小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

パクトボーさんの返信一覧。最新の投稿順4ページ目

元記事:はじめて書いた「小説」の返信の返信の返信

二次に関して追記です。
ドラクエの時は主人公を原作に存在しない職業の侍にしてました。
これを青年になってから思い返した時、少年時代の私に「FFには侍いるからFFでやれよ……」という感情を抱いたりしました。

ドラクエの他に書いたのは遊戯王と東方、ガンダムで、遊戯王は身内から大不評を買って打ち切り、そこから先の二つは最後までやりきりました。
ガンダムは現状だとコロナの所為で新作映画がまた延期になりかねないので、そのフラストレーションをぶつけたくなったらまた何か書くかもしれません。

ちなみにユザネの由来になった作品は恐れ多いので触るつもりはありません。
オリジナルの方で気に入ったキャラのパロキャラを作るのはやりましたけどね。

上記の回答(はじめて書いた「小説」の返信の返信の返信の返信)

スレ主 パクトボー : 0 投稿日時:

ドラクエって侍いないんですか!?(FF派
忍者とかくのいちとかなんか花札武器にしそうな職業とか…
ああ、でも王道ファンタジーに和風要素って喧嘩しちゃうのかもしれませんね。王道には王道の苦労があるのかも。

東方、入門に最適ですよねぇ。しかもあらすじでだいたい性癖がわかる。
だいたい役に立たない能力でスローライフでしたとも、ええ…ええ…でもハーレムには手は出しませんでしたよ!!(謎の弁明
カードものは難しいんでしょうね。単にぶっ壊れカード出しても興覚め、弱いカードでコンボしても見栄えがアレ…メディア展開の苦労がしのばれます。

カテゴリー : その他 スレッド: はじめて書いた「小説」

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元記事:はじめて書いた「小説」の返信

パクトボー様

先日怒らせた後のレスになりますが、不快でなければ受け取りください。

①はじめて「小説」と呼べるものを書いたのはいつ? それは一次創作か、二次創作か?

私の場合中学生の頃に書いたドラクエの二次創作が最初ですね。
その頃は高校進学まで台本形式で書いていました。
クオリティは……台本形式という一文から察してください。

②はじめて「小説」と名乗れるものを誰かに公開したのはいつ?

高校進学してすぐ某二次創作系サイトに二次創作を掲載したのが初めてです。
そこでは案の定フルボッコにされました。心が折れてからしばらく、地の文を書く練習を2年くらい積んだ後にラ研様に初上陸したのが私のウェブ上での本格的な活動の始まりです。
そこからオリジナルを書けるようになりましたね。逆に二次は書きたいと思えるほど感動する作品と長らく出会っていないので、もう書いていません。

上記の回答(はじめて書いた「小説」の返信の返信)

スレ主 パクトボー : 0 投稿日時:

ふたつの理由で不愉快ではありますが、後述の理由で気にはしないようにしてください。
①まず「いいよいいよ気にしてないから」としか返せないような文章を出だしにされても困ります。こういった場で「うるせぇ、めちゃくちゃ気にしてるから帰れ」なんて返答が帰ってくると思いますか?
②先日書き込ませていただいたスレと、ここは別の話題の場所です。そこに地続きで話題を持ち込まれても、その話をしたいわけではないので不快です。
それで気にしなくていい理由ですが、単純に「自分は別に被害者ではないから」に尽きます。某一番さんのときとは違って、割と無関係な話だと無責任に思ってますので。
先日のレスは、怒ってなどいません。そこを勘違いしないでいただきたいです。「有名漫画の有名悪役に自分を投影してるなんて自意識過剰だなぁ。普通に名乗って堂々とすればいいのに、コソコソして…」と呆れてただけです。
これ以上はこのスレの趣旨からズレるので語りません。これ以上自分に謝られたり、「不快でなければ」と続けられた場合、「許されたくて押し付けてきてるんだな」と判断して荒らしだと思わせていただきます。
以上、どうでもいいお話でした。気にしないように。

ドラクエ二次!王道ファンタジー、立派じゃあないですか。台本形式だって、由緒正しいやり方でしょう。かくいう自分もその方式で、二次を一時期やったりしてました。キャラの容姿描写とか、地の文とか省けて、意外と楽だったりするんですよね。
それでボコボコにされて二次から撤退…それはお辛かったでしょう。供給手が減ったという事実が無念でなりません。万年供給不足ジャンルはいつでも誰かの参入を待ち詫びております!なんつて、まあ気長に魂の一作と出会える日を待ちましょう。以下間違いなくどうでもいい自分語りなんですが、トリコよろしく「個人的名作フルコース」をメモ帳にときどき書いてみたりしますが、なかなか埋まる日は来そうにありません。

カテゴリー : その他 スレッド: はじめて書いた「小説」

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元記事:はじめて書いた「小説」の返信

大掃除お疲れ様です!
私は服の処分をしてました。
今日は風が弱くて天気がいいので、庭いじりしたいと考えてます。

①はじめて「小説」と呼べるものを書いたのはいつ? それは一次創作か、二次創作か?

中学生のころで、一次でしたね。
いくつか書きかけたけど、完結したのは一作だけで、パソコンは当時一般家庭には普及してなかったので、ノートに手書きしてました。

②はじめて「小説」と名乗れるものを誰かに公開したのはいつ?

同じクラスの創作していた友達ですね。

手書きの作品は、引っ越しの際に全部処分して手元になかったですね。大人になってパソコンで書いた作品が残っていたくらいです。それを数年後になろうに載せたら、ほとんど読まれず評価がつかなかったので、「あっお察し」ってなりました(;^ω^)
なので、どうしたら今よりも上手くなるかなって調べ始めて、色々と発見が面白くて活動を続けている感じです。

上記の回答(はじめて書いた「小説」の返信の返信)

スレ主 パクトボー : 1 投稿日時:

庭いじり、いいですねぇ。とっても有意義で素敵です。花とか植えたんでしょうか? そうでなくても、雑草抜いてるだけでも楽しいですよね。
残念ながら、自分の住む場所はGW中ずっと満足に外に出られる状態ではなかったりしました…トホホ。

大勢に出したら鳴かず飛ばず…それはなかなかキツイですね…でもバネにして続けられたようで、何よりだと思います。向上心を見習わねば、と思わされました。

カテゴリー : その他 スレッド: はじめて書いた「小説」

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元記事:はじめて書いた「小説」の返信

>①はじめて「小説」と呼べるものを書いたのはいつ? それは一次創作か、二次創作か?
中二か一の時に書いた仮面ライダーの話だったと記憶しています。
結局即物的に出てきた怪人をやっつける以外の展開を出せず、結局6話位で飽きて進展しなくなりましたね。

>②はじめて「小説」と名乗れるものを誰かに公開したのはいつ?
高校時代に小説家になろうに投稿したものがありました。
当時流行っていた「クラスごと異世界に行く」内容を踏襲しつつなろうテンプレへのアンチテーゼをやったものの、結局ただそれだけの中身の無いモノになり、PVがまるで伸びなかったのもあって飽きて更新を止めてしまいました。
最終的には現在使っているアカウントを作る時に昔のアカウントごと消してしまいましたね。

どちらも共通してオチの見通しもないまま、かといってライブ感で突っ走る事も出来なかったと総括しています。
今度は綿密に練ろうとし過ぎてまるで筆が進まないという逆のベクトルの問題を抱えてしまいましたが…

上記の回答(はじめて書いた「小説」の返信の返信)

スレ主 パクトボー : 0 投稿日時:

ライダー二次、難しいですよね…一時期やってたことあるんですが、見た目を説明するのがまず難しかった記憶があります。映像がある強みを思い知らされたものです。

クラスごと異世界転移ってのが流行ってた時期があったんですねぇ。流行に疎い自分を恥じるばかりです。

見切り発車で詰まってしまった経験からの現在のスタイルですね。お辛そうですね…簡単な言葉しかかけられませんが、頑張ってくださいね。応援させてもらいます。

カテゴリー : その他 スレッド: はじめて書いた「小説」

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元記事:はじめて書いた「小説」の返信

はじめて書いたのは中学の頃だな。一次創作。
実はそれまで小説どころかまともに漫画さえ読んだことなかった。そんなんだから、あのとき書いたのは結局完成してないな。そうすっと小説と呼んでいいのかどうか微妙だが。

はじめて公開したのは高校生の頃だな。というのもその頃やっとネットが普及してきた頃で、ツイッターなんかももちろん無いしブログってものも無かった。自分のホームページを作るってのがちょっと流行った時期で、公開するものが無いから公開したという、まあ当時のあるあるだけど、「誰かに小説を読んで欲しい」という動機ではないのよね。
身近な友人は、そういや友人に見せた時期のほうが遅かったな。
ホームページで知って「読んだよ」と言われる、という感じだった。

ホームページを介さず友人に直で原稿読んでもらったのは大学行ってからだったかな。
その頃ようやく創作仲間に出会えたんで、思えばその頃が一番活発だったなぁ。
ゲーム作ったりシェアワールド作ったり、リレーしたり思いつきの企画をやったり。二次創作をはじめて作ったのもその頃か。
そのときの友人とは時々連絡取ってるけど、みんな創作辞めちゃったからな……。

上記の回答(はじめて書いた「小説」の返信の返信)

スレ主 パクトボー : 1 投稿日時:

いきなり一次からはじめられたんですね! しかも殆ど読まないところから…一体どういった動機で筆を取ったのか、気になるところです。

ツイッターもブログもないっていうと、同盟リンクとかで頑張って辿ってたあの頃ですかね…自分の黒歴史的ホームページビルダー製サイト、まだ残ってるのかな…なんかの拍子に消えててくれてると助かるんだけどな…

他の方のお話を見ても思うんですが、創作のはじまりに仲間がいると、ひょっとしてとっかかりから続きやすかったりするんでしょうか。得難い縁を得たな、と思いました。自分も久々に友人に連絡とってみようと思います。

カテゴリー : その他 スレッド: はじめて書いた「小説」

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元記事:インフレギャグみたいなのを書きたいんですが、『チート』が思いつきません

主人公含め登場キャラの大半がなにがしかのチートであり、ほぼ全員カンストだから結構な人数が並列横並びで最強だけど、それでもどうにもならないことがあるよね。みたいなのをギャグテイストで書きたいのですが、主人公と相棒以外の能力が思いつきません。インデックスみたいななんでもありの世界設定で行くので能力の質は問わないのですが全然案が出てこず……。ちなみに主人公の能力はあらゆる魔法の解析と最適化、使用。相棒の能力は『ありとあらゆる認識方法に有効な変身能力』です。

上記の回答(インフレギャグみたいなのを書きたいんですが、『チート』が思いつきませんの返信)

投稿者 長巻 守宮 : 1

初めまして、長巻ヤモリと申します。

主人公が魔法の解析と最適化、相棒が変身能力なのであれば、

例えば、属性毎に天変地異を巻き起こす様な自然魔法。

例えば、

一人が大洪水を巻き起こす様な雷豪雨を巻き起こしたかと思えば、もう一人は地より氷河を産み出し周囲をコキュートスと化し、
更には新たに力を発した三人目が体から無限に溶岩を産み出し周囲をインフェルノへと変えていく……。

変身の場合は、
 突如としてその姿が人ならざる者、巨大な怪獣へと変貌する。かと思えばその脇で、身体を無数の蜂へと変化させる者がおり、それに負けじと手足を剣へと変身させた者が、そこかしこを飛び交い斬撃を見舞っている。

ギャグ、となるとちょっと上記みたいなのは重すぎるかもしれませんが、魔法が存在する世界でチートと言えば、上記の様な能力になるのではないでしょうか?

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: インフレギャグみたいなのを書きたいんですが、『チート』が思いつきません

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元記事:ファンタジーに必要な経済学の資料

「狼と香辛料」のような本格的なファンタジーを作ろうと思っていて、大体14世紀ぐらいのフランスやイギリスでどのような貨幣経済や度量衡法があり、地域や歴史でどのように変わっていたのかを具体的に説明した書籍やサイト、また、一般的に経済がどのように変化するのかを説明したもの、そして、歴史に応じた貨幣の発達や世界の諸地域での貨幣の扱いを紹介したものを、探しています。
 何か参考になる資料はありますでしょうか。

上記の回答(ファンタジーに必要な経済学の資料の返信)

投稿者 サタン : 4 人気回答!

基本的にはWikiをザッと見るだけで十分でしょう。
というのも。
狼と香辛料をはじめ、ああした物語は長年による作者の資料収集やフィールドワークのたまものだからです。
初心者ないし多少興味を持った程度の人が簡単に書けるものではありません。
中世の経済や商業、文化や風俗に興味を持って長い間知識をため込んでる人が、その知識の面白さを表現するために小説という形を取っているのです。
読者はよく誤解しますが、決して「小説を書くために知識を集めた」わけではありません。
もちろん、中には「のうりん」のように「書くために資料を読み漁った」という事もありますが、その手の作品と比べればよくわかります。
どちらが良い悪いという話ではないのですが、前者「面白い知識を表現するために小説を書く」タイプはその世界観の設定をよく利用します。経済なら「経済に関わる事件なり問題なりで展開し、経済の知識で問題を解決する」という形を取る。
後者、「小説を書くために資料を読み漁った」タイプは、正直言って単に舞台を書くために資料が必要なだけで、やってる内容は普通のラノベ、専門関係ほとんど活かしてない、なんて事が多い。
繰り返し、どっちが良い悪いという話ではないです。
ぶっちゃけ後者のほうが「ライト」に読めるのでラノベ向きだと思うし。

さて。
そんなわけで、Wikipediaあるいは適当に検索して出てきた解説ページを一通り読んで、そこに書いてある内容だけで「それなりの話」を書けるようになってみましょう。
それで十分です。
でも、きっとこう思ったでしょう。
「いや、その時代のこと何も知らんのに書けるわけないじゃん」と。
「のうりん」など「書くために資料を読み漁ったタイプ」で少し触れましたが、「やってる内容は普通のラノベ」なので、「普通のラノベ」が書ければ、時代背景なんぞ知識として知らなくても書けるハズなんですよ。
「普通のラノベ」を「中世テイスト」にするだけなので。
それが出来ないなら、そもそも「普通のラノベ」を書けるように、まあつまりは「難しいものに手を出そうとせずに、簡単な物語を書けるようになりましょう」ということです。
それが出来てはじめて、「ネタ探し」で専門的な資料が役に立ってきます。
例えば、
http://tadeku.net/78689
こちらのページをザッと読んでみましょう。
「領内にある森は財産」で「役人が管理して」おり、管理されてる以上「密猟があった」。そのうえ「密猟の犯人が修道士というのはよくあること」らしい。
これだけで適当な話が作れますよね。
狼と香辛料に習って経済ネタで考えれば、
「寒くなってきた晩秋、鹿の毛皮が大量に手に入るという儲け話に乗せられそうになる旅の主人公。相手は信頼できそうな修道士だった。乗りそうになったところを偶然居合わせた知り合いの行商人に止められ、密猟だからバレれば罰せられると警告される。一方知り合いの行商人は主人公に別の儲け話を相談し始める。こちらも相当怪しい儲け話。誰を信じるか迷いながら主人公は知り合いを信じることにするが、最終的に知り合いには騙されていたことを知り、損をする。そこへ先の「密猟の修道士」が大勢捕まり、死刑や目をくりぬかれる刑など重い罰を受けることになる者たちを尻目に、主人公は、損はしたが「信用・信頼」の勉強料が金だけで済んで良かった、と思うことにして街を後にすることにした」
と、ちょい長くなったけど、こんな感じで適当にでっち上げられます。
ちなみに、私は世界史は好きだけど中世ヨーロッパの事はそれほど詳しくありません。
そもそも密猟は鹿肉を食うためのようですから、皮などの余り物を修道士が売ったりするのかどうかも知りません。でも話になるから、今は別にそんなのどーでもいいです。
前述した物語の作成例は、上記URLの知識だけです。それを「狼と香辛料」っぽいテイストで組んだだけ。
「普通の物語」が作れりゃ、このくらいならサッと作れるので、Wikipediaや適当な解説サイト眺めるだけで十分です。
それ以上となると、「もともと中世に興味を持っていて日頃から、その手の専門書を趣味で読んでる」というレベルの知識量がないと書けません。

貨幣の価値や相場、変動の仕方、そういうのを知って物語に出すのはいいけどさ。
例えば狼と香辛料で「貨幣の相場」の設定が出てきたとき、それ何のエピソードで出てきた? うろ覚えではあるけど、確か現代で言う所のFX的な為替のエピソードじゃなかった?
つまり。
「貨幣の相場が関係する話題だから貨幣相場の設定が出てきた」ってこと。
で。
「これから作ろうとしてる物語は、貨幣相場が関係する話題だろうか?」と考えてみてくださいな。
もし「そうでない」のであれば、そもそもそんな知識を覚えるだけ無駄だし、書く必要もないんですよ。
「関係ない話題で、関係ない設定を書く」なんてどー考えても不要でしょ?
したら。
ようするに資料ってのは「関係ある設定の知識だけ知ることができれば問題ない」ので、「どういう物語を作ろうか」という「これから知るべき知識の選定」ができてないと、手当たり次第に調べることになり、どーにもなりません。

そういう意味でも、「適当なWebサイトを読んで、そこに書いてある内容だけで話を作れ」というのが適切でしょう。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ファンタジーに必要な経済学の資料

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元記事:小説のテーマを複数設置することはどれだけ可能か

作品にはテーマ(またはメッセージ)があって、自分はそれは「作品を読んだ後も誰かに語って貰うためのもので、かつそれ自体では瞬発的な面白さに繋がりにくいもの」だと受け取っていますが、このテーマには複数の方向性があると感じています。この方向性はどれだけ共存が可能なのかという話です。

1)「ニューロマンサー」のようなSF作品のテーマといえば、それは架空の世界での文化や社会がどのように変化するかという思考実験です。
2)恋愛小説の類で言えば、キャラらしさの発露だとか、キャラ同士の掛け合いといったことになりましょう。
3)クトゥルフ神話などでは、設定の考察によって話題性に繋げているという点では、テーマと同等の機能があるとして良いでしょう。

前1者が価値観の提示、後2者はキャラクターないしデータベースの提示を行なっているように見えますが、問題としては、これらのテーマはどこまで並列可能なのか、という点です。

1と3は相性が良いように思えます。例えば「魔法が日常的に使われている異世界」を想像してみると、その挙動に一定の法則性を与えれば、考察の余地が生まれます。その実在感を担保しているのは「人がそれをどう扱うか」ですから、それについて文化人類学的・社会学的・経済学的・認知科学的に正確に見えるようなシミュレーションを行えば、1と3を有機的に繋げることができるでしょう。言わば価値観の提示がデータベースの提示を助けている形になりますから、これは問題は無い訳です。

次に、2と1または3を繋げることを考えてみます。
2の実在感を担保しているのは人間らしさですから、設定や作中社会のありようが生かされるとしても、それは現実世界と何らかの接点がある部分な筈です。即ち、2と1及び3はあまり接点がないことになります。

であれば、よりスマートな形を理想とするなら、例えばもし2と1及び3を同居させるなら、片方をテーマとしての生産性をなくす(→話題性が生まれにくい、作者しか得をしないものにする)か、テーマではなくて「ストーリーを読ませるためのエンタメ部分」にしてしまった方が良いかと思います。テーマがあまりに分散しては、読者が混乱し、「美しくない」からです。

しかし実際は、これらがいずれもテーマとして同居しているように見える作品もあります(例を挙げるとするなら、上橋菜穂子『精霊の守り人』などでしょうか)。このような作品では、世界観の一部を見せながら、作中のキャラクターの心情にも焦点を当て、しかもそれぞれにテーマとしての機能を持たせているように見えます。これは一見スマートではないように思えるのですが、これらを同居させる方法があるのでしょうか。

上記の回答(小説のテーマを複数設置することはどれだけ可能かの返信)

投稿者 はらわた : 2

テーマというのは種であり、物語は作者が種を立派な花にするための作業だと思っているので、複数のテーマを合わせるというのは、逆説的に育てている種とは違い自然とくっついてきた種なのではないでしょうか。
そもそもテーマを話題作りに使うという時点でおかしい。別にテーマを押し売らずに読者が感覚的に理解し、読み取れればそれで良い話なので。
むしろテーマを軸として小説を書くのに、テーマを分かりやすく提示したら第三者から一見で全ての内容をなあなあに理解して流し読みされるんじゃないですかね。
魔法でも神話でも恋路でも、それを描くに値する意味があるならいくらでも使えば良いんじゃないですか?
読者の記憶に残るものを作るとして興味を引き続ける話が重要なものではないテーマだとしたら蛇足になりかねませんけれど。

カテゴリー : その他 スレッド: 小説のテーマを複数設置することはどれだけ可能か

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