読後感を爽やかにするにはどうすればいいのか?短編を書く上で気を付けておくべきこととは何か?の返信
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読後感を爽やかにするにはどうすればいいのか?短編を書く上で気を付けておくべきこととは何か?(元記事)
こんにちは。
実はですね、前回質問した時にこんなにありがたいコメントを頂きました。
>普通に暮らせている皆が正しくて、発達障害を持っている僕が間違っている。
>それが僕の世界のルールです。
ってかいたら、とある方に。
これは、ね。心にジンっと来た。
不謹慎だと自分でも思うけど、でも事実です。
これを『文字として一切書かず、読者の心に届ける』
それができて、かつ読後感をさわやかにできれば飯を食えるよ。
それだけのテーマになりえます。
ラノベより一般、漫画でいえば少年誌ではなく青年誌で扱うテーマではありますが、向き不向きを超越するってのも新機軸としてアリです。
ってその方は書かれたんですね。
なので、「重たくてセンセーショナルな題材を、爽やかな後味にするにはどうすればいいんだろう?」
と思いました。
皆さんは重たいモチーフやテーマを扱う場合、何か気を付けている事はありますか?
それだけでなく、短編を数本完成できるくらいの力を付けた方が良いよ、とも書いていただきましたが、僕は短編を書いたことがないので、何か気を付けておいた方が良いことはありますか?
長編小説との違いなど教えて下されば幸いです。
読後感を爽やかにするにはどうすればいいのか?短編を書く上で気を付けておくべきこととは何か?の返信
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 0
とある方は「これを『文字として一切書かず、読者の心に届ける』それができて、かつ読後感をさわやかにできれば飯を食えるよ」と仰っているわけですから。
そんなに簡単にアドバイスできるようなことではないし、ご自身で模索してつかみ取らなければ意味が無いのでは?
ですが、袖振り合うも多生の縁。せっかくなのでヒントくらいは考えてみます。
……と言っても、別に偉そうにヒントを与えるとかいうことではないですよ。私だって正解なんて分かりませんから、自分の今後のためのヒントということでもあります。
>重たくてセンセーショナルな題材を、爽やかな後味にするにはどうすればいいんだろう?
端的に言えば、「気持ちを切り替えて、前に進む」でしょうか。
人間なんて不完全な生き物。何をやっても上手くいかないことばかりです。しかし前進しなければ事態を好転させる可能性は閉ざされるので。
成長、ということをよく言いますが、物語のラストで読者に見せるのはそんな大袈裟なものではなく「変化の兆し」くらいで十分なんじゃないかと私は思います。その方がリアルだし、成長って少し暑っ苦しくもありますから兆しくらいの方が爽やかです。
>僕は短編を書いたことがないので、何か気を付けておいた方が良いことはありますか?
>長編小説との違いなど教えて下されば幸いです。
長編なら一から十まで書くところ、短編は最も重要と思われる一つのモチーフに焦点をしぼる……かな? それと起承転結というのは長編より短編に当てはめやすい気がしています。
大阪本町 糸屋の娘
姉は十六 妹が十四
諸国大名は 弓矢で殺す
糸屋の娘は 目で殺す
これは頼山陽が起承転結を弟子に理解させるために示した俗謡だそうですが、確かに3行目と4行目が見事です。短編はこの呼吸で。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 読後感を爽やかにするにはどうすればいいのか?短編を書く上で気を付けておくべきこととは何か?