書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。の返信の返信
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書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。の返信(元記事)
最近そういう悩みの人多いから気にしなくてもいいよー!!みんなわりとそんなとこで苦しんでるよー(笑)!!
>詰まる場所は心理描写や説明描写、シーンとシーンの繋ぎ
これはもう、私ここの板で最近これしか言ってないってくらい何度も言ってるけれど、「視点」を軽く見ているとしか思えません。
だってこの部分全部、小説の得意分野で、他の表現媒体では難しいけれども小説がいちばん表現しやすいところのはずなのに、書けていない。それはすなわち、小説にしかない概念「視点」の存在をちゃんと認識していない・うまく活用できてないってことですから。
……語り出すと長いのでここの研究室の「視点」トピックをご覧になってきてください。
あと、多分プロットを「起こる出来事の順番」しか並べてないからそうなってる。「何故そうなる?の何故」=「因果関係」をちゃんと考えてないからそうなってる。違うっていうなら、その「理由」を書けば繋ぎのシーンはするする繋がっていくはずだから。拙い文かもしれないとか、捻りがないとか思っても、そんなこと気にせずただそれを書けば繋がるはず。
あと「意識が途切れて復活した時の描写の順番」は、確かにけっこう難しい、描写の順番に迷うところだと思うけれど。これも「視点」を大事にして、というかぶっちゃけその人物になりきって(イメージが湧かないなら実際に縛られて同じ格好で転がされてるくらいのことを試してみよう)、すこしゆっくりめに、「何から気になるか」を気にしながらそれらを描写していく。
……ただ、「いちばん気になるものは最後にとっておく」のもあり。何故かというと、そこから次のシーンに繋がる可能性があるから。
例えばだけれど、縛って転がした張本人が目の前にいるとしたら、嫌でもその人とのやりとりが続くことになるので、その前に自分の状態やどうでもいい周囲の風景をざっと書き連ねておいたほうがわかりやすかったりする。もちろん、その人との会話の合間に周囲を確認してもいいんだけどね。
ときどき忘れやすくて気にしたほうがいいのは「光」かな。明るさによって見えるものは違ってくる。それでなくても意識がない状態からだと、目が慣れてくるまでにけっこう時間がかかるので、その状態だと普通は「縛られて動きがとれない」感触のほうが先に気づきそうだなぁ、と思っている。
絶対これがいい、という正解はないけれど、私が心がけていることとしては「その人になりきって、少しゆっくりめに動く・思考を働かせる」かな。それがイコールで「視点を大事にする」ことでもあります。では、執筆がんばってください。
書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。の返信の返信
スレ主 CC 投稿日時: : 3
非常に参考になりました。
ためしに因果関係を書くように実践してみたところ、ある程度前よりかけるようになりました。
ありがとうございます。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。