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どうやってるんだろう?(元記事)
かなり前からなのですが、VRを舞台にしたものに対する疑問があります。
それは、
「感覚をどうやって再現しているのか」
という事です。
例えば、「S.A.O」(ソードアートオンライン)や「防ふり」(痛いのは嫌なので、防御力に全振りしました)では、空腹を感じたり、食事をするシーンがあります。その時に、味を感じたり満腹になったりします。
また、「防ふり」では、ゲーム中にキャラクターがリアルでその場で寝落ちします。
VRは、あくまでも臨場感を体験出来るのみで、五感は再現出来ないはずです。
それなのに、キャラクターが食事をすると、味を感じるのみならず、なぜかプレイヤーが満腹になったりしますし、「防ふり」では、タイトルの通り、攻撃を受けると痛みを感じたりします。それに、前述の通りキャラクターが本当に眠ります。
あくまでも、VRではプレイヤーが寝落ちしても、キャラクターはその場で動きを止めるだけのはずです。
お腹が減ったら食事をして、味を感じたり満腹になったりし、眠たくなったら同じ様に眠る。
そもそも、VRのシステムでは、プレイヤーとキャラクターがシンクロする事は有り得ないと思いますし、ゲームの中で現実と同じ様に生活するという事は出来無いはずです。
「防ふり」では、VRゴーグルをかけるだけで、キャラクターが本当に生きているかの様に、プレイヤーと感覚を共有しています。っと言うか、キャラクターが受けた感覚を、プレイヤーがダイレクトに感じていますが、絶対無理なんじゃないでしょうか。
「S.A.O」では、ログアウトが不可能という設定になっていましたが、プレイヤーの肉体は生きているのだから、いずれ餓死はまぬがれなかっただろうし、例え生命維持の為に栄養の補給が外部からされたとしても、いくらゲームの中で食事したって、プレイヤーの空腹は満たされる事が無いはずです(血糖値の変化で、満腹中枢や空腹中枢が刺激を受けたとしても、胃の中は空っぽのまま)。
「防ふり」の場合、プレイヤーは自由にログアウト出来るのだから、そもそもゲーム中にキャラクターが眠る必要が無いです。
また、プレイヤーが寝落ちすれば、キャラクターもゲームの中で同時に寝落ちするというシンクロ状態が起きています。
そもそも、本来ゲームでは実際に食事や睡眠を取るといった行為は、全く必要がありません。
大体、ゲーム中でそれを行う為には、そういったプログラムが必要になります。食事をするなら、食事をするグラフィックが必要になります。プレイヤーとキャラクターの動作を同じにしようと思ったら、モーションキャプチャーを導入しなければなりませんが、もちろんそんな大掛かりなシステムは、個人の家にたやすく設置する事は出来ません。
少なくとも、ゴーグル1つでどうにかなるもんじゃないと思います。
そして、これまでの事は、作中で一切何の説明や記述がありません(「S.A.O」は、こういう理由で死ぬとは言われているが、他の説明が無い)。
余りにも不自然というより、いい加減じゃないでしょうか。
私の疑問は、以下の通りです。
①VR系のものは、どうやってプレイヤーとキャラクターの感覚を共有させているのか。
②また、どういうシステムならそれが可能か。
③その場合の問題点など。
です。
仮に、薬品などで血糖値をコントロールするならば、それは医療法に触れますし、実際にプレイヤーの肉体に針やチューブを刺す事になれば、傷害罪の適応も有り得ます。
当然ながら、ゲームをプレイする度に素人がそんな事をすれば、事故になって最悪死人が出る事にもなりかねません。
脳にシステムを埋め込む、「攻殻機動隊」の様なスタイルの可能性もあります。
しかし、ゲ-ムをプレイするという理由だけで、そんな危険な行為をするでしょうか。
ちなみに、微弱な電流を神経に流し、感覚を再現するという事も聞いた事がありますが、「S.A.O」の様な大掛かりなシステムを使用するならともかく、「防ふり」の様に、ゴーグル1つでそこまで出来るとは考えにくいです。
一応ですが、「S.A.O」も「防ふり」も、普通にゲームのソフトやプレイするシステムは市販されていました。こう言っては何ですが、「不可能」だと思います。
皆さんは、どうお考えになりますか。ご意見を伺いたく思います。
※「ログホライズン」や「くまクマ熊ベア-」の様に、ゲームだか現実だかはっきりしないものは、対象から除外します。
どうやってるんだろう?の返信
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 0
防ふりは未読なので知りませんが、SAOはそんなにおかしいですか? だいぶ前に読んだので実際に作中でどう説明していたか覚えていませんが、特に矛盾は感じなかったのは覚えています。
>VRは、あくまでも臨場感を体験出来るのみで、五感は再現出来ないはずです。
理論的にはできるでしょう。五感はすべて脳に伝達されるものですから、脳に働きかけて誤作動を起こさせれば擬似的に五感は再現可能です。本来それが真の「仮想現実」なのであって、現実世界の技術がまだそこまで到達していないだけです。しかしフィクションで現実に実現していない技術を書けないのであれば、タイムマシンとか恒星間航行する宇宙船も書けないことになります。
>それなのに、キャラクターが食事をすると、味を感じるのみならず、なぜかプレイヤーが満腹になったりしますし、
あれはね、満腹になったと「錯覚」させているだけなんですよ。
ですから、その状態で長期間放置したら、プレイヤーはもちろん餓死します。SAOはそういう設定になっていたと思いますよ。
SAOでは、平常な状態のプレイヤーは時々ログアウトしてピザとか食べていませんでしたか? (うろ覚えですが、「ピザが冷めるから、そろそろ一度ログアウトしよう」みたいなことを言っていたと思います)
平常時のプレイヤーが餓死しないのは、ログインしている時間がそんなに長くはないからです。しかし強制的にログアウトできない状態に追い込まれたプレイヤーは、現実世界側では病床で救命処置を施されていなかったですか? 別に仮想世界で食事をすることによって現実世界の肉体の空腹が満たされるとは書いてなかったはずです。
>キャラクターが受けた感覚を、プレイヤーがダイレクトに感じていますが、絶対無理なんじゃないでしょうか。
できますよ。キャラクターが受けた感覚をデジタル・データとしてプレイヤーの脳に伝え、錯覚させるシステムが実装されている。そういう設定になっているだけです。おそらくこれは現実世界でも、将来的には実現可能な技術だと思いますよ。少なくともタイムマシンや「どこでもドア」よりは遙かに可能性があります。
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