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黒鐘 黒ぅさんの返信一覧。得点の高い順14ページ目

元記事:登場人物の名前に気をつけるべき所で

 こんばんは臼田(usudaisranove)です。 文章はそれなりに進んでいるのですがなかなか登場人物の名前が上手いように決まらない事が続いており今回は名前に関して少し質問をさせてもらいます。

 ここ数年現実の日本で自分の子供に対していわゆるキラキラネームが流行りだしており日本人として生まれながらもまるで外国人のような名前やアニメに登場するキャラクターかのようなものが誕生しています。
 そういう名前をつける親もどうかしてるとは思いますがこれはラノベの登場人物にキラキラネーム風をつけようとする作者にも同じような事では? と思いました。

 ラノベはターゲット層が中学生~高校生であり現代の読者の中にもキラキラネームをつけられてしまった人もいるでしょう、しかし登場人物がキラキラネームばかりではそこで見るのをやめてしまうと思います。
 普通すぎる名前だといまいち印象残らないですし逆にインパクトある名前にしてしまうとキラキラネームだと思われてしまう、現在そういう状況です。

 皆さんは登場人物の名前をつける時にはどういう工夫を練っていますか? お願いします。

上記の回答(登場人物の名前に気をつけるべき所での返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 1 投稿日時:

キラキラネームって、現代社会の一般常識から強く外れた名前の事を言う訳ですが、我々の言う「キラキラネーム」のような名前が通じる世界観ならば、特に問題はないでしょう。

まぁ、書きたい世界観が現代社会そのものなら、そういう訳にはいかないんですけども。
ただ自分はよく「あだ名」とかを使ってそれっぽい名前にしたりはします。
「有本 鈴香(ありもと すずか)」のあだ名が「アリス」とか。
あと、苗字ならばキラキラネーム云々は一切関係ないので、苗字を「裏ヶ峰」とか「龍ノ崎」とか「後醍醐」とかにしても全く問題ないですし、謎キャラとか、そういう感じなら設定段階から「偽名」ってことにして「虹神 イロハ」みたいなキラキラネーム風なやつを付けても大丈夫だと思います。
インパクトの問題なら、「通り名」とかもアリかな(「熊殺しの桐谷」的な)。

物語では「名前」というより「呼ばれ方」のほうが強くイメージに繋がるので、名前は普通でもそれ以外の呼ばれ方を工夫すれば、インパクトは出せると思います。
以上、HNがキラキラネーム級の黒鐘でした。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 登場人物の名前に気をつけるべき所で

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元記事:いっこうにストーリーが

つい最近活動を始めた創作ド初心者です。
ラブコメや現実世界線のSF物を書こうとしたものの、キャラが思い付くのまでは良いんですが、全く物語が編めません。
一体どうすればいいのか……。

上記の回答(いっこうにストーリーがの返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 0 投稿日時:

はじめまして。黒鐘黒ぅと申します。
僕が使っているストーリー作成の方法について書かせていただこうと思います。
まず、ストーリーとは、一つの目的を達成する過程を表したものです。ですので、基本的にはこの「目標」から決めています。
この目標に関しては、最後までこの一つの目標を目指すのでも大丈夫ですし、一つ目標をクリアしたら次の目標へ、というのもまた大丈夫です。
この時、「世界を救う」などではテンプレすぎるので、オリジナリティのある目標にすればより良くなります。オリジナリティを出そうと捻りすぎた場合、よくわからないストーリーになってしまうのでご注意を。
続いて、登場人物がその目標を目指す動機を考えます。より強い動機であれば、面白いストーリーになるでしょう。
その動機を抱くきっかけとなる事件を冒頭に置くと、わかりやすくなります。
次に、その目標へ向かう途中でぶつかる壁、つまり敵や障害をつくります。
より困難な壁に設定すれば、物語としては盛り上がります。しかし最近は、そのような壁を嫌う読者がおられるので、障害のレベルは調節が必須と思われます。
そして、先ほど同様、敵キャラにも動機をつけましょう。ただ嫌がらせをしてくるだけではストーリーの意味が薄れてしまいます。
主人公と同等の動機にすると、ストーリー内でのぶつかり合いが激しくなり、盛り上がります。
このように、主人公達が目標へ向かう過程で、様々な困難を乗り越え、最終的に達成するというのが物語の基盤になります。
では、その目標や障害の決め方についてもお話を。
僕は基本的に、物語の舞台から決めます。
その舞台の中で、主人公達が達成すべき目標を見つけるので、世界観に合った目標にすれば大丈夫です。
障害に関しては、主人公達にとって邪魔ならそれは障害になります。
色々な「邪魔」を考えてみましょう。
ここで、決定した目標と障害をストーリーの基盤に当てはめれば、だいたいのルートは見えてきます。
ここに個性豊かなキャラを加えていき、オリジナリティのある作品に仕上げていきます。
以上が、僕の使っているストーリーの作成方法です。
あくまで一つの方法ですので、参考程度に。
長文失礼致しました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: いっこうにストーリーが

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元記事:冒頭のテンポと分かりにくさについての返信

主人公が死んだところから始まる物語としては、なつかしの『幽遊白書』。今年新作アニメでしたっけ?
それはさておき、あくまで一般論として。

古人曰く、冒頭には死体を転がせ。
これはミステリの話ではあるわけですが、とにかく最初のほうで読者の興味を引いておくべきなのはどのジャンルでも共通のことです。
つまり、後者の「主人公が命を落としてから、それまでの過程を会話などで表す」方を私は推します。
web連載だと、読者側が「ちょっと読んで面白くなさそうだったら閉じる」をし易いのでなおさらですね。
分かりにくさは工夫で補っていきましょう。

最初に断ったように、あくまで一般論なので、
死ぬ前から始めて、別の要素で読者の気を惹くつくりにするのも良いと思います。

上記の回答(冒頭のテンポと分かりにくさについての返信の返信)

スレ主 黒鐘 黒ぅ : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
確かに、web上では閉じられ易いということを考えれば、最初に死ぬほうが惹き付けやすいですね。
ありがとうございました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 冒頭のテンポと分かりにくさについて

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元記事:冒頭のテンポと分かりにくさについての返信

至極単純な話をすれば、物語というのは「お話」あってこそ。
話が始まらなければ何も面白くない。
「主人公が死後の世界で活躍する物語」であるなら、これは死んでから物語が始まるわけで、死ぬ前は「お話」が始まってない状態。
そんな生前の話を序盤に並べられても「いつになったら話が始まるのか?」という状態になってしまう。
テンポが悪いと感じたのはもっともで、これは言い換えれば、
「わかりやすいが面白くない序盤」と「わかりにくいが面白い序盤」のどっちがいいか?
という話になるでしょう。
ライトノベルは面白いが正義ですが、同時にわかりやすければいいとも思います。
しかし、ここで気をつけたほうがいいのは「わかりやすい」というのはあくまで作者の主観でしかない感覚だって事です。
話の流れや設定を全て知ってる作者だから、時系列順に死ぬ前からやったほうがわかりやすい、と考えてるだけ。
つまりこれ、「わかりやすい」んじゃなくて、「説明しやすい」というだけなんですね。
できれば友人か誰か、第三者に読んでもらって意見をもらったほうが良いでしょう。
「わからない事が興味をそそる」って事も大いにありますから。
……もっとも。
何かを説明するときには時系列順に1から説明したほうがわかりやすいのは当たり前なので、「生前から書いた」という方は確かにわかりやすいのだろうとは思います。

それで、どちらが良いか、ですが、
個人的には、さっさと話を始めるという意味で「死後(あるいは死の瞬間?)から始める」ほうが良いと思います。
……思いますが、内容次第でもあるので、これだけの情報ではどうにも第三者には判断しかねます。
ワルプルギスさんが例に挙げた幽遊白書の場合は、主人公が死んだ理由とか割りとどーでもいい事で「予定外の死者だから復活できるよ」という展開が通用すりゃ何でもいいため、死後から始まり回想でざっと生前の紹介をした感じでしょう。
この生前の紹介も、ヒロインがいたりライバル(?)がいたりと、その紹介を兼ねてるわけで、こういうのが無い場合は回想さえいらないでしょう。
逆に、生前のキャラクターや環境が死後の主人公ないし物語に深く関係してくるのであれば、1章まるまる使って生前を書いたほうが良いと判断できます。
「死後の世界で活躍」という以上は生前の事は話に関わってこないと考えると、むしろ生前については概要がわかるくらいで何も触れなくても問題ないんじゃないかって思う。

上記の回答(冒頭のテンポと分かりにくさについての返信の返信)

スレ主 黒鐘 黒ぅ : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
細かく丁寧に説明して頂いたので、とても理解し易かったです。
特に、作者の目線から見た分かりやすさは、説明しやすいだけというのがとても納得できました。
機会があれば、友人に意見を求めてみます。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 冒頭のテンポと分かりにくさについて

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元記事:冒頭のテンポと分かりにくさについての返信

 実際には、お考えの2パターンの冒頭を拝読しなければなりませんが、よくあるパターンで考えてみます(半ば以上、自省とお考えくださって、ハズレではありませんorz)。

 冒頭での読者はこんな状況ですよね。

A.作品知識が皆無
 当たり前ですが、まだ読んでないですから。

B.興味を持てるかどうか分からない、知らない
 知らないものに興味を持っているわけないですよね。さらにいえば、読者は面白がる以外の動機がなく、作品理解の努力もしたくない、いわば「無知で怠惰な幼児」です。そういう人を引き付けるわけですから、なかなかの難事です。

C.作中のキャラ(地の文の語り手を含む)とは初対面で赤の他人同然
 キャラも同様ですね。興味を持ってもらうにつれ、感情移入も生じて来ますが、読者が面白いかどうか危ぶんでいる冒頭では、作者が「こいつら(作中のキャラ)をどうやって読者に紹介しようか」と四苦八苦せねばなりません。

 冒頭に必要なものを考えると、以下のようなものがあると思います。

1.興味、目を引くツカミ(となるイベント、事件)があること
 大事件のようだけど先が読めないとか、目を引くイベントがあると、続きが知りたくなります。逆に、退屈な日常描写が延々と続いたり、物語の設定説明を連ねたりすると、読む気が失せます。
 やりがちな失敗は、面白くないとの感想に、「よく分かれば興味を持ってもらえるだろう」「よく知らないから興味を持たれないのでは」と思い、さらに設定やキャラ特徴を詳述してしまうことです。興味が湧けば知識欲も自然に起きますが、先に知識を詰め込まれるとお勉強としか思えなくなります。必ず、興味が先・知識が後、です。

2.読み進めた範囲で、分かりにくい点がないこと(分かりやすい、とは別)
 1に反せず、あくまでも読み進めた範囲では、です。冒頭からは単純に異世界ファンタジーということだけ分かれば、それでOK。作品が実は現代日本から転移・転生した主人公だとしても、そんなことは後で分かればいいのです。
 ずっと先までの設定とストーリーを既に作った作者心理としては、つい全編に対して役立つ情報とか、ずっと先のエピソード先取りなどをしがちですが、読者としてはそんなこと知ったこっちゃない、ということは要注意だと思います。読んだ範囲で一読して理解できて面白い、だけしかありません。

3.主人公が誰で、何をしようとする物語かが明らかになること(仮のものでも可)
 これも作者は書き始める前から熟知しているだけに要注意だと思います。つい省いてしまう。特に目を引くツカミを重視するあまり(この判断は正しい)、主人公の(当面の)目的を明らかにするのを後回しにしてしまう。
 しかし、主人公の目的を明らかにするのは、読者が「今、何のための読んでいるか」「何を知るために読んでいるか」というモチベになります。冒頭のイベントが目を引くものとすれば、主人公の目的は読者の気を引くもので、2つ揃って読書意欲となります。
 ただし、読み進めた範囲内で整合性があればよく、途中でひっくり返すのはOKです。ときにはラストでどんでん返し的に明らかにしてもいいかと思います。
(むしろ、効果的にひっくり返したほうがいいことも多いかも、特に長編では。)

 前置きが長くなりました。以上のことからご質問の二択を考えてみます。

> 「主人公が命を落とす直前から物語を進めるもの」と、(分かりやすいがテンポが悪く)

 これはほぼアウトだと思います。おそらくですが「分かりやすいが」と仰るのは、冒頭だけ読み進めた範囲での分かりやすさではなく、物語全体に対する理解が深まるの意味になっている恐れがあります(雰囲気を出せるとか、事前情報を出したほうが親切という、作者の思い込みによるもの)。
 もしそうならですが、暴論に聞こえるかもしれませんが「不要な冒頭です」と申し上げるしかありません。読者は先のことなんか、まだ興味を持ってないからです。
 生前のエピソードから入るのなら、そのエピソードが手に汗握るレベルの面白さを持っているときのみだと思います。

> 「主人公が命を落としてから、それまでの過程を会話などで表すもの」(テンポがいいがわかりにくい)

 こちらが無難だと思います。「わかりにくい」というのが、物語全体や世界観や各種設定など、特に異世界へ来た経緯であれば、読者が知っておく必要があるのか、最小限にまで情報を絞れているのかを再考すべきだと思います。

 あるいは、冒頭のイベントに混ぜて語る必要が生じているのか。語る必要があると思えても、作者が設定したことを語ってみたいというだけだったりします(自分が手を掛けたものは異様なくらい価値を感じてしまう現象:イケア効果)。

 読者が面白がるかどうかを第一基準にし、当面の物語進行に不要なら後回し、語らなくても物語が分かるなら削り、ときには、語らないと分からないことは設定やストーリー進行を変えてでも消す、くらいの覚悟も必要だと思います。さらに、絵的には良くても文章表現が難しい、くどくなるようなもの(キャラやモンスター造形、魔法の設定等々)は文章表現に向くように変えてしまう。

 端的に申し上げるなら、作者が考えたことを読者に伝えたがるのはエンタメ小説としては邪道で(読者に負担を強いるため)、読者が面白がるものだけをつまみ食いしてもらえる(楽して楽しめる)ように工夫すべき、となります。読んで面白い部分って、そんなにないはずです。
(↑考えたことを全部、正確に書けるかどうかは、学校の作文のみの採点基準の一部であったりするので、後々まで間違いやすい、と自省を込めてたりします。)

上記の回答(冒頭のテンポと分かりにくさについての返信の返信)

スレ主 黒鐘 黒ぅ : 0 投稿日時:

丁寧に解説して下さり、ありがとうございます。
ストーリーの構成や読者側の捕らえ方について、とてもよく理解する事ができました。
読者からの興味の引き方について改めて考え、面白い冒頭を意識して書いてみます。
返信ありがとうございました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 冒頭のテンポと分かりにくさについて

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元記事:小説を書く動機。

初めまして。一ヶ月ほど前から支部で二次創作の小説を書き始めたものです。人気のジャンルであることと、私の小説が特殊な性癖に突出したものなので、有難くも多くの人からブクマやフォローを頂いています。
今回相談したいのはtwitterで起こったことです。私は最近支部用の垢をつくり、質問箱やマシュマロなども始めてみました。マシュマロの方は感想などが何個かきて喜んでいたのですが、質問箱に質問というか意見文が投稿されたのです。
それは「評価されるために小説書いている感がありますね。」みたいな感じでした。私は楽しくて書いていたのですが、確かに途中から評価を気にし始めてしまっていることは少し感じていたので、ずばりと言い当てられて少しショックを受けてしまったんです。

書く方、読む方、両方の方からの意見を聞きたいのですが、評価のために作品を作るって不快に思いますか?私は今まで読んできた作品にそんなことを感じたことがなかったので、自分の存在を否定してしまいそうになっています。

上記の回答(小説を書く動機。の返信)

投稿者 手塚満 : 0

例えば、「余命いくばくもないヒロインが健気に生きる」みたいな、いわゆる感動ポルノ。貶しにくく、とりあえず褒めておくしかないですよね。低評価したら「倫理的に問題ある奴だ」なんて言われかねませんから。

あるいは、そのときに流行っているネタを並べ立てる。受けている要素なんですから、褒めないと「流行に後れた奴」と言われかねない。ですが上手な人は受けるネタをつなぎ合わせて物語を作るのに対し、下手な人は受けるネタを単に並べ立ててしまいます。同じネタが盛り込まれてるんだけど、後者は面白くない。だけど読者としては、今の流行なんだから貶しにくく、なんとか褒めておくしかない。

「褒めてもらう」「貶されない」が作者の戦略になると、そういう悪弊に陥りがちです。「読者に面白がって欲しい」という初志がどっかに行っちゃう。読者を操作して褒めさせるにはどうするかしか考えなくなる。

作品を書いているときは「こうすると読者は喜んでくれるはず」と思い、書き上げて発表するときは「これで読者は楽しんでくれるだろうか?」と思えるのなら心配はありません。言い換えれば、読者の喜ぶ顔が見たいのなら大丈夫です。

(ご参考)
https://twitter.com/kakuniha/status/1160154926153994240
> 「書くという仕事を始めて十年近くたったころ、好きなように好きなまま小説を書き、それで読み手がどんどん増えて、評価も自然に高まるなんてことはないと気づいた。評価を得たいのならば、評価されるように書かなくてはならない」(角田光代)

プロでも評価されるように書く必要性を痛感しているようです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 小説を書く動機。

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投稿日時:

元記事:物語の余韻について

先日、評価シートが届きまして、そこに『地の文や台詞に余韻が感じられない。余韻を感じられるようにすればもっと物語に深みが出る』と書かれていました。
この余韻というのはどういうものでしょうか? いえ、なんとなくならわかるのですが、それが果たして正しいのかどうか気になりまして。この疑問に答えを出すべく質問をさせていただいた次第です。

上記の回答(物語の余韻についての返信)

投稿者 田中一郎 : 0

そう評されたドラ猫さんの作品を見てないので、なかなか難しいですね。
漠然とした物言いになりますが、広がりが感じられないということかなと思いました。
例えば、地の文から推測される世界観。描写過多であったり逆に過小であると想像が働きません。
またはセリフから感じられるキャラクターのバックグラウンドや隠させた心情など。こちらも同様に適度な描写でないといけないのかなと。
あとは読了後に、その話の続きを想像するか、というのも余韻に含まれるかも知れません。ありていに言ってしまえば、「続きが読みたい」と思わせられたか否か、だったりするのではないかなと。

優等生的にまとまりすぎてるのかもしれませんね。機械的に評価するとマイナスになる部分でも「個性」として売りになる(こともある)のが創作の世界ですから。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 物語の余韻について

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投稿日時:

元記事:主人公と対等のライバルはありか?

はじめまして、点眼爆薬炸裂大車輪と申します
現在小説家になろう様に投稿しようと考えているのですが、作中最強クラスの実力を持つ主人公に比肩するライバルを登場させようか悩んでいます
周りの反応を見ると、主人公と同格かそれ以上のキャラクターというのはウケが悪いようです。自分は主人公がある程度苦労して勝つ、というのにカタルシスを見出すタイプなので、どうしようかと考えています
男で登場させる予定ですが、女にしてヒロインにしてしまえばある程度緩和されるのか、などと考えています
アドバイスのほど、よろしくお願いします

上記の回答(主人公と対等のライバルはありか?の返信)

投稿者 サタン : 2

主人公と比肩しない「ライバル」ってのもおかしいと思うのだけど、そもそも点眼さんのライバル像ってどんなものなんでしょう?
力量差はあっても志の面で同じとか、ライバルってどこかしらに「対等」な部分を持ってるからライバル足り得るので、その点で言えば何も問題ありません。

また、「ライバルを出そうかどうか迷ってる」という意味であれば、これは、残念ながら作品の詳細がわからないと何とも答えられません。
ただ、「そのキャラを出すこと」がすなわち「ライバルを出すこと」には繋がらないので、キャラクターの扱いについて再考してみても良いのではないかなと思います。

というもの、ストーリー上「ライバルを出したい」と思ってるのであれば、悩みは「どんなライバルにしよう?」となるわけで、ライバルの是非ではなく内容の是非になるハズ。
ってことは、「こういうキャラ出したい」と思ってるんであって、「このキャラはライバルにしようかな?」と悩んでるのでは? と感じました。
男性か女性かでも迷ってるってことは、キャラというより漠然と「こういう存在」というところで迷っているのでは。

ダブル主人公にしてしまうとか、ライバルと書いてるだけで物語の役としては主人公の引き立て役として扱うとか、または何かの象徴として配置するとか、いろいろ考えられます。
ダブル主人公ないしサブ主人公として扱うのは、これは物語のことを考えなければ一番手っ取り早い解決方法ですね。
お悩みは、ようは「主人公に比肩する存在」がいなくなれば解決するので、ライバルも主人公に昇格させてキャラの扱いの上でも「対等」にしてしまえば「主人公(たち)に比肩する存在」はいなくなります。
ライバルと書いてるだけで引き立て役にするのは、これは地味ですが非常に多いと思います。
主人公より力で勝るようなライバルによくあって、ライバルは戦闘や試合などで主人公に勝つのだけど、「主人公は荒削りだが光るものがある」的な事を言ったり、ようは「強者に認められる」という展開で主人公をヨイショしてきます。
対等なライバルの場合でも、「主人公の強さは俺が一番知っている」など「認めてる」ことを強調してくる事はよくあります。
主人公をバカにした部下を締め上げる悪党ライバルとか。
何かの象徴としては、これは設定からアレコレ考えることになるので超適当な例え話をしますが、
例えば、主人公は特殊で訓練せずとも高度な魔法が使えるなど「努力をすっ飛ばして強いタイプの主人公」がいるとして、これに対し「本当は地道な努力と血反吐を吐くような苦労の末に身につける」という努力の象徴として努力家苦労人のライバルを配置する、という感じ。
ライバルがいることで、主人公が何気なく使ってる魔法が本当はどういうものなのかを説明することができるし、そんな努力家がいることで主人公の凄さがより強調できます。
わかりにくいか。
よくあるのは、「一歩間違えば主人公がこうなってた」という象徴としてのライバルを置くものですね。
漫画ナルトあたりだと我愛羅やサスケに対して主人公がダイレクトにそんなセリフを吐く場面があったりします。

基本的に「ライバル」というのは主人公をより良く見せるための道具なので、対等な存在がライバルになるわけではなく、戦闘で引き分けるくらいの実力があるというのは「主人公に近しい存在だ」というアピールの一つでしかありません。

以上のことから、まずは「ライバル」と「想定してるキャラ」を別個に考えてみると良いかなと思います。
「ライバル」を出したいと考えているのであれば、主人公の引き立て役などより良く見せるための構図が上手くいくかどうかを考える。
主人公の引き立て役なので、そのライバル像は「主人公」に合わせて変わります。
「想定してるキャラ」とこれが合わないのであれば、ライバルは止めたほうが良いでしょう。
次に、「想定してるキャラ」が作中どう活躍するのかを考える。
ライバル役でない以上不要だと思えば消してしまったほうが良いでしょう。
しかし例えば魔法の解説役として、敵サイドの情報の語り役として、何かしらに必要だという場合は、ライバルとしてでなくそういう役として配置しなおしましょう。

ライバルを女性にしてヒロインにしよう、という思い切りの良さは良いと思います。
ただ「ヒロインにしよう」って、それ話が変わっちゃうと思うので、そもそも想定してる物語とよく相談してみる事です。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公と対等のライバルはありか?

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