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伊藤真琴さんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:力isパワーみたいな、正しい力学は受けないのかな……。

 お久しぶりです。今どきの無双系の流行について質問です。
 正確ではないとは思いますが今って大体努力なしで女にもててついでにムカつく野郎が落ちぶれればラッキー みたいなのの亜種多いじゃないですか。自分も何作かこれで練習して伸びましたけど、やっぱある時期を過ぎるとバーチャルな魔法空間みたいなのって夢みたいなもんなんですかね。(SAOとか)キリトや司波みたいに一介の高校生が活躍し始め、その努力が年とともに省かれて、今や大衆によって過程が消去されたそこがもう魔法に似たもんだと思ってます。
 それが主流で今の中高生ってこういうのがかっこいいと思っている物に自分の好みは逆らっているなぁという感じです。書いてて気持ちいいなと思ったキャラはバキの勇次郎とか伊達臣人とか、(恋姫の貂蝉卑弥呼とか)みたいな、本当の意味で物理に訴える系の骨太のキャラなんですけど、男女問わずこういった需要って今無いんですよね……。主人公との恋愛は絶対ないタイプなので気兼ねなく書けるのが利点だと思いますが。
「俺物語!」みたいなアレンジを加えるのがベターなのか、色物キャラとしてメインに据えるか。(現在は脇役Aの関所の門番ですが)(例えば薬屋の独り言みたいに時代の潮流を掴んで且つなろう読者には新鮮に映る作品ってのがある意味正しいとは思うけど)
 別にリアリティとか求めていない部分もあるけど、なんか手に届きそうだけど筋肉でたやすくひねりつぶされるようなキャラを潮流に合わせすぎず逆らいすぎず書くコツってありませんか? しかも下読み段階ですが私の読者層って女性率高いなーって思うだけにカテエラ感半端ないです。変なギャップで萌えとか趣味じゃないです。
裏設定なんですけど
メイン3人からして、白キャラ→しっかりしすぎてるので終盤まで涙禁止 赤キャラ→ほほを赤らめさす二次創作予防のため顔全体を赤めに設定した 黒キャラ→裏表があるのに暗黒微笑が世界一似合わない系キャラ といった感じで、逆に二次創作映えしそうな感じではあるのですが、本編で肝心の女性が釣れないのではないか? という不安もあります。

これらのバランスをどうすればいいのか教えてください

上記の回答(お二人ともありがとうございます)

スレ主 伊藤真琴 : 0 投稿日時:

少々お時間の都合で、翌朝に返信いたします('◇')ゞ

カテゴリー : キャラクター スレッド: 力isパワーみたいな、正しい力学は受けないのかな……。

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元記事:効率と主人公交替

ここに質問(なのか?)を投稿するのは久しぶりです。
〇年目でようやくツキが来ました。昔ガチホモ書きたいとか譫言書いた者です。
で、その頃私は女主人公で書いていたのですが、実は彼女が拾われるスタートとは別に、その相方が主人公を務めるもう一つのタイプの冒頭もこっそり書いていました。
 女主人公で書くとどうしても恨みがましくなって先に進めないという問題点もありますし。
 深夜テンションゆえにまあ、下書きとしても変なのですが、これをどう上手くリメイクすればいいのかアドバイスがほしいです。

上記の回答(効率と主人公交替の返信)

スレ主 伊藤真琴 : 0 投稿日時:

名指しすみません。サタン氏には大変お世話になりました。
つきましてはこの文章を他山の石としていくつか質問をさせていただきますがよろしいでしょうか(※文章は19年当時で改変ナシなのでけっこう拙いです)

カテゴリー : ストーリー スレッド: 効率と主人公交替

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元記事:効率と主人公交替の返信

名指しすみません。サタン氏には大変お世話になりました。
つきましてはこの文章を他山の石としていくつか質問をさせていただきますがよろしいでしょうか(※文章は19年当時で改変ナシなのでけっこう拙いです)

上記の回答(本文前半)

スレ主 伊藤真琴 : 0 投稿日時:

2019

 手摺にだだっ広く脚を組み、開いた薬学書を庇代りに被って男はイビキをかいていた。馬車ではよくある光景で、男はつかの間の解放感を味わっていた。
 興宜四年。この辺りは貫という国の一部でとうの昔、大国允が齎した朱潜城の崩落をきっかけに停戦が発表され、どさくさ紛れにそちらに組み込まれた複雑な地帯だった。その後にはほどほどの愚策を衆人が満喫していた何もないある年の麦刈り時。
 行先は蕗卦村といい、いわば彼の故郷である。
「すいません、この馬車はどこへ向かうんですか」
「向かいの盆地ですよ。旦那、相乗りですか」
 外の声を耳ざとく聞きつけた男は無理繰りに肘を起こし、ざっとした手櫛で姿を整える。
「いいや」
 この一言でなんだ違うのか、と膝から上体がずれる。
「この際行き先が遠くても構わん。色腕の匪賊連中に遭うよりましじゃい」
 男は膝を引っ込め、先程まで勉強してましたという程をピシッと作り、やっぱり寝る。旦那と呼ばれた老人は男の対角上に座り、暇そうに外の田畑を眺めていた。
 その国境地帯で荒ぶ連中は特別な刺青を腕いっぱいに広げていたが、年寄りには全部同じに見えるらしい。何より、この男も若気の至りで腕に色を入れているため、破落戸紛いと間違われるのだけは御免だった。薄目越しに時折、誰かが屯しているのが見えた。
「あ、どーも」
互いに寝過ごしながら蕗掛村手前まで疾い風を浴び続けた。道中に粥屋があったが、置いてけぼりなど喰らいたくないのですきっ腹で通り抜ける。
「君は薬学を志しているのかね」
 旦那が喋り始めた。長話に付きあうのは億劫だったが、聞いたほうがいいだろうと頷く。
「まあ、そういった所だ。爺さんは何やってんだ」
 途中から変に思われないように目をあけつつ、視線を鼻に定める。
「あぁ……儂は靴屋を営んでてな、滅多に底が擦り切れない草鞋を考えて一躍人気の店になった。その儲けで今は釣りばかり嗜んで居る」
 なら、一緒に乗ってよかったじゃねえか。
「すごいっすね。でもやっぱり、遠回りとは思えねえんですわ。蕗掛も十年前は意外と漁村なんで、良けりゃあ付いてきてくだせえ」
「聞いてたのか、耳聡いのお」
 夕刻。村の手前で降り、しばらく旦那を杖で支えて負ぶる。たった1日の祭りの為だけに帰ってきたがひたすら葦ばかりで大路なんてものはなく、適当な原っぱを歩いていた時。
「兄ちゃん……とそちらの方は」
「出迎えはいらねえって言っただろ」
 弟の風靑。今は齢十三で、俺とそう背格好が変わらない。大変なんだから家に居ても良かったってのに。
「すげえ薬師になって帰って来たんだろ? 俺一人でも足りねえぐらいさ」
 ああ俺、その気持ちが嬉しいよ。だが実力なんてもんはない。
 こいつは誤解している。俺は薬師という範疇の資格なんざ持ってない。薬房で何かに務めてやっとこさ食い扶持貰ってるだけだ。引くに引けずに嘘ついてない範囲で盛ってっけどな。
「そ……まあ大丈夫だ」
 これ以上詮索しないでくれぇ!
「母さんと、あと妹というのは」
 生まれたばかりというからには猿のようにしわくちゃなんだろうけど、俺の妹だ。自分が次男でこの子を入れて女3、男4の兄弟。
「そりゃあ、元号変ってから会ってねえもん。きっと可愛がってくれるだろうさ。ところでその方は?」
「儂……? ああ、塀山参りの途中で会うたんだ。漁村に泊まって釣りでも嗜もうかと」
「なーんだ。寫宏さんだったら良かったのに」
「こらっ、お前一度も会った事ねえだろっ! 本人だったらどうするんだ!」
「寫宏さんというのは、どなたですかな」
「薬師です。性格はともかくまあ腕と見てくれだけはいいんで」
「さぞ色男ということで?」
「いや、世辞にも美形どころか蛇だ。ガラのように細いけど誰がどう見ても医療に深く通じてそうな貫禄があるんっすよ。知りませんけど」
「事務手紙と言ってる事全く違うじゃねえか! それじゃあ、可愛い女の子と一つ屋根の下を謳歌してるってのは……」
「俺にだって彼女ぐらいいるわい! 芬飴と腰を落ち着けるのもそう遠くねえよ」
「てっきり、居候さんの事だと思ってたんだけど」
「…………」
「えっと」
「手紙では丁寧に書いてやったけどもはや異星人だ。まあ小さい子をあやすの上手いし」
「兄ちゃん」
「まさか」
「連れてきてよ!蛇と異星人!」
 目がいくつあるのかな? 足は5本? 宇宙の人ってどんな体形? という好奇心が思いっきり漏れていた。
「言っとくけどな、本当に他国に住んでいるだけで見た目は普通だからな! 迷惑かけんなよ」
「次はいつここに戻るの? 蕗掛で薬師になって戻ってくれるんだよな!」
 街中に新規店出した方が儲かるだろう。そうしたら、お前たちに沢山お金を渡せるはずなんだが。
「そ……そうだな。爺さん、いい漁場はこいつに教えてもらってください。俺は実家でぐうすか寝てますんで」
 不味い事になった。
 稼ぎたいからと無理押しして日々19時間も働き、宿代節約のために職場に泊まり、変人どもの相手をし、少ない余りを楽しみに類は友で酒を浴びてつるむ日々。情けねえ実態をこれ以上知られたら俺の面子がない!
 務めて最初の頃は気にならなかったが、いつまで奴らに夢を見せてあげられるのかという重責。何が何でも、立派な奴にならにゃあかん。
 居候には早々に別の職場の事務か特技を生かした何かに務めていただき、雇主にはなんとしてでも賃金上乗せを掛け合い……。
「兄ちゃん考えてる」
「今日はごちそう作ってるって伝えといてくれない? 石赬たち大忙しよ」
「いつもは父ちゃんに似てすっごいだらけてるのにねー」

カテゴリー : ストーリー スレッド: 効率と主人公交替

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元記事:本文前半

2019

 手摺にだだっ広く脚を組み、開いた薬学書を庇代りに被って男はイビキをかいていた。馬車ではよくある光景で、男はつかの間の解放感を味わっていた。
 興宜四年。この辺りは貫という国の一部でとうの昔、大国允が齎した朱潜城の崩落をきっかけに停戦が発表され、どさくさ紛れにそちらに組み込まれた複雑な地帯だった。その後にはほどほどの愚策を衆人が満喫していた何もないある年の麦刈り時。
 行先は蕗卦村といい、いわば彼の故郷である。
「すいません、この馬車はどこへ向かうんですか」
「向かいの盆地ですよ。旦那、相乗りですか」
 外の声を耳ざとく聞きつけた男は無理繰りに肘を起こし、ざっとした手櫛で姿を整える。
「いいや」
 この一言でなんだ違うのか、と膝から上体がずれる。
「この際行き先が遠くても構わん。色腕の匪賊連中に遭うよりましじゃい」
 男は膝を引っ込め、先程まで勉強してましたという程をピシッと作り、やっぱり寝る。旦那と呼ばれた老人は男の対角上に座り、暇そうに外の田畑を眺めていた。
 その国境地帯で荒ぶ連中は特別な刺青を腕いっぱいに広げていたが、年寄りには全部同じに見えるらしい。何より、この男も若気の至りで腕に色を入れているため、破落戸紛いと間違われるのだけは御免だった。薄目越しに時折、誰かが屯しているのが見えた。
「あ、どーも」
互いに寝過ごしながら蕗掛村手前まで疾い風を浴び続けた。道中に粥屋があったが、置いてけぼりなど喰らいたくないのですきっ腹で通り抜ける。
「君は薬学を志しているのかね」
 旦那が喋り始めた。長話に付きあうのは億劫だったが、聞いたほうがいいだろうと頷く。
「まあ、そういった所だ。爺さんは何やってんだ」
 途中から変に思われないように目をあけつつ、視線を鼻に定める。
「あぁ……儂は靴屋を営んでてな、滅多に底が擦り切れない草鞋を考えて一躍人気の店になった。その儲けで今は釣りばかり嗜んで居る」
 なら、一緒に乗ってよかったじゃねえか。
「すごいっすね。でもやっぱり、遠回りとは思えねえんですわ。蕗掛も十年前は意外と漁村なんで、良けりゃあ付いてきてくだせえ」
「聞いてたのか、耳聡いのお」
 夕刻。村の手前で降り、しばらく旦那を杖で支えて負ぶる。たった1日の祭りの為だけに帰ってきたがひたすら葦ばかりで大路なんてものはなく、適当な原っぱを歩いていた時。
「兄ちゃん……とそちらの方は」
「出迎えはいらねえって言っただろ」
 弟の風靑。今は齢十三で、俺とそう背格好が変わらない。大変なんだから家に居ても良かったってのに。
「すげえ薬師になって帰って来たんだろ? 俺一人でも足りねえぐらいさ」
 ああ俺、その気持ちが嬉しいよ。だが実力なんてもんはない。
 こいつは誤解している。俺は薬師という範疇の資格なんざ持ってない。薬房で何かに務めてやっとこさ食い扶持貰ってるだけだ。引くに引けずに嘘ついてない範囲で盛ってっけどな。
「そ……まあ大丈夫だ」
 これ以上詮索しないでくれぇ!
「母さんと、あと妹というのは」
 生まれたばかりというからには猿のようにしわくちゃなんだろうけど、俺の妹だ。自分が次男でこの子を入れて女3、男4の兄弟。
「そりゃあ、元号変ってから会ってねえもん。きっと可愛がってくれるだろうさ。ところでその方は?」
「儂……? ああ、塀山参りの途中で会うたんだ。漁村に泊まって釣りでも嗜もうかと」
「なーんだ。寫宏さんだったら良かったのに」
「こらっ、お前一度も会った事ねえだろっ! 本人だったらどうするんだ!」
「寫宏さんというのは、どなたですかな」
「薬師です。性格はともかくまあ腕と見てくれだけはいいんで」
「さぞ色男ということで?」
「いや、世辞にも美形どころか蛇だ。ガラのように細いけど誰がどう見ても医療に深く通じてそうな貫禄があるんっすよ。知りませんけど」
「事務手紙と言ってる事全く違うじゃねえか! それじゃあ、可愛い女の子と一つ屋根の下を謳歌してるってのは……」
「俺にだって彼女ぐらいいるわい! 芬飴と腰を落ち着けるのもそう遠くねえよ」
「てっきり、居候さんの事だと思ってたんだけど」
「…………」
「えっと」
「手紙では丁寧に書いてやったけどもはや異星人だ。まあ小さい子をあやすの上手いし」
「兄ちゃん」
「まさか」
「連れてきてよ!蛇と異星人!」
 目がいくつあるのかな? 足は5本? 宇宙の人ってどんな体形? という好奇心が思いっきり漏れていた。
「言っとくけどな、本当に他国に住んでいるだけで見た目は普通だからな! 迷惑かけんなよ」
「次はいつここに戻るの? 蕗掛で薬師になって戻ってくれるんだよな!」
 街中に新規店出した方が儲かるだろう。そうしたら、お前たちに沢山お金を渡せるはずなんだが。
「そ……そうだな。爺さん、いい漁場はこいつに教えてもらってください。俺は実家でぐうすか寝てますんで」
 不味い事になった。
 稼ぎたいからと無理押しして日々19時間も働き、宿代節約のために職場に泊まり、変人どもの相手をし、少ない余りを楽しみに類は友で酒を浴びてつるむ日々。情けねえ実態をこれ以上知られたら俺の面子がない!
 務めて最初の頃は気にならなかったが、いつまで奴らに夢を見せてあげられるのかという重責。何が何でも、立派な奴にならにゃあかん。
 居候には早々に別の職場の事務か特技を生かした何かに務めていただき、雇主にはなんとしてでも賃金上乗せを掛け合い……。
「兄ちゃん考えてる」
「今日はごちそう作ってるって伝えといてくれない? 石赬たち大忙しよ」
「いつもは父ちゃんに似てすっごいだらけてるのにねー」

上記の回答(本文後半)

スレ主 伊藤真琴 : 0 投稿日時:

「母さん」
「なんで今、帰って来たの?」
「そんな冷てえ事言うなよ。どうしたんだ」
「一人前になるまで贅沢な飯なんざいらんと言ったのはどの口さね」
 そう言うが、母は一人分だけ別に少し具材多めの粥を作る。暗い上にから顔は見えない。
「あんたの分は、あの釣り人さんにでも食べてもらいなさい」
 目先の弟たちを養い、育ててくれただけにぐぬぬ、となる。
「こっちも美味しいから」
 と粥を差し出される。
「お母さん、今晩も仕事! 」
「ちょっと待った、母さんは何をやってる? 俺と風靑、利赬が日雇奉公している間、送った金はどうなったんだ?」
「言うでないよ、利赬」
「それがね、手紙では言えなかったんだけど……あたしたちの生活がちょっと豊かになって、お母さんも妹たちの面倒だけ見れるようになったの。寡婦でそんな小金持ちになったあたしたちをいぶかしんだ村長さまが……」
「おい泣くなよ、他の家に被害はないんか?」
 脾臓あたりが、刺すように痛い。胃炎なんかじゃない。そんな疲れ切った体の上に一体何が乗ってるんだ?
「同じ手口で、急に大きくなった四件は安定しているから七割貢納で何とか事を凌いでいるけど、あたしたちはそうはいかないわ」
「でも俺らの努力が仇になったって事と金が亡くなったって事となんの関係があるんだ」
「そこが問題なの! 今私たちが稼いでいる事を聞きつけた下衆どもに回された奴らが……うわぁぁぁん!」
「泣くなって、要はそいつらに母ちゃんが騙されて、お金を奪われたって事だろ? また稼げばいいさ、な?」
「少しでも風諒お兄ちゃんたちに負担をかけたくなくて……ひぇぐっ、七割払ってでも、私たちと一緒に暮らしたくて、魚じゃなくて……夜中、出かけちゃって。あたしも普段いないから、みんなを石赬ちゃんに頼んでたんだけど……村を追い出されたら、あたしたちどこに住めばいいの……?」
「こっちに引っ越して来いよ」
「ここの移動税? お兄ちゃんが集めてくれている風洵の学費とほぼ同額よ。着の身着のままただ追い出されるのを大人しく待ったところで、馬車代なんてありゃしないわ」
「なら追い出される直前に俺に預かっとけよ。俺たち、母さんたちに分かれれば馬車にも乗れる」
「飲み明かすくせに。その先は……?」
「それ以上言うな、聞きたかねえけど状況は分かった。俺が腕力で掛け合ってやる!」
「おー、かっこいいー。けどねお兄ちゃん、たとえ追い出されたとしても、どこに新しくお家を借りるの? お兄ちゃんは節約のために義姉さんになるかもしれない人の所に転がり込んでるって話だし、しかもほとんど帰ってこない。なんなら職場に泊まる。風靑んちはさすがに狭すぎ。3人が転がるのがやっと。あたしの住むところは結構治安悪いから赤ちゃんとお母さんを抱えてたらもっと大変なことになるかもしれない」
「よう分かってるじゃねえか」
「ねー、こういう時に蛇ちゃんと異星人ちゃんはなんていうの?」
「……わりぃ、俺頭悪いからあんまそういうのわかんねえの。うーん。あ! やっぱ無理かぁ」
「なんかいい事思いついたの?」
「母さんが捌いた魚うめえじゃん。俺やあんたの代わりに風靑に財布のひもを握ってもらって、その日に落ち合う。一度宿で作戦会議でもして、なんとしてでも手さばきを見て雇ってくれるところを力づくで探す!」
「お兄ちゃんにしちゃいい了見じゃない。単純。けど言い忘れてたわ。母さんが夜中に出ているのは荒仕事なんだけど、そんな、ひどいものじゃない」
「それを先に言えよ。まさかこの齢でみんなに見初められる高嶺の花じゃあるまいし。心配して損した」
「違うの。殴られ屋……みたいな感じ。赬夏のお父さんは多分、普通に恋人だから」
「はぁ?!」
「さっき、暗い所で顔をみせなかったでしょ? 元気でいてほしくて、本当は気づかないまま落ち着いてほしかったのよ」
「何で止めなかったんだお前ら、利赬! そいつは今どこに住んでる? 見つけ次第ぶっ殺す!」
「止めないで、売り出す前に自分を売ってうまくいってる子たちの事が大事だからって言ってくれて……。確かに目先の保証金は意味が無いわ。風恂は頭いいから学校行きたいだろうし」
「あとの3人は兄貴と、赬夏と、石赬。兄貴は今働ける状態じゃねえし、石赬……石赬は!」
「前も書いたと思うけど、奉公先が少し渋ってるの。他にいい所を街を駆けずって探してるわ。職人関係はやっぱり一からやらないといけないから、途中加入は難しいみたい」
「仕事先なんざ選ぶな!」
「お兄ちゃんに言われたくない!」
「それでも、齢が離れてようが何だろうが赬夏はぜってえ渡すなよ! いいな!」
「お兄ちゃん、私たちと……薙風兄さんとお母さんを助けて! お願い!」
「いいか。俺は丞灯医院というウチの薬房に患者を連れて行く。そんなアホな商売やってられっか! おまえは母さんが戻ってきたらすぐ俺が手配した馬車に乗せるんだ」
「うん」
「あと、その恋人とかいうクソ野郎のことは一番に俺に教えろ!」
「誤解のないように言うわ。私は、あの人と一緒に愛しているのよ。この仕事にもとても反対していて、二人で磯辺で隠居だってするわ。けど、母さんがいなければみんな心配でしょう」
「母さんは俺が隠して何とかする! お前らは家に誰も近づけんじゃねえぞ」
 俺たちゃ貧しくとも平凡な家だからな……………………。
 利赬は頷いてくれた。けど心配だった。
「明後日までには戻ってやる」

カテゴリー : ストーリー スレッド: 効率と主人公交替

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元記事:効率と主人公交替の返信の返信

一晩明けて落ち着いて読み返してみたら2年前の作品か。
でも、気にするほど文章自体は別に悪くないと思うな。添削板の頃はかれこれ結構前だと思うけど同じ頃?
そうすっとやっぱ主人公の性別の問題なのかな。
少なくとも冒頭の三人称部分は良いと思う。このくらいの描写力が最後まで維持できれば、表面上は上手いと言えるくらいだと思うよ。
あとは中身だね。なんだかんだでスレ主さんの作品を最初から最後まで読ませてもらったこと一度もないので。

上記の回答(効率と主人公交替の返信の返信の返信)

スレ主 伊藤真琴 : 0 投稿日時:

了解しました。少なくとも今はこのクオリティ+Aをコンスタントにこなせます。大丈夫です。着実に上手くなってます(※ただしエロゲリプレイに世話になってるぶん男主人公がうまいだけの可能性アリ)
少なくとも、自分は他人、年下(筆者としては同年代。女主人公よか年上)であるほどうまく書ける傾向があるため現在それなりなのでしょう。
 一つ伺いたいのですが、実際の家庭環境の差異や様々な事情は置いておいて、男性読者にとって、「お母さん」はフィクションでどういうものでしょうか。
 男主人公の母ちゃん殴られるとか扱いひどすぎって思うしそれを助けようとする男というのはわかるんですけど、少なくとも命の危機も性の危機(違うけど)も絶対超グロにしか見えなくて当時無神経に書いてたけどやっぱり気持ち悪すぎる。
 理想でも何でも構わないです。最近ブラックジャックを読破済なので間黒男(BJの実名)を通して抱擁的なお母さん像とか、温かいとか、感謝とか、そういうものなのかなって思います。
 女性のレポ漫画(うちの三姉妹など子育て系を除く)では大体母ちゃんは強い、逆らえなくて暴虐だけど強かで一家を内側から支えるおかあちゃんパワー(荒川の主婦だ! とか好きだけどそれにあたるかも)とか、氏も以前仰ってましたが柔軟な強さとか、フェミニズム台頭以前からバランスの崩れたライバル的何かとして書ける人がとても多い気がします。(あんま好きじゃないけど毒親&壁系多くて立ち止まってしまうのはそのせいか。悩む前に動けばいいのにとか思うけど)みたいなのが多いと思ってます。
 あと、尊敬できる師匠とはどのような人物ですか。彼が捕まったらまずどういった対応を考えますか。
 もしあなたやご友人が医師で、仮に本業が内科なのに珍しい病を治癒したせいで評判が良すぎて(当時はパソコンとか無い時代前提)外科や麻酔科の仕事を勝手に持ってくる患者がいるけど、本当は麻酔・外科ともに秘匿すべきレベルの高水準で、治せるだけの腕があるのに犯罪がバレたくなくて誰の命がかかっててもわざと人前で腕(今回はレベルの事)を落とすような方だったらどう思われますか。
 主人公の補佐役(異世界人?)のかまってちゃんぶりをサッパリ魅せる方法はありますか。(※女性向けあるあるで言えば口では帰りたいと言ってるのに本気で帰る気がないように思える言動。ただ自分を見失いたくないという超自己中な理由)ある種のヤな奴に振り回される・振り回すって女性向け作品の共感の醍醐味でもある分、ドロつきすぎると私の描きたい作品の方向性とは違う気がします。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 効率と主人公交替

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元記事:小説第1話の批評依頼

以前、プロット案で投稿した小説の第1話を投稿します。感想と親切な助言をよろしくお願いします。コメントは甘口から中辛でお願いします。

『入れ替わり勇者-ゲームオタクの俺がゲームの主人公と入れ替わりました-』1話
https://slib.net/98158

上記の回答(小説第1話の批評依頼の返信)

投稿者 読むせん : 0

読んできましたー。
あとはシナリオですね。
エアさんは・・・・・・・・個人的なノリで言うと文体が面白いのに展開が「驚愕レベルで普通」過ぎてズコー!!_(┐「ε:)_ってなる印象です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
前の「僕どん」とかは
①気付いたらマッパで警官に捕獲され目を白黒させていたら、ヒロインと共にもう一人の僕が現れた。

までは面白い。

②二人の「僕」で思い出してみた所、自分(達)は昨日の夜の退社時刻、自室に帰る道の途中で何者かに鈍器で撲殺されバラバラに分割されたらしい事を思い出す
(When(いつ)昨日の22時ごろ
Where(どこで)帰宅途中の道で
Who(誰が)??ここだけ不明??
What(何を)僕を
Why(なぜ)殺意から
How(どのように)殴り殺し、死体をバラバラに切断した

5W1Hのうち4W1Hが読者に明示されてしまう。もう最後のW【犯人捜し】以外の選択肢がもうないねん

①起②承③転④結でいうと①起②結③承って感じ。
 ストーリーが膨らんでいき、意外な展開が転がって来る前に、ストーリーを終わらせてしまい、エピローグが続いてしまう。
――――――――――――――——
「ぼくあい」だと、
①凡庸な人でしかない「ぼく」には釣り合わないほど才能にあふれた相方(あいかた)がいるのだが・・・・その相方が奇病にかかってしまう。
②病気の進行によってどんどん変貌していっていまう相方を「ぼく」は止められないまま・・・
③病が進行しきってしまった相方と僕だけれど、二人とも、元気です。

・・・という【無力感】みたいなのが①起②結③承なシナリオ進行と噛み合って良かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回もそうならないように気を付けてー(そのパターンの方が全体の雰囲気が良いならgoodっす)

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 小説第1話の批評依頼

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投稿日時:

元記事:研究施設の分野と名前に悩んでます

"遺伝子を操作して強化人間を造り、実験や育成を行う"研究機関の分野・ネーミングについて悩んでいます。

①「遺伝子を操作してスゴい人間を作ろう」という研究はどんな分野にわけられるのか?

②カッコイイ研究機関の名前の例

の2点が質問したいことです…!

人類を殺戮してしまうスゴい強い敵に対抗できるスゴい力を持った人間を軍の研究機関で作ろう!みたいなことが研究の目的になります。

私が考えたボツ案だと、
「対〇〇軍事研究機関
ゲノム解析・育成実験課」

とか、なんだか市役所みたいになってしまいイマイチ厨二心に響く名前が浮かばない…。
参考になるサイトなどでもいいのでアドバイス等頂けたら、と思っています。よろしくお願い致します。

上記の回答(研究施設の分野と名前に悩んでますの返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答!

エヴァでは特務機関ネルフ(ドイツ語で「神経」の意)の前進がケルビン(同じくドイツ語で「脳」の意)という組織でしたね。これを組織する切っ掛けとなったのが「人工進化研究所」という研究所です。
エヴァではゼーレ(ドイツ語で「魂」の意)なり、マルドゥク機関(バビロニアの主神の名前)なり、多くの組織名が出てきます。

厨ニ心くすぐる名前というのは、一見複雑そうに見えて本質は実にシンプルなものが歓迎される傾向にあると思います。
厨ニネーミングの走りになったのがおそらく幽遊白書の「邪王炎殺黒龍波」で、こうしたダークなイメージの要素を盛りまくる印象が強いですが、私の知識不足かもしれませんが、ネタ以外でこうした「盛りまくる」ネーミングで有名なのはあんまない気がします。
シリアスな話で厨ニをくすぐるのは、エヴァの組織名に代表されるようなシンプルなネーミングではないかな、と。
――というか、リアルに考えると、ボツ案とありますが「対〇〇軍事研究機関ゲノム解析・育成実験課」というのはそこで働いてる職員は自分の研究機関を何て呼んでるのかな? ってことになる。
あんま複雑なネーミングだと、見た目はいいかもしれんけど物語の中で登場させにくいんですよね。
「対◯研」とか「育成実験課」とか略称で呼ぶとカッコよくなくなってしまうでしょ。

シンプルなネーミングでよく使われるのは、神の名前や神話の用語などを当てる事ですね。
神の名前などは「◯◯を司る」という、単語自体に意味があるので、例えば生命を生み出す研究をしている機関は「アドニス機関」とか。ラテン語でギリシャ神話の死と生命を司る神の名前です。「生命を研究してる機関っぽい」でしょ。
また、エヴァに習えば組織全体を人の身体に例えて「リングア」「オクルス」「アウリス」「ペリス」「ナーレス」という感じにしてもいいですね。
人の五感に関わるだろう箇所「舌・目・口・耳・鼻」をラテン語にして、日本語で発音しやすいよう多少いじった感じです。
こうした単語に「機関」とかつけりゃ、それっぽいかなと思う。
神の名前を頭に持ってきて、その五感を各組織名にしてる感じで「アドニス機関の解析部門オクルス」とか。
横文字が嫌で漢字だけにしたい場合は、「人工進化研究所」みたいなシンプルでわかりやすい組み合わせのほうが良いかと思う。
例えば「対◯研究所」とか。
個人的には、大本の組織の名前を横文字、その下部組織を漢字のみ、という表現が一番いいと思う。
「アドニス機関の対◯研究所」という感じですね。
全部横文字だとカッコつけが過ぎると思うし、大本だけ横文字なら日本の意思だけではない国際的な広い意思の力が働いてるように見えると思う。その下部組織ないし日本にある一部が主人公のいる場所です、みたいな。
他には、組織の下部組織には番号を振ってしまうというのもよくあります。
「対◯研究所第二実験部門」とか。
数字を振ると、上記例の場合「第一」が前にあるのは確定で、その他「第三」「第四」もあるかもしれない、というイメージが膨らみます。
要するに「組織の大きさ」を暗にですが表現できるわけですね。なのでよく使われます。

神の名前を借りる、単純に人体ないし何かしらのモチーフを外国語にしただけの単語、というのはよくあるパターンですが、モチーフに「五感を使う」などルールを決めるとネーミングも決まりやすく、その名前で組織の色が出せるので優秀なネーミング方法です。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 研究施設の分野と名前に悩んでます

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元記事:架空戦記を書きたいのですが

銀河英雄伝説、ファイアーエムブレムなど架空戦記が好きで、今回初めて架空戦記ものを書いてみようと思い立ち(頭の中に主人公だけ構想が浮かんでいます)

疑問が生まれました。
登場させるメインの陣営の適切な人数や
中東をメインにする場合、参考にしやすいのはどこか などです。

知恵をお貸しいただけると幸いです。
私自身能がなく、架空戦記をそもそも描く事が出来るのかという個人的な心配もあるのですが

上記の回答(参考資料の紹介)

投稿者 ドラコン : 0

 ドラコンです。サタンさんが「アサシン」について言及されましたので、参考資料の紹介だけでも、と思い、コメントさせていただきます。

『暗殺者教国 イスラム異端派の歴史』(岩村忍、ちくま学芸文庫)

 買っただけで、まだ読めていませんが、マルコ・ポーロの『東方見聞録』に「山の老人」として登場する(愛宕松男訳注、平凡社ライブラリー版の1巻)、暗殺を政治手段にした「ニザリ・イスマイリ教国」を取り上げた本です。鈴木則夫氏(政治哲学・国際関係論)の解説によると、「本書が少なくともイスマーイール派について日本語で読める数少ない文献の一つ」とのことです。

 なお、入手の可否については保証しかねますので、新品が入手できぬようでしたら、楽天やAmazonで古本を探されるか、図書館を当たられてはいかがでしょうか。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 架空戦記を書きたいのですが

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