初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?の返信の返信
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初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?の返信(元記事)
私のできる範囲での判断ですが……
まず「キャラクターのメンタル」特に大事な主人公のメンタルに関してですが、前回のやとうさんのものはしっかり描けていました。ここがブレている人は長い執筆中にここの主人公の人間性そのものに疑問を抱いて物語が破綻し、作品を続けられないレベルにまでなってしまうことがあったりします。そこにおいては大丈夫だと思います。
次、エピソード毎の文字数検討についてですが、ぶっちゃけ私もアドバイスできるほどコントロールできるわけではありませんが、いちおう「web掲載を考えた時に一話ごと(2000字~5000字ごと)に山なりオチなりがあるようにする」というのを意識して書いたりしています。そのため、ややつまらないと感じがちなところはばっさりカット・短縮したりしています。前回のやとうさんは、特に序盤の描写過多が問題点に上がっていたため、「壮大な物語を描こう」と思うよりもこの「一定文字数ごとの山場を意識する」ことに目を向けて、話を構成して長くなったらなったでなるがままに放置してもいいと思います。ただし「内容が薄いのを無理矢理描写で長くする」のはおすすめできません。そこは内容に合わせて短くいきましょう。
で、ストーリーを聞いた限りですが、ぶっちゃけヴィクトリア朝の雰囲気を伝える小道具大道具のネタが続く限り、という気がしています。
少女漫画ですが由貴香織里の「伯爵カインシリーズ」およびその最終章に相当する「ゴッド・チャイルド」などは、基本的に小話を繋ぐタイプのミステリーですが、いかにも女性受けしやすい料理や装飾品等の小道具がこれでもかとつぎ込まれていて「よくネタが尽きないな……」と感心したことがあります。
ですがいちおう初期ほど短めの話だったり、最終章に入る前も連載が中断していたためキャラ紹介を兼ねてキャラ毎にスポットを当てた短い話を入れるなど、読者にとっても親切な配慮がなされています。また中断している間別作品を書いていたのですが「やっぱり長い話にはハッピーエンドが期待されるものだと改めて思い知らされた」とのコメントとともに、当初バッドエンド予定であったこの作品も一応ハッピーエンドともとれる内容として締めくくられています。
……というような「おさえるべきポイント」をおさえていれば多少長くなっても大丈夫という気がしますが。「サムライと小公子の心境の変化」→「サムライの選択の時」に先ほど言った「ヴィクトリア朝ネタを詰め込みたい欲」で間が空いてしまうとどーだかなー、と思ってしまいます。例えばですがこの流れができてしまった後に先に終幕を迎えてしまって、以後番外編として時代ネタを楽しんでもらう趣旨の各事件を取り扱う、というのはどうでしょう?
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スレ主 やとう 投稿日時: : 0
hexa様
お久しぶりです。
いつもご指導いただきありがとうございます。
いざ長編にチャレンジしてみると、なかなかうまく進まず難しさを感じていました。
・キャラクターのメンタル
前回の短編はプロットや冒頭添削など、こちらのサイトでご指導いただいたおかげで、スムーズにキャラクターを形作ることができました。
ここがブレてしまうと、話が破綻してしまうとても重要なポイントとして主人公だけではなく、周辺の人物も含めてしっかりと指針を作りたいと思います。
・エピソード毎の文字数
この点についてはあまり考えていませんでした。
今構想中の話は、どこに掲載するかなどはまだ考えずに進めています。
ですが今後読者に配慮した展開を作るうえでは、文字数の制限も念頭に入れる必要がありますね。
前回は序盤に不要な情報を盛り込んでしまったので、文字数を考えた読みやすい構成も練習していきたいです。
ヴィクトリア朝は衣食住様々なネタが豊富なので、楽しい想像が膨らんできます。
ストーリーに必要な情報を選んで、盛り込みすぎないようにしていきたいです。
番外編については考えていませんでした。
この方法ならば、本編で諦めた内容も後から追加して楽しめます。
主人公の過去についても、全てを本編で書ききらず、オマケという形で追加しても良いかもしれません。
hexa様、とても良いアイデアをありがとうございます。
これからプロットの構成や、人物の設定など見直していきます。
カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?