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いっこうにストーリーが (No: 1)

スレ主 椅子噛んだる 投稿日時:

つい最近活動を始めた創作ド初心者です。
ラブコメや現実世界線のSF物を書こうとしたものの、キャラが思い付くのまでは良いんですが、全く物語が編めません。
一体どうすればいいのか……。

カテゴリー: ストーリー

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いっこうにストーリーがの返信 (No: 2)

投稿者 一方通行 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

どうも初めまして、自分も最近ではないですけど、創作ド素人の者です。
ちなみに自分は学園魔法ファンタジー物を書いています。
その手の悩みは自分もありますけど、そういう場合はまずその物語でやりたいことを考えることから始めたらいいと思います。
それか、ラストを最初に決めて、それからどう物語を展開していけばいいかを考えたらいいと思います。
あとは、キャラたちが物語を展開していけばいいですけどね。
それと、悩んだときは書店に出ているいろいろならライトノベルを参考にしたらいいと思います。
長くなりましたが、創作は大変ですけど、お互いに頑張っていきましょう。

人気回答!いっこうにストーリーがの返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 5 No: 1の返信

投稿日時:

物語の作り方は十人十色で、人それぞれ違うものです。
なので講座を読んだり教えを請うたりしても、なかなか自身で納得できず、言われた通りにやっても上手くいかない、という事が多いかと思われます。
その上で話をするので、疑問があれば答えようと思いますが、合う合わないの判断はご自身でしたほうが良いでしょう。
まあつまり、これから言うことが正解とは限らんよ。という前置きです。

まず、物語が作れる人と作れない人の差は「こういう話を考えてる」と軽く話を聞いただけで明確にわかります。
作れる人は「主人公がヒロインと恋をする話を考えてるんだけど」という感じの事を言ってくる。
作れない人は「こういうジャンルで、こういう設定で、キャラはこうなんだけど」という感じの事を言ってくる。
いきなり何言ってんだと思うかもしれませんが、これが核心です。
この両者がどう違うのかと言うと、
作れる人は「これは恋をする話だ」と主旨が明確なんですね。
だから、「どういう恋をするか?」とだけ考えればいい。趣味をぶっこむか読者層に合わせるかの選択肢はあるけど、方向性を決めりゃすぐ話ができる。
一方、作れない人は、「雰囲気も設定もキャラも決めた」と言うものの、主旨が無いので何の話なのかさっぱりわからない。
だから、イメージは固まってるし雰囲気も掴めてるし、書きたいワンシーンも思いつくけど、肝心の大筋たる「お話」が作れない。
もともと主旨がないので、作れるわけないってことですね。

いやいや。言いそびれただけで、設定の中に「主人公はヒロインを好きになる」って書いてるし、そもそもジャンルにラブコメって書いてるだろ? と、思ったかどうかはわかりませんが、「それを要約できてない時点で、自身が主旨を把握できてない」って事なんです。

ちょいと上から目線な嫌らしい言い方をしてしまいましたが、「こういう話」とシンプルに答えられない場合は、まずこれを答えられるようにしましょう。
これが第一歩です。
例えば「主人公がヒロインと恋する話」だとしたら、次はどういう設定なのか? となる。
「設定」と聞くとアレコレ詳細に答えたがる人が多いというか、おそらく舞台設定とかキャラ設定とか細かいものを指して設定と考えているんだろう、と思う。
それも設定ですが、ここで言う「どういう設定なのか?」は、主旨である「主人公がヒロインと恋する話」に対してなので、考えるのは「どういう主人公か?」「どういうヒロインか?」「どんな恋をするのか?」ということだけ。
だから、この時点で「どういう設定?」と聞かれたら「不器用だけど青春したいと思う主人公が、自由奔放に振る舞うヒロインに惹かれる。次第に主人公はヒロインに感化されて青春らしい青春を体験してゆく」とか、こんな感じになる。
繰り返すようだけど、主旨が定まってないとここで設定を答えることができませんよね?
だから雰囲気とか舞台とかキャラとか、パーツごと別々に考えてしまって、それがまとまらないわけです。
別にキャラや舞台から考えても良いのですが、漠然と「まとまらない」と言ったところで、それは「主旨でまとめる」んだから、主旨が決まってなけりゃどのみちまとまりません。
キャラや舞台から考える場合は、考えながらイメージを練ることで主旨を決定していかなきゃ。

こういう大雑把な設定を考えたら、あとは物語のテンプレを持ってきます。
基本ルールに当てはめて面白くなるよう整えて、物語の雛形、簡易的なプロットの出来上がりです。

主人公像は最後に考えてもいいかも (No: 4)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

 考えてみたものの、サタンさんのご意見の枠組み内になっていますし、ある場合にはこう、みたいな一例にもなってしまっています。応用性に欠けるなどの点を予めお詫びしつつ、個人的な経験での一場面でこうだった、という事例として見て頂けるよう、お願いします。

1.感動した作品による執筆意欲の罠

 好きな作品は、主人公に魅力を感じている場合が多いですね。いいなと思うものは、自分もやってみたいのが人情というものです。特に主人公が特異な能力を持っている場合に顕著です。そのこと自体は、いいことだと思います。

 しかし、主人公の能力に魅力を感じ、同じように特異な能力を持つ主人公までは考えたけど、そこから先が思いつかないってよくあります。剣の達人のフィクションを読んだり観たりして、槍の名手ならどうだろうと思いつく。槍の名手の設定は難しくはありません。物凄く簡潔に言えば「最強無敵の槍使い」ですから。

 じゃあ、その槍使いが活躍するにはどうしたら、どんなイベントがあれば、となってアイデアが出てこない。主人公に対抗できそうな剣使いが出てきて、えーっと、みたいになってしまう。話作りの自由度が大きすぎるんですね。なんでもいいがゆえに、方向性が定まらない。

2.主人公の能力・特性はイベントから引き出される

 一方、「どういう困難があるだろうか?」という発想も、お話作りにはあります。現実でも自分が困難に遭遇することは多々ありますね。高校や大学入試だと、「志望校に入学するには学力が足りない」とか。すると、「教科書や問題集がすらすら分かる頭があればよかったのに」とか「もっと前から準備しておけば」となります。(分かっちゃいるけど、ですけれどもorz)

 困難を先に発想すると、困難を克服できる能力や条件が発想しやすいわけです。どういう困難があるかを先に考え、その困難を解決できるキャラクターを次に考える。そういう発想順序だと、お話作りがやりやすくなってきます。

 自分が魅力を感じられる主人公を先に発想しても構いません。が、イメージした理想の主人公を全く変えずに、主人公が活躍できるイベント(≒物語)を発想しようとすると、発想自体が難しいこと以外に、なんとかアイデアをひねり出してもイベントに無理が出がちです。主人公を引き立てるためだけの演出臭さが出たりするんですね。

 ですので、最初の主人公案は仮のもの(叩き台)として、主人公が活躍できそうなイベント案をひねり出したら、イベントの見せ場、効果を最大になるようイベント主体で考え、イベントに応じて主人公(の能力、特性、弱点等々)も変えてしまうべきです。

3.悪役は能力が先、イベントが後

 一方、物語で事件を起こす悪役は事情が違ってきます。悪役は調和した平和を破る破壊者です。壊した後のことは考えなくていいキャラクターですね。波乱さえ起こせばいいので、能力から先に発想するほうが楽です。

 とてつもない腕力(と倫理観欠如)だけでもいろいろできます。しかし、物語を起動させるには、いろいろできるうちのたった一つを選べばいい。あれもできる、これもできるのに、なんでそれなの、なんてことはどうでもいい。野暮です。悪役は「こうしたいからこうする」のキャラです。

 つまり、こういう能力があれば、例えばこんな悪事ができるな、で物語をスタートさせることができます。悪役で説明しましたが、非常識なまでの無邪気でも似たようなことができます(ラブコメでよくある、例えば主人公に一目ぼれしてまとわりつく超絶美少女ヒロインとか、主人公が一目ぼれしたのが超横暴ヒロインとか、いろいろ)。

4.イベントが発生すれば主人公が必要とされる

 イベントが発生してくれれば、上記2になるわけで、イベントの解決方法(いわゆる「勝利条件」)も考えだすことができます。腕力頼りの悪党を止めるか倒すには、A.単純により強い腕力を持つ B.柔よく剛を制す C.正面からぶつからずに知略を用いる(孔明の罠)、などが容易に思いつけて来ます。そのどれかを、主人公が能力として持てばよい(もしくは、持とうと努力するのもドラマになる)。

5.とりあえずのまとめ

 以上のような次第ですので、物語発想のやりやすい手順の一例としましては、問題行動を起こしそうなキャラ→そのキャラが起こす具体的問題→問題解決策→主人公の能力・特性、という発想の流れがあるように思います。

いっこうにストーリーがの返信 (No: 5)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

はじめまして。黒鐘黒ぅと申します。
僕が使っているストーリー作成の方法について書かせていただこうと思います。
まず、ストーリーとは、一つの目的を達成する過程を表したものです。ですので、基本的にはこの「目標」から決めています。
この目標に関しては、最後までこの一つの目標を目指すのでも大丈夫ですし、一つ目標をクリアしたら次の目標へ、というのもまた大丈夫です。
この時、「世界を救う」などではテンプレすぎるので、オリジナリティのある目標にすればより良くなります。オリジナリティを出そうと捻りすぎた場合、よくわからないストーリーになってしまうのでご注意を。
続いて、登場人物がその目標を目指す動機を考えます。より強い動機であれば、面白いストーリーになるでしょう。
その動機を抱くきっかけとなる事件を冒頭に置くと、わかりやすくなります。
次に、その目標へ向かう途中でぶつかる壁、つまり敵や障害をつくります。
より困難な壁に設定すれば、物語としては盛り上がります。しかし最近は、そのような壁を嫌う読者がおられるので、障害のレベルは調節が必須と思われます。
そして、先ほど同様、敵キャラにも動機をつけましょう。ただ嫌がらせをしてくるだけではストーリーの意味が薄れてしまいます。
主人公と同等の動機にすると、ストーリー内でのぶつかり合いが激しくなり、盛り上がります。
このように、主人公達が目標へ向かう過程で、様々な困難を乗り越え、最終的に達成するというのが物語の基盤になります。
では、その目標や障害の決め方についてもお話を。
僕は基本的に、物語の舞台から決めます。
その舞台の中で、主人公達が達成すべき目標を見つけるので、世界観に合った目標にすれば大丈夫です。
障害に関しては、主人公達にとって邪魔ならそれは障害になります。
色々な「邪魔」を考えてみましょう。
ここで、決定した目標と障害をストーリーの基盤に当てはめれば、だいたいのルートは見えてきます。
ここに個性豊かなキャラを加えていき、オリジナリティのある作品に仕上げていきます。
以上が、僕の使っているストーリーの作成方法です。
あくまで一つの方法ですので、参考程度に。
長文失礼致しました。

いっこうにストーリーがの返信 (No: 6)

投稿者 若山ゆう : 1 No: 1の返信

投稿日時:

初めまして。超長編がもうすぐ完結するので、投稿先をリサーチしている者です。
まず、主様は超初心者とのことですが、短編でもいいので、小説を完成させた実績はおありですか? ないなら、いきなり小説を1本書くのは厳しいので、まずは書きたいシーンを書く練習をするといいと思います。

いや、さすがにその程度の実力はあるよ、て場合ですが。私のやり方を書きます。

コメディ、SFとかは、ジャンルであって、物語のテーマではないですね。まず、テーマを決めましょう! 「その物語を通して伝えたいこと」です。「悪者を倒す友情と絆の物語」、「障害を乗り越えて結ばれる恋愛」、「機械と人間の切ない恋」、なんでも、創作意欲の沸くもので。

テーマを決めたら、次に、それを表現するための細かいエピソードや設定を考える。悪者退治なら、オリジナリティが必要なので、目新しい設定を考えます。英雄モノは、障害がないと盛り上がらないので、「主人公なのに世間から忌み嫌われている」設定とか。恋愛なら、どんな障害にするか? 好きになった相手が親の仇だったとか。機械と人間の恋なら、「機械に心は宿るのか」という部分を考えさせるエピソードを…。

すみません、いずれも例なのでベタですが。主様の考えたキャラがしっかり立っているのなら、そのキャラにさせたい行動を盛り込んだエピソードをまず考えて、そこまで自然に至るストーリーを後付けするのもありです。

ちなみに私はファンタジーを執筆中です。まず、書きたいキャラを4人用意しました。2人はキャラが立ちますが、あとの2人は万人受けするタイプ。主人公は万人受けを中心とした3人で、残る一人は、キャラ立ちしているにも関わらず脇役に(笑)。でも、ストーリーを練るうちに、その方がバランスがいいと思えたんですね。

私は、キャラをまず考え、次にテーマを考え(どちらが先でもいいですが)、テーマに沿ってキャラの行動を想像した結果、必然的にストーリーが進んでいきました。「こういう事態になったら、このキャラならどう行動する?」てことです。キャラが確立していれば、あまり迷いません。

が、長編を書く前は、ネタが浮かばず苦しんだ時期もあります。そのときは、とにかく身の周りのモノから何でも想像しました。行き着いたのは、家にあった「鶏の目覚まし時計」と、何となく響きが格好いい「コンプレックス」を足して、「ニワトリコンプレックス」というタイトル(笑)。ニワトリコンプレックスってなに? と自問し、「ニワトリが大好き過ぎて異常を来している青年」に行き着き、そこから「ニワトリを盗まれて死ぬ気で取り返しに行くコメディ」になりました。テーマは、「ニワトリ好き過ぎてアホなんだけど、その熱い愛を知ってほしい」でしたね(笑)。

超初心者ならなおさらですが、1本書き上げたときの達成感と学びは、バカになりません。悩むことに時間を多く費やすより、一度書いてみてもいいかもしれませんよ。

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