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元記事:冷静な強キャラを怒らせるの返信

 展開を拝読しますと、敵女Bが(少なくとも主人公と相対的に)愚か者のようにしか見えません。なぜなら、念入りに計画を立てて臨んだのに、つまり最大限に知恵を使ったのに、次々と作戦を破られちゃうわけです。

 全力を尽くしたはずの敵女Bの作戦立案がなってないとしか思えません。つまり、彼女はバカで、むしろギャグキャラの感じすらします。違和感があるとして、敵女Bのキャラの立たせ方に問題があるせいかもしれません。

 冷静で大物と設定したのに、やっていることが設定と合ってない。最後に激高することの違和感は、そこまでの流れに齟齬や矛盾がないか、見直してみる必要がありそうに思えます。

 しかし、敵女Bの作戦立案は事前情報の得方からして完璧で、推敲も手落ちなくやれていたとします。すると例えば、主人公が仲間や努力、さらに運も味方につけたことによって、奇跡的に敵に打ち勝ったとなります。そういう、うまい段取りになっている場合での違和感も考えてみます。

 不治で致死性の疾病について、告知後の患者の心理変化は、以下のようになるようです(精神科医キューベラー・ロスの研究事例)。

 否認(何かの間違いだ)
  →怒り(なんで自分だけ)
   →取り引き(健康を心がければ助かるかも)
    →抑うつ(もう何をしても、自分は駄目だ)
     →受容(いや、これでいいんだ。生きている間は楽しもう)

 敵女Bに適用してみますと、例えばこんな感じでしょうか。

 否認(失敗? 報告の間違いだ)
  →怒り(あの部下がミスしたからだな!)
   →取り引き(自分が出張ればなんとかなるはず)
(  →怒り2(コイツ(主人公)め、卑怯な手を使いやがって!)が入るかも)
    →抑うつ(全て駄目だ、自分は奴(主人公)に勝てないんだ)
     →受容(いや、これでいい。コイツ(主人公)の強さを認めよう)

 他にも自然な流れはあると思いますので、あくまでも参考例でしかありません。ただ、もしかすると、敵女Bが激高する部分の前後で、激高するのが自然になる流れを作り損ねてないでしょうか。あるいは、激高した後の敵女B(と主人公)の言動・行動に不自然さはないか。言い換えれば、どこで激高するか、ということですね。

 それ以外の観点としては、例えば「逆鱗」があります。原義は「竜の多数ある鱗のうち、一枚だけ、触ると竜が激怒する鱗がある」です。もともとが比喩で、天子(人徳が万人を超える)の怒りの表現で、転じて目上の怒りを指します。

 しかし原義に戻り、「それを言っちゃあおしめえよ」みたいな、触れられるとどうしても不快になる、怒り出すポイントとしての「逆鱗」を考えてみます。これは敵女Bが何にプライドを持っているか、何が心のよりどころかの設定次第となります。

 どこに逆鱗があるか、すなわち、我を忘れて怒ってしまう弱点をどうするかですね。例えばですが、敵女Bが自分の頭脳に絶大な自信を持っているとします。完璧と思われた作戦が失敗したのは、ごく初歩的な知識がないためのミスのせいだった。そう主人公から明かされたら、敵女Bが(罵倒されなくても)激怒する描写は可能です(簡単ではないけど)。

 あるいは、激高が必要かどうかも再考していいかもしれません。作戦が全て水泡の泡と帰したが、敵女B自身はまだ戦えるとします。主人公を目の前にして、いったん剣を抜く敵女B。しかし、敵女Bは剣を捨て、「もういい。さっさと斬れ」と言う、なんてよくあるパターンです(そして主人公も「もういい」と言って剣を納める)。

 よくあるってことは、カッコよく締めるのがやりやすいからですね(加えて、後味もよくしやすい)。激高に違和感があれば、激高自体を再考し、例えば怒ると見えて笑ったみたいな、別の締め方を考えることも必要のように思います。

上記の回答(冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信)

スレ主 白丸 : 0 投稿日時:

>>全力を尽くしたはずの敵女Bの作戦立案がなってないとしか思えません。つまり、彼女はバカで、むしろギャグキャラの感じすらします。違和感があるとして、敵女Bのキャラの立たせ方に問題があるせいかもしれません。

冷静な大物キャラを倒せれば、主人公が強くなったということをさらに引き出すことが出来ると思うので、敵をより強いキャラにしようと思いました。
冷静で大物キャラが敗北してしまう展開はどうすれば違和感がなくなりますか?

それとも、敗北したことで激昂すること自体が大物失格ということでしょうか?

カテゴリー : キャラクター スレッド: 冷静な強キャラを怒らせる

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元記事:冷静な強キャラを怒らせるの返信

逆鱗という言葉があります。誰にでも逆鱗はあるものです。
そこに触れると、穏やかな人でも狂ったように怒ります。

違和感があるということは、その逆鱗を決めていないか上手く表現できていないのでしょう。
例えば、有能な女は今まで失敗したことがない。それが一度主人公に関わったがために何もかもが上手く行かなくなった。もとを正せば主人公のせい。それが八つ当たりだと自覚していても怒らずにはいられない。何もかも主人公が悪い。
という感じなら自然だと思いますが、これは「有能で失敗したことがない」という前置きが伏線になっていて、これをしっかり印象づけるよう書かないと、同じように書いても違和感は残ると思います。
つまり、それがこの有能な女の逆鱗だったわけですね。

なので例えば、有能な女を慕う部下のドジ娘なんかを出して、有能な女をヨイショしまくる。慕ってるオーラを出しまくる。それが主人公に関わって失敗してからドジ娘にまで失望の眼差しで見られる。そんなシーンを用意したりして、「有能な自分に誇りがあった」という事をわかりやすく伝える工夫が必要かなと思います。

もちろんこれはただの例であって、話の本質はこうした「逆鱗」あるいは「琴線」や「ツボ(笑いのツボとかそういう意味の)」と考えても良いですが、「激昂するため」のスイッチをしっかりと描写していくことが大事です。
もっと創作的な言葉で言えば、「激昂」するための伏線をしっかり書けば違和感はないよ、とそれだけの話ですね。

話が反れますが、「伏線」って「序盤から考えてた俺すげえ」みたいな勘違いした認識の人がチラホラいたりしますが、基本的に伏線というのは「無理な展開」を自然に見せるための技術で、こういう悩みのときの解決法はだいたい伏線を置いとけばまるっと解決します。
今回の場合は、有能な女が怒るための要素(私は逆鱗と表現したけども)を前もって伏線にしておけば、「冷静沈着な有能女がいきなり怒り出して違和感」ということにはならないでしょう。

上記の回答(冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信)

スレ主 白丸 : 1 投稿日時:

怒らせるきっかけがなかなか難しいですよね。
イメージとしては

主人公追い詰められる
B「これで終わりよ」
打ち破られる
B「バカな、作戦は完璧だったのにどうして!?」
B「貴様さえいなければあああっ!」
一騎打ち
みたいになって敗北

ただ、冷静な大物なら作戦が破られても冷静に対処するだろうから、そもそも激励するのが間違いなのかなと思うことがあります。

今まで失敗が無かったから感情が爆発したことがない。だからいざ爆発したらコントロールができなくなる、とかどうでしょうか?
Bはあとあとヒロインにするので、敗北して主人公への憎しみが強まれば彼女の中で主人公の存在が嫌でも大きくなる。リベンジしてまた負ける。もう生きるのが嫌になるくらい追い詰められる。そこで主人公が慰めたり激励したりすれば、好きになるきっかけになるかもしれませんね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 冷静な強キャラを怒らせる

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元記事:冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信の返信

> 冷静な大物キャラを倒せれば、主人公が強くなったということをさらに引き出すことが出来る

 そのお考え自体は正しいです。主人公単体で強さを表現することは難しい。特に正義の味方キャラだとすると、悪が動かないなら正義も動かず、強さを表現するための活躍すらできません。

 ですから、まず悪役(やりたい放題キャラ)を動かし、読者に強さを見せつけておいて、主人公に勝たせる。そうすれば、主人公の強さは悪役を上回ることを印象付けられます。

> 冷静で大物キャラが敗北してしまう展開はどうすれば違和感がなくなりますか?

 これはプロットレベルまで落とし込んで考えるべき問題だと思います。この一文に対してだけだと(最初にお示しの話の流れを考慮しても)、一般的な解はありません。もし何か言えるとしたら、「数多くのやり方があるでしょうね」くらいでしょうか。

> それとも、敗北したことで激昂すること自体が大物失格ということでしょうか?

 これも同様です。これら2点については、最初のご質問でお示しの範囲で、既に先の返信で書けるだけのことは書いております。敗北で激高することが不自然にならない例も書いたはずです。

 返信に応じてご質問を掘り下げて頂けないと、私としても先の返信以上に掘り下げることができません。

 なお、プロットレベルまで作ってみたとしたら、このサイトにはプロットの出来についての質問に適した掲示板もありますよ。

上記の回答(冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信の返信の返信)

スレ主 白丸 : 0 投稿日時:

詳しい回答ありがとうございました。
自分で考えずに答えてだけ貰おうとして申し訳ございません。

キャラやプロットをよく見直して、自分なりの答えで書いていきます。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 冷静な強キャラを怒らせる

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元記事:冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信の返信の返信の返信

 ちょっとしまったと思っております。このスレッドをリロードするタイミングで、サタンさんへのご返信を読み損ねておりました。それも踏まえますと、決して「自分で考えずに」ではなかったですね(私としましては、そうまで思ったわけではなく、催促したい気持ちがあった)。タイミングの不運があったとはいえ、結果としてきつい言い方になったことをお詫びします。

 改めて、サタンさんへのご返信を考慮しますと、何に激高するかをもう少し考えてもいいかもしれません。逆鱗は怒りのトリガーですが、もうちょっとバリエーションを考える感じです。

 例えばですが、負けたから相手に八つ当たり、では冷静キャラのイメージは壊すことになるわけですよね。冷静はうわべだけであって、コアのところでは感情的ということです。

 それでも、やりようはあります。感情的なんだけど、組織に属する者として、例えば幹部クラスなのであれば、常に自分の本性に逆らって、必死で冷静さをうわべだけでも保っておかねばならなかった。

(そういう実在人物として、古代中国、東晋の時代の宰相、謝安の事例があります。おおむね、気取ってはいるが、実は小人物の例とされますが、個人的には「気が小さいのに、よく踏ん張ったもんだ」と感心し、肯定的に見ています。)

 となると、主人公に破れて、自分の素のままの感情(この場合は激怒)を見せたことで、憑き物が落ちたみたいになって、主人公に対して素直になれる。そういう段取りだと、素直になった敵女Bを強調して描写すれば、冷静キャラが壊れることによるイメージダウンを補って余りあるようにすることも可能でしょう。

 もう一つ思いつくやり方は、敵女Bが主人公に完敗した自分が許せなくて激怒する、というものです。この場合、例えば敵女Bが自分の命と引き換えの大技を持っていると設定しておけば、敗れて全て失った自分への罰として大技を発動する、といった手が考えらえます。一種の自裁ですね。

 それなら、冷静キャラを壊さずに描写することも可能になります。そこを主人公が身を挺して技の発動を止めて救う(逃げるか倒すかのほうが安全なのに、あえて止めて助ける、がいいかも)。そうすると、敵からヒロインに変わる必然性を与えることも可能でしょう。

(なお、「数多くのやり方があるでしょうね」というのは、こういう感じの話です。)

上記の回答(冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 白丸 : 0 投稿日時:

とんでもございません。私がまだまだキャラ作りや展開の設定が甘いのは事実ですから。
あとは、仲間が主人公に敗れたことで目を覚まさなくなり、そのことが冷静なBの内側に激情を沸き立たせていた、とか。
自裁は良いですね。プライドが高い人間なら、せめて組織のために自分を巻き込んでAを抹殺することで華々しく散って名誉の戦死を選ぶのが自然かもしれませんね。
ほかの方にも言われましたが、設定が甘く足りないことが多いことが問題ですね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 冷静な強キャラを怒らせる

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元記事:冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信の返信

>みたいになって敗北
あ、いや、そうじゃなくて。
例えばさ、クラスの優等生が年に一回くらいの頻度でブチ切れる、みたいなエピソードあるでしょ?
委員長やってて世話好きで、反面、貧乏くじを引いてる感がある人、みたいな。
こういう人って、何かの切っ掛けでいきなりキレるわけじゃなくて、日頃の小さなことが積もりに積もって、ある日何かを引き金に爆発してしまう、という感じでしょ?
私が言ってるのは、「戦闘中(怒って欲しいタイミング)に何かキレる要素を入れましょう」って事じゃなくて、そもそも物語全体で「有能女がキレるまでの過程を物語で書きましょう」という事です。

なので、
>今まで失敗が無かったから感情が爆発したことがない。だからいざ爆発したらコントロールができなくなる、とかどうでしょうか?
提示された情報の中だけでは、スタンダードな案だと思います。
ここで私が言ってるのは「今まで失敗がなかった」というエピソードをしっかり書かないと(つまりキレるまでの過程を物語にしないと)、どうしてもキャラがブレてる感じで違和感が出ると思います。
例えば、昼食で飯屋に行ったけど注文と違うのが出てきた、予想外の出来事に咄嗟に対応できず、文句も何も言わずにそのまま食べて店を出た。という、何でもないシーンを書くと、「有能女は予想外の出来事に弱い」という伏線を張ることができます。
その後主人公に返り討ちにあうと、これは予想外の出来事なので「普段有能な女がうろたえる」という場面も説得力が出て来るわけです。
要するに、「違和感がある」というのはその展開に「説得力がない」ってこと。
だから、素直に激昂しない展開にするならそれでスムーズになるでしょう。説得する必要がなくなるので。
激昂する展開にしたいなら、「そうなってもおかしくない説得力を事前に用意しておくべきだ」という事です。

激昂するかしないかの話では、個人的には激昂したほうが良いと思います。
人間の喜怒哀楽の感情は、その感情を書くときその人物の素が書けます。
「本当はどう思ってるのか」「どういう人間なのか」そういう「人物そのもの」が包み隠さず本音でダイレクトに書ける場面です。
これすなわちキャラが書ける、ということで、一気にキャラが立つ場面を書くことができます。

上記の回答(冷静な強キャラを怒らせるの返信の返信の返信の返信)

スレ主 白丸 : 1 投稿日時:

主人公によくある説教ではないですけど、Aが戦闘中にBに彼女の琴線に触れるようなことを指摘して、それが積もりに積もって最後に爆発、という感じでしょうか。
Bの凄さや有能さ恐ろしさを示すためにエピソードは前々から書く必要がありますね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 冷静な強キャラを怒らせる

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元記事:主人公以外視点の書き方

小説は主人公が見たものや感じたものを書きますが、主人公以外のキャラの見たものや感じたものを書きたい場合はどのように書けば良いのでしょうか?
それとも、急に主人公以外のキャラの視点で小説を書いていくのは出来ないのでしょうか?
教えていただければ嬉しいです

上記の回答(主人公以外視点の書き方の返信)

投稿者 サタン : 2

まず視点移動についてですが、これは視点の扱いの話なので基本的には移動してしまって問題ありません。
例えば視点が変わりまくる三人称の群像劇。あるいは一人称視点で章ごとに視点が変わるオムニバス。断続的に過去や別世界の(別主人公の)話を挟んでく劇中劇。または冒頭のみ敵サイドの動きを書くなどはよくあるでしょう。
しかし、ブルースクリーンさんが警鐘を鳴らしていますが、これは視点の扱いを覚えてる人向けの話です。
視点移動は技術として基本的に問題ない事ですが、そもそも「小説は主人公が見たものや感じたものを書きますが」と考えてる以上、「主人公が見たもの感じたもの」以外を書くことは絶対にダメだと思ったほうが良いです。

では、どう書けばいいのか、というと。
これは地味にすんげー難しいです。
テクニックとしてはいくつかあるにはあるのですが、非常に限定されたシーンでしか使えないので、詳細を知らなければ具体的な助言は出来かねます。

まずは、「強引にでも主人公に体験させる」というものがあります。
「主人公が見たものや感じたものを書く」と考えてる以上、強引だろうとこれに勝る方法はないでしょう。
例としては、「実際に体験する」「盗聴ないし他人を盗み見るような方法で知りうる」「映像ないし手紙などを「体験」の体で書く」などでしょうか。
しかし、展開上そうもいかないことは多くあります。
次に、「誤解させる」という方法があります。
これは、要するに「読者は知ることができるが、主人公は知らないままでいて欲しい」という展開になるので、例えば「目の前の女子高生が実は男」など、主人公は女の子だと思いこんでいる、という書き方をしておけば、読者は実は男と知ってるけど主人公は知らないという環境を作ることができます。
言い換えれば、「主人公が知らないことを書ける」というテクニックなので、工夫次第で応用の幅が広いですが、アイディアがないとかなりキツイです。
それも無理そうだ、という場合は「伏線にしてしまう」という形を取ることもあります。
これは、「明らかに何かあるだろう」と思わせるおかしな部分を作っておき、後になって(主人公に体験させてもいい段階になって)「実はあのときこんなことがあった」と、回想なり口頭なりで説明していく。
それさえ無理な場合。
「そもそも展開上、その情報が必要なのか?」と再確認してみる。
ぶっちゃけ、こういうのは「作者が書きたいだけ」で、「物語的には必要ない」という事がすごく多いです。
「こういう展開にしたいから、そのためには敵の思惑を書いておかないと」って場合も、局所的には必要に思えるけど、全体で見ると不要な場合もけっこうあります。
だって、「主人公の話」なのに「主人公以外の視点がないと成立しない」なんてあるわけないでしょ?
主人公のみでどうにかできます。どうにかできない場合、そもそも「主人公の話」ではなく「別の何かが中心にあって、その中心の話」なので、設計段階から何かミスってるハズ。
そのうで、「この情報はどうしても必要」という場合は、「情報の伝え方」を考えてみる。
結局のとこ、主人公が体験すりゃいいわけですから、主人公の耳に情報が入れば良いわけです。
体験・伝聞・映像・超感覚、アイディア次第で情報の伝え方は変更できるでしょう。

で、それも無理だ、という最後の手段として、「視点移動」という選択肢がある。という感じです。
無論、これは「主人公が見たもの感じたもの」の体で書くというコンセプトが前提なので、そうでない場合は視点移動の優先順位はもっと上がります。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 主人公以外視点の書き方

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投稿日時:

元記事:何を書いたら良いか分からないのと、燃え尽き症候群で困っています。

どうも、こんにちは。
一番合戦 仁こと竹牟礼 基です。

本当に困ったことになりました。
皆さんに知恵を、できれば力をお借りしたいのです。

「僕の異世界冒険記~白きエルフに花束を~」の執筆を終えて、燃え尽き症候群に陥ってしまいました。
第二稿を書き上げようと思った矢先に、書く気がガクッと失せてしまったのです。

師匠もアニメ版ポケモンの脚本家の二百回以上もあるコラムをすべて見ろと仰るし…。
「正直に言って先生を間違えたかなぁ」と今更ながらに思います。
その後母に、とある事情でスマホを取り上げられてしまい、電話番号を交換して居ないので、師匠と連絡が取れなくなるという踏んだり蹴ったり殴ったりな状況です(泣)

本来執筆とは、基本的に自分一人で行うものですが、メンター(教え導く人)が居ればとてもやりがいが有るものだとは思うのです。
何処かに良い場所は無いでしょうか?
できれば「我こそは!」と名乗り出てくださる方がいらっしゃれば、尚嬉しいのですが…(募集行為って板違いでしたっけ?だとしたら、ビシッと指摘して下さると助かります)。

上記の回答(何を書いたら良いか分からないのと、燃え尽き症候群で困っています。の返信)

投稿者 三文山而 : 0

執筆お疲れ様です。
モチベーションがなくなった場合、方法の一つとしては時間が経って書く気が出てくるのを待つという手もありますが、ただ待つのも落ち着かないでしょうしインプットを行いましょう。
執筆に充てていた時間が空いたのでしたら小説映画アニメ漫画ドラマ演劇ミュージカルオペラ落語歌舞伎その他の物語を見て自身の作品の参考にするなり本やインターネット等で様々な分野の創作に役立ちそうな知識を手に入れたりいくらでもやれることがあります。これについては自分が面白そうだと思ったものを選んで見ていけば良いので楽しみながらアイディアを蓄えたりモチベーションを高められると思います。
そういった意味ではお師匠さんの言う脚本家のコラム閲覧を読書として楽しむのもなかなか良い選択肢です。「200以上」という数字と「すべて見ろ」という言葉(怖い言い方をされたのでしょうか)で気が引けてしまったのでしょう。しかし我々が見られる形で世に出ているコラムということは編集さんのチェックが入っているということです。つまりは読者が連載を楽しみにするような面白い話や楽しい話が集められ、読みやすくきれいにまとめられているということ。創作者にとって役立つような話やアイディアの元になるような話もあるかもしれません。読まない手はないでしょう。
200以上全て、何百何千などと気負わずに、暇な時の気晴らしにでも眺めてみてはいかがでしょうか。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 何を書いたら良いか分からないのと、燃え尽き症候群で困っています。

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元記事:モチベーションの繋げ方

最近、親に『お前の書いたものは、自己満足だ』と言われて、心が折れそうです。
『読んでないのになんで分かるのか』と聞いても、『普段のお前の話を聞いていたら分かる』と言われます。
確かに、私の作品は大したレベルではないと思います。でも、他人に指摘されるのは辛いです。
どうすれば、気にせずにモチベーションを続けられるでしょうか?
非常に身勝手な質問で申し訳ありません。どうぞよろしくお願いします。

上記の回答(モチベーションの繋げ方の返信)

投稿者 t : 0

こんにちは
親にはそう言いたくなる背景が何かあるのかもしれませんね。その背景に自分なりに協力できるなら解決方法としては早そうですが、今の自分には難しい場合も当然あります。

親ではなくひとりの人間としてみたときに、自己満足で人生が幸せで豊かになっていった体験がこれまでなかっただけかもしれません。ですがあなたが楽しく幸せそうに毎日を生きていることで、自己満足も良いことだと気付くきっかけを作りだすことができるかもしれませんね。

海外に行くと日本語が通じないように。価値観が大きく違う場合、今のように言葉で理解してもらうことは難しいです。
あなたができることは相手が変わるきっかけを一緒に作るまでで、そこからさきは、考え方を変えるかについてはその人の選択であって、あなたからはどうすることもできません。

ですがそのような人達を無視したり遠ざけたりするのではなく、あなたが周りからどうしたらそんなに楽しく毎日を生きられるんだと聞かれるくらい、幸せそうに自己満足(小説)をすることで、それを近くで見ていた人間の考えや関係だったりあなた自身もすべてが変化していきます。
つまり、怒ったり悲しんだり悔しい思いをする必要はまったくないんですね。もっともっとまだまだ足りない、いつも楽しく幸せそうに笑って過ごしていればいいんです。何かの参考になれば幸いです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: モチベーションの繋げ方

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