初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?の返信の返信
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初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?の返信(元記事)
オミクロンです。私も現在進行形の自身初作品で超長編モノ(最終文字数100万字程度、現在開始から1年半経過)を書いているので参考になればと思い投稿させていただきます。
まず私の初見として、「書きたいように書いて、後から削っていけばいい」と考えています。まずは情熱の赴くままに書き続けて、一息ついたところで全体の推敲を行う。その時に冗長な部分は削り、濃密にすべきところは書き加える。といった感じですね。
すごく手間だと思うと思いますし、体験している身として実際手間です。実経験ですが、一つの節目が終わった時に全体推敲をかけたら、3話ほど「これ、いる?」という部分があってそれを削除しダイジェストに。逆に「これは書かないと面白くない」という話が2話程ありました。
さらに全体の整合性のチェックや、撒いた伏線の確認、情景描写や比喩描写の改訂、冗長部分の削除などなど。正直やってられないほどの苦行です。何度完結してもいないのに全体を読み通したか。ですが、その苦行を楽しむことが長編執筆の醍醐味だと私は考えています。
超長編を書いていると、3時間で6000字書けるほど筆が乗る時もあれば、たった締めの300字を書くのに1週間かかったりします。挙句、書いている最中にプロット時の発想を凌駕する名案や名文が浮かんだりします。それほどまでに長編においてモチベーションやインスピレーションは重要です。
なのでまずはやりたいようにやってみてはいかがでしょうか。投稿しなければ改訂も好き放題できますし、「これをここに書いておけばよかった」とか、「これいらなかっただろ」という後悔を減らすことができます。完結後に投稿サイトで連投すれば、締め切りにも追われませんし。
最後に。これは私自身が心がけていることになります。それは「執筆者は最初の愛読者であれ」ということです。自身が書いていて、読んでいて嫌いな物語は絶対に完結できないと思っています。ましてや私たちは専業作家ではないのです。なので他人の評価よりも前に、自分が読んで楽しめるようにする。ということも重要だと思います。
長文、駄文失礼しました。
初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?の返信の返信
スレ主 やとう 投稿日時: : 0
オミクロン様
超長編とは……字数も継続期間もすごくて、ビックリしています。
まだまだ自分は初心者ですが、
いつかそのように大規模な作品が書けるようになれたら、と思います。
色々と試行錯誤の段階なので、ご助言いただきありがとうございます。
・「書きたいように書いて、後から削っていけばいい」
整合性を考えての削除や直しは確かに大変そうですが、
あとで直せば良いと思えば物語を考える自由度があがるので、
書きたいことがもっと沸いてきそうです。
どこかに投稿するか今はまだ考えていないので、ゴールに向けてやりたいことを試しながら進んでいきます。
物語を作るうえでは、なかなか進まず苦しいこともありすが、
そういったことも「楽しむ」という思いで続けていきたいです。
・「執筆者は最初の愛読者であれ」
次のストーリーを作ることが思うようにいかず、一月ほどすっかり忘れて離れたこともありました。
それでも「好きなものを書きたい、読みたい」という思いで再びやる気が出て、進めています。
自分が楽しめることを一番にして、続けていけるようにします。
オミクロン様、ありがとうございました。
カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?