小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

tkgさんの返信一覧。得点の高い順1ページ目

元記事:登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信

たぶん、キャラを同時に多数出すと読者は混乱する、という事を気にされての質問だと思うけど、主人公以外の2人程度なら何も問題ないでしょう。
いきなり4人も5人も出てきたらわかんなくなるけど、パッと見て右と左くらいは誰でもわかるでしょ? という感覚で考えればいいんじゃないかと思う。

蛇足気味のお節介だけど、多人数を書くコツというかそういう部分での助言をすると、その場面で何を書くのかをハッキリ意識するのが良いよ。
4人も5人も出てきたらわかんなくなると書いたけど、実際にそういう場面を書いてる人もいるし書く機会もあるだろう。
例えばはじめて出席する冒険者の会議とかで上位ランカーが何人も出てくるとか。
こういうのは、「ランク1位とランク2位は仲が悪い」とか「冒険者は不満でも貴族の言葉には逆らえない」とか、そういう関係性を押し出せてれば、1位が誰で貴族は誰でというキャラを把握できてなくても内容はわかるから、こういう場面はキャラではなく関係性を書くことに注意すると多人数でもわかりやすくなる。
それで言うと、スレ主さんが気にしてる場面は二人程度だから別に気にしなくてもいいけど、主人公と幼なじみ二人がどういう関係性を持っているのかに注意して書いて、読者に「幼馴染みでいつも一緒にいる」と伝わった後に二人のキャラクター表現をそれぞれ個別にやるのがいいと思う。

上記の回答(登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信)

スレ主 tkg : 1 投稿日時:

サタンさん、助言ありがとうございます。
これは甘えになってしまうかもしれませんが、関係性をほのめかす場合、具体的にどのように書けばいいでしょうか。

例えば三人称でしたら、主人公とは別に二人の描写をちょっとだけ設けて、地の文なりで二人は幼なじみと書けばいいと思います。

でも、今書いているものは一人称です。
特に主人公からのみ得られる情報を重視していて、その方が読者も主人公に没入できるかなと考えて書いています。
その場合だと、最初に入ってくる描写は見知らぬ二人の外見描写です。
二人もいっぺんに外見の説明があると、読者は覚えづらいかな? と危惧しています。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか

この書き込みに返信する >>

元記事:登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信

太鼓の昔、青富士霊峰の作品で『はや竹』という七つ子の腐女子ビートを扱った作品が泣かず飛ばずに…

上記の回答(登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信)

スレ主 tkg : 1 投稿日時:

さがらきさん、すみません。
よく意味がわからないので、返答は控えさせていただきます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか

この書き込みに返信する >>

元記事:登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信の返信

あまくささんが補足してくれているけれど、本当に 最初に何でもかんでも覚えてもらう必要はない です。

そもそも主人公自身も 何でもかんでも理解してから行動する というわけじゃないでしょう?
もっと言うと、むしろ最初こそ情報は選別して最小限にしたほうが良いし、個人的にはその優先順位として外見を書くことは後回しになります。そんなんどうでもいいし。ヒロインの髪が金髪でも黒髪でも話には関係ないでしょ。
それより話に関係あるのは「主人公にとってヒロイン二人はどういう存在か」ということを知ってもらうこと。
主人公が目を覚ました時点で二人は「見知らぬ少女」だから、主人公は戸惑うし混乱するし状況を理解しようとする。少女二人にとって主人公は「仲の良い幼なじみ」だから、様子がおかしい主人公を心配するし不安になる。
ここでよくある異世界転生モノなら中身大人な主人公が適当に誤魔化して調子を合わせるけど、あくまで私ならという個人的な妄想で答えると、冷静になろうとする主人公は逆にテンパってしまって、少女二人は「冗談が過ぎる」と少し怒った素振りをするが主人公の様子に「冗談じゃなくマジだ」ってことがわかってすごく心配しはじめる。「大丈夫? 私達のことわかる?」みたいな。
そっからは主人公が状況を理解する過程を書くのがめんどいし読者も読むのめんどいだろうから、空行あけて次のシーンでは「ーーよくわからんが理解した、ここは異世界で目の前の美少女二人は自分の幼馴染ってことらしい。」って感じで理解したテイで、現状を簡単にまとめちゃう。
二人のことを書くのは大事なことだろうけど、まずは状況をちゃんと書かないといけないし、そのうえで二人の情報は、読者にとっては「主人公と親しい少女二人だ」ということがわかれば良いだけなので、混乱する主人公と心配する二人の図を書いておけばいいかなと判断した。
外見に関しては、ぶっちゃけ書くとしても特徴的な部分を一個二個用意すれば十分で、それすら別に書く必要は無いんだけど、書くんであれば前述したシーンの後に各キャラ描写に入るからそのときに一人づつ書いていく。
もしくは、キャラ描写に入る前に主人公が自分の中で再度状況を整理するシーンを作って、そこで外見描写だけさらっと書く。かな。

一応、外見を書く必要ないってトコに引っかかってるかもしれんので補足すると、
「外見」は書く必要ないです。なぜなら、書かれた通りの外見をイメージできる読者は書いた本人だけだからです。
外見より重要なのは、そのキャラの雰囲気を書くこと。ほんわかしてるキャラなのかキリッとしてるキャラなのか、そのイメージを読者が自由にしてくれれば、それが一番いい。
猫耳とかオッドアイとか特徴的なもの・記号的なものは書くけど、キャラの「外見」そのものは、絵がない小説なので、まったく必要ないです。

んっと、漫画をよく読む人の場合、キャラクターの造形から「このキャラはほんわかしてそう」というイメージを得ると理解していることが多く、だから外見は重要だと考えがちだけど、小説は絵がないので漫画のように外見から雰囲気のイメージを作ることはできない。
小説の場合は逆で、雰囲気から外見のイメージを作る。
だから、なんのイメージもない初っ端に外見を事細かに書くのは無駄も無駄。まずは雰囲気を書いてからでないと。

上記の回答(登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信の返信の返信)

スレ主 tkg : 1 投稿日時:

サタンさん、再度の返信ありがとうございます。

申し訳ありません。
私の説明足らずが原因だと思うのですが、異世界に転移する主人公と出会う2人は完全に初対面です。
以前幼なじみだったという関係でも、記憶喪失でもなく、主人公は初めて異世界に来る、という体です。

幼なじみと言うのは、あくまで異世界に元からいる2人のことで、それゆえ2人は普段から行動をともにしている設定になります。

誤解させてしまい申し訳ありません。
とは言え、そんな話があっても面白そうだなと思いました。

外見に関してですが、事細かな描写は必要ないのですね。
雰囲気を書くというのは目からウロコが出る意見でした。
ぜひ参考にさせていただきます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか

この書き込みに返信する >>

元記事:登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信の返信の返信の返信

あぁ、森か草原かどっかに転移して気を失ってる主人公を、仲の良い二人組が見つけて起こした、という感じの状況か。
主語が 主人公 で話してたから主人公から見て幼馴染なんだと思った。てっきり、あるときいきなり前世を思い出した系かと。
じゃあ、「幼馴染」というのは少女二人の関係性なだけで、主人公とはまったく関係ないわけか。そんなら主人公視点ではあるけど主人公のことはほっといて、二人の状況に注視して書けばいいと思うよ。
主人公の混乱は地の文で書けるんだから、それとは別にヒロイン二人には二人の事情があってそこにいるわけで、読者に伝える情報としては「なんか知らんけど転移したら二人の少女にたすけられた」って事だけじゃないかな。

これ以上は相談の主旨とは関係ないし他人様のネタに踏み込んでしまうから適当な話半分と思ってほしいのだけど、
まあ、主人公は最初気を失ってるとはいえ、普通に見知らぬ男性に少女が無警戒に声をかけるとかご都合主義以外にあり得ない(普通はほっておくか知り合いの男性を呼んでくるか、ともかく警戒する)から、例えばヒロインは巫女的な存在で自分たちを救ってくれる存在が森の中にいるとお告げがあったとか、ヒロインは精霊を見ることが出来て主人公に悪意がないことがわかってた(主人公を転移させた何者かの差し金で)精霊が主人公を助けるように言っていたとか、それなりの事情があると思うので、主人公(と読者)にとってその「事情」は なんか理由があるんだろう くらいにしか理解できないけど「少女二人に助けられた」ということだけ書いて、キャラ描写(ヒロインがどんな人物像かの描写であってキャラの設定説明ではない)は次のシーンか、主人公が現状を理解した後のシーンでじっくりやれば良いと思うよ。
とはいえそういう事情はなくて、という場合は「仲の良い二人の女の子」って雰囲気を押し出せば良いのじゃないかな。

状況を説明しようとするのではなくて、『コレさえ伝わればOK』という何か一個を決めると、割りと楽になるよ。大事な部分が把握できてそれ以外の優先度も把握できるようになるから。
この場合『なんかよくわからんけど女の子二人に助けられた』ということだけが伝われば、むしろ「じゃあその女の子は何者?」と興味に繋がるので、次のシーン『女の子二人はどんな人物像なのか』を読む原動力になって、読者の興味を絶やさないことができる。
更に聞かれてもないお節介で、どうでもいい他人の創作論を言ってしまうと、
この「コレさえ伝わればOK」って一文を全てのシーンで考えて箇条書きに並べると、内容を書かずして全体像が把握できるプロットというよりストーリーラインが出来るので、執筆前にある程度の大筋だけ箇条書きにして整理しておくと良いと思うよ。

上記の回答(登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 tkg : 1 投稿日時:

>質問の趣旨の件

なるほど。1シーンに何もかも盛り込もうとせず、主人公(読者)にその場で伝えたい事を1つ伝えられればいいのですね。

助けた2人が幼なじみだった事も1回で暴露する必要はないと。
言われてみればその通りの気がします。少し焦っていたかもしれません、気をつけます。

>踏み込んだ話(助ける理由)

私としては、自分で見落としていた視点を拾ってくれるので大変ありがたいです。確かに現実に照らし合わせてみると、ちょっと不自然ですよね。

「2人が主人公を助ける」場合、2人の心理がどう働いてどんな会話の末にそういう決断を下したのか、しっかり考えてみたいと思います。

今のところサタンさんが仰ったようなしっかりした理由は考えていませんが、幼なじみの2人はあまり脅威(強いモンスターや盗賊)に晒された事がなく、警戒心は薄い性格です。
2人の年齢は中学生くらいで、関係は悪友のような感じです。
もし1人なら怖くても、2人なら互いにけしかけて、主人公にちょっかいをかけるかもしれません。
そういうやり取りの末に起こしてしまった主人公を「とりあえず村に連れていくか」という流れで考えています。

自分で書いててなんですが、やっぱり少し2人に危機感がないかもしれませんね……。

>興味を繋げること、ストーリーラインの作り方

一度、私なりにそのシーン毎に何を伝えたいのか、考えてみます。
仰る通り、しっかりしたプロットは作れていないので、箇条書きだけでも全体の流れを纏めてみますね。
大変参考になりました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか

この書き込みに返信する >>

元記事:登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信

えっと、回答の観点がずれていたら申し訳ないけどキーのキャラや、ヒロインだった場合は主人公と同時に出すべきだと思いますよ。
まず最初に出てくるのはキーとなるキャラですね。

上記の回答(登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信)

スレ主 tkg : 0 投稿日時:

あだちただしさん、回答ありがとうございます。
今書いてるものにメインヒロインは特に設定していませんが、主人公は大事だと思っています。
主人公は冒頭から登場します。

付近の村の幼なじみ二人に関しては、女性(キャラ)比率をなるべく上げたいという狙いがあります。
男性向けのジャンルというのもそうなんですけど、私もその方が書いてて楽しいので。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか

この書き込みに返信する >>

現在までに合計10件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全2ページ中の1ページ目。

ランダムにスレッドを表示

新人賞に落ちた時の立ち直り方

投稿者 本居幸 回答数 : 14

投稿日時:

お久しぶりです、本居です。 突然ですが、人生で始めて応募した小説が一次落ちしてしまいました。自信作だったので非常に悔しいです。 ... 続きを読む >>

初めて小説を書こうとしているのですが、どのように書いていけば良いのか分かりません。描写や設定等々、色々とご教授願いたいです。

投稿者 Mr.Smith 回答数 : 13

投稿日時:

初めまして。Mr.Smithと申します。自分はここ最近とある小説を書こうとしており、どんな作品にしようかなどは大体頭の中で出来上がっ... 続きを読む >>

キャラクター・武器のネーミングセンスの無さ

投稿者 世羽天師 回答数 : 8

投稿日時:

始めまして、世羽天師です。兎に角キャラクターの名前や刀の名前等を優先に考え込みますが、全然閃かなくて困ってます。 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:序盤に情報量を絞るには何をすればいいか

説明を最小限にし、印象的なシーンを散りばめる場合に、挿入すべき説明とは何でしょうか。

雰囲気的に、たとえばFLASH作品「Nightmare City」あるいは(単一の楽曲としての)ボカロ曲「カゲロウデイズ」のような雰囲気の小説が作りたいです。
ただこれらの映像/音楽は小説にするにあたってなんらかの理由で追加の情報が必要となることと思います。

たとえばNightmare Cityは、ビル街を走る二人の猫を中心に、倒すべき敵、周囲の漠然としたバトルロワイヤル的な雰囲気を提示し、最後は二人が分かれるという展開でした。
これを小説で描写する場合はおそらく、少なくとも主人公の目的, 事件の起こっている具体的な場所, 主人公の目的を描写する必要があるかと思います。

これらの「追加の状況」をどれだけ詳細に描かなければならないのか(どれだけなら仄めかすにとどめたり、そもそも描写しなかったりできるのか)、もしくは追加の状況を描かなくてよいようにするにはどうすればいいのか、ということが疑問です。

上記の回答(主人公vs世界)

投稿者 ごたんだ : 0

一休的に新キャラ、オリキャラを蛮々出せば徳者は創刊図から世界樹を想像します。
昔の『ダンダム』やら『ウマシカマンコ』は主人公、誰だよ…という位に毎話、毎話敵に倒され、主人公が交代します。
余計な情報を搾るにはバストアップで世界艦やら設定臭を見せたいなら、尻をローアングルから舐めるように主人公を写します。
リアル好きて世界漢がよく忘れられる『金玉』も冒頭は影の薄い眼鏡がゴニョゴニョ言っいるせいだと言われたいます。
主人公の30メール内で終わるラノベはジャンルの壁をボーダーレスします。
とある作家の続編はジャンルは違うがやっていることは前の作品と同じジャネーカ!!!、みたいなことは多いです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 序盤に情報量を絞るには何をすればいいか

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:ネタは湧くのにアウトプットする気力が出ません

初めまして、天使美羽と申します。
メンタルの治療を受けていて薬も飲んでいるレベルだからなのか只のだらけなのかは定かで無いですが、ネタが湧いても絵や文章にする気力が全く出てきません。
よくある、まず5分だけでも、等を試してみようにも、準備する気力も出なかったり、継続出来なくてそのまま終息したりと、酷い体たらくです。
それに、やったところで誰得なのと感じ、自分以外別に求めていないなら脳内だけで、アウトプットしなくて良いのでは?と常々思います。

数年前に、今も通院している心療内科で検査を受けました。
発達障害で、こういう事が得意不得意、という検査の結果が書かれた紙を見た姉に、不意に「だから君、絵下手なのか」と言われました。
普段描いた絵をそう人に見せる訳では無いのでいつ見たの?どうやって見たの?まさか文章系(?)も見てる?やら、というか何を受けての『だから』なの?やら、色々浮かびました。
その日から、それまで日々していた落書きのみならず、物書き等創作活動全般が変にトラウマになりました。
流石に時が経って多少は回復したものの、楽しむ等は夢のまた夢、重過ぎる腰を上げてやってみたところで、学習能力無いのかというレベルで落ち込みます。
それを繰り返していたら、そもそもやる気が出なくなりました。

でも困った事に、ネタは湧きます。
勿体無いから誰かに提供したいレベル、しかしそれは厚かましいだろう、という事で、困っております。
何とかやる気を出す方法、もしくはいっそ、ネタが湧かなくなる方法なぞ、ありませんでしょうか?
自分でも屑過ぎるとは思いますが、もし宜しければ、皆様の御意見を賜りたく思います。

上記の回答(ネタは湧くのにアウトプットする気力が出ませんの返信)

投稿者 田中一郎 : 1

それは羨ましい、頂きたいぐらいですよ。

ご自分で書く気が出ないなら、どなたか創作活動してる人に提供してみるとか、どうでしょう?
それで自分のアイデアが形になって、評価されてるのを見れば、やる気が出るかも知れませんよ。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: ネタは湧くのにアウトプットする気力が出ません

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:いろいろややこしい架空戦記について

寒い最中失礼します。
 当方現在短編の架空戦記を執筆中なのですが、用語や構成について悩みどころが多いです。
 まず用語などの説明についてです。例えばソナーを出すにしてもまずそれがなんなのかから説明するのと、装備の名前の「Sゲレート(正確には能動的位置測定用特別装置)」や「三年式探信儀」だけで十分なのでは分量がずいぶん変わります。説明するにしても、レーダーに対し「電波探信儀」とルビを振るだけ(実際にあった例です)程度で済ませるのか一応原理から説明するのか、小説により千差万別で目安がまるでわかりません。
 また外国が舞台の場合は用語の訳も問題になります。例えば独逸艦の副長は『主席将校』と訳されることが多いのですが、直訳すれば『第一当直士官』とまるで違う単語になります。この場合は通例通り主席将校とするのか、正確さを重視して第一当直士官とすべきなのか、はたまたわかりやすいが日本式の副長ですませるのかよく分かりません。
 用語だけでなく文章の構成にも疑問があります。当方が読んだ範囲では、小説の合間合間にメタ的に史実の出来事などが書かれているものが約半分、残り半分は史実には全く触れないものです。以前当方がした質問では、現実を意識させるようなメタ発言はよした方がよいとの回答があったと記憶しておりますが、半数の作品にそういった要素があるこのジャンルではどうすればいいのでしょうか。

 長くなりましたが、「ネット上で一応ライトノベルとして発表する」場合のさじ加減を教えていただきたいです。

上記の回答(いろいろややこしい架空戦記についての返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答!

>用語などの説明
なにも「小説やライトノベルで解説すべきライン」というのがあるわけではないので、作者の匙加減、ようは「これならわかるよな」と作者が思うラインが正解です。
そして、そのための工夫やアイディアが千差万別なだけです。ちょっと考えすぎではないかなと思います。
例えば「ルビだけ」の例では、地の文やセリフで長々説明するよりも端的に示せるという回答を作者が持って表現しただけに過ぎない。戦記ものの例だけではなくこれはよくある表現。
「ソナー」はようは探査装置ってことがわかれば良いのだけど、その作品内での扱われ方で表現が変わってくる。戦闘面でのみ使うんであれば「索敵装置」でもいいし、機能的な面にも触れたいなら「音波索敵装置」にするし、地形やら周囲の状況を見るために使うんであれば「測定装置」とするし、SFファンタジーなら魔導やら魔力やらそれっぽいワードを盛り込む。
一方、ルビだけでは不足だと思えばちゃんと地の文で説明するし、あるいは無知なキャラに説明する体で解説シーンを作る。

どうすればいいのかわからない場合は、まず本人がどうしたいのかをハッキリさせないといけません。
どうしたいのかもわからない場合は、どーでもいい事なので適当に済ませましょう。それで問題があるなら後でわかるので、そうしたら次回から気をつけましょう。それでいいと思います。
一発で成功したらそれが作者の実力なので、良い事のように見えるけどそれは実力以上の成長が出来てないって事です。
失敗しましょう。失敗するから、それを乗り越えるって成長が出来るんです。乗り越えるべき失敗がない成功体験は成長しないので、乗り越えるべき問題が出てくることを前提に好きに書きましょう。
それで言うと、前回のは良かったと思いますよ。

>独逸艦の副長は『主席将校』と訳されることが多いのですが、直訳すれば『第一当直士官』とまるで違う単語になります。
訳の問題は、そもそも海外の名詞は日本語に存在しないものが多いので、これもやはり作者の感性で好きにしましょうとしか言いようがないです。
例えば、ファンタジー的な貴族と言えば公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の五爵が有名ですが、これってどの国の貴族の名称だと思います?
イギリスかフランスか、ともかく西洋をイメージしたでしょ。
これ、古代中国の爵位ですよ。
日本には貴族というものはあったけど貴族や階位のシステムが違うので西洋の爵位は日本語では表現できない言葉なんですよ。
日本人が「男爵」と呼んでる階級は「バロン」であって、「男爵」という呼び名は「日本に存在しないので、近い単語を古代中国の爵位を借りて当て字してるだけ」なわけです。
で。
御作は架空戦記、あくまで「架空」であって史実に基づいた歴史ものではないので、呼び名など、
極端なことで例えると「剣術で最強の存在は、『剣聖』と呼ばれるべきか『剣神』と呼ばれるべきか、作品によって違うからどうしたらいいかわからない」と言ってるようなもの。
好きにせい、という話ではないでしょうか。

>メタ発言はよした方がよい
これは、視点の問題が大きく絡んできます。
例えば、なんらかのシーンで物語が動いてる最中に「19◯◯年には独逸で…」みたいなメタ解説が入ると、その解説って誰の思考? っていう疑問が生まれてしまうんです。
だから、この疑問に回答できるアイディアを作者が持っているなら、メタは何も問題ありません。
そして、その回答の一つとして神視点や俯瞰の視点で客観的な三人称テイストにするという作品はあるし、戦記物にはままあると思う。
ようは「解説」は神や作者の視点から解説しているということがわかるため、疑問にはならないし気にもならないわけですね。
しかし、特に登場人物に視点を合わせる一人称やそれに近い三人称一視点で同じことをすると、「このキャラはなんで大戦時の独逸の事を知ってるの?」とわけがわからなくなるし、それがメタ解説なのか作品内の世界観の解説なのか区別がつかないと更に混乱するので、非常に読みにくく、結論としてメタは難しいし止めたほうがいいってことになります。
なので、別に出来ない・不可能って事ではないです。
前回そこを指摘されたのは、スレ主さんの作品ではこれが出来ていなかった、という事だと思います。
メタそのものが悪いんじゃなく、メタをやる環境を整えてないのが問題だと思う。
例えばアメコミの「デッドプール」みたく「主人公は漫画の中のキャラであると自覚してる」という設定だと、「メタ」は非常に書きやすい。メタ=主人公のキャラ表現になるので。
戦記モノやあるいは歴史モノでも似たようなことあるけど、こうした真面目なシリアス作品でメタをやる場合は神視点や作者視点などで「解説する役」というのを読者に認識してもらう手が多いのではないかなと思います。

>「ネット上で一応ライトノベルとして発表する」場合のさじ加減を教えていただきたいです。
ぶっちゃけると、そもそも「戦記物」がライトノベルの読者層と合わないので、これを合わせる必要があり、結構難しいです。
ストーリーは「戦記」で決まってるのでキャラやネタ(アイディア)で合わせるしかなく、それを当てれば他人の手垢があまりついてないので、例えば「幼女戦記」のようにデカい収穫があるけど……
うーん。
匙加減と言っても、上で何度か作者次第だって書いたけど、そして戦記ものはラノベに合わないとも書いたけど、
例えばラノベの読者層ガン無視でガッチガチの戦記物を書いたとして、これは一般的なラノベ読者にはまずウケないけど、そういうお硬いラノベ(矛盾した表現だが)はあまり無いものなので、戦記好き読者にはウケるってこともあるので、
そもそも書きたいものを書けばいいし、匙加減なんて気にせず好きに書け、としか言えなかったりします。
戦記物をラノベにアレンジする前例は多くあるけど、それぞれ方向性が違うので、自分に合うものが見つかればそれを参考に、そうでなければ自分の路線を開拓するしかなく、「匙加減」も自分で決めましょう、という事になるかと思います。
その「匙加減」が読者に合うかどうか、短編や掌編を何作か書いて実験されるのが一番良いのではと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: いろいろややこしい架空戦記について

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ