セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画の返信
元記事を読む
セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画(元記事)
小説は状況描写をやり過ぎると展開が遅くなって退屈になりますよね。
一方、動画は2次元で表現するので、状況描写が小説の数千倍は速いですよね。動画の優位性は、状況描写が速い分、展開をたたみかけられるところにあると思います。
ですが、動画は状況描写が優れているといっても、すべての情報に意味があるとは限らないと思います。
例えば「普通の町並み」を動画で表現したら、赤色屋根の家があって、黄色屋根の家があって、家がずらっと並んでいて、電柱があって、止まれの標識があって、カラスが居て、閑静で、山があって、太陽があって、そして普通の町並みで友達と話す主人公、話し相手の表情……という感じで膨大な情報量を一瞬で表現できると思います。でもそこで表現したいのは「普通の町並み」が主題です。
セリフ対地の文1:1は主題だけ、もしくは焦点だけ状況描写して展開を進めていると思います。
だから状況描写を主題か焦点に絞り、地の文を削る。できれば地の文でも展開を進める。そして、セリフの方も展開を進めるものにしたら、ほぼ動画という認識です。
セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画の返信
スレ主 リトル 投稿日時: : 1
共有したかったことはそれです。「展開の速度」という観点に立つと、主題からかけ離れたところまで書くとか、そういったところを克服すれば映像と同じ土俵に乗れる、というかそもそも既に乗っているんですね。映像は膨大な情報量の中から表現したいことに注目させ、小説は主題が伝わるように書く。
決定的な違い→能動的/受動的
確かに、これは超えられない壁ですよね。ちょっと曲解するなら「自分の意志じゃないのにページをめくってしまう」というところまで持っていけたら、ある意味受動的ではないでしょうか。でもさすがに曲解すぎますね。
漫画の方が近いというのは納得しました。
流し読みとか適当読みとかは絶対避けたいですけど、中身空っぽじゃなくて技術があったら、むしろ漫画の様な小説ってどうですか。
しっかりとしたアクション/リアクションの連鎖があって、小説の優位性である「登場人物の心の中に入れる」があったら割といけると思います。
とはいえセリフ対地の文1:1は極端ですけどね。
カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画