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読者を世界観に没頭させたい(元記事)

私はストーリーを考えるよりもハイファンタジーの舞台となる異世界の設定や世界観を考える方が好きで、「読者に自分の作った世界観や設定をアピールしたい」という意識が強くて、今はハンターハンターみたいな現代風異世界を考えているんですが、読者を世界観に没頭させるコツって何でしょうか?
ハンターハンターは「この作品ってなんで現代風の異世界を舞台にしてるんだ?現実の現代を舞台に架空の設定を足した、いわゆるローファンタジーの作品じゃダメなのか?」なんて言われませんよね?
一方で野村哲也さんがFF15について「ゲームを始める時、あまりに空想的な世界からだとなかなか感情移入できないんです。だからまず現実っぽい世界を用意して、そこから空想的な世界に入ってもらおうと。」と言った時は(このことへの反応集は『スクエニ野村 「ファンタジーっぽい世界だと感情移入できない」』って検索すれば出てくるはず)「一時でも現実を忘れたくてハイファンタジーものの作品に触れるのに、現実思い出すような世界観にすんなカス」と否定されたり、「何これ?現実が舞台なのかよ」とあくまで現実世界の現代に似てるだけの異世界が舞台なのに現実世界が舞台だと思われたりしてますが、なんでFF15はハンターハンターと同じく現代風異世界が舞台なのにこんな風に否定されてるんでしょうか?こうならないためには何を気を付けたらいいでしょうか?
よく「話が面白けりゃ世界観や設定なんかどうでもいい」とか言う人いますけど、私にとってはストーリーが評価されても世界観や設定が評価されなきゃ意味ないですよ。

読者を世界観に没頭させたいの返信

投稿者 サタン 投稿日時: : 4

>読者を世界観に没頭させるコツって何でしょうか?
話が面白いことですね。
話が面白いから世界観に興味がわいて、設定が気になり始めるものではないかな。

でもそれは、メインストーリーというかその物語の本筋みたいなモノのことじゃなくて、ここで言う「話が面白い」ってのは物語そのものではなく演出や構成や「魅せ方」に近いかもしれないなと思う。
そこにもコツはあるけど、本題とズレてくるからいいか。

で。
>ハンターハンターは(中略)いわゆるローファンタジーの作品じゃダメなのか?」なんて言われませんよね?
ハンターハンターはもともと作者が「何かをコレクションするのって楽しいよね。そうやって何かを追い求めて手に入れるっていう「ハント」を書こうと思った」ってことを後書きかなんかで書いてたと思う。
じゃあ、当たり前だけど「ハント」する対象が多い世界観を作るわな。だから現代風だけど現代ではない別の世界観(作者の身の回りのモノも出せるし、想像上のファンタジックなものも何でも出せる)で、獲物を追い求める人物がいてもおかしくないよう世紀末っぽいというか社会性が描かれる事が少なくハンターハンターの世界観が出来上がっています。
作者が書きたいものや書こうとしてるコンセプトに対して設定や世界観に説得力があるし、必要性があるから、否定的な意見が出にくいんですよ。
対してFF15は未プレイだけど9以降のFFシリーズはファンタジー色の強いSFファンタジーをする事が多々あるし、15も見聞きした程度でどんなものか想像できるけども、ぶっちゃけSFの世界観や現代風にする意味がほぼないんですよね。
9は意味ある内容だと思うけど、その9がヒットしすぎたためにその色がついちゃっただけ、って感じがするかな。
まあ、ナンバリングされてるゲームは10も続くと一種の伝統みたいなものが出てくるから意味がなくても出さなきゃいけなくて、ある意味しょうがない。
FFシリーズで言えばクリスタルって必ず出てくるでしょ。「これをしないとFFシリーズとは言えませんよ」って条件があって、そこにストーリーを乗せるからしょうがないわな。

ようは、必要性の有無が両作品の世界観の扱いの違い。
内容、つまり物語にその必要性があるから受け入れられるし、必要性がないから「ファンタジーしろや」と言われてしまう。ファンタジーらしくない世界観である必要性がないでしょFFシリーズの多くは。

なので、
>よく「話が面白けりゃ世界観や設定なんかどうでもいい」とか言う人いますけど、私にとってはストーリーが評価されても世界観や設定が評価されなきゃ意味ないですよ。
まず話が面白くなけりゃ素人考えの世界観なんて興味ねえっす。
面白いうえで秀逸な設定だから設定にも興味がわくわけで、「話が面白けりゃ~」ってのは最低条件なんですね。
そこがクリアできんと、世界観や設定が面白くても評価される土俵に上がれてないんで、評価されないでしょう。

ただ私は、大野さんとはけっこう違う回答になっちゃうけど、設定先行・世界観先行の物語はぜんぜんアリだと思うし、それを見せるのがメインコンセプトって物語はWebでは特に読者もつきやすいんじゃないかと思う。
主人公には特に目的も目標もなく、例えば「異世界で居酒屋やってます」ってだけの話で、登場する客たちが居酒屋で会話をするその内容で少しずつ設定がわかっていって主人公は別にその客たちの物語には参加しない、というスタンスの物語とか。
「居酒屋をやってる」という体で客を通して設定や世界観を語って居酒屋料理うめえ!で〆る、基本それだけの内容だけど、まず客を通して世界観を語っていってるのが面白いし、他にも思いつく限りで数作品似たようなのあるけど、なろう系のジャンルで言えばスローライフってやつに多いかね。
まあ、これ話作るのに若干コツがいるから、素人がやると「場当たり的に動いてるだけで話が皆無」に見えちゃって、上手くやってる人は基本上手い人だよね。
そもそも「話(内容)があってこそ」は前提なので、その話を主軸にする必要はないけどちゃんと魅せたい設定に乗せる物語はなきゃいけないし、それ以外の苦労や欠点もあるし、実はけっこう難しいというか人によるというか、合わない人はほんと書けなかったりする。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 読者を世界観に没頭させたい

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