ネタの膨らませ方の返信
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投稿者 読むせん 投稿日時: : 1
『描きたいシーンがある』が自分の中にあるなら、アイデアを次々と継ぎ足すですかね?
そのためにアイデアをできるだけ気軽に片っ端っからメモっておく。
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好きで印象的なシーンから描いていそうな作品に京極夏彦の『嗤う伊右衛門』があります。
「嗤う(わら)う」は呵々大笑、あるいは暴悪大笑面のような、人々を見下しゲラゲラ嘲笑うような意味。
でもって、花の咲くようなフワッと柔いほほえみの意味。
いつだったか、読了直後にwikiで調べた時は嗤う=ほほえみ、なポジティブ・イメージだったので。意外でした。
今調べたら嗤う=嘲笑になっていたので、近年になってからネガティブな意味で使いたい人が増えたんだと思う。
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『嗤う伊右衛門』は【お岩さん】で有名な「四谷怪談」のリブート?オマージュ?な作品。
「四谷怪談」では妻を謀殺した小狡い夫『伊右衛門』が妻の怨霊に憑りつかれて発狂、妻殺しを手伝った謀略仲間を次々と殺し、最後は自死する、というこの物話には、実は裏の真実があったのじゃ・・・的なミステリー風作品。
伊右衛門が「嗤う」―———嘲笑と微笑、両方のシチュエーションを満たすために、母子兄妹の近親相姦ドンブリだの、強姦犯との結婚からのトリプルNTRだの、大量の胸糞エピソードがぶち込まれた泥沼闇鍋仕様で、作者のオリキャラも出しゃばりつつ『俺が描いたサイコーにヒャッハーな二次創作』って感じでした。