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元記事:そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!or やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの?の返信

あさくらくらくるさん

 これ私が答えても大丈夫なのかな……!? 作家志望レベル0.1のような野郎が何を偉そうに、と思ったらごめんなさい!

 俗に言う「やり直し作品・シンデレラストーリー」は自分はあまり読まないのですが、世相とか関係なく、そういった作品の面白さみたいなものはスゲー理解できますね。強くてニューゲームみたいな作品もそうなのですが、まず話が詰まりにくくスムーズに進みやすいので読んでいて肩が凝らないなーと。
 あとこれは作者の都合だし、自分自身の実体験も入っているので全体に言えることじゃないかもしれませんが、ある程度主人公の能力や経験に下地があったほうが楽に書き進められるんですよネ……「なんだ、この魔法は!?」って毎回リアクション入れてから、誰かが解説するみたいな流れを作らず、地の文で完結できるので()

 閑話休題。
 主人公が既に挫折した経験があるという前提で書かれているので、物語の中で挫折展開を書く手間が省けますし、挫折展開分の尺を物語展開に持っていけるので、読者視点でも読みやすかったりするわけです。
 失敗をしたくないのではなく、物語外で既に失敗しているってだけッス。シンデレラストーリーについてはよく分からないですね……たとえお金持ちのイケメンの伯爵が相手でも、私は結婚したいとは思わないので。夫婦コミュニケーションなんかに時間割かれて、自由に小説書けないじゃないッスか……墓場ッスよ、墓場……フフフ……(オイ) そこらへんは結婚願望のある方に聞いてください(丸投げ)。

 兎も角、これを薄っぺらいと考えるか、なるほど!と捉えるかは人それぞれですね。私は画期的だとは思いますよー。暗い話のほうが好きなのであまり読んだりはしませんが、否定的にも感じません。

 ただ自分の好きじゃないジャンル、形態の話を書いてもあまり良いものは書けないかも? というより、好きじゃないジャンルを他人が読んでもしっかり面白いと感じられる作品を書ける人って、相当な技量を持っているイメージがあります。それこそ、プロとして面白さの構造をしっかり身に付けられている方しかできないかな?

 さらに言うと、最近のライトノベルの新人賞を受賞した作品は、きちんと「挫折」「葛藤」「失敗」を書いているやつが多いので、今まで通りで勝負したほうがいいかなーと感じています。というか、むしろそこらへんしっかり面白く書けるほうが、良いアピールになると思います。
 まぁ最近になってようやく、新人賞受賞作品を読んで分析しつつ、公募向けを書き始めた野郎なので、他の方の意見のほうが参考にはなると思いますが……何か一つでも、あさくらくらくるさんの”答え”になりそうなものがあれば幸いです。

上記の回答(そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!or やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの?の返信の返信)

スレ主 怒髪天 : 0 投稿日時:

>たとえお金持ちのイケメンの伯爵が相手でも、私は結婚したいとは思わないので。夫婦コミュニケーションなんかに時間割かれて、自由に小説書けないじゃないッスか……墓場ッスよ、墓場……フフフ……(オイ) そこらへんは結婚願望のある方に聞いてください(丸投げ)。
これをよんで大○○○○○○○ンというゲームを思い出しました。一番見た目が好きなキャラだったんですけどね、ストーリー進めていくうちにね。まあそういうゲームだから良い関係にはなるんですけどね。プレイヤーとしては胃が痛かったです。周りからの目とか考えて、病んで死にそう・・・って思いましたね。身分差というか価値観の違いをまざまざと見せつけられて気が狂いそうでした。貧困街みたいなところを歩くシーンがありまして、良い関係になればなるほど、主人公と身分の近いこの貧民のことがちらつくんですよねえ。運が良かっただけ。偉い人の隣にいていいのか。一生考えるだろうなと。偉い人の隣に立っただけで主人公は偉くないから貧民街の人すべてを助ける力はない。助けることができる力を持つ相手を説得する言葉も持たない。(特権階級の人は理解出来ないから)恋人なのにね。ゲームしていてそんな印象でした。そして病んで死ぬだろうなと(もしプレイヤーだったら)(主人公たちは幸せそうでしたけど、プレイヤーがそう思えなかった時点で恋愛ゲームとしてはちょっとなあという)多分自分も結婚に向いているタイプじゃないからでしょうね。
 

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!or やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの?

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元記事:そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!or やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの?の返信

えっと、読者層を考えてね! ってのが一番贈りたい言葉かなぁ。

小学生くらいの子供に社会派なドロドロした物語を読み聞かせて喜ぶと思うんか?
昨今の流行りは、「あまり頭使わなくていいもの」で、それというのはWebが台頭してきたことに関係してて、モニタで長時間文字を読むと疲れるから、あんまり頭使いたくないのよ。通勤通学時間とか仕事の休憩時間とかに読んでること多いだろうし。頭空っぽにしてボケーと読んで現実逃避できるものが流行ってる。
これを意地悪く言い換えると、理解力が小学生並みの大人に向けた作品がヒットしてるってこと。
もう一度聞くけど、小学生に社会派の物語聞かせて喜ぶと思うんか?
そして更にもう一度書くけど、読者層を考えてね。

そんなわけで、紙媒介の新人賞とかWebでもサイトによって特色があるから比較的年齢層高いところで連載してみるとか、やりようはあるし、社会派自体は別に間違いではないよ。間違ってるのはスレ主のターゲット層の選別。
軽くサラッと読めるのが売りの場所で社会派なんて持ち出したって読む人少ないのは当然でしょ。そういうの書きたいならもっと対象年齢高いとこ行かないと。

それと、スレ主が言ってるのは「アンパンマン」や「ドラえもん」を見て「幼稚」と言ってるようなもの。
そら幼児用に作ってるんだから当たり前でしょ。そう作られてるものなんだよ。幼稚というのは、むしろ「狙った読者層に合うよう作れる制作側」が凄いんだよ。
幼稚だとか、二次元キャラが活躍して別にとか、自分の中だけの主観で語り評価している。
幼稚に書かれてることの凄さを知らない。

ぶっちゃけ、そうやって「狙った読者層に合わせる」ことを知らないと、社会派つってもただの自己主張の塊に社会派と銘打ってるだけのものしか出来ないので、今のスレ主がやるのは間違いかもしれないなと思います。
例えば、リボ払いは借金増えるだけで危険だってテーマで書くとして、「リボ払いは危険」ということは勉強もするし自分の主張だから凄く書けると思うんだけど、逆に「リボ払いは凄く助かる。貧乏人救済のシステム」って主張で書くことはできるかどうか。自分の主張とは真逆のテーマを本気で書いていくことが出来るかどうか。
というのも、「リボ払いは素晴らしい」と考えるキャラクターがいることで、「それは違う」という真の主張が強調できるんですよ。
間違いと思ってること、幼稚だと思ってることを本気で書けるのかって事なんだけど、そこで「魅力がわからない」と言っちゃうあたり、無理だよねって思う。
魅力って見つけるもので、「コレだ」っていう在るものじゃないんだよ。

「薄っぺらいレーベル」って表現してる時点で、どうだろなこの人、その薄っぺらいのを書いたところでお察しじゃないかな、って感じがします。
だってそれって読者に合わせて結果軽く薄く見える作品なんじゃなくて、本当にただ薄っぺらい作品なんだもの。
シンデレラストーリーの良さや魅力を語れる人おしえて、じゃなくて、その良さを自分なりに見つけて噛み砕く必要があるんですよ。
私が語ったところでそれは私が考える魅力。スレ主のじゃない。世間一般の共通の答えでもない。
そもそも、その魅力を伝えるために小説があるんですから、その小説を読んで魅力が伝わらんのじゃ説明する意味はないでしょう。
この小説の何が魅力なんだと何度も読み返して、自分なりに面白いと思う箇所を探すなりして、それを自分で活かすならどうするか考えてみたらどうですか。

私も「僕は友達が少ない」が流行ったとき全然理解できなくて、今でも理解できないけど、何が面白いのか5回は当時の新刊まで通して読み返しましたよ。結果、何がウケてるのか理屈はわかったし、それが何故ウケてるのか理解できない=私がその理屈を受け入れられない理由ってのもわかった。
だから、無理して書こうと思えば似たようなのは書けると思うけど、同時に同じ事を出来ないこともわかるから、自分に吸収しやすいとこだけ吸収して自分なりに活動続けてます。

上記の回答(そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!or やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの?)

スレ主 怒髪天 : 1 投稿日時:

>それと、スレ主が言ってるのは「アンパンマン」や「ドラえもん」を見て「幼稚」と言ってるようなもの。
「アンパンマン」は1988年10月3日から始まって、「ドラえもん」は1979年から始まったものです。
 私が挙げた作品って幼稚園児が見るものではないんですよ。少なくともスマホを持たされている程度の人間が見るものなんですよ。
>通勤通学時間とか仕事の休憩時間とかに読んでること多いだろうし。頭空っぽにしてボケーと読んで現実逃避できるものが流行ってる。
 疲れているのはわかります。じゃあ昔の人は疲れていなかったのかってことなんですよね。いつの時代にも疲れている人はいるでしょう。頭空っぽになりたい人もいるでしょう。で昔はそんな作品なかったよねっていう話です。(いやアンパンマンあるだろうというでしょうけど、幼児向けはあったでしょうね。大人が見る幼児化した作品はなかったよねという話です)
その上でなんで令和の時代に「そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!」「 やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの?」が流行りだしたのかなというわけです。今の人が幼児並の頭になったということなんでしょうか? 昔の人に比べて疲れているから。というのが答えなんでしょうか。
 昔に比べて売れなくなったから、(原稿料が印税が少なくなったから)作者側も手抜きを始めたっていうのが自分の考えなんですけどね。
 金もらえないからプロが手抜きでぱぱっと書いたものがうっかり受けちゃってわかりやすい!なんてどんどん読者が幼児化していったのか、幼児化から始まってプロが手抜きを始めたのかはわかりませんが。にわとりと卵どちらが先かなんてまあどうでもよくて。
 読者層を考えてレーベル変えてっていうのも考えてはいるんですけどね。狙った読者層の年相応の読み物をせっせと書く自分の横で、プロが手抜きして書いた幼児化した作品がバンバン売れているのを横目で見たら「チッ」ってなりますよね。っていう話です。そんなに楽ならまずこっち(幼児化作品)でデビューもありかなと考えたわけです。楽が悪なんてことはないので、楽してデビューできる枠があるならそっちでもいいかと考えているだけで。
(どこの世界も楽じゃないなんて量産型の言葉は結構です)

 
 

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元記事:そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!or やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの?の返信

結論から申すと、そんな安易では何もできない、ということになります。対象はもっと難しいものと覚悟しないとマズい。以下、多少説明してみます。

1.量産型を甘く見過ぎ

あくまでも、ご質問文を字義通りに受け取るならばですが、「量産型」をやると失敗するでしょう。冒頭の2行で8割がた、それが現れているといっていいでしょう。

> 異世界転生の派生で、死んだ後に数年前(また赤ん坊まで)戻ってやり直す作品が増えたように思います。

増えているようではないです。少なくとも人気があるとか、話題になるとか、少なくない人から注目されるような作品で、そういう傾向は寡聞にして知りません。
おそらく、気になったものが目に付くという現象でしょう。目に付くから多いと思ってしまうわけです(確証バイアス、カラーバス効果等)。

>  そういう系のノベルは読まないのですが、漫画はアプリで無料で数話チラ見できるので例を挙げてみると、

嫌っていらっしゃる作風について、いろいろ語っているようですが、小説としては読んでないわけですね。コミックは無料のものいろいろながら、いずれも数話だけ。それで何が分かるか、という問題があります。好きな人は多数の作品を、最後まで読んでいるわけです。そういう人に、無知なままで何が訴えられるか、ということになります。

2.無知な人の批判って腹が立つもの

スレ主さんがお好きなものについて、こういう経験はないでしょうか。その好きなものをよく知らない人から、「○〇って、こういうもんだろ。くだらん」とか言われる経験です。おそらくカチンとくるものがあるはずです。たいてい無知ゆえに的を外し、しかし自信ありげですからね(ダニング=クルーガー効果)。多少極論すれば、バカからバカにされたような感覚です。

3.過去に戻る/戻されるのは主人公を困らせるため

死んだら時間が巻き戻るというのは、過去へのタイムトラベルの一種です。タイムトラベル物は多数ありますね。もう古典ですが、映画「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」もそうで、今でも時折TV放映されるほど、人気が持続しています。

死んだら過去に戻されるという設定で、ラノベでよく知られるのは「リゼロ」(Re:ゼロから始める異世界生活)でしょう。もちろん、死んだら過去に戻されるというアイデア自体は初出ではないです。例えば「リプレイ」(ケン・グリムウッド著、1990年)などがあります。日本の作品では、北村薫のターン、スキップ、リセットの3部作があったりします。しかし、最近まで影響を与えているのは、やはりリゼロかなと思います。アニメ化も念入りに作られ、まだ終わらないのも確定なほどですから。

とはいえ、死んだら過去に戻るというのがジャンルにはなってない。死んだら過去に戻る作品、というだけで手に取ろうという人はおそらく僅少です。それだけでは売りになってない。死んだら過去に戻る作品が流行っている、受けていると思うのなら、おそらく勘違いでしょう。

リゼロであれば、失敗が嫌だから死んだら過去に、というものではないです。むしろ戻されるからこそ困る。過去へのタイムトラベルもおおむねそうです。日常的なことでいえば、学校のテストで赤点脱するまで追試を(準備もさせられず)強制的に繰り返される、みたいなもの。どうやってもうまく行かない、と主人公を追いつめる。それが繰り返される過去へのタイムトラベルです。

4.魔法も主人公を困らせてこそ面白い

中世欧風の剣と魔法のファンタジーでも同様です。面白い作品なら、魔法があるから困るように作ってあります。よく知らない人はしかし、「トラブル起きても魔法で解決して、ラスボスが暴れても聖剣でバッサリでおしまいだろ」と言ったりして、ファンから反感を買ったりします。そんなデウス・エクス・マキナが好きな人はめったにいませんから。

5.シンデレラの面白さを作るのは不遇な経過の部分

「シンデレラ」は魔法で解決するタイプではあります。読者が感動するのは魔法の結果、さらに王子に選ばれるラストではあるでしょう。しかし感動を作る要因、作りこみはそこじゃない。シンデレラが虐げられているという点です。これでヒロインが救われてほしい、と読者が思うからこそのラストのハッピーエンドです。落差と溜めが感動を作るわけですね。ヒーロー(王子)は遅れてやってくる点も大事です(舞踏会から逃げたシンデレラを追って、つかまえてしまってはいけない等)。

さらに魔法に制限がかけられている。舞踏会用に準備された魔法のグッズは12時まで、というやつですね。ただし、ガラスの靴だけは残る。しかしシンデレラはみすぼらしい身なりに戻ってしまう。ガラスの靴だけからシンデレラが王子に見いだされるかどうか。確率の低そうな、圧倒的に不利な状況ですね。それが覆されるかどうか、と期待を高めてこその、ラストのハッピーエンドであるわけです。

これを「要は王子に選ばれればいいんだろ」と、安易に作劇したら、シンデレラ系の話が好きな人からしたら噴飯ものです。現代劇に翻案したつもりで、大して困ってもない(が地味な)女子高生が、アイドルにスカウトされて、たちまち人気に、とかやったら、読者に「それのどこが面白んだ」と言われます。もし作者が「名作シンデレラって、こういう話でしょ」などと言おうものなら、「違うよ!」と怒鳴れらかねません。

6.嫌いなジャンルをやるなら、好きなジャンルより深く知るべき

たとえ嫌いな作風・ジャンルでも、知ったかぶりでやっちゃダメなんです。その作風・ジャンルのファンはよく知っている人なんですから。嘘、ごまかしはバレます。ファンが面白がる点も確実に外します。作者が「こういうジャンルのはず」と思っても、読者は全く別物と判断します。どのジャンルでも面白みは、結果で作るんじゃないんです。経過で作るんです。しかし経過が魅力とは意識させず、むしろ溜めに使って、山場、特にラストのクライマックスで興奮を爆発的に生じさせるわけです。

大雑把に「こういうもん」みたいに分かったつもりになっていて、できることではありません。あるジャンルが嫌いなら嫌いでもいい。しかし、嫌いだからこそ徹底的に読み込んで、そのジャンルを好んでいる人がどうして面白がっているか、ファン以上に知っていないと読者の好みのツボを突けず、受ける作品を作ることは叶いません。ましてや、「こんな単純で幼稚なものが面白いのか。ほら、こういうもんだろ、見せてやるよ」みたいな態度で臨んでは、石を投げつけられますよ。

大事なことですので、言葉を変えて繰り返します。嫌いな人が薄っぺらいと思うレーベルは、好きな人にとって分厚いレーベルです。嫌いな人が量産型と思う作品は、好きな人には個性的です。嫌いな人があるかないか分からないわずかな差異は、好きな人には巨大な違いです。

あるいは、嫌いなジャンルの作品について、個別ではなくジャンル特徴として簡潔に魅力が説明可能だと思うのも問題です。明確に間違いです。特徴は語れるかもしれない。含まれる頻出要素を挙げることはできるかもしれない。しかし、どうして面白いかを抽象化して、特に使える形で語るのは不可能です。論より証拠、小説指南本は数多とあれど、「こう書けば面白くなる」と結果を出している指南本は皆無です。たとえ、どんなにジャンルを絞っても、ですね。語れないんですよ、面白さ、さらにその作り方を一般的、確定的には。

7.安易な態度では社会派も無理

然るに、スレ主さんは嫌いなジャンル・作風が、読みもしないのに分かったつもりになっており、説明されればファンが何を面白がっているか分かると思い込んでいるようです。

それが間違いであるのは上述の通りですが、希望されている「社会派というか現代を映したもの」で書こうとするのも、無理があるでしょう。表層をなぜて分かったつもりになる人に、社会現象を扱うために必要な事項、例えば大量で深い事実を知り、深い分析を行うのは、おそらく絶望的です。「量産型」にせよ、「社会派」にせよ、腰を据えなおして基礎からやる必要があるように思います。

上記の回答(そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!or やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの?の返信の返信)

スレ主 怒髪天 : 1 投稿日時:

>女子高生が、アイドルにスカウトされて、たちまち人気に、とかやったら、読者に「それのどこが面白んだ」と言われます。
 「スーパースターをウチに連れてきました」という作品でそういう展開になってますよ。アイドルではなく女優で、男(権力金もあり)が未経験の主人公女にCMやら主演やらとバンバンもってきて、未経験なのに上手く演技できちゃうみたいな。(上手く演技できる理由にはまあ理由はあるんですけど。そのいきなり現れた男のことを主人公は好きで映画やCMも恋人同士という設定だから、そのまま素でやれば成功しましたみたいな感じで)
 主人公が風邪を引いたら、今すぐ撮影を止めろ! とか男が言って周りも権力におされては、はい。と中止になるし、主人公女は(わたしのため? きゅん)みたいな。 撮影場所、撮影時間、撮影スタッフ、撮影される女優俳優を手配するのにどれくらい手間がかかっていると思っているんですかねこの二人。でも読み手には受けているから91話も続けられているんでしょうね。週間連載ですから。大体1年で52,53回になる。このレベルで1年以上連載続けている作品もありますよ。そろそろ連載2年目になりますね。
 安易安易って言う人出てくると思ったけれど、安易な作品もあること自体認めた方が作家として生存しやすくなると思います。

 何に金をかけるかって自分で決めていいですからね。本は読みますよ。でもライト文芸は図書館に置いてない(司書たちが置く価値がないと判断した)から読まないんです。置いてあったら読んでいるでしょうね。物書きですから嫌いな作品も読んだことはあります。
 ここに書き込みをしているのは一般文芸を目指している人間の交流場がないからなんですよね。あったらすぐにそっちに行きます。自分が書きたいものがレーベル違いなのは重々承知していますから。
 Web漫画もそう。有料になったら読むわけがない。自分にとってはその程度の価値(無価値)。

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元記事:そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!or やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの?の返信

スレ主様が例に挙げられていた作品ですけど、
私が好きで読んでいて内容も知っている作品もあるんですけど、女性向け(ヒーローやキャラとの関係性重視)が多かった気がするんですが、スレ主様の書きたい話が「社会派」って、例に挙げられた作品の想定読者と合わない感じがしました。

例えばですが、甘味を求めている人に「焼肉どう?」「漬物どう?」って勧めても、「私は甘味が欲しい」って相手から断られる確率が高いと思いますよ。焼肉も漬物も美味しいですけどね。

スレ主様がそれらの女性向けの作品に共感しづらいなら、ほかに面白いと思う売れているレーベルを探して、そこのレーベルに応募された方がいいのでは?って私は思いました。

男性向けレーベルの作品があまり例に挙がっていなかったので、もしかしたらそちらの方が好みの作品が多いかもしれませんよ。
又は、ライト文芸や、一般文芸のレーベルも検討されてはいかがですか?
社会派ミステリーとか狙ってみるとかいかがですか?

何か合うレーベルがあるといいですね。

以上、色々と書きましたが、あくまで個人の意見ですので、合わなければ流してくださいね。
ではでは、失礼しました。

上記の回答(そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!or やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの?の返信の返信)

スレ主 怒髪天 : 0 投稿日時:

>私が好きで読んでいて内容も知っている作品もあるんですけど、女性向け(ヒーローやキャラとの関係性重視)が多かった気がするんですが
 ということは
そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!or やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの? 作品の魅力は「ヒーローやキャラとの関係性」ということでしょうか。簡単にいうと、「ストーリーは稚拙だけどキャラが好きだから読んでいる」ということでいいでしょうか。それなら糸口がつかめそうなので、合っているなら(違っていても)返信がほしいところです。(いろいろ返信くるけれど自分の質問に対する「魅力」を答えた人、あなたが初めてなんですよね)

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!or やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの?

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元記事:そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!or やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの?の返信の返信の返信

1.長い長い前置き

> 「スーパースターをウチに連れてきました」という作品でそういう展開になってますよ。

その作品は人気作なんですか、ということです。こういうタイプの作品、と言われれて、探せばあるでしょう。創作発表の参入レベルが劇的に低下して久しいんですから、有無でいうなら、たいていのタイプはあるでしょう。

その作品、2年続いているとしてアニメ化の話とかは? コミックはアニメ化ととても相性がいい。アニメ制作者は元ネタに困っている。芽が出そうなら、とっくにアニメ化の話くらいは出てるはずです。しかし、どうもなさそう。

そんな作品を、しかもたった1例だけ挙げて、何か意味があるんでしょうか。で、その作品は「安易」なんですか? スレ主さんはこう仰っている。「読み手には受けているから91話も続けられているんでしょうね」。スレ主さんの分析では「受けている」わけですね。

スレ主さん、ご自分が何の話に対して何を話しているか、考えてますか? 当該部分でこちらがした話は、シンデレラ物語を「要は王子に選ばれればいいんだろ」と高をくくってしまうとマズい、という文脈です。その文脈で「大して困ってもない(が地味な)女子高生が、アイドルにスカウトされて、たちまち人気に」という大雑把なあらすじを理解してもらわないと、文意を汲んだことにはなりません。

大雑把なあらすじなんですから、多少詳細化したら反例なんかは挙げられるのは当たり前です。どうしても反論したい、ということでしたら、大雑把なあらすじレベルで、かつ該当しそうな例がいくつも思いつきそうなことを言ってもらわないと、どうしようもありません。

それを「ほら、これ!」みたいに1例だけ挙げるのって、例えていえば癇癪起こした幼児が、手近にあるものを手あたり次第投げつけているようなものです。とても幼稚です。きわめて安易でもある。で、安易はいけない、というのが、こちらが申していることなわけです。幼稚は、言い換えるなら、思慮不足。「腰を据えなおして基礎から」と申したのは、そういう一面もあります。

で、唐突に金の話を始めたのはなぜですか? こちらから、そんな話をした覚えがないのですが。「ここだよ」と引用して、スレ主さんの解釈がこうだ、ということを示してください。図書館の司書の選択とやらも、こちらから何か言った覚えはありません。あのね、私はスレ主さんの保護者でも、学校の先生でもないんですよ。とりあえずキレてみたら何とかしてくれる、みたいな態度はやめてくださいな。

で、参考になりそうだと思うことをいろいろ挙げたんですけど、そちらは一言もなしですか? そもそも論として、何のためにご質問されたんですか? 書いたそばから忘れてないですか?

と言っても、無駄かもしれません。少なくとも6~7年の執筆経験がおありなんですよね? それで他人に分かる文章が書けない。このスレッドでの、いの一番に指摘されてますね。しかも、何とか読み取っても思慮が浅い、知識がない。誰が何を言ったかも整理できてなさそう。それで物語が書けるとは思えません。なにせもうベテランさんですから、伸びしろはどれくらいか、言わずもがなでしょう。

他の方へのご返信にも少しふれておきます。No: 12の「で昔はそんな作品なかったよねっていう話です。」について。赤塚不二夫作品を調べてごらんなさい。頭空っぽで笑えるバカバカしさが面白くて、子供も読むが大人も読む。中には対象年齢層上げたものもあります。アンパンマン1つで分かったつもりになるから、例えば天才バカボンに気が付かないわけです。

スレ主さんの傾向を考慮して、注意喚起しておきます。穴はそこだけじゃないですよ、ということです。穴だらけのうちの1つに過ぎません。

2.本論

で、長い前置き終えまして。スレ主さんが考えていること、感じていることは、実感としては事実でしょう。が、問題はそこにはないはずです。よくある現象ですが、例えばテスト前や締め切り前には、普段やらない部屋の掃除を異様に熱心にやれたりする。普段は気にしない部屋の汚れが非常に気になったりするから。

これを少し一般化すると、何か障害に行き当たったとき、容易に解決できないために、容易にできそうなことをやっちゃうという現象です。逃避ともいえますが、本人は逃避という意識はなく、真剣です。

でも、問題はそこじゃない。テスト勉強をやれるだけやっておく、締め切りの近づいた仕事進める、ということをしないと、掃除の次は洗濯、さらにゲームのやり残し、みたいに次々と「問題」に気が付いてしまいます。

今お書きの作品とは別のタイプが受けてそうとか、もう放置したほうがいい。何か言ってみて、賛同されなかったからと言って、反論に時間を費やさないほうがいい。今お書きの作品を仕上げることに集中したほうがいい。それで困難を感じたら、その困難をご質問なさればいい。

それなら具体的な回答も工夫ができるし、スレ主さんも取捨選択しつつ、難事を解決していくことも可能になります。自分の創作以外で気になることも解消していき、無駄に悩むことも減ります。

大事なことなので繰り返し。ご自身の創作において生じる具体的な問題は少数なので解決可能です。それに付随して生じる気になることは可能性であるため、無数、無限に発生し続け、解決不能です。解決可能なことに専念すべきです。

上記の回答(そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!or やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの?の返信の返信の返信の返信)

スレ主 怒髪天 : 0 投稿日時:

>その作品は人気作なんですか、ということです。
 「人気作とは」ひと言も言ってませんし人気作を書きたいとも言ってませんよ。受けているとは言いましたけどね。受けている=数年は連載して、生存している。の意。
>こういうタイプの作品、と言われれて、探せばあるでしょう。創作発表の参入レベルが劇的に低下して久しいんですから、有無でいうなら、たいていのタイプはあるでしょう。
 2年近く連載して2年食べて行けている(生存している)ものが「たいていのタイプ」あるなら、そういう路線の作家作品を目指すのはいけないの? ってことなんですが。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: そんなに失敗したくないのか二次元の主人公!or やっぱりシンデレラストーリーに憧れるの?

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元記事:変身シーンについて

変身シーンをいれたいのですが、どうやって書いたら良いのかわかりません。
漫画やイラストなどは絵で表現できますが、ラノベとなるとどうやって書いたら魅力的になるのか全くわかりません
その場Iどうしたら良いのでしょうか?

上記の回答(変身シーンについての返信)

投稿者 のん : 1

 こんにちは、のんです。

 変身と言いますと、魔法少女やヒーローモノでしょうか? それとも人外やロボットでしょうか?
 どれも違うかもしれませんが、同じ変身である以上は似た描写になるかと思います。ですから、問題は一人称であるか三人称であるかですね。

 変身ですから、当然見た目が変わると思います。その際、三人称は第三者が語り手ですので、主人公の見た目を描写することは容易です。
 どこがどう変わったのか、他と同じように説明すればいいでしょう。変身後の姿が何かを模しているのなら、その描写はさらに容易となります。

▼以下、稚拙な例です。

 敵を鋭く睨み付けた田中は、腰を落とし全身に力を込め始める。限界まで鍛え上げられた筋肉に、幾重もの筋が浮かび上がった。
「へん、しん......」
 酷く圧し殺された呟き。それが敵の耳へ届いたころには、田中は変貌をとげていた。
 筋肉は肥大化し、皮膚は毛に被われ、薄く開いた口からは鋭く伸びた犬歯が覗く。その姿はまさに熊。
 森林の王者と化した田中が、リーリガイの森に君臨した。

 対する一人称では、語り手が自身の見た目を説明することは容易ではありません。セリフを使って第三者に説明させるのが一般的でしょうか?
 他のキャラも同じように変身するのであれば、先に変身させ、主人公がそれを見て何かを思い、続いて変身。という流れも良いかもしれません。

▼以下、またしても稚拙な例です。

「変身!」
 ダサいポーズを決め健治は叫ぶ。これで何も起きなければ笑えると言うのに、バカの全身を白い光が包み込んだ。
 外からは分からないが、あの光の中で健治が着替えていることを俺は知っている。これから俺も、同じことをするのだから......。
「へんしん」
 白く塗りつぶされた視界と、現れたコスチューム。
 飾り気のない全身タイツとマスクに、俺は深いため息を吐いた。

 初めて変身モノを考えてみたのですが、慣れないことはするものじゃ有りませんね。恥ずかしい限りです。参考になりましたら、幸いです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 変身シーンについて

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投稿日時:

元記事:他人に影響を受けやすいタイプは、黙々と書き続けるべきか?

「どういうのが流行りなんだろう?」「どんな作品が評価高いんだろう?」というような、いわゆる市場調査は行いたいのですが、自分の感性がかなり他人に影響されやすいタイプというのが不安です。
読んで面白かった表現などを、無意識のうちにパクりなどしてしまいそうで、自分に自信が持てません。創作物はすべからく何かのオマージュである、というのはわかるのですが、目の前にいる人間のものをそのまま真似てしまうのは流石にマズイと思うのです。
他の人の作品を、「楽しんで参考にはしても、勝手に自分のものにしない」ように気を付けるには、どういった心構えが必要なのでしょうか?よろしくお願いします。
最近、これが不安で、小説を開けないのです。

上記の回答(他人に影響を受けやすいタイプは、黙々と書き続けるべきか?の返信)

投稿者 読むせん : 2

しっかりメモる。○○より抜粋、みたいな。

同じ経験があります(笑)。ネットだと投稿日時どっちが先とかもあるし、似た感性だと同じようなやり方しちゃうのもありますよね。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 他人に影響を受けやすいタイプは、黙々と書き続けるべきか?

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投稿日時:

元記事:ヒロインの性格付けの動機

自分はとある創作で、とあるヒロインを書きたいと思ってます。
普段は落ち着いた性格なのですが、異世界から呼び出された(救世主の)主人公のことが好きで好きで仕方なくて(最初からいきなり)、主人公を振り向かせるためにはどんなぶっとんだことまでやってしまうみたいな女の子です。

しかしその理由付けが思いつかなくて、自分は小さい時に辛い思いをしていた時に「主人公のことを夢で毎日見ていて夢の中で支えてもらっていた」っていう乙女チックな設定にしようかと思ったんですが、それだと最初から主人公が好きなことに対して少し弱すぎるかなとも思いました。
皆さんはどう思われるでしょうか。

上記の回答(ヒロインの性格付けの動機の返信)

投稿者 ヘキサ : 3 人気回答!

「異世界から来た救世主」という時点で、ヒロインの思考に「特別扱い」フィルターがかかっていると思えば、決して変だとも理由が弱いとも思いませんが。

 読者から見たわかりやすさを考慮すると、主人公を呼ぶ時に、名前よりも「勇者さま」「救世主さま」などと呼ぶ、あるいは名前呼びでも「さま付けを徹底する」、などのちょっとした工夫でその「特別扱いぶり」が伝わってきたりするかもしれません。

 いちおう、男女逆パターンでは、少女漫画の「ふしぎ遊戯」の「星宿」が、『異界からやってくる巫女の伝説』を幼い頃からずっと聞かされていて、それで希望やら妄想やらを膨らませた状態で待っていた、という経緯があったりします。
 少女漫画ですからやはり乙女チックな方向性なわけですけれども、わたしは妄想癖の激しい女の子キャラってわりと普通に微笑ましいなぁって思ってしまうので、いけるんじゃないかと思いますよ。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ヒロインの性格付けの動機

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