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文章力をあげる練習 (No: 1)
スレ主 ふわー 投稿日時:
自身の文章力を上げるために自分なりにこれはどうかなという練習があるのですが。
・ひたすら文章を読む
・プロの文章をパソコンで書き写す
・プロの文章を音読する。
これらの練習は有効でしょうか。
カテゴリー: その他
この質問に返信する!文章力をあげる練習の返信 (No: 2)
投稿日時:
ドラコンと申します。
私は、手書きで原稿用紙に書き写していました。少なくとも、句読点の打ち方や、改行のタイミングはつかめました。
内容や、漢字・専門用語の多さ・少なさよりも、改行が少ないと、格段に読みにくくなります。致命傷と言ってもいいぐらいです。正直、漢文訓読体に近い、戦前制定の法律文のほうが、箇条書きなぶん、改行が多く、1、2ページ無改行の現代文よりも、まだ読めます。
現代語でも1ページ以上の無改行はザラの『山海経』(高馬三良、平凡社ライブラリー)よりも、第1刷1941年で旧字・旧仮名遣いの『北京年中行事記』(敦崇、小野勝年訳、岩波文庫)のほうが、箇条書きに近い文体のため、改行が多く、まだ頭に入りましたからね。
書き写しは、あくまでも「文章センスをみがく」ためですから、写本を作るわけではありません。少々書き間違えがあっても気にする必要はありません。
文章力をあげる練習の返信 (No: 3)
投稿日時:
パソコン(手書き)で書き写す……はしたことがないんですが、どれも有効だと思います。
語彙は増えるし、表現も上手くなるんじゃないでしょうか。
プラスアルファとしてできることとしたら、
・自分の言葉で文章を書いて、足りないと感じた部分があったら、それを分析して継ぎ足す(あるいは、削る)
でしょうか。
手を使った粘土の継ぎ足しって感じで、その人なりの肌感覚が出る……ような気がします。
なんだか、抽象的な言い方で申し訳ないところですが、助けになれば幸いです。
文章力をあげる練習の返信 (No: 4)
投稿日時:
この練習は有効かと考えると、ある種の罠にハマります。練習が形骸化し、作業に堕してしまう恐れがあるのです。結果、時間と労力を費やして、何も得られないという最悪の結果を招くこともしばしばです。
ある練習を行うとして、なぜそうするのか、得られる結果は何かを考える必要があります。お挙げの練習方法を少し考えてみます。
・ひたすら文章を読む
たくさん読んで、たくさん書くというシンプルなコツの前半ですね。母国語を覚える過程もこれですよね(聞く、話すになりますけど)。
小説を書きたいのなら、小説はどう書かれているかを知らねば、真似することすらできません。真似もできないのに、独自の優れたものを生み出せるのは無理です。
天才以外は基本中の基本になります。
・プロの文章をパソコンで書き写す
書き写すってなんだろう、ということになります。読むだけじゃいけないのか。手を動かすと頭も働くからか、などと脳科学でも言われてなさそうなことを考えても仕方ありません。
例えば、一度読んだ文章を、その文章を見ずに正確に書き起こしてみると、元の文章とかなり違うようになってしまうのが普通です。読んだ文章を機械的に暗記するのではなく、非言語的なイメージを想起して、意味を理解するからです。
これは人間の優れた能力なんですけど、文章表現で読者を引き込もうとする、我々作家志望者にはデメリットとなります。どう書いてあるかが問題であるわけですから。言い換えれば、イメージをうまく伝える文章表現を学びたいのに、イメージのほうだけしか覚えてないわけです。
ですので、正確に書き写す。そうすると、一字一句間違いなく学ぶことができるわけです。時間と手間がかかりますので、何を書き写すかは精選すべきです。
・プロの文章を音読する。
書き写すのに近いものがあります。しかし、やはり音読したらすぐに文章自体を忘れてしまう傾向も依然として残ります。
音読の最大のメリットは、文章のテンポが実感しやすいことです。書き写すのは手間が大きく、あまりリアルタイムではない。黙読は非常に速く読んだり、じっくり読んだりできて、自由度が高く、リアルタイム過ぎる面があります。
音読だとほぼ一定です。ですので文章がどんなテンポを持っているか、感じ取りやすい。一瞬で起きたことが本当に一瞬に感じられるか、ゆっくりなものがゆっくりに思えるか、判断しやすいわけです。
ですので、プロの文章を音読すると巧いテンポの作り方が学べますし、自分の書いた文章を音読すれば、読者がどうテンポを感じるかを判断しやすくなります。
いずれも優れた練習法です。が、万人に等しく適しているとはいえません。スレ主さんが不足だと思う点に応じて、取捨選択して練習されるといいでしょう。
文章力をあげる練習の返信 (No: 5)
投稿日時:
おひさしぶりだね!!!いじめっこが沸いてきたよ!!
有効だと思います。
音読とかは「発しやすいワード」とか「記憶しやすいワード」を認識しやすくなります。タイトルとかにそのワード組み込むと、覚えてもらい易くなります。
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あと上記にない、めっちゃ効果的なものがあります。
ズバリ、こういった掲示板に自分の意見を打ち込んでみる。です。
読む☆とか、プロの文章をパソコンで書き写す・・・とか、割と効果的なんですが、詰んでしまう要素があります。
人の言葉を借りて喋ってしまう癖がつくんですよね。
自分の言葉や気持ち、意見を物語にしたいのに、【自分の気持ちを他人に分かりやすく提示する能力】が育っていないため、人の気持ちの劣化コピーはいくらでもダビングできるのに、いざ自分の気持ちをアウトプットできない、自分の書きたい物語や言葉がわからない!!!
・・・・になる人います。
金村さんは割と自分の主張が強い人だと思います。これがしたい。あれはイヤ。これのどこが悪いの?それの良さが全く理解できない。
なので、自分がいいと思うものを、どれだけ素敵かを他人にプレゼンできる提示力や説得力、「理解」を相手の脳ミソに叩き込む能力を磨くの良いと思います。
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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文章力をあげる練習の返信 (No: 6)
投稿日時:
初めまして、本でございます。
有効かと。ただ、書き写すのなら短編やショートショートが良いかもしれません。長編は文字通り、写し出すと時間がかかると思います。
写すだけではなくて、わからない知らない聞き馴染みがない言葉と出会ったときは、メモすることもしてみてはいかがでしょう? 書き残せば記憶に残りますし、覚えたという達成感が味わえます。
文章力をあげる練習の返信 (No: 7)
投稿日時:
こんにちは、プロの文章には1文字も無駄がありません。
アタリをつけた作家さんのリズムや息づかいを学ぶ、いい機会になると思います。
書き写しても知っていると使いこなすでは別物です、さらに自分の小説を書きながら文章のリズムを試す場所が必要になってきます。
書き写す際はパソコンではなくノートに手書きがいいです。
時代がパソコンになってからそれこそ無限に文章が書けるようになりました、手で書ける量には限界があるので、文章が洗練されている傾向があります。
そして必ずやった方がいいことは、物語は通常、視点人物(主人公)の目的と動機が提示された後で文章が展開されていきます。作中で、この目的と動機は細かく切り替わっています。そこも意識されながらノートに記録することで、書き写しで文章が上手くなるだけでなく、小説という道具の理解も進むはずです。
飽きたり、自分にあわなければ別の方法を試せばいいだけなので、自分にあったやり方で楽しみながら長く続けるのが一番いいです。応援していますo(^o^)o