真犯人の居ない(事件自体が起きていない)冤罪事件の立証方法は?の返信
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真犯人の居ない(事件自体が起きていない)冤罪事件の立証方法は?(元記事)
ドラコンです。久しぶりに、コメディーモノで「鉄道が存在する中華風ファンタジー世界での、天性無邪気少女皇后」の話を書きたくなり、下記のスレッドを投稿しました。同スレッドに追記しても良かったのですが、話題が変わるのと、スレッドのタイトルを変えたいので、新規に投稿します。
「中華ファンタジーの過去ネタ焼き直しについて」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/13039
その中で、読むせんさんから、「コオロギ相撲賭博」「蟲毒・呪詛」ネタをいただきました。
主人公の皇后(銀鈴)の、コオロギ採取・飼育の行動が怪しく見えて、後宮内で「蟲毒・呪詛をやっているのでは?」とのウワサ(ウワサ自体は自然発生的で冗談半分にしても)になる展開を考えています。
銀鈴の賭博の処罰と、このウワサを否定することのために、皇帝臨席の公開特別裁判をします。その際、「蟲毒・呪詛」の事件自体が「起きていない」ことをどのように立証すれば良いのでしょうか? 『名探偵コナン』でもたまにありますが、創作物での冤罪事件は「真犯人を捕まえる」、言い換えれば「真犯人の犯行を立証することで、自然と冤罪が晴れる」です。現実には、時効で真犯人が不明でも、再審の結果、冤罪と認定されて無罪になることはありますね。
【存在しないこと】を立証するのは難しく、「悪魔の証明」ですよね。
一応、「蟲毒・呪詛」に関するものはなかったことを示すために、押収した証拠品を傍聴人に見せることは考えています。ですが、身内が身内を裁くから、それに説得力があるのでしょうか? 逆に、「蟲毒・呪詛」を立証するなら、拷問にかけて自白を取れば済むことですが。説得力のある案があれば、ご教示いただけないでしょうか?
ただ、リンク先のスレッドでも書いたのですが、話がどれもこれも「ご都合主義」になりそうなのと、書くこと自体が恥ずかしいので、書こうか、書くまいかの気持ちが、半々です。
真犯人の居ない(事件自体が起きていない)冤罪事件の立証方法は?の返信
投稿者 大野知人 投稿日時: : 1
お久しぶりです。若干掘り返すようですが、気になるので返信をば。
コオロギは草食だから蠱毒をやるのは無理なんじゃ……。という無粋なツッコミはさておいて。
一番手っ取り早いのは、『偽証』じゃないでしょうか。
主人公が皇后である以上、権力者であって、それを追い落とそうとする『誰か』が居るはずです。
作中設定にもよりますが、普通立場のある人間を裁判にかけるためにはそれ相応の手間がかかる訳ですから、『怪しいから裁判にかける』よりも『追い落としたいと思っていたら怪しい行動をしていたから裁判にかける』方が自然かな、と。
逆に言えば、『蠱毒・呪詛』のリアリティを出すために、何らかの偽装工作をしている人が居れば手っ取り早い訳で。
そこをネックにして、『全部まとめてこいつらの仕業だ』としてしまうのが手っ取り早いかなぁ。
コメディ風にやるのであれば、
『胡散臭いインチキ呪術師が証人台に立って、「蠱毒が行われた形跡がない」という』→『そもそもこの呪術師が信用できないと却下される』→『次は胡散臭い動物学者が出てきて、証言』→『胡散臭いから却下』→『もう少しで有罪判決のタイミングで偽証の証拠が見つかる』
とかですかね。
ドタバタコメディーな裁判を考えられているんだったら、三谷幸喜の映画の『ステキな金縛り』を見ると良いかも。
何かの参考になれば幸いです。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 真犯人の居ない(事件自体が起きていない)冤罪事件の立証方法は?