冒頭固定するつもりだけど、説明口調すぎてどう置けばいいのかわからない
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効率と主人公交替の返信の返信の返信の返信(元記事)
>一つ伺いたいのですが、
読み進めると一つどころじゃない件について。
>男性読者にとって、「お母さん」はフィクションでどういうものでしょうか。
フィクションではどういうもの、と言われても困っちゃうかな。
読者にとって、ということは、作者として書き手として「母親」のポジションに求めるものって意味じゃないんだよね。
一般的に求められるものという意味で答えると、単純に「母性」です。
言葉を変えれば「甘えられる」「かまってもらえる」「世話をしてくれる」「自分のことを考えてくれる」「何をしても見捨てない」まあ包容力みたいなもんかな。
一般男性が母親に求めるものって意味ではなく、逆説的だけど「こういう女性は母親っぽい」というイメージね。
これは個人的な見解だけど、私自身それらを求めてはいないが、例えば私が何かヤバいことをしでかして誰もが見放すけどこの女性だけは私を見放さなかった、という人がいたとして、正直私はそういうのに弱い。
そんなことされたら男として、こっちも今後なにがあっても相手を見捨てることは出来ないじゃん? 血の繋がり云々じゃなく、生まれてからずっと母親は私にそうしてきたから、そりゃ母親は見捨てないでしょ、という感じ。
だから、求めてるものというよりは、男としてそれをされると弱い、という部分の回答になるね。
フィクションでそこを強調されるとやっぱ母親感を感じる。ま、リアルでやってたらマザコンと子離れできてない母親で気持ち悪いけど。
母と息子の関係性ではもちろん、母と娘の関係性でも同じように読み取れるので、そこは自分が男性読者であるからでしょうね。
……ちなみにこれは「母親っぽさ」の演出のようなものの話であって、自分の母親は全然こんなんじゃなかったですよw わりかし放任主義でした。
>女性のレポ漫画(うちの三姉妹など子育て系を除く)では大体母ちゃんは強い、
女性から見ると「母は強し」の部分が強調されるのですね。やはり、一番身近な家族というコミュニティの中で同じ女性間で一番上の人物だから、という認識になるのかな。
>尊敬できる師匠とはどのような人物ですか。
臭いこと言うけど、背中で語ってくれるタイプの人。
あれこれ言わずに行動を示してそれを弟子に見せ学ばせる。まあ、これも現実に言ったら非効率で「てめえの口は飾りかよ!」ってキレそうだけど。
弟子と師匠が信頼し合い心が通じてるから成立する関係で、私はそういうの無理な人なので、たぶん出来ないから憧れてるんだろうね。
>彼が捕まったらまずどういった対応を考えますか。
リアルなら、たぶん捕まったことに対して釈放を求めるとかどこかに訴えるとかそういうのは何もしないな。
師匠ってことは何かの技術を持ってるわけでしょう。すると、まあ薬師なら薬を扱ってるわけで、師匠が捕まったら薬の管理も出来なくなるので、仕事の周囲にあるものを師匠が帰ってくるまで問題ない状態に整理して、そのあとで師匠と縁の深い人物かなんかに相談に行くかな。
私、けっこう薄情なんですよ。熱い行動とか絶対しない。
>わざと人前で腕(今回はレベルの事)を落とすような方だったらどう思われますか。
前提がな……
医者と自分との関係性によっても感じ方は違うと思う。
先述した母性の話じゃないけど、何があっても見捨てないと決めた相手なら、医者には何も言わず勝手に患者連れてくるアホをとっちめる。その前に一応医者には忠告するか。
そこまででないなら、正直、知らん。
これこのまま続けてたらやべえな。なんか言い訳みつけてさっさと関係を断とう。と考えると思う。
自分に被害がこなさそうなら黙って自分も見て見ぬ振りをするかな。
>かまってちゃんぶりをサッパリ魅せる方法はありますか
かまってちゃんって、大した用もないのにちょろちょろするからかまってアピールに見えるんですよ。
だから、「ちゃんとした用」を作っておけばいいだけ。
「薬の保管場所がわからず誰かに聞く」「何の道具を使うべきか迷って誰かに相談する」「大事な用で急いでたら誰かとぶつかる」それらの「誰か」がたまたまいつも同じ人だったとして、別にこれは「かまってちゃん」には見えない。
ぶっちゃけ、昔の王道少女漫画の主人公ってたいがいメンヘラ気質なかまってちゃんでしょ。やってることだけを客観的に吸い出せば。
それをかまってちゃんに見えないようにしてるというか、なってるというか、そのように書いてるので、少女漫画が参考になると思う。
「かまってちゃん」で探すと、そもそもかまってちゃんキャラを書いてる作品は「かまってちゃんに見えるよう書いてる」ので、適当な少女漫画の主人公を見て、それがなぜかまってちゃんに見えないのか、と考えたほうがいい気がする。
冒頭固定するつもりだけど、説明口調すぎてどう置けばいいのかわからない
スレ主 伊藤真琴 投稿日時: : 0
まあ返信来るかはわからないけどざっと疑問点
①前と後のどっちに会話文を入れるべきか
②今日書いた分はマシになっているか
③「目的」が見えるか。見えないならばどう入れればいいのか
④専門書が好きで並の新書が全く面白く感じない。それはどう克服すべきか
⑤どっちかといえば明るい性格で暗い人を避ける傾向にある人にこういう説明口調のは似合うのか。似合わないなりのアレンジをどう加えれば浮かないか
興宜六年現在。允という国で薬師になる方法は二つだ。
まず上澄みは専門の学舎で励み、免状付きの薬師を目指す。或いは卒業した彼らの下につき、教材の貸与禁止を条件に一代限りの相伝の糧となるかの二択。
前者はどこへ出しても恥ずかしくなく正薬師と呼ばれ、後者は薬師にきちんと付いていれば時代柄、見逃してもらえた薬師の徒弟、略して薬徒と呼ばれた。勿論、前者と後者には違った意味で厳しい条件が付き、後者が店を構える事は一代限りとされた。
丞灯薬房は元々、名もない片田舎が本籍である。機動上の問題を考え、街中に越してからの座職を含めた上で風諒(ジャンシェ)という青年はここにもう九年ほど務めていたが、体感上てんで腕が上がるなどは眼中になかった。確かにざっとした範囲で沢山の人を治してきたし、偽薬師と分かってても世話になりたがる者は少なくなかった。大半は、彼のような薄給ながら少しでもいい処置を受けたいと望む奴ばかり。というより世の中、そういう奴ばっか。
風諒は上を望む気はてんで無かった。そういった事よりも、まず弟たちに金をつなぐに越したことはなし。勉強と相性が良くないという自負の上で、稼いで晴れて藪入りする心算だった。
要するに簡単なのはそっちで引き受けて、少しでも変だと思ったらあっちに渡せば良いわけだろうと上手く割り振る事を要とする。勉強がしたいわけではなく、そこに今いる可哀相な誰かを目の前で助けて、直接現場のために支(つか)えるのが仕事という遣り甲斐。それでいて何かを忘れたころに思い出すのが風諒(ジャンシェ)という男だった。
で、いつか受ける筈の非公認の薬徒試験なるものがあるが、のらりくらりと躱し、周りに受けたと思われ続けた結果、実は本当にただの手代としてずっと収まっていることに有りもしない寫宏からの圧を勝手に感じるようになってしまった。いや、受けなくても一代の庇護さえあれば問題ないのだが、体面上はどう考えても最悪だった。
もしかしたら、婚儀まで秒読みの芬飴に振られるかもしれない。誰かと対等に話ができないかもしれない。兄貴分を背負っていたことを、とうとう言えず仕舞いのままはや数年。
それでも、風諒がそうしていた理由はただの面倒だけではなかった。しかし、言おうとすれば口ごとに沽券が割れて萎む。そんな、ある夜の事だった。