哲学的ポエジーをするキャラ文芸に関して。(祝!名称確定)の返信
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哲学的ポエジーをするキャラ文芸に関して。(祝!名称確定)(元記事)
はじめましての人は初めまして。そうでない方はお久しぶりです。創作についてちょっと真面目にご相談です。
新作を書きたくて、ご相談に伺いました。皆さんの前でごねながらも言いたかったことがチャットGPTが無限に相手してくれたことで精錬されて、明確になりました。
僕はいま、「キャラクター文芸」を通して、思想や存在そのものの輪郭を描き出すような物語を構想しています。
というか、もともとはそれを書くつもりだったのですが、あとから見返してみたら、B級西部劇みたいなクサいエセハードボイルド小説になってました。カッコつけのせいかな? 読み返しが甘かったと認識しています。
哲学的な趣を目指すというよりは、“誰か”の生を描くことで、世界の在りようや人間の本質がにじみ出るようなスタイルを目指しています。
登場人物たちは、それぞれある病理や実存的問いを体現していて、彼らの言動や関係性の中に最終的な答えではなく、生き方自体が彼らの内面と生活の中で見いだされれ、それでも人生を続けていく、というオチにしようと思います。
「キャラを使って思想を立ち上げる」という方向性で創作されてる方や、似たような試みを見たことがある方、ぜひ語り合ってみたいです。
御存じの方もいるでしょうが、ぼくには影響を受けた作品やバックボーンになった作品は多々ありますが、皆さんに敬遠されることを避けるため、ここでは必要でない限り主張しません。そして、作品や本ではなく、参考になるアプローチ、思いつくことがあれば、教えていただけたら嬉しいです。メソッドや理論で実行しやすくなるタイプなのでそちらのような本であれば2000円までなら購入を検討しています。
哲学的ポエジーをするキャラ文芸に関して。(祝!名称確定)の返信
投稿者 サタン 投稿日時: : 1
まずはお久しぶり。
キャラクター文芸と言っても小説
ではキャラ単体では成立しないので、あくまで物語の中心にキャラがいるという形でキャラ(複数のサブキャラ)の物語を作る必要があるので、キャラクター文芸と言いつつそれはキャラが目立ってるだけで物語の重要性が非常に高く、むしろキャラと関係性が薄い世界観などは削る方向で狭い世界観で表現されることが多いのではないかな、と思う。
例えば、あの世へ旅立つ前に素泊まりするホテルで登場人物が自身の人生を語るとか、牢獄の中で囚人が他の囚人の半生を聞いて地獄の中で未来を見出すとか、精神病棟の中で他人と交流して自分の存在意義を見つけるとか。
割と舞台が限定されてるものが多いんじゃないかな、と思う。
限定されてないものでは、ハードボイルドと聞いてふと思ったのがEATMANって古い漫画かな。でもこれも世界観については説明もなく不親切な描写のみでほぼ触れてない。
まあ、EATMANは哲学的なSFって印象だけで具体的なエピソードはほとんど覚えてないんだけども。でもあの作家は不思議な漫画を描くから遠からずヒントがあるんじゃないかな。
うーん。でも、スレ主さんがやろうとしてる表現は、本質的には人間ドラマだから、その人間ドラマの演出やアイディアを独特なものにしようって形なので、
>参考になるアプローチ、思いつくことがあれば
ぶっちゃけ勉強するなら、自分が目指す方向性の作品やその組み立て方ではなく、基本的な人間ドラマや自分とは無縁だと思える真逆のドラマを見ることじゃないかな、と思う。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 哲学的ポエジーをするキャラ文芸に関して。(祝!名称確定)