小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

大草さんの返信一覧。得点の高い順1ページ目

元記事:魔法の設定についての返信

 魔法を万能化する方向で考えるのは、物語づくりについて損だと思います。

 例えば、なぜ魔法属性なんてものがあるのか。地、水、火、風などがあって、それぞれに特化した魔法しか使えず、二つ使えるのは天才だ、なんてよくありそうな設定です(忍術とされていますが、ナルトもそんな感じだったかと)。

 風だとして、風を操るエネルギーを考えたら、確かに銃弾を防ぐ風を起こすエネルギーは凄いものがあるはずです。そのエネルギーを他の方法で使えたら、は現実の技術などの発想です。だけど、フィクション作りたいわけですよね。

 例えば、現実ではリスクを下げたいけれど、フィクションではピンチを作って盛り上げたい。だから、わざと制限を設定しているんです。風の魔術師なら風しか使えない。魔力の素をいかに膨大に持っていても、風しか起こせない。

 フィクションにおける不便益です。不便だから苦労するし、危ない目にも遭う。だけど、それが物語づくりになりますよね。だから「俺は風しか作れねえんだ!」でいい、そのほうがいい、というわけです。

 言い換えれば、魔法は物語で起こる問題を解決するためにあるのではありません。問題を作るために設定するものです。魔法があってもこんなこともできない、あるいは、魔法があるからこそ困る、という点も重視すべきだと思います。

上記の回答(魔法の設定についての返信の返信)

スレ主 大草 : 1 投稿日時:

そうですね、おっしゃる通りだと思います。魔法じゃないですが、ジョジョやハンターハンターでも力の種類は無限でも、ほぼ「俺がこう思ったからこうしかできねぇ」ってことになってますし、それが面白いですね。ご回答ありがとうございます。
風一つでも「高速でズバッ!と切る」のと「大気で押しつぶす」のとではどっちが疲れるかが分かれば、弱点の作り方に役立ったり、魔法の作成でなにがどういう場面で効率的か考えさせたりできるかな、と。その際すでに方式の決定している魔術から選ぶんじゃなくて、ある程度自由に作れて、それを効率で考えさせるときに「納得がいくエネルギー効率論」みたいのがあったら面白いかと思ったのです、書けるとは思えませんが、参考として。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 魔法の設定について

この書き込みに返信する >>

元記事:魔法の設定についての返信

>「弾丸を弾けるほどの空気圧縮を生み出す力っていうのは凄まじい力で、そんなエネルギーをなんで回りくどい使い方して防御するんだ」
これは、その通りなんですが、人間的常識的発想なんですよね。
例えば、「空を飛ぶより陸を歩いたほうが簡単なのに、なんで鳥はわざわざ飛んでるんだ?」と言ってるようなもの。
でも、読者が人間である以上はこうした疑問も付きまとうのは当然なので、そこに説得力を持たせる書き方をすりゃいいだけです。
例えば、ブルースクリーンさんが書かれてるような「風しか使えないキャラ」とか、あるいは疑問そのものをキャラに代弁させて言い訳(と言うと言葉が悪いが)を直に書いてしまうとか。
問題の作品を読んでないので設定はわかりませんが、「精霊が仕事をしてくれる」という設定なら「術者のエネルギーの問題」ではないですよね。コンピュータゲームの中で火の魔法を使うのも水の魔法を使うのもエネルギー量なんて関係ない。単にプログラム(という精霊)で動いてるだけ。仕事量の問題です。
でもおそらく、そういうツッコミがある以上は「物理法則を参考に魔法の設定を作ってる」というものに近い設定なのかなと思う。
となると、これはもう単純に設定ミス、ないし設定を扱いきれてないためにツッコミがあった、と考える他ないです。
「物理法則を参考にしてる」のに「それとは矛盾する展開・演出をしている」ので。

>違う属性や異なる動きの魔法の力の度合いを比べる方法ないしは設定はあるでしょうか。土を生み出すのと火を生み出すのはどっちが大変なの?
物理法則を参考にするなら、原子云々と物理の教科書を開けば書いてあるかと。
それで言えば、炎は原子を振動させりゃいいので簡単。土を生み出すのは原子を作り出してるので、自然現象の上を行く超常現象という事で大変なんてレベルじゃない。
とはいえ、こうして物理現象を参考にしてそれを忠実に考えてたら、ファンタジーである以上は必ずツッコミが入るので、どこかで折り合いをつける必要があります。
たまに「リアルな魔法設定を作りたい」という人もいますが、設定上ここまで科学知識がある世界で科学が発達してない中世ファンタジーをやってるって事にまずツッコミが入るべきですよね。

なので、魔法の設定を作るコツは、大味にすることです。
詳しく設定するとそれを説明しなくてはならなくなるし、でなくても作者は説明したくなるし。
そうなるとツッコまれたとき言い訳すらできなくなる。自分が設定した事のために。
「土を生み出すより火を起こすほうが難しい」のなら、そうなるよう考えればいいだけです。
例えば「火の精霊は扱いが難しい。土の精霊は人懐っこい」とすれば実現できますよね。
あまり深く考えず、大味で、どのようにも言い訳できる設定にしてしまうのが理想的です。

上記の回答(魔法の設定についての返信の返信)

スレ主 大草 : 1 投稿日時:

 私も批判されている作品を詳しくは読んでいないのですが、科学を取り入れたものとのことで、他の部分で科学的な説明を行っているようです、私にはそれも頭よさそうに見えたのですが、見る人が見ると「むちゃくちゃ」らしいのです。積極的に科学を取り入れよういうわけではないのですが、下手に手を出すと危険そうな感じですね。
原子を生み出す、言われればたいへんですね。取りいれやすいところを取り入れて、どこかしらで「不思議パワーです」という宣言をしといたほうがいいですね、生成はすべて不思議パワーとか。
ご回答ありがとうございます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 魔法の設定について

この書き込みに返信する >>

元記事:魔法の設定についての返信

 異なる種類の魔法について、失念しておりました。すみません。

 よくあるのが「比べられない」です。なんのこっちゃみたいな話ですが、じゃんけんみたいな設定がよくあります。例えば、地は水を制し、水は火を制し、火は風を制し、風は地を制す、みたいな循環構造の強弱です。

 そうしておくと、誰がどう勝つか、一定のパターンは現れにくく、従って予想のつかない魔法戦闘にしやすくなります。読者が先を読みにくいなら、盛り上げやすいですよね。

 異種の魔法の強弱を直接比べてしまうと、ドラゴンボールの「戦闘力」みたいな話になりそうです。それはそれでやりようはあると思いますが、強弱判断が一つの指標で決まってしまい、よほどに工夫しないと大味になりやすくなりそうです。

上記の回答(魔法の設定についての返信の返信)

スレ主 大草 : 0 投稿日時:

そもそもが頭が混乱して分かりにくい質問になっております、失敬。先ほどのご回答でも充分に参考になりました、ありがとうございます。
たしかに強弱関係がはっきりしないと戦闘の起伏は伝わりませんものね、参考にさせていただきます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 魔法の設定について

この書き込みに返信する >>

元記事:魔法の設定についての返信

魔法の設定とかって、重要ながらとても簡単なんですよ。

そもそも、あらゆるラノベで魔法が登場するのって、単純に「魔法=ロマン」だからです。
読者が求めているんですよ。
そう考えると、重要さでいえば「ロマン>理論」のはず。それだというのに、理論を追及し過ぎてロマンを潰すのはもったいない。
まず、何を書けばウケて、何を書きたいのかを考える(=ロマン)べきです。
魔法とかの設定を最大限活かすには、まずそこが重要。
細かい理論については、後付けで十分です。

>違う属性や異なる動きの魔法の力の度合いを比べる方法ないしは設定はあるでしょうか

上記の事を元に考えれば、「比べる方法」とかを意識するよりも、「どうすればロマンに繋がるか」という事を意識するほうが正しいです。
「常識的に考えればこっちのほうが強い」なんて考えていたら、それこそ常識的でつまらない。
「こっちが強いほうがロマンあるぜ!」というように選び、とりあえず、それらしい理由を付け加える。こっちのほうが読者ウケが良いです。
ですので、比べる方法を見つけて云々なんか気にせず、どっちが強いかは作者側が決めればいい訳です。

わかり難いかもしれませんので、最後に例を。

ガチガチの鎧と、薄っぺらい黄金のローブ。
常識的に考えれば、鎧のほうが装備として優秀。
しかし、そんなのロマンが無い。ローブのほうが圧倒的に強い設定のほうがいいだろう。そうしよう。
でも理由が無いな……。
よし。なら、ローブには神の加護がかかっている事にしておこう。

まぁ、見ればわかると思いますが。
常識的判断で鎧を強くするより、ロマンを詰め込んだほうがよっぽどラノベらしいんです。
そして、そこにはちゃんと理由(後付け)があるため、少なくとも矛盾はしていません。

さて、結論として、「どちらの魔法が強いか」については、「常識的に考えればこうだ」というより、「作品的にはこっちのほうがいいだろう」という考え方が必要。
そして、批判や違和感を防ぐために、後付けでいいから、理由を付けましょう、と。
まぁ、ラノベって極論すれば「ロマンの塊」であって、そこを一々理論で壊してたらきりがない訳ですよ。
その作品の世界観によって設定は大きく変わってくるので、比べる方法だとかはあまり気にせず、その世界観に合わせて設定をつくる事が重要です。

上記の回答(魔法の設定についての返信の返信)

スレ主 大草 : 0 投稿日時:

確かに、本当にやりたいことと言えば「炎と氷を同時に発射!」とかの「テンプレ強魔法」ですからね、キーとなるヴィジュアルを大事にすべきですね。ご回答ありがとうございます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 魔法の設定について

この書き込みに返信する >>

元記事:魔法の設定についての返信の返信の返信

内容が伝わっているか少し不安になってきましたので、少し補足させていただきます。
要点をまとめましたので、よろしければこちらも参考に。

まず、先程も述べた通り、魔法とはロマンあってこそ。
そこで、読者にとって何がロマンなのかを考え、読者が求めているような魔法を選ぶ。
もうその時点で、魔法としては成立している訳です。ロマンがありますから。
そして、ロマンでは補えない部分のために、少し設定を付け足すことが必要。
このように設定を組めば、ラノベらしくてウケが良くなるという事です。
ビジュアルもロマンの一つですが、決してそれが全てという意味ではありません。

以上が、僕の伝えたかった最終的な内容です。
もしも正しく伝わっていなかったようでしたら、それは僕の説明不足です。お詫び申し上げます。

上記の回答(魔法の設定についての返信の返信の返信の返信)

スレ主 大草 : 0 投稿日時:

もしかしたら誤解してるかもしれませんが、ヴィジュアルというのは「パッと頭に思い浮かんだ自分が実現したいアイデア」ぐらいの意味ですので、絵面だけではなく状況とかいろいろ含まれてる感じです。「読者が望む」というより根本的な部分は、まだ練習中ですので、ひとまずは自分が「表現したい絵面と状況とそれが成立する舞台」を考えてみます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 魔法の設定について

この書き込みに返信する >>

現在までに合計6件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全2ページ中の1ページ目。

ランダムにスレッドを表示

物語をよりミステリアスに

投稿者 銀の弾丸 回答数 : 8

投稿日時:

初めまして銀の弾丸です。ここに質問をするのは初めてなので、この名前がもう使われていないか不安です。あとこの質問がすでに存在していたら... 続きを読む >>

マンネリネタですが、『小説の批評依頼』の広告。

投稿者 大野知人 回答数 : 3

投稿日時:

 こんにちは、大野です。タイトル通り/いつも通りですが、俺が以前こちらで相談した『魔術・魔法・神などと頭脳戦する詐欺師の話』をある程... 続きを読む >>

(応募作限定)登場キャラクターの人数について

投稿者 迷える狼 回答数 : 5

投稿日時:

応募作限定で、自分の作品に登場させるキャラクターの人数についてです。 普通の長編作品だと、後から増えて行き、ものすごい数のキャ... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:ポルノ小説はネット発表すべきか

描写力鍛錬のために18禁小説を書いてみたいと思っているのですが、その場合ネットに投稿するのは大丈夫なのでしょうか?
いくらレイディングされているといってもやはり隔離には限界がありますし、過去にはフィルタリングしたはずの作品がネット上の有害文章として論文に掲載された例もあると聞きます。
しかし、鍛錬目的なので読者からの添削を受けたいし、モチベーションなどの問題から掲げたいと考えてしまいます。
この掲示板にそぐわない内容でしたら、注意していただけると嬉しいです。

上記の回答(ポルノ小説はネット発表すべきかの返信)

投稿者 ヘキサ : 1

「こんなものちょっとばかし経験があって恥知らず(失礼)なら誰でも描ける」
……BL小説の前身であるJUNE小説の開祖、故栗本薫の発言です。

もうちょっと捕捉すると、彼女は官能描写そのものを奨励しているわけではなく、大衆から「ダメだ、こんなもの」等とタブー視されつつも「それでも描きたい、と思う何かを探せ。自分の心の中と向き合え」という点に重きをおいておりまして。

一度少女漫画で例に挙がったことがあるんですが、JUNE小説は「自分の心の中に二律背反を抱えている」ところがポイントなので、羅川真里茂がリアルにゲイの生き様を描いた『ニューヨーク・ニューヨーク』は男同士の恋愛であってもJUNE的ではない(彼らは自分の性的指向に正直なので)、でも津田雅美の『彼氏彼女の事情』は「優等生でありたいと思う自分、そうでない自分に葛藤している姿を描いているので通常の男女間の恋愛であってもJUNE的だ」とかなんとか竹宮恵子と対談とかしてたりしてますがな。

官能描写=技術の上達ではない、ってことだと思います。
あ、ちなみに羅川真里茂は『赤ちゃんと僕』がアニメ化していますが、けっこうリアル寄りの描写や綿密な取材に基づいたストーリー構築をする人なので、この人はこの人で別方向にすごいんですけど。ただ「思考が完璧に外に向いている。自分の内面のほうに向いていない」ので、ある意味健全というか大衆受けしやすいというか。

故栗本薫は「不健全でいいんだよ!!それを思いっきりぶちまかせ!!」という人でしたので、何を狙って18禁とみなすのか、そこを安易に考えていると中途半端なものが出来上がるかもしれません。
「描きたいものがたまたま18禁になってしまった。その表現を避けることに納得がいかない」というものであれば、技術の向上に繋がるかもしれませんが。

ヒナプロジェクト系列のレーティングシステムは大衆に向けていちおうの断りを入れている、という状態ですので、それに従って載せてクレームが来てもそれは知ったこっちゃないと思うんですがね。

カテゴリー : その他 スレッド: ポルノ小説はネット発表すべきか

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:表現力について

 初めまして.最近小説を書き始めました(初心者です).
ジャンルは異世界で,主人公である女の子が二つの世界を行き来する物語です.
 個人的に書いてて苦戦しているのは世界観を表現する書き方です.
特に異世界(ファンタジー)は空想の世界なので自分がイメージしている世界観(例えば建物だったり,キャラクターだったり...)どう表現するべきなのか困っています.なので質問は:

-世界観やシーンを表現する場合,気をつけるべき点やどうすれば表現出来るのか?

-参考に出来るサイト,小説等ありましたら是非おすすめを教えて下さい.

-表現力をもっと養える?練習方法等ありますか?

まだ二話しか投稿していないんですが,私が今書いている小説はこちら:

https://kakuyomu.jp/works/1177354054914338136

(感想や直すべき点等ありましたら,是非書いて頂きたいです)

上記の回答(表現力についての返信)

投稿者 サタン : 2

>世界観やシーンを表現する場合,気をつけるべき点やどうすれば表現出来るのか?
例えば、テーブルの上にコップが置かれているとします。

「主人公は空いてるテーブル席に腰を下ろし、近くの給仕を呼び止めた」

と書いたとして、さて。この一文を読んでテーブルの上のコップをイメージできるか?
文の中では「コップ」に触れられていないので、イメージできるわけがありませんよね。
当たり前のように思えるだろうけど、基本的・初歩的な事は、まずコレです。
イメージしてもらいたいモノはちゃんと文章の中で触れること。
例えば御作においても、「私」が生まれた場所は「病院」と書いてあるけど、「ユナ」が生まれた場所は触れられていませんよね? 初歩的な事だけど、まずはちゃんと書いてやらないと。
では次に、

「主人公はコップが置かれたテーブル席に腰を下ろし、近くの給仕を呼び止めた」

こう書くと、たしかに「コップ」には触れられているけど、イメージしにくいかと思います。
原因は、文章構造の話になるので割愛するけど、ようは「コップ」が目立ちすぎてる文章になってるためです。
文章の要点は「主人公が席に座って給仕を呼ぶ」という事なのに、関係ない「コップ」が出てくるのでイメージしにくいということ。
つまり、文の中で「コップ」に触れるのはいいけど、「どのように触れるか?」が問題になってきます。

「主人公は空いてる席に腰を下ろすと、テーブルの中央にコップが放置されてる事に気がついた。前の客の飲み残しか。なんとなしにコップを手に取って中を見る。葡萄酒だ。いいね。飲みたくなってきた。主人公は近くの給仕を呼び止め、同じものを注文することにした」

こう書くと、主人公がテーブル席に座ってから注文するまでの流れが出来て、その流れの切っ掛けになってるものが「コップ」なので、ちゃんとイメージできてるかと思います。
まあ、見ての通り端的に書くよりずっと長くなるので、こうした描写は必ずしも良いというわけではなく、端的に説明したほうが良い場合も多いです。

こうした描写のコツは、「描写したい事」で何かする、ということです。
例えば「混雑してる大通り」をイメージしてるのであれば「混雑してる場所で起こりそうなことは何か」と考え、それを書く。
「大通りは人でごった返していた。あまりに人が多いので面食らっていると、後ろからドンと押されて主人公はよろけてしまう。ボサッと突っ立ってるな、と声だけが聞こえて、主人公が顔を上げると、その声の主は既に人混みに紛れてもう見えなくなっていた」
という感じ。

だから、「世界観」を書く場合、「世界観」と曖昧に漠然とイメージするのではなく、あなたの作品の世界観を構成する要素を細かく列挙して、それについてを一つ一つ描写していく必要があります。
「世界観」というものを書けば良い、どうしたら書けるのか、という事ではないわけですね。
例えば「魔法は特殊な力で、一般的に知られてはいるけど見たこと無い人のほうが多い」という設定があるとすると、
この設定の要点は「魔法は既知のもの」「魔法は滅多に見られない」この2つが表現できれば「特殊な力」ってことがわかるだろうから、
例えば「魔法を見たことがあると言う少年と、その少年を嘘つき呼ばわりする友人」というシーンを書けば前述した2つの要素を軽く程度は表現できるかな。
とまあ、こんな感じ。

作品は読ませていただきましたが、まずは記号の使い方が気になったかな。
「ー」(ダッシュ)は2個でワンセットとして使います。「――」ですね。キーボードでは「ほ」のキー。変換で全角ダッシュとか [全]ダッシュ とかってあると思う。
「…」(三点リーダー)も同じ。といっても、これなんだろ、ピリオドを使ってるのかな。
三点リーダーはキーボードで言うと「め」のキー。これを3つ「・・・」で変換すると「…」という三点リーダーが出てくる。
で。この三点リーダーもダッシュと同じで2個ワンセットで使うのが一般的。
つまり「……」とか「…………」ですね。
ただ、このあたりは暗黙ルール的なとこがあって、絶対的なルールではありません。
でもフォント次第では特に「ー」は1個だけ使うと漢字の「一(イチ)」と見分けがつかないので、そうした事は気をつけたほうが良いと思う。

あとはメタ発言とか「私」と「ユナ」の使い分けが混乱を生みそうな感じとか、いくつか気になるところはあるけど、あんまり言っても、そこは個人の表現と個性の問題なので、作品として形が出来ればまた違うのかなとも思う。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 表現力について

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:生き別れの親子を証明するアイテムについて

こんにちは、カイトと申します。
タイトルの件について、皆様のお知恵を拝借したいです。

現在考え中のプロットにおいて、生き別れになった父娘が、確かに血の繋がりがあると周囲(親族)に認めさせる必要があります。ただ、何が決定的な証明になるかがいまいち思いつきません。
自分で思いついたのは
①外見上の特徴
②父が娘(か母親)に託した親子を証明する何か
というありきたりなものですが、それがあったところで周囲が必ずしも納得するだろうか、と引っかかりを覚えています。(難癖つけられそう)

今のところの設定としては、
a)生まれる前に離別したため、娘に父の記憶はない
b)父は年老いて認知症気味であり、彼がいくら「娘だ」と通したところで周囲は信憑性に欠けると断じてしまう
c)時代設定から、DNA検査などの化学的な証拠は得られない
の三点があります。
c)以外の二つについては、良い案が浮かばなければ変更可能ですが、できれば変えたくないです。

①②を組み合わせたり、第三者が権力を行使して無理やり周囲を納得させる方法もあるのですが、できればぐうの音も出ないほどの何かがあればなぁと、今回質問させていただいております。
ちなみに、タイトルは「アイテム」としましたが、別に物にこだわっているわけではありません。
何か妙案がありましたら、教えていただけるとありがたいです。

上記の回答(生き別れの親子を証明するアイテムについての返信)

投稿者 あまくさ : 1

仮にDNA検査があったとしても、それだと少し味気ない気もします。なので、どちらかというと科学的・論理的な確定性よりも、ドラマ的な納得感を意識して考えた方がいいかもしれません。

よって、

>②父が娘(か母親)に託した親子を証明する何か
>というありきたりなものですが、それがあったところで周囲が必ずしも納得するだろうか、と引っかかりを覚えています。(難癖つけられそう)

これに近い線で考えるのがいいような気がします。
それと、親族に認めさせなければならず、しかも難癖をつけてくるやつがいそう、と。そういう状況だということは、たぶんお家騒動か遺産相続がらみなどだろうと想像しますが、合っていますか?

だとしたら、反対者攻略法という側面から考えるのも一手かと。

以下、少し抽象的になりますが、流れとしては、

1)「娘」には相続権があるが、親族達は彼女とは別の誰かを立てようとしている。

2)親族達には社会的な地位と信用があり、ストーリーの前半では「娘」には信用がない。

3)ストーリーを通して、娘と関わりを持ったキャラだけは彼女を信用するようになる。

4)親族達の別の候補を立てようとする画策に不正があり、娘の擁護者の中に親族達への不信感が次第につのっていく。

5)このような過程を経て、利害関係の無い第三者も交えて決着をつけようという話になる。

こういう感じなら、親族の難癖に対する牽制も可能になってくるんじゃないかと。だんだん娘の応援団ができてくる流れですね。

次に、娘が実子であることを証明するアイテム、または事柄について。

少し平凡かもしれませんが、父親と娘以外に絶対に知らないはずの思い出を設定する、などでしょうか?
それについての伏線は序盤~中盤の流れに出しておいて、審判の場で父親が初めて皆に打ち明けます。親族達も知らなかったことなので、驚きが広がる中。そのエピソードの当事者(父親と娘)しか知らないはずの何かの品物の名称などを、父親が娘に尋ねます。
あるいは、親族達が立てた対抗馬がいるのなら、まずその人物に先に質問してみるという手もあるかも。
対抗馬は必死に考えてもっともらしいことを答えます。しかし、それはすぐに否定され。
ここで演出としては、親族達の中にも多少まともな人間がいて、すでに内心で負けを認めて諦めていて、「いや、そんなことはありえない」と対抗馬の不用意な答えをたしなめるなんて一幕を入れてもいいかも。
そうして盛り上げておいて、娘が決定的な名称を答える。
なんて感じでいかがでしょうか?

……妙案とは思えませんが、私だったらこんな方向に考えるかなという参考として。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 生き別れの親子を証明するアイテムについて

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ