小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

どんごるさんの返信一覧。得点の高い順2ページ目

元記事:好きなジャンルと要素はあるけれどストーリーが作れないの返信

あー・・・・・そこ以外を作れば?

正直ワタシとかやと主人公もチートもハーレムも別に好かんけど、騒動の種とかトリックとか謎を考えるのは好きよ。

ネトゲは軽く、ゲーム類はドラクエとかFFなら履修済み。ダンジョン・ギミックは謎解きだけ担当する派。脱出ゲームは作成者が誰か?この作成者が好んで使うギミックは?とかから推理スタートしたい派、トンデモ歴史とかも嫌いじゃ無いわ。

ワタシみたいなやつにそこだけ委託したりネタ買ったりしたら?

上記の回答(好きなジャンルと要素はあるけれどストーリーが作れないの返信の返信)

スレ主 どんごる : 1 投稿日時:

> 同ジャンルから展開やアイディアを持ってこないほうが良いというのはコツとして間違ってないと思うのだけど、別に完コピしてもウケりゃいいし、自分の芸が出せてなくても形になってりゃいいと思う。
パクりたいならパクればいい、批判を怖がるくらいならやめればいい、ですか?

> 「この展開にしたい」というのがあるなら、一度プロットを作って丸パクリになっちゃったと言って嘆いてないで、何度も何作も作ってみて、自分なりに自分の参考の仕方を考えるのが一番いいかもしれないと思う。
さらに他の方がおっしゃっている換骨奪胎で、抽象化して具体的な展開を変える。
同ジャンルの使用に加えて別ジャンルの要素を使用してオリジナリティを出す。
正解は無い、とにかく書いていこう。と考えていけばいいですか?

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 好きなジャンルと要素はあるけれどストーリーが作れない

この書き込みに返信する >>

元記事:好きなジャンルと要素はあるけれどストーリーが作れないの返信の返信の返信

>パクりたいならパクればいい、批判を怖がるくらいならやめればいい、ですか?
うーん……
創作は自由ですよ、ってことです。
そもそも批判が怖いなら表現自体するべきじゃないので、壇上に立って何か発言するなら批判の一つや二つは覚悟すべきだし、そんなものはあって当然で無けりゃおかしい。

あまくささんも書かれていますが、パクることをオマージュとして表現するなら元ネタに対するリスペクトつまり敬意がなければならないし、実践で使うのは、実は結構難しいですよ。
私の場合は難度が高いからって理由でまずやらない。

>正解は無い、とにかく書いていこう。と考えていけばいいですか?
そうですね。
そもそもプロットはそうやって話の骨格だけ作って試行錯誤するもので、本編のワンシーン5千文字を執筆しながら書いては書き直しを繰り返すよりも、要点だけまとめたプロットの「ワンシーン」という一行を書き直したほうが圧倒的に楽でしょ?
一度作ってプロット完成じゃなくて、それが既視感あって丸パクリだーじゃなくて、一度形にしてからこねくり回すものだと思うよ。プロットは。

あと、換骨奪胎 についてだけど、
Youtubeで岡田斗司夫が超わかりやすくアイディアの作り方を解説してたから、それ見るのが早いかもしれんと思う。
私が書いたこととちょいちょい違うとこあるけど、基本としては動画のほうが正しいと思う。私のはあくまで私がそう思うってだけだから。
Youtubeで「岡田斗司夫 アイディア」で検索すりゃすぐ出てくるかな。
漫画「デスノート」を少女漫画的作品に置換する方法論を語ってたら、私が見たのと同じやつだと思う。

話が作れないのであれば、動画を参考に同じようにすりゃ物語自体はさほど難しくなく形にできると思うよ。
ただまあ、この動画の方法の問題点は、まず最初にやらなきゃならない抽象化や重要な要素の抽出が素人には出来ないし、無理してやってもその抽出で正しいのか漏らしはないのか、やはり素人には判断できなくて最初の構造の抜き出す行程で躓きやすいってことだと思う。
でも、なんとなくスレ主さんはソコは出来そうな気がする。

上記の回答(好きなジャンルと要素はあるけれどストーリーが作れないの返信の返信の返信の返信)

スレ主 どんごる : 1 投稿日時:

>そもそも批判が怖いなら表現自体するべきじゃないので
万人にウケる作品はないですよね。

>そもそもプロットはそうやって話の骨格だけ作って試行錯誤するもので
書く前にプロットの段階で一行ずつ調節していくということでしょうか。

動画視聴しました。
デスノートを「特別なアイテムによって主人公と周りの世界に大きな変化をもたらす」作品と定義する。
・特別なアイテム
・人間関係
ここを立ち位置を似せながら変更していく。
月とLの関係は「敵対」ですが、物語において「重要な中心となる関係性」と定義すれば、月子とL様は「運命の2人」にできる。
物語の展開については、デスノートの展開は気にせず、恋愛漫画でよくある展開に持っていけばいい。

抽象化や要点の抜き出し、自分なりに頑張ります。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 好きなジャンルと要素はあるけれどストーリーが作れない

この書き込みに返信する >>

元記事:キャラクターの「死」を扱わずに感動させる方法の返信

そら山ほどあると思うよ。
ただ、感動って 感じ入って心が動く ってことだから「それで貴方の心は動かないかもしれませんね」って事もあるし、人次第の部分も大きい。
となると、万人が感動しやすい要素はと考えれば万人が共通するものを挙げることになって、「死」は代表的な一つだろうね。

じゃあ逆に、「死」でも感動しない場面はあるかって考えると、これも山ほどあるよね。
はっきり言って見知らぬ誰かが死んだところで何も感じないのは当然だし、交流がある人でも自分の人生にほぼ関わりない人なら心が動くほどではない。
つまり、
「死は人を感動させる」という考え自体が間違っていて、感動の正体は別にあるのでは。

でも恩人が犠牲になるエピソードとか報われないまま若い命を終える少女とか、やるせない気持ちになるような「死」が感動させる話があるのも事実で、すると、なぜ「死」が人を感動させるか?

それは、「死」という結末が人を感動させているのではなく、その過程にある「恩師が尊敬される姿」とか「報われない少女が健気に頑張ってる姿」とか、そういったものが「人の心を動かせる」のであって、「死」という結末はそれ以上がない明確な終わりを意味するから、そこで人は感動を「実感する」のではないかな。

スポーツの例も同じで、
>毎日毎日厳しい練習、挫折することもあるけど、目標のために歯を喰いしばって立ち上がる。いざ本番になって、辛い苦しい厳しい諦めたいと思うけど、なんとか踏ん張って
こういう過程が「感動」の正体で、その辛く厳しい練習をしてきたという証明として「仲間が支えてくれる今がある」から、「仲間が支えてくれる」というシーンで辛かったときの感動が一気に来るため感動する。
辛かったけど乗り越えたことの証明があるから、そこで読者は感動を実感できる。

例えば、金も人気も全て持ってる傲慢な人間が大失敗して全てを失いどん底に落ちる。彼のことを知らない貧民層の人たちに優しくされたり辛い現実を見たりするけど、あるとき傲慢だった頃の彼の被害者とも言える人物と出くわして、さんざんに恨み言を言われる。でも、そのときの彼は貧民層の人を助けようとしていた。それを知ってか知らずか、被害者は彼の手助けとなり、彼は人の優しさを知って過去の行いを悔いた。
とか。
この場合、主人公がどれだけ傲慢だったかとか、被害者は主人公にどんな酷いことをされてどんな恨みを持ってるのかとか、そういうところが大事で、「被害者が手助けしてくれた」とか「人の優しさを知った」とか、結末だけを重要視しても大した感動はないと思う。

まあ、言っちゃえば「感動」は物語の中でもかなり楽に表現できる部類で、ある程度のテンプレがあるし、
「感動」は「心が動く」ってことだから、単純に登場人物の心を大きく揺り動かすような展開にすればいいだけ。
あとはその登場人物にどれほど感情移入できるかっていう問題になるから、言い換えれば、感情移入させられればあとは登場人物の心を動かすだけで感動する展開は作れる。

で、感情移入しやすい要素ってのは、ぶっちゃけ「同情心を誘いやすい要素」とかだから、感動モノには「不幸」である要素が結構あるのよね。

上記の回答(キャラクターの「死」を扱わずに感動させる方法の返信の返信)

スレ主 どんごる : 1 投稿日時:

返信ありがとうございます。
登場人物の心が大きく動けば、読者も感情移入して感動になる、ですか。
心理描写をしっかりしないといけませんね。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: キャラクターの「死」を扱わずに感動させる方法

この書き込みに返信する >>

元記事:模写のやり方の返信

個人的な理解でしかないけど、
小説を書き写す練習は、まず「完成させる」という実感を手になじませるのが目的だと思う。
書き写してるにしろ書きたいテーマに対してそれを書き起こすとどれくらいの規模の作品になるのか、イメージしてるモノの感覚と実際に書き起こしたモノの実感のすり合わせ。
「イメージしてるものを書いたらこんな感じになる」って感覚を得るのが第一ステップ。
だから、「書き写し方」はスレ主さんが挙げられたもののどちらでも良いしどちらでも大して変わらない。普通に書き写すのがいいと思う。
それよりも、一度読んで話の流れを把握して、あらすじないしプロットを書いてから、本編の書き写しをしたらよいのではないかな。

それ以降、例えば憧れの作家の文体を真似たいとかそういう目的で書き写す場合は、言い回しの癖とか文章の運び方とかを真似る=学ぶってことだから、「やりかた」ではなく「その量」が問題で反復練習だと思う。
書き写しながら、良い表現だと思ったトコはチェックしといて、あとで自作に応用して使ってみるとかしていけばいいと思うよ。
私の場合は、宮部みゆきの作品でよくやってたな。
短編で ドルネシアへようこそ ってのがあるんだけど、その冒頭が確か「都営地下鉄日比谷線の六本木駅は、頭上に広がる街の鬼子である。」から始まる。
あー、いい入りだなと思ってたら巻末の解説でもその箇所が褒められてて、何度か使ったからいまだに覚えてる。
「××王国の凱旋門は奥に広がる城下町の鬼子だ」とか。

文章自体は書いてりゃ上達するもんだから、プロとアマの違いは文章そのものではなくて、その文章で作られる表現力。
だから、えーと、私は別に書き写すことでそれを得たってわけじゃないから適当なこと言っちゃうけど、書き写すときに文章だけを追うんじゃなく、作者は何を表現したくてどうしてこう書いてるのかって全体を考えながら書き写してったほうがいいと思うよ。
例えば上で例にした「鬼子」ってのは、「六本木って街に、この地下鉄の駅は似つかわしくない」ってことで作品全体から意味を持つ言葉になるから、私が真似た「城下町の鬼子だ」なんてのは上っ面を真似ただけのクッソ下手な、模倣じゃなくただの真似っ子です。
文章だけを真似るならそれでいいと思うけど、表現力を学ぶんであればちゃんと意味を考えて書き写しをしないといかんのだろうな、と思う。

上記の回答(模写のやり方の返信の返信)

スレ主 どんごる : 1 投稿日時:

一作品を全て書き写すのが模写の前提で、表現を学ぶために特定の箇所を書き写していくというのは効果が無いのでしょうか。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 模写のやり方

この書き込みに返信する >>

元記事:模写のやり方の返信の返信の返信

漢字や熟語を覚えるために知らない漢字を書き出したりするってことと似た行為だと思うんだけど、
これはほぼ意味がなかったと私は思う。
というのも、そんなことしても覚えないから。無理に詰め込んで覚えたとしても、使い方を知らないままだから使うタイミングで咄嗟に出てこない。知ってるだけになる。使わなければすぐ忘れる。
外国語の勉強も同じで、英文を丸暗記したところで英会話はできないでしょ。
でも、その英文の文法なり構造を理解して自分なりに応用してチャットとかで使ってるとだんだん英会話ができるようになる。
使わなきゃ、覚えても意味がない。
だから、特定の箇所を書き写していくって行為は「いずれ自作で使う表現のリストを作ってる」と思えば、単語帳を作る程度の意味はあると思うが、それ自体に何らかの効果があるとは思えないかなと。

上記の回答(模写のやり方の返信の返信の返信の返信)

スレ主 どんごる : 1 投稿日時:

自分の表現の幅を広げる目的で、気になった箇所や、気に入った箇所を模写することに効果はあるのか、と思ったのですが。
それよりも例えば、人物の外見をどのパーツからどの順番で描写しているのかを、プロの文章を参考に自分もその順番、構造を抜き取って自分で書く、などとすればいいですか。

また、覚えるなら書くよりもその箇所を何度も読み返した方が覚えられるでしょうか。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 模写のやり方

この書き込みに返信する >>

現在までに合計39件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全8ページ中の2ページ目。

ランダムにスレッドを表示

ヒロインと早期に結ばれる作品

投稿者 元々島の人 回答数 : 7

投稿日時:

恋愛ものでなく、ファンタジーの冒険物を書いていますが、その話は主人公とヒロインが全100話位で6、7話で結ばれて以降ヒロインは冒険に... 続きを読む >>

Wordでルビを振ると文字間隔が空いてしまう件

投稿者 ロクショウ 回答数 : 7

投稿日時:

Wordでラノベの賞に向けた小説を書いているのですが 縦書きで漢字1文字に対し、3文字以上のルビを振ろうとすると (机→つくえ、... 続きを読む >>

初投稿

投稿者 一方通行 回答数 : 2

投稿日時:

3月31日にMF文庫にラノベを応募しました。 そこで、MF文庫に応募したことがある人に聞きたいのですけど、発表はホームページにある... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:面白い、良かった本について教えていただけませんか?

いつもお世話になっております。やとうです。

現在長編の構想を進めておりますが、なかなか思うように先に進まずの毎日です。

そこで頭を一度リセットして気晴らしに、
普段読まないジャンルの本を読んでみようと思うのですが、
図書館や書店に行ってもどれに手を出そうか迷うだけで時間が過ぎてしまいます。
また一人で本を選んでいると、どうしてもジャンルが偏ってきてしまいます。

皆様がご存知の本で「これも良い!」というものをぜひ、
ご紹介をお願いいたします。

私が最近読んで面白かったのは、
創作に関わるネタとして見つけたものですが、

『拙者は食えん! ―サムライ洋食事始』 熊田忠雄

幕末の武士が初めて西洋の食事と対面したときのことが、アレコレ書かれています。
酔っ払ってペリー提督に抱きついた侍もいれば、
てんぷらを食べたい福沢諭吉がアメリカでボヤ騒ぎを起こした……などなど、
お堅そうな侍が意外と日記にご飯の愚痴を書いているのが面白いです。
バリバリ攘夷の水戸藩士がフランスに派遣され、
『日本の味が恋しくて眠れない。はやく帰りたい』
と度々上司に嘆いていたりと、旅先の食文化に慣れない毎日は辛かったようです。

『明治宮殿のさんざめき』 米窪明美

坂の上の雲の時代考証をされていた方の本で、他にも『島津家の戦争』もかかれています。
明治天皇を中心とする宮中の生活について、行事などを通して当時の暮らしが見ることができます。

台風が来ると喜んで張り切る明治天皇が、
雷が大嫌いで小さくなる(普段は逆らえない姉さん女房の関係)皇后をからかって喜ぶシーンが印象に残っています。
また、お仕えしている少年たちが大人の隙を見て悪戯騒ぎを仕出かす様や、
それを「面白そうに」聞いている明治天皇、といった様子が賑やかで楽しそうです。

読んで面白かった本(できればライトノベル以外)、または面白そうで読んでみたいと思う本があれば、こちらでタイトル・作者等をご紹介いただければ幸いです。

視野を広げたいので小説以外のジャンルもあれば、ぜひお願いいたします。

(創作の相談とは少々離れた内容ですので、こちらでのご相談は場違いかもしれませんが、他に適当な箇所がわからず、相談の場をお借りしました)

上記の回答(面白い、良かった本について教えていただけませんか?の返信)

投稿者 読むせん : 0

ヴィクトリア朝のイギリス系?
・・・レディーヴィクトリアンたのしいよ
漱石と倫敦ミイラ殺人事件 島田荘司
みおつくし料理帳

は読んだ。楽しかった。

タダ読みジョーク系が可能なら「犯人は僕でした」も好き。特典映像 うなぎゼリー殺人未遂事件は個人的にツボった。

拙者は食えん!―サムライ洋食事始―面白そう。

たしか使節団の外人さんにゴージャスな懐石を出してあげたのに、外人さんからすると「日本料理、味うすーい」「安いものしか食わせてくんなーい」「まじゅーい(´・ω・`)」「貧乏な国なんだな~」とかって印象を抱かれたとか何とかって聞いた事はありますが、マジでした?

カテゴリー : その他 スレッド: 面白い、良かった本について教えていただけませんか?

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:さっきまでは面白かったのに……

心の持ちようやモチベーションに関する悩み事です。少し長いですが思ったことを書かせてください。

私は長編小説を創作している者ですが、少々困った癖がありまして。
というのも、作りかけの作品を放っては新しく作り始めてしまい、完結させることができないのです。今の物語がつまらなく見えてきて、新しい発想、物語が面白く感じることが多々あります。それの繰り返しなのです。
物語を完成させたことはあります。それが癖になってしまった理由も分かっています。おそらく、過去に応募した小説の出来の悪さに、ちゃんとした面白い作品を作りたいんだと思います。もしかすると、作品を完成させるのが怖いのかもしれません。
近いうちに応募しようと思っているので、無理にでも書くつもりではいます。

似た心境の方、アドバイスや経験談あればお願いします。良いお年をお迎えください。長文失礼しました。

上記の回答(さっきまでは面白かったのに……の返信)

投稿者 読むせん : 0

https://www.pixiv.net/artworks/102498975
おらよ
仮にデビュー成功なんかしたら地獄になるぞい。
この人のマンガは、どれも創作では、だいたい参考になると思うで

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: さっきまでは面白かったのに……

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:ライトノベルでのターゲット層について

私は前職で長い間WEBの仕事に携わってきました。
SEOなども行い、ターゲット層の調査やキーワード調査などは本格的に行ってきており、お客様との打ち合わせでも企業提案やコンサルタントも行っていました。

このサイトでは、ターゲット層が10代であるという記述を見かけ、それが正しいのか疑問に思い、インターネット上での既存データを調べました。
理由として、基本的に収入のない年齢層をターゲット層だと誤認している企業様が非常に多いためです。

スマホでの通販利用者年齢分布では、10代は50代とほぼ同じで最低ライン、一番多いのは30代と20代、次いで40代。
データ参照 https://netshop.impress.co.jp/node/5950

amazonでの購入品目が1番多いのは書籍類なので、上記数値と同様の分布図と推定できる。
データ参照 https://research.nttcoms.com/database/data/002069/

結論からいうと、購入者層は20代~40代が圧倒的に多く、10代をターゲット層と指定しているのは再検討すべきであるといえる。

また、小説がラノベ化し、仮にアニメ化までしたとします。
そのときの放送枠は深夜帯であり、10代が見るいわゆるゴールデンタイムではない。
講談社の少年ジャンプ等のようにゴールデン枠で放送される枠ではない。

また、現在人気の小説家になろうでは、転生ものが圧倒的に人気である。
この傾向は、読者層が自身の未来に希望が持てなくなったからという裏返しの物であり、その体験は社会経験によるものが大きい。
自身の夢が何かをまだ見つけていない10代という年齢層の傾向とするには、過分な誤りが含まれている。

10代の読者もいるので、わかりやすい文章で書く、という点は理解できるが、ターゲット層を10代だけに絞り、20代以上の年齢層の意見を無視するといった姿勢は明確に謝りだと言える。

結論。ライトノベルでの主要ターゲット年齢層は20~30代である。

といえるかと思われますが、いかがでしょうか。

上記の回答(ライトノベルでのターゲット層についての返信)

投稿者 手塚満 : 2

別スレで書いてしまったので割愛しようかと最初は思ったんですが、やはりこの部分につきまして気になりますので少し。

> また、現在人気の小説家になろうでは、転生ものが圧倒的に人気である。
> この傾向は、読者層が自身の未来に希望が持てなくなったからという裏返しの物であり、その体験は社会経験によるものが大きい。
> 自身の夢が何かをまだ見つけていない10代という年齢層の傾向とするには、過分な誤りが含まれている。

以前に同様の趣旨のスレッドがありました。

「ラノベが異世界ファンタジーばかりなのはなぜなのか?考察スレ」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/2568

上記スレ主さんのご見解は、こちらのスレ主さんの読者分析と同様と考えていいと思います。私は全面的に間違いだという意見を出しました。かなり書いたので、上記引用部分については先は割愛しました。今回も同じことを繰り返し書く意図はありません。

しかし別の面から少し。どういう作風、ジャンルが受けるかということですね。フィクションで何かが満たされる、あるいは持てると考えるのは差し支えないと思います。
では、個々人がリアルでは持たざる何かを、空想~フィクション(今の場合はラノベ)で満たしているのか。以下のような見解があります。

https://twitter.com/kakuniha/status/1070901564724862976
> 芝居や物語は、時代をネガティブに映す鏡です。戦争の時代には、あきれるほどやさしげな物語がもとめられ、血みどろ殺戮の芝居が、平和であきあきする時代に登場するということは、世の常といってもいいでしょう。(山田太一)

具体的に述べるため、かなり狭義になっているように思います。もう少し一般化してみると「世間で見かけないものを見たい」といったことになってくるように思います。

自分の直接的な経験よりも、よく見かけるものでは面白くなりにくいということですね。

「見かける」も漫然と考えていては危うい。直接的に目撃するなら最も心理的効果は大でしょう。続いて、ニュースなどの動画映像はインパクトが大きく、新聞となると写真があっても基本は文章ですので、インパクトは少な目(ただし、論理的な面では詳しく知ることができる)。また、距離感もありますね。同じような報道でも、海外と国内ではインパクトが違ってくる。己が都道府県以外の大事件より、住んでいる町内の小事件のほうが心配が大きかったりもする。

現在の日本ですと、世界中で内戦などが起こっていることが伝えられています。ですが、生々しいシーンは映像ではできるだけカットされるのが普通ですし、残りは言葉で知るのみです。身の回りで直接見かけるのは、ほぼ平穏なものばかり。内戦で数百、数千死亡したと伝えるニュースより、例えば大阪を襲った台風被害のほうが深刻に感じたりします。

身の回りが平和だからこそ、緊張感のある舞台のフィクションのほうが、意外性を出しやすいわけです。意外性って受けるための重要な要素です。同じジャンルの後追い作品を作っても、差別化を打ち出します。同じものを出しても、同じようには面白がられないのは、理由の一つとして意外性がない点は大事でしょう。あまりにも同じなら退屈に感じるのは誰しも経験することです。

仮に将来に希望が持てないとします。欲しいものが手に入らない。その欲しいものを、フィクションで埋め合わせできますか? もしそんなことが可能であれば、例えばレストランは店頭に飾るプスティック製の見本の料理を、リアルには作りたがらないはずです。空想で直接的対象への欲望が下がるはずなんですから。でも実際には、リアルな料理見本のほうが客の入りがいい。欲望を掻き立てる効果が大きいわけです。

フィクションだって、直接的に欲しいものがあればいいわけではない。たいていの人が欲しいものといえば、例えば金、その金を使った楽しみがあります。しかし、大富豪がひたすら贅沢三昧する様子を描いた小説って、売れ筋に上がった事例を知りません。現実の大富豪の豪遊を見て、満足するよりも自分の現状への不満が高まる、つまり不快になることって少なくないはずです。

ではフィクションに何を求めているかといえば、現実で見かけないものへの想像です(現実の不足を補完する、と言ってもいいかもしれない)。異世界なんて見かけません。古代から天上界がどうこうといった神話がありますし、英雄が怪物退治してますし、近現代になってそんなことは実際にはないと思う人が増えても、相変わらずファンタジーは作られ続けています。ハリー・ポッターやロード・オブ・ザ・リング(及びホビットもの)などはシリーズで作られて、人気を博していますよね。見たこともないもの、見るまでは考えもしなかったもので喜んでいる。到底、現実の不足を直接補うなんてことにはなってない。

しかし、キャラに感情移入してるじゃないか、やっぱり自分でしてみたいんだ、と思うかもしれません。現実では持てない地位、超人的な剣技や魔法などですね。確かに自分でしてみたいんです。ただし、安全に。劇中のキャラに感情移入し、そのキャラの死にざまに感動して、涙まで流す人って多いですよね。じゃあ、その読者・観客は死にたいのか。そんなわけないですね。ロミオとジュリエットに感動しても、恋愛の果てに死にたいわけではない。

感動の源泉は脳内シミュレーションなんです。「もし自分がこのキャラだったら」という想像ですね。そのキャラにリアルになりたいわけではなくて、脳内でシミュレーションしたいわけなんです。これ、人間の生存に関わる能力です。何が大丈夫で何が危険か、事前に想像できないとまずい。危機に陥った場合に、どうすればどうなるか想像できないと死亡確率が高くなってしまう。

そして、どうやら人間は自分の能力を最大限に使ってみたいようなんです(死のうとするようなネガティブなことは除く)。フィクションに求めているのは、想像力を最大限に使うことです(死ぬ想像なら可、実際には死なないから)。何もなしで妄想してもいいんですが、クイズなどと同様、お題を与えてもらうとやりやすい。それがフィクションの役割の一つです。

お題も、よく見かけるものならもうシミュレーションはやってしまっている。だから、思いも寄らないお題が欲しくなるわけなんです。それが、引用した山田太一さんの見解をヒントに引き出せることの一つとなります。決して、ダイレクトに欲しいものをフィクションに与えて欲しいわけじゃない。見かけないもので想像力を駆使するヒントが欲しいわけです。

なお、10代については、思春期前期の10代前半(中学生)では無制限に夢を膨らませる傾向があります。思春期後期の10代後半(高校生)になると、自己同一性の確立に向かいます。夢・理想の自分像と現実の自分の差異をどう埋めるか、あるいは整合性を持たせるかで苦闘するわけです。

有り余る夢と戦っているのが10代です。まだ夢を持てないなんて、10代を侮っているのではないかと危惧します。もし侮っているのなら、10代に関する分析は根っこから誤っている恐れがありますよ。

カテゴリー : その他 スレッド: ライトノベルでのターゲット層について

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ