読後感を爽やかにするにはどうすればいいのか?短編を書く上で気を付けておくべきこととは何か?の返信
元記事を読む
読後感を爽やかにするにはどうすればいいのか?短編を書く上で気を付けておくべきこととは何か?(元記事)
こんにちは。
実はですね、前回質問した時にこんなにありがたいコメントを頂きました。
>普通に暮らせている皆が正しくて、発達障害を持っている僕が間違っている。
>それが僕の世界のルールです。
ってかいたら、とある方に。
これは、ね。心にジンっと来た。
不謹慎だと自分でも思うけど、でも事実です。
これを『文字として一切書かず、読者の心に届ける』
それができて、かつ読後感をさわやかにできれば飯を食えるよ。
それだけのテーマになりえます。
ラノベより一般、漫画でいえば少年誌ではなく青年誌で扱うテーマではありますが、向き不向きを超越するってのも新機軸としてアリです。
ってその方は書かれたんですね。
なので、「重たくてセンセーショナルな題材を、爽やかな後味にするにはどうすればいいんだろう?」
と思いました。
皆さんは重たいモチーフやテーマを扱う場合、何か気を付けている事はありますか?
それだけでなく、短編を数本完成できるくらいの力を付けた方が良いよ、とも書いていただきましたが、僕は短編を書いたことがないので、何か気を付けておいた方が良いことはありますか?
長編小説との違いなど教えて下されば幸いです。
読後感を爽やかにするにはどうすればいいのか?短編を書く上で気を付けておくべきこととは何か?の返信
投稿者 t 投稿日時: : 1
こんばんは
>皆さんは重たいモチーフやテーマを扱う場合、何か気を付けている事はありますか?
→重たいもの基本的は……徹底排除します。……書かないので分かりません。
>短編を書いたことがないので、何か気を付けておいた方が良いことはありますか?
→いつ見ても短編はカオスな場所だなと思うだけで、私からは何もありません。役に立たない回答ですみません。
こんなこと言ったら怒られるかもしれないのですが。
ネットで短編を10作品くらい読んで参考にしながら、なんかそれっぽい短編を書けばいいのでは。
そして作者コメントに、
「重たくてセンセーショナルな題材を、爽やかな後味にするにはどうすればいいんだろう? と考えながらこの作品を書きました。もしよろしければ、皆さんの意見をお聞かせください」
などと投稿すれば、たくさんの返信があると思いますよ。
でもあなたとしては、短編の書き方を教えてくださいと相談したはずなのに
短編を書けばいいんじゃないの、って回答者に言われる意味が分からない。
だからそのやり方を――、短編の書き方を聞いているのに誰も教えてくれない。
こいら何言ってんだって普通はなりますね。
――――
あなたの質問はどれも優秀すぎる。
小説の本質をついているので、なかなか答えたくないんですよ。
私からすると、
>そうやって血反吐吐くような思いして、自分なりにリハビリして何年も苦労を重ねて手に入れた、プロになれるかもしれない切符です。
例えば今回の質問には、短編小説と長編小説の違いとあるのですが。
私もネットで、プロが短編小説と長編小説の違いについて書いている記事をいくつか読んだことがありますが、肝心なところが書いてありません。
私もあなたと同じです。
センスとか才能とかそんなのどうでもいいから。
で、あなたたちプロはどう書いたの?
そこは文才によってうまくはぐらかされている。
だから掲示板で、小説について教えてよと書いても、
いや、小説書いてない人間になんで教えないといけないの?
自分で靴底に穴があくまで歩き回ってさがせば?
と思われてしまい逆に嫌われるだけ……。
だから賢い人はこう聞くんです。
私は《聲の形》を見て思うところがあったので、「重たくてセンセーショナルな題材を、爽やかな後味にするにはどうすればいいんだろう?」と考えながら、この作品を仕上げました。もしよろしければ忌憚なき意見をお願いします、と。
あなたが頑張っていると、
他人から見て判断できるもの(新しいプロット、ちょっとしたストーリー、短編など)を用意する必要がありました。
――――
これは多くの人が勘違いしていることですが。
実力を遥かに超えた答えを知ると、すぐに小説が書けなくなってしまい……後でものすごく苦労します。
まだ小説を書いてもいないのに、何でもかんでも知識として詰め込もうとする人がいます。
私もそうだったので分かりますが。
後で地獄を味わいます(笑
だからこういう状態になると、普通の人は小説を辞めていきます。
(みんな良い奴だったな……)
それに人様に教えるにしても。
自分の答えが間違っているか正しいのか、作品で勝負して聞く以外の方法を知らないので、分かりません。
もしあなたに間違ったことを教えてしまったせいで。
例えば3年間結果のでない小説を、あなたが書き続けることになったとしたら。
私だったらそのようなやり方を教えるのも教わるのも嫌です。
もっと賢い人は、賢い読者を知っています。
新人賞の評価シートや、下読みさんや、編集者さんや、プロがぽろっと語った真実を見逃さずに拾うようにしておくんです。
自分でやるのが8割、人に教えてもらえるのはどう頑張っても2割です。
現環境の読者は読むことなんか求めてない。
だからそのうち、自分がどこまで譲ることができるかの問題が起きる。
小説が書けるってだけですごいことなんです。
――――
>どうすればいいんでしょうね、いや、どうしたらよかったんですかね。
あなたの人生がどれほど大変だったか私には想像もつきませんが。
感情や経験は所有するものではありません。
体験し終わったら手放します。
夜寝る前に自分に言い聞かせます、昨日のわたしと今日のわたしは別人だ。
あらゆる苦労や困難は昨日で終わって、明日から新しい自分が始まる、おやすみなさい。
慣れてくるとこの感覚をいつでも引き出せるようになります。
私が23日に、映画「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」を見た感想としては。
この映画前編かよ、2部作って書いとけよ!
ちくしょう騙されたぜ! アイマックスで見る必要なかった。
落ち着け落ち着け。
感情や経験は手放すんだ。スーハー、スーハー。
――――
そして成長したいなら、観察するという視点を心に作りましょう。
現代人はすぐ結果がでないと、自分はダメなんだと思い込んでしまいますが。
種から木に成長するまで時間がかかります。
雑草を取ったり、害虫を駆除したり、水やりの世話も大変です。
すべては変化の途中です。
十字架を背負って生きる必要はありません。
今日の苦労は今日だけで十分です。感情や経験は手放します。
〇〇をすると△△になることを知らなかったから、あの悲しい経験は起きてしまった、じゃあ次からは回避してみよう。と考えてみては。
何かの参考になれば幸いです。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 読後感を爽やかにするにはどうすればいいのか?短編を書く上で気を付けておくべきこととは何か?