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ヒーローと悪者の世間の認識の返信

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ヒーローと悪者の世間の認識(元記事)

お久しぶりです。

群像劇的なヒーローものをやるにあたって現在「この戦いが世間からどのように認知されているか」という所の置き所に少し困っております。

・世界規模でかつ両陣営に数百人違い人数がいて「世間は(及び行政は)何も知らない」のはいくらなんでも無理がある
・ネームドの構成員にも所謂youtuberみたいなのがいる(自分がヒーローやってる事を秘匿するとは到底思えない)
・敵側のモデルがQアノンでネットを介して広まった所が無視し難い

自分としては一種自警団的なものを題材にしたものとしてやっていきたい所はあり、できれば政府の管理下に行くのは避けたいのですが、遅かれ早かれどこかで折り合いをつけざるを得ないという結果になります。
一応ヒーローサイドには外星人が置いといた管理AIの存在もあり、それが情報統制や記憶操作をしているというのも検討したのですが、それを以ってしても秘密でやり倒すのが無理があるという気がしています。
なにかいいやり方はあるでしょうか。

ヒーローと悪者の世間の認識の返信

投稿者 サタン 投稿日時: : 0

>「この戦いが世間からどのように認知されているか」
ほとんど認知されていない、社会の裏側で人知れず戦いが起こっている、という感じにしたいというのが作者の方針で、そのためにどう考えたらいいかって相談ってことでいいんだろうか。
どう認知されてるかどうかの提案ではなく。

ところで、スレ主さんはエジプトには古代文明があって宇宙人が関わってたと言ったら信じます?
あるいはアトランティス大陸には現代を超える超技術があって、その痕跡がこんなにあるんだって動画がYoutubeで見れたりしますけども。
つまり、このあたりが落としどころじゃないでしょうか。
Qアノンみたいな組織や管理AI組織があるってことは一般人にも知られてはいるけど、胡散臭いし到底信じられるものじゃない。知ってはいるけど、詳しくは知らない。
物語的には、前述した古代文明の例で続けると、ピラミッドは宇宙船の発着場でスフィンクスの地下には空洞があってそこが格納庫になっていて……という都市伝説を最初に提示して、そんなバカなことあるかよって笑い話的にしといて、しかしそれは真実で宇宙人の子孫は今も活動をしていた、って話が始まれば、世間は知ってるけど知らない状況を伝えられるんじゃないかなと。
こういうのは直接的な証拠を突き付けられない以上は秘密は守られるというか、情報があふれてる昨今、その秘密を直接目にしない限り第三者は信用しない、最初から信用したいと思う人しか信用しないので、
であれば、設定上問題になるのは どうしたら直接証拠を第三者の目に触れないようにするか じゃないでしょうか。
戦闘跡とか敵の存在とか動画で公開しても、個人レベルじゃまず信用されないし秘匿工作しないでも、せいぜい「一部で信じられてる事」くらいにしかならないと思う。それこそQアノンの陰謀論みたく。
秘密か公かの黒か白かじゃなくグレーで、それも 秘密にされてる状態から徐々に公になっていく過程 って形にすればむしろリアリティあるんじゃないかな。

そうではなく。
そもそもヒーローは公の存在ではあるけど、ヒーロー個人が自身の正体を秘密にしないだろうって意味で、それらヒーローの事を世間はどう認知するか? という事かな。

これはそもそも政府だとか公的な話題を出さないで世間の反応だけを書けばいい話だけど、「どういう管理下にあるか」ってとこまで考えるなら、
当然のこと最初は政府もヒーローを国の管理下に置こうと考えるだろう。けど、すぐに扱いきれなくて民間に下ろす形になるんじゃないかな。というのも国が管理するとヒーローと敵との闘いにおける被害補填が国庫から出すことになるから財政ヤベーになる。すると民間企業の中でも保険会社が真っ先にヒーロー事業をはじめるだろうから、世間的には火災保険が値上がるくらい?
民間企業が舵を取るとなると動画配信なんかは禁止するだろうけど、一方で国営ヒーローは責任を取る意味でも正体も晒して厳しいルールでやってるだろうし、民間ヒーローは物損など被害が出ると保険金を出さなきゃいけないから会社は被害にうるさくて、そもそも ヒーローとしての力はあるけどそういうのは嫌 って人の受け皿として、タクシーで言うところのライドシェア、出前で言うところのウーバーイーツ的な個人責任のヒーローも出てくる。
このウーバーヒーローがYoutube配信とかをしていて、世間的な認知度も高くて活躍はしてるけど実質上物損被害の補填をしなきゃならない保険会社からは超嫌われてる。でもそういう被害のために保険に入ってその金をもとに利益を出してるのが保険会社だから完全にウーバーを潰すわけにもいかず。って感じかな。
ウーバーの個人がまとまって自警団っぽい感じになる。活動を事業にすると物損被害の責任が出てくるから会社組織には出来ない。しかしヒーロー同士で協力したいから自警団って形で小規模なチームを作る。みたいな。
ここまでいくと、TIGER & BUNNYとかワンパンマンみたいに、「そもそもそういう世界でそういう常識」っていう世界観になるから世間の認識もなにも、そういう常識って事が書けないと、つまり、どう演出したら「ヒーローが戦ってるのが日常風景」って考えられるかな、って考えるべきだと思う。
もしかしたら「ヒーローが俺のボロ家をぶっ壊した、やった、保険金で新しく建て直せるぜ!」っていうのが常識かもしれんし。
認識としては、国営ヒーローはお堅い会見でよく目にするし国の金で装備とか買えるから基本的に強いし負け知らず。民間は保険会社が母体だから保険契約のためTVやCMなんかで人気ヒーローをばんばん出して結果一部がアイドル化・タレント化したりする。個人ヒーローは収入源が無いからいろいろキツくて動画配信などで収益を得てるため認知度に偏りがあって、未成年など若者が多く、責任が薄いので問題を起こしやすい。それを逮捕するのが国営ヒーローの仕事でもあるから、ウーバーは国営ヒーローを敵視してる。って感じかな。

で。こっから妄想だけど、「そういう常識」の世界観って上で、「古代文明的裏側の真実」を扱ったら面白いと思うかな。
ヒーローは国営から民間から個人ウーバーまで数多くいるけど、その中に管理AIで情報統制され秘匿された一部の特別なヒーローがいて、そういうヒーローがいることは噂では知られてるけど都市伝説的で誰も信じてない。運悪くその管理AIと接触してしまった主人公は……みたいな。
くりかえしこれは妄想だけど、
>それを以ってしても秘密でやり倒すのが無理があるという気がしています。
つまり、木を隠すなら森の中で、秘密にしたい事があるなら隠す必要のない部分を公にしてしまえばいい。
ヒーローがたくさんいれば、特別なヒーローは記憶操作なんてしなくても隠匿できる。

まあ、あくまでこれは経済的な側面から考えた世間の認識と設定で、別視点、例えば戦力的な側面から見たら軍関係が絡んでくるし思想的な側面から見たら宗教的なものも絡んでくるし技術的な側面から見たらSF的な科学知識・団体が絡んでくる、それら全部やるのは難しいから、どこかに視点を据えて考えるのがいいと思う。
個人的には、日本人には金銭的な理由が一番身近だしやりやすいだろうと思うので例にしてみた感じです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ヒーローと悪者の世間の認識

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