小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

一番合戦 仁さんの返信一覧。最新の投稿順4ページ目

元記事:処女作前編の批評依頼。の返信の返信の返信の返信の返信の返信

 竹牟礼さんなりに簡潔に言い換えてみると「表現のコントロール」となるわけですね。それでいいと思います。何かが腑に落ちたのは確かでしょう。どう言い換えるかに拘っても仕方ありません。今の作品の改稿や次の作品で具体的に分かることですから。

 さらに「表現のコントロール」のポイントとして「意図的に」というものをお考えになったわけですね。「思い浮かんだ言葉を連ねる」だけではまだうまく行かず、「何をどう伝えたいかを考えて言葉を選ぶ」といったことになるでしょうか。そこもいいと思います。

 その「意図的に」を行うには、要領があります。「読者の視点で見てみること、考えてみること」です。「思い浮かんだ言葉を連ねる」状態だと、自分には分かるし、しっくり来る言葉も選べます。まず、それを書いてみる。

 しかし、読んで欲しいのは読者という赤の他人ですよね。竹牟礼さんの作品内容を知らずに読み始めるし、作者の竹牟礼さんのことも知らない。そういう人が読んで分かるのか、を考えてみるわけです。読者が苦労して読み解くようではいけません。作品を見せずに読みあげてみて、事情を全く知らない赤の他人が即座に理解できる必要がある。それができているか。

 言い換えれば、「言いたいことを言っただけでは伝わらない。相手の事情に応じて述べる必要がある」ということです。

 繰り返しますが、大事なのは読者の視点です。よく「頭を真っ白にして」と言いますが、小説なら作者として何をどう書いたかを忘れるということです。「なろう」で知らない作者の知らない作品を読むときのように、自分の作品を読む。

 物凄く難しいです。当たり前ですよね。自分が書いた作品をきれいさっぱり忘れるなんて、とてもできません。また、自分の作品なら、書いてないことまで知っている。ですから、読者の視点になる、というのは、仮想的に読者を想定して、シミュレーションするといった感じになります。それでも難しいです。私もきちんとはできません。だけと、やろうとするしかない。

 ちょっと差し出口を利きますが、サタンさんとのやり取りについて。お礼とか気持ちとかの話になってきていますが、実用的な側面もあることは注意してください。

 感謝はあったほうがいい。だけど、感謝の気持ちさえ伝わればいいのではないのです。ご質問に対して回答があり、その回答をどう理解して、どこが自分に役立ちそうで、どこが採用できないか、あるいは実行が今はまだ無理なのか。それらを簡潔に伝える必要があります。

 なぜなら、竹牟礼さんは複数回の質問をしておいでです。回答する側としては、以前のご質問との関連性はもちろん、質問内容や返信から推測される竹牟礼さんの実力、得手不得手、好みなどを参考にしたくなります。以前から回答してきた人であれば、特にそうなります。

 回答に対するポイントを突いた返信がないと、その辺りがさっぱり分からないわけです。回答する側としては回答の精度を上げていけなくなります。回答する側としては、非常に不本意です。
(注:これは自分の性分を基準にしています。質問ごとに回答を考えたい方もいると思いますが、返信が邪魔になるわけではないでしょう。)

 さらに、たった一度の質問だったとしても(最初に質問するときも同じ)、返信内容から、回答の一部が誤解を招いてしまったかどうかなどが分かります。回答が間違って伝わったと思ったら、補足したり訂正したりできます。しかし、回答に即した返信がないと、そこも分かりません。回答する側としては、質問した方を惑わせてしまってないか、不安なままになります。

 返信は単なるマナーでも形式的な手続きでもありません。回答に対する要点を押さえた返信は、相互的な情報伝達がうまくいったかどうかの確認になり、質問した人と回答する人両方にメリットとなります。そういったことも考慮に入れてみてください。

上記の回答(処女作前編の批評依頼。の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 一番合戦 仁 : 0 投稿日時:

ご返信の全文、よくわかりました。
いわゆる自分の作品を俯瞰するという事が大事なんですね。
おっしゃる通り自分の作品をきれいさっぱり忘れて一から見直すことなんてなかなかできることじゃないと思います。
それができたら、一種の才能だと思います。
でも相手の立場に立つというのは、人間として基本的なことなのでできないことではないと思います。
常にそれを心がけていくよう精進して参りますのでこれからもよろしくお願いします。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 処女作前編の批評依頼。

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元記事:自主規制しすぎて台無しになってしまいました。。の返信

執筆中の作品に対して「何か違うな」と思うのは誰しも必ずあります。
さらに言えばどんな話を書いていてもおきます。
ジャップの無駄に気を使った、歯に衣着せた言い方は糞食らえだしわかりやすく事実だけ述べた方が理解しやすいかと思うので、少々覚悟して読んでください。

>書きたかったテーマそのものを自主規制してしまったために、本来の物語の軌道から大きく外れたまま、自分の作品を書いてしまいました。

テーマ、とは。お題やメッセージですね、主人公が目的や目標を達成する過程で伝えたい事。
主人公に限らず、登場人物の行動により浮かび上がる一つの「疑問」や「議論」だとも思っています。

そして、あなたはテーマテーマと言う割にはそのテーマの何を伝えたいかがハッキリと絞れていないのです。
当たり前です、相談の段階で「アスペルガー」としか言えてなかったのですから。

大切なのは「アスペルガー」をテーマとするなら「アスペルガー」の何を伝えたいか。何を読者に読み取ってほしいか、です。
純粋に特徴を伝えたいのか、擁護を訴えたいのか、さらには邪として描きたいのか。

あなたの今作を乱暴に纏めると、「アスペと虐げられてきた主人公が異世界で大きなことを成し遂げる」という内容かなと。

となると、ストレートかもしれませんが

「発達障害でも戦えるんだ、やりきることができるんだ! だから、同じ悩みを持っている皆も勇気を持って負けないで!」

というメッセージを伝えるには充分な内容です。
面白い、面白くない。は別として。

アナタはテーマを決めている気になっているだけです。

というか、多分自主規制したと言うのは「テーマ」じゃなくてただの「題材」じゃないでしょうか?
「題材」は、作品内で登場する「アイテム」や「キーワード」「特徴」「属性」等、設定関係の話になってきます。

テーマとは全然違います。

ガンダムなら
「戦争の中で揺れ動く人間達の心や絆」というテーマを「巨大ロボ」という題材で描いています。

アンパンマンなら
「愛と勇気」というテーマを「生きた菓子パン人間」という題材で描いています。

機関車トーマスなら
「人間だれしもに共通する教訓」を「役に立つ機関車」というテーマを通して「感情を持った人面機関車」という題材で描いています。

アニメなんか観ないのでこの辺の例えしか出ませんが、テーマと題材の違いは受け取ってもらえましたか?

「」というテーマやメッセージを伝えたくて「アスペルガー」という題材を選びました。

と整理してみてください。

ついでにアドバイスとして言うとすれば
精神的な障害を描くなら、第三者の人物に語り手をさせるか、三人称にして主人公の言動を軽く翻訳や解説しながら書いていった方がいいですよ。

その方が「何が普通の人と違うのか」が伝わると思うので。

理解されにくいから「普通の人と違う」扱いされている訳で、その「理解されにくい人の視点」だけで話が進むと、当然読者も理解してくれません。読み切ってもらえるだけでも奇跡です。

上記の回答(自主規制しすぎて台無しになってしまいました。。の返信の返信)

スレ主 一番合戦 仁 : 0 投稿日時:

K izawaさん、 三人称にした方が良いという的確なコメントを下さり、ありがとうございます。

アスペルガーの人の本音ことなんてそうそう本人が聞けるようなもんじゃないし、 それをダイレクトに伝えるにはやはり本人の視点で書くのはいいと思うのですが、やはり理解されにくい。
確かに一人称で書いてしまうと、どうしても人に理解されにくいのかもしれません。

それに、テーマと題材は同一のものと勘違いしていました。
メッセージ性に特化した作品にしようとしたつもりが、メッセージ性なんてどこにもないのは作者が何を伝えたいのか、そもそも分かってないからという本末転倒な事態に陥ってたからだったのですね。

感想ありがとうございました。
その言葉を励みにこれからも精進して参ります。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 自主規制しすぎて台無しになってしまいました。。

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元記事:自主規制しすぎて台無しになってしまいました。。の返信

初めまして。
ご質問を読んで疑問があったのですが、
「なぜ、書きたかったテーマそのものを自主規制してしまった」のでしょうか?
自主的に止めてしまったんですよね? 自分から。

その部分が明確になっていないと、
本来書きたかったテーマで書けないという、
同じ状況が繰り返されてしまうのではないでしょうか?

上記の回答(自主規制しすぎて台無しになってしまいました。。の返信の返信)

スレ主 一番合戦 仁 : 0 投稿日時:

実は小説の基本的な書き方を教えてくれた友人がおりまして、 「君の書こうとしている題材は、 ラノベの傾向として読者受けしないから、やめたほうがいい」と言われ、当時、作家としてはど素人だった僕は自主規制することにしました。

もう彼からはあまりストーリーの内容についてアドバイスを受けないようにしようかと思ってます。

そうすれば二の轍は踏まないで進むと思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 自主規制しすぎて台無しになってしまいました。。

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元記事:自主規制しすぎて台無しになってしまいました。。の返信の返信の返信

返信ありがとうございます!

お話をお伺いしていますと、どうやら「自主規制しすぎて台無し」ではなく
「友人からの助言を受けて、その時は納得して変更したが、後になって後悔している」がニュアンス的に正しいように感じました。

恐らくですが、小説を書くために何を大事にしたいかが重要だと思います。
「承認欲求」を大事にしたいなら、評価されやすいように「読者受け」を重視したほうがいいと思いますし、
「表現欲求」を大事にしたいなら、「自分が書きたいテーマ」を優先したほうがいいと思います。
今回は「表現欲求」も強かったのに、本来のテーマを捨てて「読者受け」を重視したために
後悔してしまったんではないでしょうか?

話は戻りまして、元のご質問への回答ですが、
書き直すかどうかは、作者様次第だと思います。
上記でも触れましたが、人それぞれ創作における欲求って違いますから!

作品は後編を書いているうちに改善することはあるかどうかですが、
エンタメ的にいえば、「ない」かなぁ…と思います。
前半が「純粋異世界冒険もの」だったのに、
後半になったら「発達障害者の理想と希望と絶望を描いた冒険活劇もの」になっていたら、
これは一体何を描こうとした作品なんだろう?って読んでいて混乱する恐れがあるかもしれません。

あと、余計なお世話かもしれませんが、
他の方からの助言というのは、受けとった人がどのように取捨するのかが大事ですので、
自分にとって合わなくても、自分のために助言をしてくれたのですから、
「もうあなたからアドバイスは受けない」ではなくて、
「そういう考えがあるんだ!」って受け止めたほうが今後も楽だと思いますよ。
気に障ったら申し訳ございません。

ではでは、失礼いたしました。

上記の回答(なるほど!)

スレ主 一番合戦 仁 : 0 投稿日時:

いえいえ、アドバイスありがとうございます!
そうか、そういえば、僕は表現欲求が強かった。
小説を書く上で何を大事にするかによって モチベーションの取り方を変えなくてはいけないんですね!

なるほど、とても参考になりました。
ありがとうございます!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 自主規制しすぎて台無しになってしまいました。。

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元記事:自主規制しすぎて台無しになってしまいました。。の返信

師匠から、「テーマとは最後に行き着くものだ」という事を教わったと仰っていましたね。
そう考えると、「このまま書き進めた場合にぶち当たるテーマは、竹牟礼様の望むものか?」って事が大事なんじゃないですかね。
もちろん、こんな事に明確な答えはありません。
ですので、自らが望むテーマに行き着くことができる、という希望をお持ちなら、書き進めてもいいのではないでしょうか。その場合、望まぬゴールへ行き着くかもしれないという、覚悟が必要ですが。
とはいえ、一から書き直すのにもまた、覚悟が必要です。頑張って書いたものを、一度壊すのですから。
まぁ、つまるところ、創作って覚悟が無いとできないんですよ。
あなたの覚悟について、「僕から何が言える?」というと、答えは「何も言えません」となります。
僕から何か言った末、あるべき覚悟を捻じ曲げてしまう、なんて事も有り得ますから。
あなたが覚悟を決めた後、どうしていくかについては、助言なり何なりは可能です。その場合は質問してくれたら答えるつもりですが、今回はやはり、あなたがどうしたいかが答えです。
台無しだとか、そんな事は誰でも経験します。
今回の作品を「どう完成させるか」が大事なんじゃないでしょうか?

上記の回答(自主規制しすぎて台無しになってしまいました。。の返信の返信)

スレ主 一番合戦 仁 : 0 投稿日時:

大言壮語かもしれませんが、この筆をとった時から覚悟などとうにできております。
自分の作品を、面白くするためだったら、どんな努力も厭いません。

それに自分が望むテーマ――――つまり読者に伝えたいこと――――は、もう見つかりました。
妹や師匠は、「短編を書いてから挑戦してはどう?」と言いますが僕はその気はさらさらありません。
一度始めた仕事 放り出して別の仕事を始めるなんて、とてもじゃないができません。
おっしゃる通り『今回の作品を』「 どう完成させるか」が、大事なのだと思います。
テーマが見つかった以上はそのテーマに沿ってきちんと書いていきたいと思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 自主規制しすぎて台無しになってしまいました。。

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元記事:戦術の組み立て方について

こんにちは。
数か月ほど前に批評依頼でお世話になりました朱鈴と申します。

今執筆中の小説内に、戦闘……というか会戦の描写があるのですが、なかなか上手くゆかずに困っています。
世界観は古代オリエント世界や東西ローマ帝国の風習文化をミックスさせたような感じなのでハンニバルやアレクサンダー大王の戦術(イッソス、ガウガメラの戦いやカンナエの戦い等)、古代の戦史に関する書籍映像資料を当たっているのですが、現実の戦術を魔術師たちが戦の前線に出て来る世界観に落とし込むのも難しく、説得力のある戦術戦略の描写に悪戦苦闘中です。

そこで、こういった大軍同士がぶつかる戦闘シーンを書く際の戦術の組み立て方のコツ、また、こういったシーンを作品内で描写されたことのある方は、どのように戦術を組み立てたか、どのような資料を当たったか、描写に当たって気をつけたことなどありましたたらお教えいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

上記の回答(戦術の組み立て方についての返信)

投稿者 田中一郎 : 2

戦いの基本は、「壁」を作ることと、相手の「壁」を超えて攻撃することです。
ここでは「壁」というのは大きいものでは城壁や海、小さいものなら盾や鎧、武道家の構えた手など防御手段を指しています。
相手の「壁」を超える手段の進化と超えさせまいとする「壁」の進化。これこそが戦いの歴史です。

戦いをリアリティあるものに描写するためには、双方の対抗策の積み重なり、すなわち進化の過程を考えるべきだと思います。
我々の現実世界を例に上げるなら、まず人類は石や棒を武器にし獲物を狩り、槍を作り、弓を発明しました。
やがて武器が人間へと向けられるようになると、それらから身を守るために鎧と盾が生まれます。拠点を囲う柵も堀と塀へと変化します。柵だけでは飛び道具を防げませんし、取り付かれると手と道具を使える人間は容易に破壊しますから。
守りをかためた相手に打ち勝つために盾や鎧を超える武器が研究され、堀を無力化し、塀を破壊する攻城兵器が誕生します。
これと同じように、自分の設定した世界観ではどのように進化してきたのが自然かを考えると良いでしょう。

最大の違いは魔法の存在でしょう。まず考えるのは魔法の設定です。
人はいかにして魔法を手に入れたか、この設定によりかなり変わります。
例えば、人がみな先天的に素質を持ち成長とともに自然に使えるようになるなら、魔法の歴史は古く存在は当たり前のものです。
このような世界観において攻撃手段になる魔法があるのであれば、人類は石や棒を手にしなかったかも知れません。当然続く武器の進化は起こりえません。
武器の進化がないなら「壁」は魔法防御用に特化する方が自然でしょう。
魔法の使用が制限的なものになるのであれば、武器の誕生と進化はあっても不思議ではありません。戦いにおいて武器と魔法が併用されるような世界観では「壁」もまた複合的防御手段を持つでしょう。
ただし、魔法がレアなものになりすぎると、防御側の選択は魔法に対しては受動的防御から能動的防御に変わるかも知れません。すなわち術者の排除です。これは赤子のうちに忌み子として処分するような手段も含みます。

他には人間以外の生物の存在も戦いに影響を与えるでしょう。
安易に使い捨てられる兵や、工夫もなく「壁」を正面突破してくる巨獣などを動員できるなら効果は絶大なはずです。
他にも様々な有効になる特殊性があれば、それがメジャーなものになればなるほど人は対策を練って然るべきだと思います。

以上を踏まえた上で冒頭に戻ります。
その世界ではどのように攻撃手段は進化し、どのように「壁」が進化してきたか。これを考えるのは絶対だと思います。
例えばファイアーボールが一般的攻撃魔法である世界なら、軍隊においてはその対処方法も一般的であるはずです。防具や魔法障壁で弾くのかもしれませんし、亜人奴隷の肉壁で防ぐのかも知れません。
具体的にどのような手段になるかは作者次第ですが、対処方法とそうなった経緯に説得力が無いとリアリティが失われます。
戦いの歴史とは、攻撃手段と防御手段のいたちごっこであるとも言えます。現実ですと、機関銃の登場により防御側が優勢になったのを重砲の発達により攻撃側がひっくり返し、そこから塹壕戦術が生まれて防御側が盛り返すと戦車が登場して塹壕突破、といった感じです。
攻撃側と防御側どちらが優勢なのか、はたまた拮抗しているのか。このような設定も考えると説得力が増すでしょう。

長らくお待たせしましたが、ようやくお尋ねの古代の会戦についてです。
我々の歴史で示された形式ですと、ご存知だとは思いますが主力部隊は密集隊形で「壁」をつくって、槍を構えて前進して激突します。
戦いがこの形になるのは様々な要因があるのですが、なかでも鎧が未発達な事、通信技術が未発達な事、そして何より砲が未発達だったことが大きいです。
鎧が頼りないために防御が盾頼みになりますので密集してお互いを守り合うほうが具合がよく、連絡手段がドラや鐘や伝令では戦線を広げられず、広範囲を巻き込む攻撃もないためです。
密集陣形は正面からのぶつかり合いにはめっぽう強いですが明確な欠点もあります。機動力に欠けることと正面以外への対応が難しいことです。そのため司令官たちは自然横や後背をいかにして突くか、それを防ぐかという工夫を求めました。
単純に言ってしまうと、いかにして敵を包囲(もしくは半包囲)下に置くか、それを防ぐか、というのが野戦戦術の全てです。突破も迂回も全ては包囲のためにあります。

とまぁ、ここまで言ってしまえばおわかりかと思いますが、魔法は設定によっては容易に我々の史実にある戦法を覆します。全く参考にならないということはないでしょうが、そのまま使い物になるとは思えません。
防御が難しい広範囲魔法はもちろんですが、移動系の魔法も影響は大きいでしょう。瞬間移動で側面や後背を取れる部隊は脅威になりますし、対空手段が未熟なうちは飛行できる優位は相当です。
これらの移動系魔法は戦場における優位性どころでは済まないかも知れません。大軍が遠隔地に瞬間移動できる世界観では会戦はまず起こり得ないでしょうから。
魔法の防具や連絡手段の存在も無視できません。これらが揃えば散兵の方が理にかないます。それでもなお密集戦術を取るのだとすれば、それなりの理由設定と描写が必要になるでしょう。例えば士気や練度が低く、散兵では戦力にならないとか。
戦術や装備などは必要性に応じて進化します。思考実験的に年代を追う形で考えていけばリアリティが増すと思います。

私も以前大規模戦闘シーンのある話を書いたことがりますが、その際に気をつけたのは、その世界観で起こりうる描写をすることと、「軍事物っぽい」と感じていただけそうな描写を重ねることでした。
これは、上で何度か言っていますが、リアリティを出すためです。まぁそれがプラスになってるかまでは、その点に関して詳細な感想を頂いたことがないのでわかりませんが。ネットに上げてありますので、もうご興味がお有りのようでしたらご案内いたします。

軍事的な粗をキャラクターの設定で隠してしまうという手もあります。有名どころでは田中芳樹の「銀河英雄伝説」や吉川英治の「三国志」などですね。後者は完全にラノベではありませんが(笑)
「常勝の天才の戦法だから凄いんだ、異論は認めない」「天才軍師の考案だからぶっちゃけありえないけど強いと思っとけ」というスタイルです。個人的には本格志向は好きですが、こちらの方がエンタメとして優れてる可能性は感じなくもないです。
まぁいずれのスタイルにせよ、リアリティを感じさせられれば問題ないと思います。

気づいたらかなり長くなっていました。読みにくかったらすみません。
なにか参考になることがあれば幸いです。

カテゴリー : その他 スレッド: 戦術の組み立て方について

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投稿日時:

元記事:人間とAIの恋愛について

現在練っている小説のプロットで、主人公は高校生、ヒロインはAIで、二人がARゲームの中で知り合うんですよね。
それで徐々に惹かれていくんですけど、AIと人間の恋愛や人権についての意見があったら聞かせてください。
また、それについての面白い論文などがありましたら是非紹介してくれればと思います。よろしくお願いします。

上記の回答(現実でも分かってきたAIの威力)

投稿者 あまくさ : 0

AIの特徴と強みは、将棋ソフトの例で見ると分かりやすいです。

一見将棋とよく似たゲームであるチェスでは、20世紀の時点でAI(ディープ・ブルー)が人間の世界チャンピオンを破っています。ところが将棋ソフトの方は2000年代に入っても、まだまだプロクラスの人間を破るのは不可能と考えられていたんですね。

理由は、いくつかありますが、

1)持ち駒というルールのある将棋は、ゲームの終局まで駒の数が減りません。チェスには持ち駒がないのでゲームが進めば進むほど駒の数が減っていきますが、将棋はそうならないので選択肢が桁外れに膨大で複雑なんです。将棋の全手順を読み切るのは、スパコンを宇宙が消滅するまで動かしても計算が終わらないそうです。

2)チェスソフトの方が研究が先行していたことと、当時のコンピュータの処理速度の問題など。

2も大きかったのでしょうが、1の問題があるために将棋ソフトとチェスソフトはプログラムのアプローチの仕方が違っていたんです。
チェスソフトでは、その局面でのすべての選択肢を評価させる方式(全幅探索)が採用されていました。しかし将棋の場合は選択肢が膨大すぎるためその方法は現実的ではないと考えられていて、プログラマーが人間の作った定跡を元にして指し手をある程度しぼっておく選択探索という方法が主流だったんです。

ところが2005年に登場したボナンザというソフトでは、チェスのプログラムを参考にした全幅探索方式を採用しました。その結果、多くの研究者の予想を超え、プロ棋士たちが驚愕するほどの強さを発揮したんですね。

こういうことを可能にした条件の一つがインターネットの普及で、数万局の対局データをネット上から得て「機械学習」を実行させました(この機械学習も将棋の場合は有効ではないというのが、当時の常識だったようです)。その結果、人間の盲点になるような指し手、見落としやすい絶妙手をソフトが発見するようになり、良好な結果に繋がったんです。
そこで次の段階として、ネット上の人間同士の対局だけではなく、ソフト同士にも対局させてその結果をビッグ・データ化するという方法に進みました。

ごくごく簡単にまとめるとこんな流れになるのですが、この方式を採用して以来あれよあれよと言ううちに将棋ソフトは成長してしまい、今ではプロの名人クラスでも歯が立ちません。

で、ここから何が分かるかと言うと、コンピュータは人間の思考の範囲内で動かしているうちは人間を超えることはできないらしい、ということが一つ。
ところが巨大な処理速度とパワーに物を言わせ、人間の思考を離れて勝手に仕事させておくと(機械学習)、いとも簡単に人間を超えてしまうということです。それが様々な局面で実証されつつあるのが現状です。

   *   *   *

以上はAIの強みについての話になりますが、もちろんまだまだ弱点も問題点もあります。
ですが、そこに言及すると長くなるので、とりあえず「こいつは思ったより侮れないらしいぞ?」ということがフィクションだけではなく現実の世界でも起こってきている、というお話でした。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 人間とAIの恋愛について

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投稿日時:

元記事:没案への未練を捨てる方法

はじめまして、東口前です。私は最初のアイデアから幾つかパターンを考えてその内一つを採用しているのですが、どうしても没にした案を書きたくなることがあります。ですが私は複数の話を並行して書ける性分ではありません。
採用案と設定が矛盾するものなど話に組み込めない案への未練をすっぱり切り捨てたいのですがなにかいい方法はないでしょうか。

上記の回答(没案への未練を捨てる方法の返信)

投稿者 サタン : 0

あらすじやプロットにしてしまいましょう。
原稿用紙1~3枚程度でオチまでしっかりまとめて、小説としてではないが、物語として完成させてしまう。

未練は、形になってないからこそ「形にしたい」という欲求から生まれてくるので、形にしてしまえばいいという話です。
「出来なかったこと」に未練があるのは「出来なかったから未練がある」わけで、出来てりゃ未練なんかないでしょ?
創作の目指すところは「形にすること」なので、未練があるということは望む形になってないってこと。

「アイディアから~」という表現をしてるあたり、これは案があるだけ。もっと言えばフワッとしたイメージがなんとなーくあるだけ。
例えしっかりした設定があるんだとしても、それを物語に落とし込めてないので、物語としての形にはなってないし、そのアイディアを形にした場合どうなるのかも判断できないまま、没ネタを採用してたら面白くなってた”かもしれない”というフワッとしたイメージで未練を感じてしまいます。

だったら、単純に未練を感じてるアイディアを形にしてしまうのが一番です。
そして、その方法として最も手っ取り早いのは原稿用紙数枚であらすじを書いてしまう事でしょう。
あらすじを書いて「やっぱコレ面白いじゃん」となったら、優先して書いてしまうのもいいし、例え微妙な出来栄えになっても、とっとけばどこかで役に立つこともあります。
例えば、多少アレンジを加えて別作品のサブプロットに流用してしまう、とかね。
没ネタのあらすじをストックしておけば、「新ネタを考えたもののサブキャラのエピソードが思いつかない」なんて場合に没ネタから流用することでスッと話が出来たりします。
ちなみに、
>採用案と設定が矛盾するものなど話に組み込めない
こういうことが起こるので、あらすじは設定を書かないのがコツです。
そもそも「物語」のあらすじだからね。設定は書くだけページの無駄。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 没案への未練を捨てる方法

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