一人称視点の話で主人公が退場する事の是非の返信の返信の返信
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一人称視点の話で主人公が退場する事の是非の返信の返信(元記事)
返信ありがとうございます。
>スレ主様が考えていらっしゃる「神格」なるものはそういうのとは違うのでしょうか? 神の意識と人間としての主人公の意識は全く違うというか、別次元の存在として描写したい感じですか?
>2)「神」であることを知ってはいるが、自分が神そのものであるという自覚は持っていない感じなのか? (自分はいつか消滅して神が顕現することを知ってはいるが、神そのものの知識や思考を共有はしていない感じ)
状況的には提示された2に近いですね。
主人公と神様は性格や目的すら全く異なり、もっと言えば自分の正体に関する事さえ終盤になって把握する事になります。
主人公は普通にヒロインを取り巻く状況が好転して欲しいと考えている一方、神格はヒロインを良いように利用(その結果彼女が落命するもお構い無し、なんなら楽しんでさえいる)してやろうという算段でいます。
なかなか拗れた状況ですが、ペルソナでありながら本体とは敵対している(しかし主人公がそれに気づいて取る行動も含め神側は全て計算づく)という事です。
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投稿者 あまくさ 投稿日時: : 0
>主人公と神様は性格や目的すら全く異なり、もっと言えば自分の正体に関する事さえ終盤になって把握する事になります。
ああ、そういうことなら一人称の記述に矛盾が生じる心配は少なそうですね。どちらかと言うと、主人公自身が自分の正体を探る物語になるかもしれません。それであれば一人称にするのは後半~終盤の意外性にもつながり、効果的かも。
で、主人公消滅後の処理ですが、主人公は完全に消滅してしまってそれで終わりですか?
物語的には、神が顕現して主人公が消滅してしまうとしても、何らかの形で人間としての主人公の意志や目指していたことが結末に影響を及ぼすようにしないと、つまらない気はします。
消滅後の視点や人称の処理は、それに配慮して決めるのが良いかと。
一案としては、ラストはヒロイン視点に切り替えて(生きているなら)、主人公は消滅してしまったはずだけれど、時空を超えたどこかに存在していて自分(ヒロイン)を見守ってくれているような気がする、みたいな、『まどマギ』のラストっぽい雰囲気にする手もあるかもしれません。
もちろん、これはあくまで一例。スレ主様が考えていらっしゃる設定やイメージに合わなければスルーしてください。
ストーリーの詳細によって、いろいろやり方はあると思うという話です。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 一人称視点の話で主人公が退場する事の是非