アホみたいなタイトルですみませんが、みなさんのお知恵を拝借したいです。
『キャラ文芸』と言う言葉もあるように、作品における強烈な個性を持ったキャラクターというのは重要だと思うのですが、なかなかそのようなキャラ造形が難しくて。つい、現実的で推進力のない登場人物ばかり考えてしまいます。
自分自身これはこれで悪くないとは思っているのですが、とはいえ「強烈な個性のキャラ」も書いてみたいと、プロットを練ってみました。
「気弱で受け身なヒロイン」「ヘタレで卑怯なヒーロー」「同情の余地のない悪役令嬢風ライバル」……
この中で、「いかにもカッコよく文句なしにいい奴」、つまり「身も心もイケメン」を2人出したいのですが、いかんせん自分の中の引き出しが少なく、質問の運びとなった次第です。
「文武両道で誠実な青年」なんてよくあるパターンでそれはそれでいいのですが、そうするともう1人が思いつかなくて。乙女ゲームを見ても「こんな奴いねーよ」が先に立ってしまい、キャラクターとして動かせる気がしなくてあまり参考になりませんでした。
ですので、「こんなタイプにイケメンを感じる」に加え、そのようなキャラクターを描くときのコツも教えてくださるとありがたいです。
ちなみに、自分が感じる『カッコよさ』は、「ヘタレが発奮して鼻水垂らしながら誰かのために頑張っている姿」です。ONE PIECEのハンニャバル副署長が至高です。ですのでそのカッコよさは、今回ヒーローに活かしていこうと思っています。
みなさんのお知恵をお待ちしております。
あー・・・・・「いかにもカッコよく文句なしにいい奴」とかは正直、敵役や悪役にも適用される『役割』でしかねっす。
【憧れつつも妬ましい同性】?【過剰な善】?【絶対に裏切らない仲間】?彼にどんな役割を演じてもらいたいか?じゃない部分をこねても、キャラ立ては難しない?
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①「気弱で受け身なヒロイン」
②「ヘタレで卑怯なヒーロー」
③「同情の余地のない悪役令嬢風ライバル」
として、
A、①ヒロインが③ライバルに冤罪をふっかけて②ヒーローをそそのかして殺させる
B,③ライバルが①ヒロインに冤罪を捏造して処刑をねらうも、①ヒーローの活躍で処刑作戦は失敗に終わる。
C,②ヒーローが売名行為のために仲の良かった①ヒロインと③ライバルの関係をこじれるように画策するも、結局ばれて①③に私刑をくらう
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①「気弱で受け身なヒロイン」でも
Aだと悪質な教唆(きょうさ)犯
Bなら被害を言い出せない社会的弱者
Cなら自信の無さが邪魔して真実を聞けない人・・・・・というノリで役割が変わるし、人間性の意味合いが変わるんちゃう?
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やりたいのは人間性の深掘りやと思うから、朝松健の一休シリーズとか読むのがおススメやと思う。
ワタシは井上正彦監修の異形コレクション好きで、ちょくちょく読んでるんですけど、朝松健の書き下ろしはだいたい一休ネタで、一休宗純というストーリーの導き手と関わる人々の業を物語のテーマと絡めてホラーチックに描いてます。
読書メータ見た感じ、一休闇物語がそれっぽい。私的に好きなのは【荒墟(あれつか)】たしか籤将軍、足利義教の人物像を描いた話で、wikiでも読める彼の非業の人生と、この物語における彼の人間性のえぐさ歪さのオーバーラップが深くて良かった。
カテゴリー : キャラクター スレッド: あなたの思う『イケメン』を教えてください
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「典型的なファンタジー」対「現代技術」な作品を作りたいです。
自分はファンタジーというものに疎く、魔法の出てくる作品といえばリゼロととななつまとこのすばとはめふらとツイステとハリポタとデルトラクエストと魔法戦隊マジレンジャーぐらいの知識しかないです
今からファンタジー作品の履修がしたいんですが、「典型的なファンタジー」を作る上で、最低限履修しとけみたいなものは何があるでしょうか。
取り敢えず自分の思いつく限りだとこんなイメージです↓
・最低限履修すべきもの
魔術士オーフェン
ロードス島戦記
スレイヤーズ
吸血鬼ハンターD
英雄コナン
ベルセルク
ドラゴンクエスト3
幻想水滸伝1〜3
Fate
・履修した方がいいもの
北欧神話
指輪物語
クトゥルフ
ゼロの使い魔
ソードアート・オンライン
とある魔術の禁書目録
ファイナルファンタジー
女神転生
ウィザードリィ
D&D
・必要かもしれないもの
氷と炎の歌
ゲド戦記
ナルニア国物語
十二国記
夢の宮
・あまり必要のないもの
聖書
シェイクスピア
ゲーテ
ダンテ
エンデ
・何かしら一つは必要なもの
中世ヨーロッパ史
経済学
文化人類学
・関係があるかもしれないもの
攻殻機動隊
ジョジョの奇妙な冒険
HUNTER×HUNTER
鋼の錬金術師
魔法騎士レイアース
新世紀エヴァンゲリオン
銀河英雄伝説
三国志演義
ニンジャスレイヤー
1984年
ディック小説
ぶっちゃけ、
>「典型的なファンタジー」対「現代技術」な作品を作りたいです。
それだけじゃわかんない。
「典型的なファンタジー」がどのあたりを指してるのかがまず曖昧で、これを具体的にするのが先だと思う。
・詠唱すると発動する魔法がある。
・ゴブリンやオークなどモンスターがいる。
・エルフやドワーフや獣人と人間が共存している。
とか。適当に箇条書きでもいいから思いつく限り、「あなたが考える典型的なファンタジー」を具体的にしていく。
そのあとで、「じゃあ、既存作ではモンスターはどのように扱われているのだろう?」とか「人間以外の多種族はどのような存在なのだろう?」とか、そういう「疑問や課題」を持ってはじめて「資料」が役に立つし、課題もなく勉強したって漠然と本を読むだけで身に入らない。
まずは本を手にするよりも「あなたが考える典型的なファンタジー」がどのようなものかを明確にするのが良いでしょう。
そうしたら、「自分が考える典型的なファンタジー」が、どうすれば読者に「典型的なファンタジーだ」と感じてもらえるかと考える段階に入れる。
そもそもスレ主さんが考える「典型的なファンタジー」が一般読者にとっては典型的ではない可能性もあるからね。
読者が「典型的」と考えるのは、その系統のファンタジーをよく見るからであって、つまり流行作品なんかに影響されて時代によって感じ方が違うから、このあたりは流行作品を参考にすべきだろうと思う。
「スレ主さんが考える典型的なファンタジー」と「流行のファンタジーの傾向」とですり合わせて、表現を変えたり設定を微調整したりして読者の感覚に合わせていく。
まあ、例えば一概に「典型的なファンタジー」と言ってもクトゥルフ系統のものはパット見で「典型的」とは感じないでしょ。でも「クトゥルフ系統のファンタジー」の中では典型的なわけだしさ。
後出しで言い訳すると実は私もそれほどファンタジーには詳しくないから断言はできないんだけど、
スレ主さんが挙げてるタイトルの中で「Fate」シリーズは、あれ多分クトゥルフかTRPGの系譜だし、日本人が一般的に考える「典型的ファンタジー」は「JRPGの世界観」が強いだろうから、その源流かなと思う指輪物語の系譜とは違うと思う。
そういう見方でスレ主さんが挙げられたタイトルを見てみると、正直ジャンルがむちゃくちゃで適当に有名作品を挙げたように感じるんよね。
これら作品を読んだところでスレ主さんがやりたいことがわからない、というか。
「オーフェン」や「スレイヤーズ」を最低限に挙げるのであれば、90年代から現在に至るまでに覇権を取ったであろうファンタジー作品を年代順に読んでいくのが一番いいんじゃないかって思います。
オーフェンやスレイヤーズでは、たぶん「ギルド」とか「スキル」とかそういう仕組は一切出てこないと思う。
これは、当時は「JRPGのゲーム的な世界観」ではあるけど「ゲーム的用語」を出すことがダサいと思われてた時代だからですね。
対して現在は、そういうゲーム的用語はバンバン出すじゃないですか。そういうとこでも読者の「典型的」と感じる部分は変わってきますから、あくまで「典型的なファンタジー」で考えると流行作品を読むのが一番いいと思います。
その対比として、ラノベでポップなファンタジー世界観の走りになっただろうスレイヤーズやオーフェンの外伝あたりは読んだほうがいいかもしれません。
でもまずは「自分が思う典型的ファンタジー」を具体的にするのが先ですね。
カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 履修するべきファンタジーは何か
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