して偉い人の知己を得て、これを起点に(重要人物からの依頼など)大きな問題ごとを解決していく。
こんな感じじゃないかな。
医療+ファンタジーとなると、病気は呪詛と違って「誰々が呪いを掛けた張本人だ」とか黒幕がいますよ的な展開にしにくいから、江戸+医療の漫画『仁』みたいに「難病を主人公が治療しました」って内容が主になっちゃう。
『仁』は道具や薬が無いことに焦点をあわせたりして、その解決をメインに持ってきたりで「難病を治した」は結果的な扱いだったから飽きが来ないけども、下手に「難病を治す」をメインに書くとワンパターンにしかならんから、このバリエーションをどう増やすかってのが課題じゃないかな。

カテゴリー : ストーリー スレッド: テンプレを知るには

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投稿日時:

元記事:執筆の際音楽を聴く件について

こんばんは
最近小説を書くのがどうもつまらなく(こんな風に言っていいのか分かりませんが正直に)なったせいか音楽を耳に流さずにはどうも厳しいです。
でもマルチタスクは集中によくないと聞いたのが気になります
皆さんはどう思いますか?

+小説を書くのが少しでも楽しくなれるチップとかがあったらすごく感謝します

上記の回答(執筆の際音楽を聴く件についての返信)

投稿者 あまくさ : 1

私の場合、何か流しながら執筆することもありますが、単に気分でそうしているだけでプラスになるとか逆にマイナスになるとかは正直考えたことがないですね。うるさかったら止めればいいだけですし。
ただ、書いている作品の雰囲気にマッチした曲を聴いて少しテンションを上げてみようかと思うことはあるかな。

例えば、こんなやつですが。 ↓

ttps://www.youtube.com/watch?v=YmPXFtCNyHc

想像力は目一杯刺激されるので書き始める前に聴くにはいいですけどね。こんなの執筆中に流していたら気が散ってしかたがありません。

* あと、これにマッチした作品って、何を書いてんだよって話もあるかも(笑

カテゴリー : その他 スレッド: 執筆の際音楽を聴く件について

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投稿日時:

元記事:表記ゆれへの見解

連続投稿すみません。
私は小説を書くうえで『読みやすい文章』『美しい文章』を書きたいと思っています。

なので基本的に作中で漢字を統一することはなく(統一すると表現の幅をせばめると考えているため)、文章のバランスを見てその都度てきせつな漢字を開くようにしていました。
『響きわたる』など言い回しによっては統一しているものもあります。

しかしその弊害で作中で『表記ゆれ』が多発していて、これが良いものなのか判別がつかないので皆さんの見解を聞かせていただきたいです。

私はひらがなが多めの文章が好きで、漢字2〜3割・ひらがな7〜8割になるよう意識しているのですが、これは捨てた方がいいエゴなのでしょうか?

上記の回答(表記ゆれへの見解の返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答!

そいつは、「こうしたほうがいい」と誰かに言われたり、自分で方向性を決めて「こうする」と考えるものじゃなくて、書いてりゃ自然にそうなる、という感じで手癖に身を任せたほうがいいと思うよ。

私も、というか書き手であれば誰でも「読みやすい文章」とか「美しい文章」を求めて試行錯誤したりするものだと思うけど、少なくとも私の場合は、それは 作者が「読みやすい」「美しい」と思ってるだけで読者にはまったく関係ないことだった と気が付いてからは作者のエゴだと思うようになったし、昔の自分が目の前にいるなら鼻で笑って今すぐ捨てろと言う。
けど、それはあくまで 私 の話であって、スレ主さんは私とは違うから、そのこだわりが独特な文体を作り上げるかもしれないし、安易に口出しすることはできないと思う。
だから、自然と なるようになる ように身を任せりゃいいと思う。

一応、なんでエゴだと思うようになったかの理由と、今はどんな文章を心がけてるのかを書いてみるけど、繰り返し、これはあくまで 私は って話ね。
作者が「読みやすい」「美しい」と思ってるだけって書いたけど、ようはそれって「作者にとって読みやすく美しい文章」なだけで、読者には別にそんなもん届いてないのよ。
なぜかって、小説の中で「青い空がこんなにも美しいものだったなんて!」とセリフを書いたとして、でも、そのセリフの素晴らしさは展開や演出次第であって、「セリフ」の如何ではないでしょ?
そのセリフを口にするキャラクター次第では、もっと口汚い言葉を使ったほうが逆に「美しい言葉」にもなる。
言葉選びは大事だけど、読者に届く「良さ」は文章それ自体からくるものではないんだよ。

例えば「読みやすい文章」とスレ主さんは書いているけど、じゃあその「読みやすさ」って何さ?
漢字の割合や句読点の打ち方、言葉のリズム、そういうものかな。
だとしたら、小説のすべての文章は俳句や短歌あるいは歌詞のように詩で書けばいい。もちろんこれは極論すぎる暴論だが。
でも、気が付いて欲しいのは、スレ主さんは「文章」を書いてるわけじゃなくて、俳句でも短歌でも詩でもなく、「物語」を書いてるんだってこと。
じゃあ、「読みやすい文章」って、いったい「何が読みやすいのか」と考えてみてほしい。
それは間違いなく「物語が読みやすい」ってことだと思う。
つまり、「読みやすい文章」っていうのは「物語を理解しやすい文章」のことなのよ。
ここでまた暴論だけど、
例えば「頭のネジが吹っ飛んでる狂人」というキャラクターを書くとき、理路整然と「読みやすい文章」で狂人を書いたほうが良いか。あるいはあえて「読みにくい無茶苦茶な文章」で書いたほうが良いか。どちらか。
これはもちろん作者のセンスにもよるけど、少なくとも私は「あえて無茶苦茶に書いたほうが狂人っぽさが出る」と思う。
「文章」として読みやすいのは前者。けど、「キャラクター」がわかりやすいのは後者だと思う。だから後者で書く。
私が書いてるのは「文章」ではなく「物語」で、この場合キャラクター描写をしているからね。

つまり、「読みやすい文章」というのはそのままイコールで「読みやすい小説」にはならんのよ。
「読みやすい」ってのは「そのシーン・情景がわかりやすい文章」であって、そこに「文章の上手さ」はあんま関係ない。
もちろん、伝えたいことを伝わりやすく書ける能力のことを「文章力」っていうから、文章力が不要だって話じゃない。

読者を思って「読みやすい文章」を考えるなら、たった一行の「文章」それ単体を考えるのではなく、もっと広くワンカットやワンシーンの単位で「その場の状況」をわかりやすく伝える努力をしなきゃならないのに、そこで「自分が読みやすい・美しいと思う文章」に固執するのは、エゴでしかないかな。
再三だけど、
一行一行の文章に固執してこだわった結果、全体がイメージしやすくより良い作品になりましたってことも考えられるし、少なくとも私はそこまでの技量にはならなかったって話で、スレ主さんに対して「エゴだ」って言ってるわけじゃない。私の場合はエゴだった、ということ。

ほんで、じゃあ今はというと「正しい文章」を心がけてるよ。
正しい文章と言っても堅い文章ではなく、日本語の基本の基本である単文・複文・重文を理解して使い分ける程度。
あとは主語述語の関係を意識することくらい。
というのもね、あくまで「文章」単体で見た場合、作者や読者各々の主観を省いて考えると、「読みやすい文章」ってのは「正しい文章」のことだと思ったから。
あまり気にしすぎても良くないので、基礎だけは意識しておくって感じであとは適当ですね。

問題の「表記ゆれ」だけど、基本的には私も前スレの あまくささん や上のレスの 読むせんさん の回答に同意するところです。
けれど、一つだけ懸念してることがあって、
それは前述した内容で薄っすら書いたのだけど、結論から言うと「作者の自分ルールなんて読者は知らねーよ」ってこと。
前レスから引用させてもらうと、

>『今何時』と『いま何時』
>これでどちらが読みやすいと聞いて左と答えられたらそれまでだけど、自分は右の方が読みやすいと思います。
>『今は何時』と『いまは何時』
>これだと左の方が読みやすいと自分は思います。

ここだけ読むとその通りだと思います。私もそのように書いています。
けれど、例えばこれが小説の文章として「表記ゆれ」の問題として挙げられるとしたら、

「いま何時?」
 Aの声に、俺はスマホを取り出した。
「今は五時過ぎだよ」

と書かれていた場合、私なら「んっ?」と思います。
「今」と漢字で書いたのは何の理由なんだと。

さて。ここで長ったらしく上に書いた私の持論を、いまこの一瞬だけ理解してみてください。
大事なのは「わかりやすい文章」ではなく、「その場面のわかりやすさ」なんですよ。
「わかりやすく」あるべきは文章ではないんです。
ぶっちゃけ、私個人の感覚で言えば、これは「表記ゆれ」の問題ですらないです。
ただの「作者の(よかれと思ってやってる)自分ルール」の押し付けが読者のカンに触った、という問題だと思う。

じゃあ、こういう場面では「文章」を優先するのではなく「シーン」を優先してわかりやすくしたほうが良いのかというと、私はそう思う。
けど、「今」と漢字で答えたキャラが知的なキャラだとか和風なキャラだとか何かしらの理由があるなら、同じ状況でも「いま」と「今」を混在させることもある。
そのほうが「キャラクター性がわかりやすい」と思うため。

これはセリフだけでなく地の文でも同じで、私の場合は基本的には「いま」とひらがなで書いて、そこに理由があるなら「今」と漢字で書くこともある。

ただ、私はスレ主さんのエゴだと結論付けてるけど、何度も注意を繰り返すけども、これはあくまで 私はそう思う ってだけで、最初に回答した通り、作者の手癖に身を任せて自然と形が落ち着くのを待ったほうがいいと思う。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 表記ゆれへの見解

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