キャラクターの魅力が上手く書けないの返信の返信
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キャラクターの魅力が上手く書けないの返信(元記事)
割と初心者・中級者あたりでよく聞く悩みかなと思います。
なので、普通によくあることと言えばよくあることですし、ストーリーの先を知らない読者から見ればそれほど気にならない場合があることも確かです。
しかし、おそらく描写不足によるものでしょう。
描写というとそのキャラの心情や状況をより濃く書く、と考えるんじゃないかなと思うのですが、ここで言う描写、キャラ描写というのはそうではありません。
どんなキャラクターなのかわからないので適当に例を出して「絶対悪がテーマのとくにかく悪い男」というキャラクターがいるとしたら、このキャラクターが「悪人に見える場面」が不足している、という意味です。
つまり、キャラクターの個性が「設定されてるだけで活かされていない」ために、ストーリーを追うだけの歯車に見えています。
こうした「悪人に見える場面」はちょとした会話で表現しても良いですし、少し脇道にそれて「悪人をアピールするだけの場面」を作っても良いです。
当然後者のほうが読者の印象に残ります。
持論ではあるけど、キャラ描写で「キャラの心情や行動を丹念に書く、あるいは詩的に書く」と、キャラの一つの行動に対し文章量が増えるので、テンポを悪くし読者的にはどうでもいい事を延々語られても面白くないため、かえって出来が悪くなることもままあります。
描写と一言に言っても、読者は文章を読むために小説を読んでるわけじゃないので、そこは気をつけたほうが良いと思います。
キャラクターの魅力が上手く書けないの返信の返信
スレ主 本居幸 投稿日時: : 1
心情を書けば必ずしも面白くなるわけじゃないんですね…… 僕のラノベの楽しみ方が心情的な描写を読む事だったので、一般的な読者とは認識違いだったのかもしれません。
今後は場面で見せる事を意識してみようと思います。度重なるアドバイス、ありがとうございました。
カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターの魅力が上手く書けない