探偵を主人公にするか、探偵助手を主人公にするかの返信の返信の返信
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探偵を主人公にするか、探偵助手を主人公にするかの返信の返信(元記事)
「嘘つき・嘘がつけない」って組み合わせの面白いところは、相反するからこその衝突はもちろんなんですが、「嘘」をキーにすると、「嘘付きから聞いた話を正直者が口にする」「正直者の言葉を嘘付きが代弁する」ことでこの嘘の設定の壁を飛び越えて読者を騙すことが出来るんですよね。
「嘘付きパズル」とか「論理パズル」とかをそのまま物語のネタに応用出来そうで、この点でも良いアイディア。
嘘をつける詐欺師のほうに優位性があって、正直者のほうがワトソン役のような解説役として語り部が出来るので、どちらかを選ぶなら私はBを選ぶけど、私の感性で設定を十二分に発揮できると思うのは二人とも主役だと思う。
でも、うーん。確かに執筆ないしプロットで混乱するかもしれないですね。主役が複数ある場合は主役とは別に何かしらの軸を作るなどコツが必要だし、おっしゃる通り、あまり変なことせず主役はどちらかに決めてしまったほうが良いですね。
ただ、個人的な懸念としては、私もBのが主役に適してると思うのだけど、スレ主さんが書きたいのは頭脳戦で、Bも怪異も「嘘がつけない」んですよね。
すると、「正直者の能力者 VS 怪異」って主人公が活躍する場面がめっちゃ書きにくいと思うんですよ。
考え方を変えれば「正直者同士の騙し合い」って面白そうな場面になるんだけど、ここでもアイディアが必要になってきそうだな、と。
ストーリーとして成立しやすいのは全方位に衝突を作れる詐欺師で、そのストーリーを書きやすいのは未熟だけど力のある正直者の能力者っていう、印象。
それならまさしくホームズ役とワトソン役にして、詐欺師の活躍を正直者の能力者視点から語るって形にすれば主人公(視点主)は正直者の能力者って答えが出るわけだけども、
まあ、そこまでアレコレ書いちゃうと状況や方向性がどんどん限定されていっちゃうので、話が脱線してしまいますね。
探偵を主人公にするか、探偵助手を主人公にするかの返信の返信の返信
スレ主 大野知人 投稿日時: : 1
サタンさん、いつも長文の意見ありがとうございます。多角的に書いてあって、とても参考になります。
ダブルヒーローはよくやろうとして失敗しまくってるので、なんかトラウマが有るんですよね……。いや、失敗が多いからこそ、経験を生かせると捉えるのも良いかも知れない!
やっぱ『嘘が付けない』ってのがセールスポイント・物語の核になりそうですね。ええ、嘘を吐ける詐欺師Aの方が『詐欺師』としては優位にあるんだけど、アクション面で貧弱だったり、『嘘を吐けない超常存在』を相手取っているせいで意外と『自分が騙される』ことに意識が向いていなかったり。
Aは最低限の自衛しかできないので、最終的には怪異へのコネや、日本特有の『場所・タイミングに憑くタイプの妖怪』を利用したエンディングも考えてます。
最近見た『ロード・エルメロイ二世の事件簿』の影響がデカいかも……。貧弱詐欺師が、敵の策や己の知識を利用して相手に何らかの影響を及ぼす感じ。
一方Bの助手の少年。『姿を変える』能力を『変えた姿のままで物理干渉可能』とかにして、ある程度のチート性は出します。ただまあ、カロリー消費とか、体の使いにくさとかで無茶はできない感じなんですが。
それはそれとして、彼自身の成長とか、『正直であることと、善人であろうとすることの違い』『公正な立場に居るだけではできないこと』みたいなのを彼自身に考えてほしい。
あ、なんか書けそうな気がしてきた。
ご意見、感謝です。
カテゴリー : キャラクター スレッド: 探偵を主人公にするか、探偵助手を主人公にするか