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現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点 (No: 1)
スレ主 冬空星屑 投稿日時:
タイトルの通りです。
現代ファンタジーで学園ものを書きたいのですが、気をつけるべき点を教えて下さい。
私の知っている学園ものだと『学戦都市アスタリスク』や『とある魔術の禁書目録』、『落第騎士の英雄譚』、『緋弾のアリア』などがあります。
どれも作品によって描かれている世界の細かな所が違うと思いました。
現代ファンタジーでは書かなくてはいけない点や書かなくても問題のない点などを具体的に知りたいと思っています。
カテゴリー: 設定(世界観)
この質問に返信する!現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信 (No: 2)
投稿日時:
……うっかり大人の感覚で未成年がやってはいけないことを堂々とやってしまうことがないように、かな? 飲酒とか喫煙とか車の運転とか(←ン十年昔には流行った表現らしいですが)。。
漫画になるけどPEACH-PITの「ゾンビローン」では、「某清涼飲料水を飲むと酔っぱらって第二人格が出てくる二重人格者」とかいたりします。もちろん「何で清涼飲料水で酔っぱらうんだよ!」というところが突っ込みどころだったりしますが。どう考えても酒ネタが使えないためのお茶濁しどころですよね。
異能ものとかだと夜の戦闘が多かったりして、このへんはまあ仕方ないですよね、とは思いつつも夜9時以降の外出は気をつけようね、補導されちゃうよ?とか。
学生時代の知人に、平日午前中に制服姿でゲーセン行って補導された奴とかおりましたがな……せめて私服にしとけよお前!とか突っ込まれました。
あまり気にしすぎることもありませんが、そのへんうまく騙し騙しやっていきましょう。
現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信の返信 (No: 3)
投稿日時:
ありがとうございました。
喫煙飲酒運転などなど、学生と成人の違いをしっかりと意識して書きたいと思います。
現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信 (No: 4)
投稿日時:
私も同ジャンルものの小説を作っているのですが現代の高校生での流行を取り入れたりするとかですかね?
学園ものになればターゲット層は高校生もしくは10代後半になると思いますので今何が流行しているかは念にいれるべきかなと思います。
後はhexaさんの返信と被ってしまうのですが22時以降での戦闘シーンや喫煙飲酒といった現実の高校生ではまず罰則されるようなことはうまい騙しが必用かなと思います。
あとは学園ものですがファンタジー系よりラブコメ系によくありがちなメインキャラの親が全く登場しないのに高校生以下のキャラが普通の一軒家に住んでいることですね。中にはバイトしている光景すらなくこれ誰が家賃払っているのかと思ってしまいます。一括した可能性もなくはないですが……
まあ私も高校卒業からかなり経過しているので現代高校生については未知なものなのですが高校生であることを自覚すれば問題ないかなと思います。
現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
ありがとうございます。
流行ですか。
バエーとかですか? 古い気がしますね。
作中でのたった数日を、数ヶ月かけて書いていく小説に流行は難しそうですね。例に挙げた『緋弾のアリア』の同一の世界で書かれた『やがて魔劔のアリスベル』では東日本大震災の様子が書かれていたりして、おお!、と唸ったことがありますね。
謎の『親が出掛けている』設定は、本当に謎が多いですよね。海外出張はマトモな方で、ヤバイものだと何年間も新婚旅行してますものね。
安心なのは、私の作中の主人公はしっかりとお金を稼ぐ手段を持った状態で、親元を離れて生活している点ですね。
まあ、指摘されてから気付きましたが。
主人公やその周辺人物たちは、あくまでも高校生(あるいは学生)であるということを、特に意識する必要があると言うことですね。
人気回答!現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信 (No: 6)
投稿日時:
まず細かいことですが、挙げられたタイトルは学園モノじゃなくて学園バトルものでしょう。
学園ものの基本は「学園で起こること」をテーマにしてるので、『とらドラ』とかラブコメが近いと思う。
まあ、それだと「ソレって学園ラブコメでしょ」となるので、大別すれば間違いではないと思うので細かい事なんですが。
ただ挙げられたタイトルは「バトルもの」に特化してるものばかりなので、一応指摘させてもらいました。
というのも、例えば『氷菓』という小説は「学園ミステリ」です。
これは推理に寄った日常ミステリで殺人などは起こらないのですが、その理由が「学園」にあります。
これはテーマが「学園ミステリ」だから、あくまで「学園で起こる謎」に限定されてるわけです。
通常、学校で人は死なないのでそうした事件を扱うことはなく、日常にある些細な謎を拾い上げるコンセプトとなっています。
繰り返しになりますが、「学園もの」は基本的に「学園で起こること」を扱うわけですね。
では、「学園ミステリ」と銘打った以上殺人事件などは出せないのかというとそうではなく、学園ミステリでありながら殺人事件や凶悪な犯罪に巻き込まれる話はけっこうあります。
これはどういう事かと言うと、例えばホラー系が良い参考で、学園ホラーってのは古くは王道の「学園七不思議」が出てきたりして、そもそも「学校自体にそういういわくがある設定」になってるわけです。
なので、「学園ものは基本的に学園で起こり得る事」なんだけど、その「学園」自体を「殺人事件が起こっても不思議じゃない設定」にしちゃえばOKなわけです。
で。ようやく本題の学園バトルに入るけども、
学園バトルというのは、ぶっちゃけ学校で殺人事件が起こるような非日常・非現実と同じくらいに、学園内で本格バトルが展開されることはありえない、と言えるでしょう。
なので、バトルが不自然ではない学園という舞台をまず用意する必要があります。
そのためには「生徒が能力を持ってて、成績や価値はその能力値で決まる」といった世界観設定なども入り、「とあるシリーズ」や「アスタリスク」などが作られます。
学区内対抗戦とか、試合結果が生徒の評価に直結するとか、「戦闘行為をすることが生徒の価値」という仕組みを作っていたりしますし、学校行事としての学園祭で試合形式の戦闘があったりもします。
これらは全て「その特殊な学園で起こり得る事」なわけですね。
なので「バトルもの」ではなく「学園バトルもの」という枠組みになっています。
基本的に「学園で起こり得ること」をテーマにしていれば学園モノは問題ないと思います。
しいていうなら、学園バトルの場合はその「学園」が特殊な事が多いので、「学園の特殊性」を全面に押し出さないと違和感が残ると思う。
「学区内対抗戦」とか「学園祭での試合」とか「ランキング」とか、イメージは湧いてくると思うけど、その基準点は「学園で起こり得ること」です。
「とあるシリーズ」なんて学校内の様子はほとんど出てこないし学校内で戦闘してる場面は無いと思うけど、何故か「学園バトル」として挙げたでしょ。
これは「そういう特殊な学校が集まって出来てる場所が舞台」という設定のためだね。
「そういう学園(都市)の中で起こり得る事」を扱ってる内容なので、学園ものの枠に入ってくる。
そして、ラブコメなど普通の学園がテーマでない以上、そうした学園の設定すなわち特殊性を押し出すことがコツなので、設定はもちろん作品によって違っている、ということです。
でも基本的にはどれも特殊性を押し出してるだけだと思いますよ。
現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
ありがとうございました。
私は『現代ファンタジー』×『学園』=『学園バトル』という固定観念に囚われていたようです。反省ですね。発想は広げてこそ。
それでも、私が聞きたい学園バトルものについてコメントを頂けたことに、改めて感謝を。
以前のコメントでは、高校生(学生)であることを忘れない、とコメントを貰いましたが、なるほど、不断の日常で学生で異能力でドンパチ殺り合う訳がないという。
それを読者に納得させるリアリティーが必要なわけですね。
学園の特殊性と学生が戦いをするだけの理由(成績や将来の職業へのメリット、カリキュラムや校則などでの義務)が必要であると。
……高校の生徒手帳探して、校則を見直すべきでしょうか? それとも特殊な校則だけを追加するべきでしょうか。悩み所ですね。
現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信の返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
まず想定してる学園バトルの中で何をしたいのか、を考えてみるのが早いと思います。
例えば、あくまで「学校」なので、能力者などが在籍しているとしてもそんな教育機関にテロリストが攻めてくるだとか犯罪者が入り込むなんてことは、普通はないわけです。
でも、こういう展開をしたい場合、「国営学校で軍部と連携し能力開発をしている」という設定が加わると、「政府と軍が関わってる機関にテロリストが攻撃をする」というのは不自然でありません。
すると、主人公は軍や研究開発サイドに少なからず関わりのある人間でーーとまあ『魔法科高校の劣等生』みたいな感じになるわけですね。
校則などは生徒を縛るものなので、そこに目を向けるなら生徒の扱い(生活風景など)が主な物語になるので、あくまで「個人」の物語になりそうです。
例えば決闘のルールがあればそういったものが主軸のストーリーになる、という事ですね。
学校の特殊性は、教師が軍属だとか危険な能力者を閉じ込めるための施設が本質であるとか、そういう感じの事を指してるので、
つまり、「能力者を敵視するテロリストとの戦い」が主軸だと考えてるなら「国営・能力開発・能力使用が推奨されている」という特殊な学校って感じになります。
ちなみにコレはただの例なので、「とあるシリーズ」では国営ではなく確かアレイスターが権力持ちすぎて自治的なエリアになってる、みたいな感じだったと思うし、「やりたい主軸が展開できる設定」ならなんでも良いと思います。
ということは、「やりたい主軸」がはっきりしてればそれに合う設定を考えりゃいいだけです。
やってる事自体が学園で異能バトルって非常識な事なので、あえて特殊性・特殊な設定をと考えなくとも、「やりたいこと」をやるために思いついた学校の設定はたいがい特殊なものです。
現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信 (No: 8)
投稿日時:
エロゲをやっている高校生主人公とかもいますので、その辺りをやる場合はドギツクならないように描写するとかでしょうか。生存の杉崎はエロゲーマーですが、エロシーンは見ないように飛ばして恋愛パートだけ楽しんでいるタイプです。また同社から出ている非オタの彼女という作品もエロゲをテーマにしていますが、触れるのはエロゲのストーリーだけでやるシーンは一切出てきません。この主人公もエロよりもストーリーを楽しむ派です。
つまり、主人公が18禁なことに足を踏み入れていても性癖までお下劣に見られないように……ということにお気を付けください。
現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信 (No: 9)
投稿日時:
設定・世界観についてはサタンさんの説明がたいへん行き届いていていると思います。
私から強いて付け加えるとしたら、主人公の能力でしょうか。
あげられた作品のうちいくつか読んでいないものもありますが、すべて異能バトル系ということになると思います。学園ものであれば主人公は中学・高校生相当。そしてエンタメは重要な戦いの局面では主人公が中心になって活躍するのが定石なので、かなり強い能力を与える必要があります。
異世界ファンタジーならともかく、現代ファンタジー・学園ものでいきなり最強の高校生主人公だと普通は浮いてしまうと思うんですね。なのでよく使われる方法としては、序盤では低スキルに見えた主人公が実は何か特殊な血筋などを引いていて、やがて覚醒するというやつです。しかし、このパターンは作者にとっては使い勝手がよいでしょうが、あまりに使い古されてしまって今では芸がなさすぎです。
ヒットした作品の多くはそこに工夫がこらされていて、例えばとあるシリーズに代表される「最強の劣等生」パターンなどのアイデアが見られます。
小説以外のジャンルも見渡すと、fateでは主人公の能力を抑える要因にドラマとしての重厚な背景をあたえていました。またアニメ『まどマギ』は、大きな謎が徐々に解き明かされるストーリー構成でしたが、それらのすべてが主人公に隔絶した力が集中する理由として収斂していくんですね。
いろいろ個性的なアイデアがこらされた先行作がありますから、参考にしてみてください。
現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信の返信 (No: 11)
投稿日時:
ありがとうございます。
ただ強いだけの主人公ではダメで、同様に弱すぎてもダメなのですね。
主人公tueeeをやりたかったのですが、うーーん、悩みますね。