ファンタジーにおけるMP制についての返信の返信
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ファンタジーにおけるMP制についての返信(元記事)
ドラコンと申します。かろんさんのご質問趣旨からは外れるかもしれませんが、私見を申し上げます。
小説での魔法の発動は、『ドラクエ』のように、「手ぶらで呪文を唱える」よりも、アイテムを用いるほうが、やりやすいかと存じます。イメージとしては、『ドラえもん』のひみつ道具の感じです。
アイテム制であれば、そもそも手元になければ、魔法は使えません。また、魔法アイテムは使用回数が決まっていて使い捨てだったり、エネルギーが切れたら魔法使いに注入したもらう必要があったりするでしょう。それに、強力な魔法アイテムは値段が高いことが多いです。
「魔法が使い放題だと面白くないので制限が必要」の条件を満たす一案になります。
それに、魔法アイテムなら、魔法使いでなくても使えます(使用者が魔法使いに限定される場合もあり)。『ドラクエ』から発生した『不思議のダンジョン トルネコの大冒険』の主人公、トルネコは商人なので、魔法は使えません。ですが『トルネコの大冒険』では、呪文と同等の効果を持つ、巻物や杖が出てきます。
魔法アイテムを用いた作品の例を挙げます。
『レベル99冒険者によるはじめての領地経営』(藤崎、モンスター文庫)
「小説家になろう」発の作品。MP制との併用ではあるが、「魔道具(マジックアイテム)」が出てくる。主人公は最高位の魔法使い。戦闘時には魔導書を用いている。また、2巻では王家から軍役の金納を求められた際、魔道具での物納を認めさせて(主人公が魔道具を作れば材料費だけで済む)、実質金納を半額に値切っている。ちなみに、作中の魔道具は現実世界で数百万円単位するものもザラ。
魔法の設定については、私もこの掲示板で質問したことがあります。ご参考までに、リンクを張っておきます。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/counsel/novels/thread/956
ファンタジーにおけるMP制についての返信の返信
スレ主 かろん 投稿日時: : 0
返信が遅くなり申し訳ございません。
リンクを拝見しました。リンク先の回答にある、魔法を使えなくする条件に物語を与えるというのは、随分使えそうだと思いました。ありがとうございます。
そして魔法の道具ですね。例えば、魔法の道具を使えはしても作ることができない人、というのは、それが弱点になり得るので、いい案だと思います。
剣や槍にも剣術や槍術があるように、武器に相当する魔法を持っていて、その魔法の使い方というのが発展している。そして、使うのに作り方を覚えなくても良い、となると、いざ剣を取られた時に苦労するわけです……こう考えると、ナイスだと思えました。
カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ファンタジーにおけるMP制について