小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

黒々さんの返信一覧。最新の投稿順4ページ目

元記事:作品の流れについての返信

>この場合、書きやすいほうがいいのでしょうか?
整理すると、
A「主役の人物を語り部にして世界観や登場人物を書いていく形」
B「各話に別々の主人公を用意して、彼らが主役の人物と関わっていく形」
このどちらが良いか、ということだろうか。
AとBで物語の印象は大きく変わるだろうと思うけど、ぶっちゃけどっちもやれることは変わらないので、作者が書きやすいないし良いと思ったほうを選ぶのが良いと思う。
懸念されてる事は、
Aの場合は主役の人物を中心に置けるので主役をメインに出来る。代わりに主役と関わるサブキャラたちの影が薄くなるのではないか、という事と、
Bの場合は各話の主人公をそれぞれメインにするので彼らを印象付けることができる。しかし各話の主人公それぞれにエピソードを用意せねばならないため、ネタのストックが心配。
こんな感じでしょうか。
でも、Aの場合の サブキャラの影が薄くなる というのは書き方の問題で、そもそもサブキャラの影が薄くなるようなら、この手のサブキャラにスポットを当てる物語を書くのに向いてない。
確かに主役の人物に視点を持たせて主役を中心に回せば主役の印象は強くなるが、「何の話をしているか」が問題で、「サブキャラの話をしている」のであれば視点主が誰であろうと「その話題の中心人物」の影が薄くなるなんて事はない。
逆にBの場合は、「サブキャラ視点でサブキャラの話」をするので、むしろこっちのほうが「主役の人物」の影が薄くなってしまう。主役の人物の話題が始まるまでは「よくわからないけどなぜかいつもいる人」くらいの認識になってもおかしくないと思う。
とはいえ、ホームズに対してワトソン役が毎話変わるというだけでホームズの印象が薄くなるわけでもなし、いろんな人物が主役を観察していくわけだから主役の人物像を多角的に書く手段としてBの選択はアリだと思う。
つまり、アプローチが違うだけで、AもBもどっちも主人公を深く描写する手法として扱えるし、どっちもサブキャラの影が薄くなるってこともない。
なら、作者が何を書きたいかどう表現したいかって問題になるから、書きやすさはそこがわからんと何とも言えない。
ネタについても、Aの場合でもサブキャラの話題をするんだからサブキャラのエピソードを数分用意することはBと変わらないしさ。
ただ、初心者ならあまり凝ったことをしないほうが良いと思うし、キャラ分のエピソードが用意できなくても思いつかないサブキャラエピソードは サブキャラと関わることで主人公の感情や感性に少し変化がありました とか主人公の話題にして誤魔化すこともできるだろうから、A案のほうが書きやすいんじゃないかな。

>主人公のみの視点や心理を描いたほうがいいと見ました。ただそうなると相手はどんな感じで思っているのかわからないんじゃないかと思ってしまいます。
例えば、
私は彼を見つけて微笑んだが、彼からは困ったような笑みが帰ってきた。どうやら私はタイミングを間違えたらしい。悪いけど見なかったことにしてくれと彼の顔に書いてあるようだった。
って感じに書くと、「彼」は何も言ってないし「私」は相手の心を読めるわけでもないが、「彼の心情」を「私視点」から書けてますよね?
例えば、
私は踵を返す。私の無防備な背を見て彼は何を考えるか。背後から「ちっ」と舌打ちする音が聞こえた気がした。ははは、やはり悔しいか。ざまあみろ。
って書くと、「私」は背を向けてるので背後の様子は見えないし書けないけど、背後の様子を見ることなく背後の様子を書けてるし、「彼」心情もやはり書けてますよね。

確かに相手の心は読めないので相手がどう感じているかどう思っているかは、正確には書けません。
けれど書く手段はあるし、相手の心情を書きたいポイントで、このような「書ける演出」を作るんです。そうすれば書けるでしょ。
とはいえ難しいとは思うけど、「どうしたら主人公視点で相手の感情を『表現』できるか」と考えることは視点の扱いにも通じるところがあるので、初心者だろうと気を配って頑張った方がいいと思う。
三人称なら主人公の心情もサブキャラの心情も書けるけど、三人称にも視点がないわけではないしむしろ一人称よりシビアだから、視点の扱いを覚えないと三人称は無茶苦茶になったりする。

べつに主人公のみの視点じゃなければダメって話ではないが、別の言い方をすると、視点の扱いを覚えていない初心者は下手に視点移動をしたりするとすぐ文章が破綻するので止めた方がいい、という話になります。
なので、できる限り主人公の視点に固定してすべてを書くことが、書き慣れてない人にはお勧めの方法になる。

上記の回答(作品の流れについての返信の返信)

スレ主 黒々 : 1 投稿日時:

いつもありがとうございます。リアルの状況により返信が遅れてしまい本当に申し訳ございません
色々考えてみた結果A案が書きやすいかなと思いました。B案だと多分ネタ切れの予感がしますね
自分は以前小説の書き方の講座を受けてて、そこで「一人称だとその人の状況しかわからないデメリットがあるので三人称で書いたほうがわかりやすい」というのを習いました。相手の状況も書いたほうが読み手側もわかるのではないかと思いました(そう言う系の小説を読んでいたので)。上に書いた小説ですが、結構相手の視点に変更になったりして「今自分はどっちの方を読んでいるのかがわかる」や「いろいろな視点が見れてわかりやすい」などを感じましたが、プロだからできるやり方なのだと実感しました。
主人公側の視点を書くと相手の心理とかがなくなって説明不足になるのではないかと感じてますがなかなか難しいところですね。
ありがとうございます。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 作品の流れについて

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元記事:書こうとしているものについてや応募に関しての返信

私は、ほとんどあなたが応募しようとしているMF文庫Jライトノベル新人賞だけに応募し続けています。

ファミ通えんためなど、他の賞にも応募した事がありますけど、他の賞だと落選していたら発表待ちで結果は察しろだし、細かく批評くれるところがほとんど無いのが理由ですね。

私はWord&PDFで応募しているので、他の事は解りませんが、容量は指定通りにまとめないと、問答無用で失格になります。

なので、その通りにやらないと絶対に駄目です。出来ないからこのまま送っちゃえなんてのは論外ですよ。
とにかく、応募ページの規定を確認して、解らなければ問い合わせしてみたらどうでしょうか。
ただ、「応募ページをご自分で良く確認してください」としか言わないだろうけど……。

いくら優れた作品でも、失格になっちゃうと批評すらもらえないので、ものすごくもったいないです。

作品の内容については、私ごときが意見するのもおこがましいので、他の方にお任せします。
ただ、面白ければ結局どうだって良いんじゃないでしょうか(適当すぎ)。

しかし、紙媒体の時はまだ良かったなあ。今のWEB応募だと、ささいなミスで失格になりそうだから、怖くてかないませんわ。

上記の回答(書こうとしているものについてや応募に関しての返信の返信)

スレ主 黒々 : 0 投稿日時:

コメントありがとうございます。MF文庫Jライトノベル新人賞に応募されているんですね。自分はどこが悪かったのかわからなくてこういう批評とかしてくれるところはありがたいです。
前に送っていたところはDOCX?でおれましたがこちらは違うタイプなのでいろいろ苦戦中です。問い合わせをしたことありますが個人的に受け付けてないのと、本当にここに送っていいの?というところだったのですごくつらいです。
今後は紙媒体がなくなっていく時代なのかなと思うようになりました。短編ならまだ行けるかなと思いましたが

カテゴリー : その他 スレッド: 書こうとしているものについてや応募に関して

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元記事:書こうとしているものについてや応募に関しての返信

1についてだけ。

>書式見本は34文字×40行でしたが自分の書いたやつを貼り付けるとどうしてもその34文字×40行にならないです。

(MF、応募要項から抜粋)

-1ページの行数・文字数の不足、過多

行頭に句読点や閉じ括弧などがこないように行末にするため一字追加される“禁則処理設定”で一行の文字数が増える場合や、文中に英単語が入って文字数が増える場合などを除き、文字数の不足や過多は原則的に認めていません。特に多いのが、書式設定にかかわらず”字間”が詰まる種類のフォント(プロポーショナルフォント)を使用して一行の文字数がオーバーしていることです。ご注意を!

(抜粋、ここまで)

ここに書かれている状態になっているのだと思われます。文字数の過不足の原因が、

◎行頭に句読点や閉じ括弧などがこないように行末にするため一字追加される“禁則処理設定”で一行の文字数が増える場合や、文中に英単語が入って文字数が増える場合

であれば、MF側の想定の範囲内で問題ないと思われます。

やや気になるのは抜粋文後半の、

◎特に多いのが、書式設定にかかわらず”字間”が詰まる種類のフォント(プロポーショナルフォント)を使用して一行の文字数がオーバーしていることです。

これね。

ちょっと解説すると。Windowsの場合で言うと標準のフォントが、

MS明朝
MSP明朝
MSゴシック
MSPゴシック

になっています。
このうちMSの後にPがついているのがプロポーショナルフォントで、これは文章全体のバランスに合わせて文字の幅が可変になっているフォントです。家庭用のプリンタで印刷するとき見た目を美しくするための機能なのですが、文字数にズレが生じます。文字数が増えると行数も増えることが有り(1文字次の行に送られてしまう結果)、行数まで増えてしまうとレイアウトが崩れるのでプロポーショナルフォントは使うなというのが、抜粋文の後半の意味だと考えられます。

よって。

1)ワープロを使うならMicrosoft Wordか一太郎を使用。(LibreOfficeは優秀なソフトで私も好きなのですが、元々Linuxをメインに開発されているソフトなので互換性という点では推奨できません)

2)書式設定のメニューから規定通りの文字数と行数を設定する。(標準設定では文字数はレイアウトからの成り行きになっている場合が多いので注意)

3)フォントはMS明朝のみ使う。(MSP明朝は不可。必要ならMSゴシックは可ですが、小説ではあまりゴシックは必要ないと思われます)

以上を守っても実際の文字数を数えたら34文字になっていない場合は、「行頭に句読点や閉じ括弧などがこないように行末にするため一字追加される“禁則処理設定”で一行の文字数が増える場合や、文中に英単語が入って文字数が増える場合」になっているはずです。

……なので基本的な考え方としては大丈夫なはずですが、要項の記述を読むと少し説明が不親切なのは否めず、不安にはなりますね。(ユーザーフレンドリーじゃないなあ)

心配であれば先方に問い合わせるか、PDF(ワープロ→PDF変換)は諦めて、テキスト入稿にした方が無難かもしれません。
その場合は、エディタというワープロのようなレイアウト機能のないTXT専用のソフトを使うのが一般的ですが、単にワープロで書いたものをテキスト形式で別名保存(Wordの場合は「書式なし(*.txt)」)しても問題ないはずです。テキストデータそのものは文字数だけで1ページの文字数・行数は消えてしまうので、80~150ページという幅があれば多少のずれは関係ありません。

上記の回答(書こうとしているものについてや応募に関しての返信の返信)

スレ主 黒々 : 1 投稿日時:

コメントありがとうございます。応募要項やよくある質問と回答を見てますがなかなか難しいなぁと思うようになりました(読解力の欠如だと思いますが)
主にwordを使って書いててフォントもMS明朝を使っています(ほかはわからないので)。いろいろ調べて文字数と行数にしていますが、禁則処理設定は初めて知りました。最近使い始めたのでわからなかったもので
あと以前教えていただいた「teraPad」を使ってみましたが、個人的に難しかったです。
メモ帳に保存していた文章をコピーして貼る→名前をつけて保存→確認の為開こうとすると保存したはずの文章がなかったor保存先にも見つからない→googleで調べるもわからない→繰り返し。
になってしまいました。せっかく教えていただいたのに申し訳ないです。
あとTXTは初めて使うのでわかりませんが縦にして書くのはできないですか?あと、ノンブルはつけることは不可能でしょうか?(こちらに質問書いてすみません)

カテゴリー : その他 スレッド: 書こうとしているものについてや応募に関して

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元記事:書こうとしているものについてや応募に関しての返信

1.
てことはPDFで送ることにしたのね。
応募要項には40☓34の80~150枚ってあるから、それは守らないとダメ。
ちなみにコッチでもMF文庫のHPからサンプルをダウンロードしてみたけど、古いLIBERAOffice使ってるせいか40☓34にならないね。
そういう設定が面倒臭いからOfficeは使ってないんで、ごめん、これはよくわからないや。

MF文庫の応募要項を読む限り、PDFで送るなら40☓34で80~150枚の原稿にしなきゃダメで、TXTで送るなら40☓34で80~150枚になる文字数で送ればいい、という感じだと思われる。
なので、文字数で送るならTXTで送るってことで、ぶっちゃけPDFが不安ならTXTで送ればいいと思うよ。

2.
>自分は少し前のライトノベルがすきです。しかし最近はあまり見かけなくなって、もう流行っていないのか
流行り廃りは大事だけど、新人賞ってのは「新しい流行を作ってくれる人材」を探してるんであって、普通に原稿書いてくれる新人作家を探してるって場所じゃない。
だから、既に流行ってる今の流行りを書いても反応はイマイチよ。
その流行の中で更に一歩先に進んだ何かを用意しないと、流行ネタを書いて手応えを得るのは難しい。
それは言い換えれば、古い流行(ネタ)を持ってきても同じ。
使い古されたネタを使い古された扱いでそのまま持ってきたって反応は悪い。その原因は古い流行だからって事ではなく、現在の流行を書いた場合と同じで「もう誰かがやってる踏み荒らされた土地でしょ」ってことね。
なら打開策も同じで、古い流行のネタでも、そこから一歩踏み込んだ目新しいモノならむしろ新人賞に向いてる作品だと思う。

というか、ぶっちゃけ古いネタは古いからこそ、古いネタをベースに昨今の流行の一部を取り入れたりするだけで目新しいものになりやすいし、古いネタの当時なかった感性を盛り込めるから、古いけど新しいモノが作れたりして、意外とヒットする場合があるのよね。
そのジャンルが好きなら信じて書き続けるのがいいと思うよ。

3.
>当初は電撃文庫に応募する予定でしたが、色々調べてMF文庫の方に応募する予定です。
うーん。これはあくまで個人的判断ではって話だけど、
「ウチでこの手の作品はあんまり扱ってこなかったから佳作でもあげて出版させてみようか」となるか、「この手の作品書く作家は既にヒット作家を数人抱えてるし、受賞させるにはパンチが弱いなあ」となるか。
って考えちゃうかな。賞レースで比較対象があるとキツいよ。
出版社の色を見るのも重要だから常にこういう考えをしてるわけじゃないけど、電撃もMFも有名所は受賞を考えるならしっとり系っていうかこの手の作風だとかなり独自性を要求されるか作家の技量を求められると思うよ。
ストーリー自体は感動のテンプレ(型の意ね)があれば十分だから、この手の作品は評価基準が「雰囲気」っていう独自性が強く出るものに依存するわけで、そこが既存作をなぞったものだとそもそも電撃はまず無理かな。言っちゃえばネタ元の出版社だし。

上記の回答(書こうとしているものについてや応募に関しての返信の返信)

スレ主 黒々 : 1 投稿日時:

コメントありがとうございます。今回送ろうとしているところがwordで送れないのを知っていろいろtxt関連でエディタなど調べて使っていますがかなり苦戦してます(おい)近くのパソコンショップにいってPDFも見てみましたがお金かかるんですね。どっちで送るかもう少し考えてみます
流行りは変わりやすいので書く内容が難しくなってきたかもですね。自分の好きな作風が通じない可能性もあって限界なのかなと感じました。
自分は一度電撃に送りましたが選考されませんでした(理由はわからないです)。結構送られている作品数も多く似たようなものとかいっぱいあったんだと思いますね。
いろいろありがとうございました

カテゴリー : その他 スレッド: 書こうとしているものについてや応募に関して

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元記事:色々の返信の返信の返信

>自分が苦手(もしくは嫌い)な感じのキャラの性格を出したくない
そこは慣れ。
嫌味な貴族とか主人公の踏み台になってすぐフェードアウトするちょい役のクラスメイトとか、少しづつ挑戦していったほうがいいと思うけど、
なにもいきなりメインキャラの一人とか物語通して出てくる悪役とか、そういうので出すことはない。
そもそも、嫌いな性格の人物像がどう動くかなんて想像もつかないから考えたところでおそらく動かしようがない。
ただいまは、主人公にやられたらスカッとするキャラ、って感じで考えてみればいいと思う。

>なにかで「弱点や短所はあった方がいい。俺Tueeeとかは避けるべき」と聞いて
これはあくまで一般論で、しかも「弱点」と「短所」は別物なので、一概にそうとは言えないと思うかな。
「弱点」については前回のレスで少し書いたけども、「短所」については、これは人間性を書くうえで別側面を書いてキャラクターに立体感を持たせるために必要なことかなと思います。
キャラを魅力的に書く、つまりキャラを立たせるためには「キャラの特徴」を強調してやる必要があります。カッコいいキャラはカッコよく見える場面をアピールすべきだし、強いキャラは強さをアピールすべき。そうして特徴を強く出してやることでキャラが立つ、というかそれがキャラ立てのためのレベル1だと思う。
でも、そうやって一面しか見えないとキャラはわかるけど親近感が持てない。だから、「キャラの特徴」とは落差のある別側面を用意してやって、キャラを別角度からも書くことで立体感を持たせる。
「キャラの特徴」とは言ってしまえばキャラの長所だから、それと落差のある要素は何かって言ったら「短所」が扱いやすい。
例えばよくあるのが、 凄く美人で頭も良くて完璧な才色兼備の令嬢だけど、私服が死ぬほどダサい とか、 女番長みたいなカッコよくて強い女性だけど無類のカワイイもの好き とか。
そのギャップがいいって表現になっちゃってるしそう見えるだろうけど、構造というか仕組み的な話をするとこれは「キャラに立体感を持たせる」という行程の演出になる。そのための「短所」はとても有効。

でも、言ってしまえば「キャラに立体感を持たせる」が出来れば別に短所でなくてもいいし、多角的にキャラを書けば良いから、テクニックが必要だけど、別に短所は必須というわけでもない。
短所を作るとキャラを書くうえで扱いやすいのは確かだと思うけど。

つまり、「弱点」も「短所」も、必要なのはわかったけど、なぜ必要なのかってところを理解して、そのために「弱点」や「短所」をどう扱ってるかってことを知って、じゃあ自作にそれが活かせるかどうか・どう活かせるのだろうかと考えみるのが先決かなと思う。

「俺Tueeeは避けろ」は、これ単にそれ言った人(書いた人)が主人公無双が多くて飽きたってだけじゃないのかね……。
そもそもワンパンマンみたいな最強主人公を書きたいって人に「俺Tueeはやめろ」って、いやそれが書きたいんですけど?って話だと思う。
その場合、「俺Tueeeの物語にはこういう欠点があるから、こんな感じの解決法を考えておいたほうが良い」とか、生産的な助言をすべきだと思うかな。

>「もうこいつ一人でよくね?」になってしまいますね。
いや、主人公一人でいいじゃん。
主人公一人がむちゃくちゃ活躍して主人公マンセーな流石主人公でいいじゃん。それが書きたいなら、誰の目を気にするでもなく、書けばいいじゃん。
別に登場人物全員に均等な活躍があるべきだなんてルールはないし、主人公一人が凄いなら、別にそれでいいと思うよ。

ただ、それで「ドラマが成立しますか?」という問題にはちゃんと答えを用意しておくべきだと思う。
例えば最強主人公で例に出したワンパンマンの場合は、主人公にドラマがあるわけではなく、周囲のサブキャラや敵キャラにドラマがあって、彼らが奮闘し泥にまみれて活躍し、それでも敵わず劣勢になったり敗北したりして、そこに最強主人公が現れてワンパンでやっつける、という構図になってる。
主人公ではなくサブキャラにドラマを用意することで、前述した「それでドラマは成立するか?」という問題を解決させてるわけだね。
だからワンパンマンはキャラ設定的に「もうこいつ一人でよくね?」なキャラ設定だけど、それでちゃんと物語が成立してる。
言っちゃけばドラマが成立すれば物語としても成立するから、それがクリア出来てるならどうとでもなると思う。

たぶん、これは提案してもやらんだろうなーとは思うけど、そういう主人公と物語を作ったあとで、いざ執筆する段階になって、いきなり主人公を変更してみたらどうかな。
クールで知的な最強探偵シャーロック・ホームズって主人公を作った、どんな事件も超推理で解決していく凄えヤツ! と、そこまで考えた状態で、「でも主人公(っていうか語り部)はホームズじゃなくて隣の凡人ワトソンにしよう」みたいな。
「もうこいつ一人でよくね」なキャラは別視点から観察すると、実はそうでもなかったりする。

上記の回答(色々の返信の返信の返信の返信)

スレ主 黒々 : 1 投稿日時:

ありがとうございます。詳しい解説のおかげですごくわかりやすいです
最近は主人公が「最弱だけど時と場合によっては強い」とか見かけるようになって、なかなか難しいなぁと思うようになりました。
いつも本当にありがとうございます

カテゴリー : キャラクター スレッド: 色々

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元記事:キャラクターの「死」を扱わずに感動させる方法

「死」は誰にとっても衝撃的であるから悲しみや感動を生み出します。
二度と会って話せないことが悲しい
死後に故人の残した想いを知って泣いてしまう
命を懸けて生き抜いた姿に感動してしまう
だから「死」は感動させるのに、言い方は悪いですが無難な手段です。

では、「死」無しで感動させるにはどうすればいいか。
私が思いつくのは「スポーツ」です。毎日毎日厳しい練習、挫折することもあるけど、目標のために歯を喰いしばって立ち上がる。いざ本番になって、辛い苦しい厳しい諦めたいと思うけど、なんとか踏ん張って、仲間や支えてくれる人たちががいるならその人たちを想い最後まで全力を注ぐ。
その姿に感動を覚えます。

他に「死」を扱わずに感動を生む方法はあるでしょうか。

上記の回答(キャラクターの「死」を扱わずに感動させる方法の返信)

投稿者 あまくさ : 0

主人公に困難を与え、その困難を乗り越える過程を描けば読者や視聴者は感動する。これが、基本だと思います。スポーツものは、そういう流れを作りやすいということでしょう。

「死」が感動を生むという考えは、個人的には疑問を感じます。「悲しみ」「感傷」ならわかりますが。

>命を懸けて生き抜いた姿に感動してしまう

うん、そういうのもありますね。
しかし、それは「生き方」に感動するということが本質では? 死によって生き様を際立たせることも可能でしょうが、死の描写はそれほど必要ではない気がします。むしろ安易じゃないかと。

>だから「死」は感動させるのに、言い方は悪いですが無難な手段です。

無難な感動というのは矛盾していませんか?

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: キャラクターの「死」を扱わずに感動させる方法

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投稿日時:

元記事:ストーリーとは、感情よりも「変化」ではないでしょうか。

横光利一『頭並びに腹』
https://www.aozora.gr.jp/cards/000168/files/2158_23275.html
突然止まった急行列車に右往左往する群衆と、最初から最後まで平然としている小僧の対照が笑えます。
つまり、感情抜きに出来事だけ羅列しても、その配置の仕方で読者の反応はコントロールできるということです。
大事なのはむしろ、変化のほうです。(変化が起こらないことも含めて。)

さらに、読者の感情・作者の感情・登場人物の感情は区別したほうが書きやすいのではないかと思います。
登場人物の感情は、あくまでも「出来事」。
読者の感情はそれによって動かす「対象」。
そう思えば、作品をより客観的に書くことができるのではないでしょうか。

上記の回答(ストーリーとは、感情よりも「変化」ではないでしょうか。の返信)

投稿者 ヘキサ : 0

リンク先を拝読しましたが、これは「誰の心情にも入り込まない神の三人称」ですね。栗本薫は「物語の視点」と呼んでいます。栗本薫いわく「神の三人称」のときは、『全員の心理感覚に立ち入ってしまう』か、ないしは『完璧に外側でとまる』。この後者の手法を指しています。前者は「近代心理小説の視点」ともいえる、とのことです。

>作品をより客観的に書くことができるのではないでしょうか。

まあ、当然ですね。現存する視点分類の中で最も客観的な方法ですので。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: ストーリーとは、感情よりも「変化」ではないでしょうか。

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投稿日時:

元記事:面白い、良かった本について教えていただけませんか?

いつもお世話になっております。やとうです。

現在長編の構想を進めておりますが、なかなか思うように先に進まずの毎日です。

そこで頭を一度リセットして気晴らしに、
普段読まないジャンルの本を読んでみようと思うのですが、
図書館や書店に行ってもどれに手を出そうか迷うだけで時間が過ぎてしまいます。
また一人で本を選んでいると、どうしてもジャンルが偏ってきてしまいます。

皆様がご存知の本で「これも良い!」というものをぜひ、
ご紹介をお願いいたします。

私が最近読んで面白かったのは、
創作に関わるネタとして見つけたものですが、

『拙者は食えん! ―サムライ洋食事始』 熊田忠雄

幕末の武士が初めて西洋の食事と対面したときのことが、アレコレ書かれています。
酔っ払ってペリー提督に抱きついた侍もいれば、
てんぷらを食べたい福沢諭吉がアメリカでボヤ騒ぎを起こした……などなど、
お堅そうな侍が意外と日記にご飯の愚痴を書いているのが面白いです。
バリバリ攘夷の水戸藩士がフランスに派遣され、
『日本の味が恋しくて眠れない。はやく帰りたい』
と度々上司に嘆いていたりと、旅先の食文化に慣れない毎日は辛かったようです。

『明治宮殿のさんざめき』 米窪明美

坂の上の雲の時代考証をされていた方の本で、他にも『島津家の戦争』もかかれています。
明治天皇を中心とする宮中の生活について、行事などを通して当時の暮らしが見ることができます。

台風が来ると喜んで張り切る明治天皇が、
雷が大嫌いで小さくなる(普段は逆らえない姉さん女房の関係)皇后をからかって喜ぶシーンが印象に残っています。
また、お仕えしている少年たちが大人の隙を見て悪戯騒ぎを仕出かす様や、
それを「面白そうに」聞いている明治天皇、といった様子が賑やかで楽しそうです。

読んで面白かった本(できればライトノベル以外)、または面白そうで読んでみたいと思う本があれば、こちらでタイトル・作者等をご紹介いただければ幸いです。

視野を広げたいので小説以外のジャンルもあれば、ぜひお願いいたします。

(創作の相談とは少々離れた内容ですので、こちらでのご相談は場違いかもしれませんが、他に適当な箇所がわからず、相談の場をお借りしました)

上記の回答(面白い、良かった本について教えていただけませんか?の返信)

投稿者 読むせん : 0

ヴィクトリア朝のイギリス系?
・・・レディーヴィクトリアンたのしいよ
漱石と倫敦ミイラ殺人事件 島田荘司
みおつくし料理帳

は読んだ。楽しかった。

タダ読みジョーク系が可能なら「犯人は僕でした」も好き。特典映像 うなぎゼリー殺人未遂事件は個人的にツボった。

拙者は食えん!―サムライ洋食事始―面白そう。

たしか使節団の外人さんにゴージャスな懐石を出してあげたのに、外人さんからすると「日本料理、味うすーい」「安いものしか食わせてくんなーい」「まじゅーい(´・ω・`)」「貧乏な国なんだな~」とかって印象を抱かれたとか何とかって聞いた事はありますが、マジでした?

カテゴリー : その他 スレッド: 面白い、良かった本について教えていただけませんか?

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