推しがいる人が"読みたい"と思うストーリーとはの返信
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推しがいる人が"読みたい"と思うストーリーとは(元記事)
小説の内容について相談です。
本当にざっくりですか…
①主人公の女の子が小さなカフェを開く
②そこに偶然、推し(アイドル)がプライベートで来る
③少しずつ仲が良くなっていき、お互いの相談にものるようになる
これだけでは伝わりづらいかとは思いますが、最終的な着地点をどうするべきかと悩んでいます。
恋愛関係に発展するべきか、恋愛関係になりそうかな…?と感じさせつつも最終的にはアイドルとファンの関係性か。もしくは恋愛要素一切無しか。
そして読み手が『え?!』と驚くような展開が一切無いな…とも悩んでいます。
私自身アイドルオタクなので細かい心情まで書きやすいかな…と考えたのですが、なかなか難しくて…
物語の何よりも大きな軸となる部分は記載した①〜③です。
皆さんだったらどんな物語なら読んでみたいと思いますか?
助言よろしくお願い致します(><)
推しがいる人が"読みたい"と思うストーリーとはの返信
投稿者 サタン 投稿日時: : 3
求めてる回答とは違うかもしれんけど、それなりにイメージはあるしなんとなくの展開もあるんだけど、どうにもオチが上手く思いつかない・しっくり来ないって人にありがちだなと思うのは、
例えば車や電車といったハコにこだわってディティールを組んでリアリティを考えて素晴らしい「電車」を作るのだけど、結局それを走らせる線路をまったく考えていない、というもの。
女の子が経営するカフェにアイドルが来て仲良くなる、そこでいろんなドラマがあって、ラストは……と話がちゃんと考えられてるように見えるのだけど、これは単に時間経過があるだけで、結局何なのか、結局なんの話だったのか、がない。
主人公や登場人物が乗ってる電車は作れてるんだけど、それを走らせる線路がない、ということね。
だから例えば、主人公がカフェを開いたのではなく、両親が引退するので自分が相続して潰さずカフェを続けることにしたという事にして、でも主人公は父親のコーヒーの味を維持できているのか、カフェを続けられるのかが不安で、両親のカフェが好きだから続ける選択をしたけど自分には自信がない。とする。
すると、主人公には自信がないのだから主人公が自信を持てるようになったら話は終わるってことがわかる。
で。
その過程で「推しのアイドルが来店して、主人公の助けとなり次第に自信を持てるようになってゆく」というスレ主さんが考えられた「ハコ」を走らせることができる。
例えばこうすると、この話は「主人公が推しのアイドルに助けられて成長する話・自信を持つ話」として理解できるので、こういう走らせるべき線路が作れていることが大事。
ほんで、これは適当な例なので「両親のカフェを続ける自信が~」っていうことにしたけど、例えばベッタベタな古典なら「親の再婚相手の連れ子が推しのアイドルで、二人とも両親には幸せになって欲しいと考えていて心配している」とか、なんでも、スレ主さんが考えられた「ハコ」が走る線路なら何でもいい。
こういう線路、まあ本筋になるものを考えられると自然と最適解のオチは絞られるので、あまり悩むことにはならないと思う。
そんで、
>そして読み手が『え?!』と驚くような展開が一切無いな…とも悩んでいます。
それは本筋のほうでやる。ハコのほうでやるものじゃない。
例えば、まあ思いつきだからセンスが古い展開だけど、主人公のカフェの向かいに大手カフェチェーンが建ってピンチなところを押しのアイドルが何らかのキャンペーンを手伝ってくれて乗り切った、とか、いっそ主人公がカフェを畳んで閉店させてしまったら予想外で『えっ!?』ですよね。
でも、この場合、前述した「主人公が推しのアイドルに助けられて成長する話」として書いてなければ「カフェを続けることが目標」ということも印象が薄くなるので、単に推しのアイドルと仲良くなるカフェ店長を書いてるだけじゃ「店を閉めます」となっても別に驚くような展開にはならんのよ。
「こういう本筋があります」と明確にわかるからこそ、その本筋にある目的に対しての障害が面白味になる。
要するに、書かれてる情報だけで判断すると、スレ主さんは「ハコ」っていう雰囲気ばかりに目が行ってるようで、それを走らせる線路が出来てないと思われるので、それを考えたほうが良いかと思います。
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