ミスリードについての返信の返信
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ミスリードについての返信(元記事)
よっしゃ、ワイに任せたれ!
どうも、壱番合戦 仁です。
僭越ながら、僕の作品を例に挙げれば参考になるかもしれません。
(でっかいどんでん返しを使っています)
まあ、簡単に記述すると。
謎の少女を暴漢のリンチから助けたら、介抱してくれた。
話を聞くとお兄さんが破壊神になっちゃって行方不明だという。
この時点では誰もがヒロインだと思いますよね。
そうです、確かにヒロインなんです。
でも、実はヒロインは破壊神でもあった……。
という展開ですね。
つまり、A:=ヒロイン、B:=兄、C:=破壊神、D:=謎の少女として定義しまして、それを元に論理式にすると、
C∧B¬C∧A⇔D∵¬ ( ∃B(C)) )∴C∧A⇔D
と記述できるわけです。
心理学的に言うと人格という物は、さまざまな側面を持っています。
この一つ一つの「一面」のことを『ペルソナ』と言います。
(英語で言うとパーソナルですね)
気になったら調べてみてください。
サタンさんの言うようにAからBへパラダイムシフト(突然の転換)を迎えるパターンは叙述的ミスリードの王道です。
ただ、それをやってしまうと、そのキャラの役割までパラダイムシフト(突然の転換)してしまいます。
これだと、続編が非常に書きづらく、ケースにもよりますが、本質的には前キャラの性質を受け継いだまったく別のキャラを書くことになります。
そのキャラの描写に慣れるまでの時間的、技術的コストが、途轍もなく勿体無いと僕は考えています。
参考になれば幸いです。
ミスリードについての返信の返信
スレ主 のん 投稿日時: : 0
私の作品の場合ですと、ヒロインは幽霊少女(悪口)なのですが、本当に死んで幽霊となり、主人公のアパートに転がり込んできます。それから主人公はヒロインに取り憑かれ、家でも高校でも常に一緒にいるはめとなりました。そのせいでヒロインが見えていない周りには、一人芝居をしている危ない奴とヒソヒソされる始末です。
しかし、上記は全て主人公の主観で、本当の幽霊は主人公の方だった。というオチになります。ヒロインは主人公を自分のものにしたくて、死んでいると気付き成仏しないよう、騙していたのです。
ラストではこの事実を読者様にだけ提示して、主人公には勘違いさせたまま、うすら寒い感じで終わろうと思っているのですが......。
つまりどうすれば良いのでしょうか? 折角頂いた貴重なご意見を飲み込めず、申し訳ありません。
後半のご意見に関しましては、ミスリードをミスリードとせず、真実として書いてから、ミスリードに直す。という方法で経験を積んでから、最初からミスリードとして書く。という次のステップに進みたいと思います。
貴重なご意見ありがとうございます。