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展開速度 W/S (ワード/シーン) (No: 1)
スレ主 リトル 投稿日時:
W/Sとは、その名の通り一つのシーンに含まれる文字数を表します。
この値が大きいほど展開速度は遅く、小さいほど展開速度は速いということを表します。
S(シーン)と書きましたが、この部分には小説の構造を表すものなら何でも置き換えられて、例えば、プロットやページなどが適応できると思います。
このような視点からの分析は既に行われていることなのでしょうか?
カテゴリー: 創作論・評論
この質問に返信する!展開速度 W/S (ワード/シーン)の返信 (No: 2)
投稿日時:
W/Sという言葉は初めて聞きましたが、説明を聞くと「ブレイク・スナイダー・ビート・シート(BS2)」がそれに近いのかなと思いました。
ワード単位ではなくページ単位ですが、全体の何ページ目に何をするか、ということが書かれています。
展開に速度をコントロールするものではないのですが、たとえば序盤の展開は○ページまでに終える、という指針があるので、それを超えないように気をつけるだけでダラダラしてしまうことは防げると思います。
展開速度 W/S (ワード/シーン)の返信 (No: 3)
投稿日時:
ご返信ありがとうございます。
確かにダラダラさせないという目的ではBS2も参考になりますね。
W/Sの強みは、文字数の部分を読速度で時間に変換できることだと思います。
仮に読速度を500W/mとして、500W/Sのシーンを読むと1分かかります。
つまり、m/S(分/シーン)とかs/S(秒/シーン)といったように、シーン当たりの時間を知ることができます。
W/Sの強みはここだと思います。
s/Sはアニメや映画など、動画と互換性があると思います。もちろん小説と動画では1秒1秒で表現できる情報量に差があるでしょうから、実際にどのくらい通用するかはわかりませんが。
展開速度 W/S (ワード/シーン)の返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
いくつか映画や小説のハウトゥー本を読んできましたが、W/Sというのは主流の分析ではないと思います。
シーンあたりのワード数の分析ってことは、結局はシーンあたりのページ数を分析したBS2と同じですからね。
なお、Web投稿作品では、文字数での戦略は重要になってくると思います。
しかしちまたのブログ等はどれも結果論を述べているだけであって分析まではしていない印象です。
(ランキング上位は○文字が多い、程度)
展開速度 W/S (ワード/シーン)の返信の返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
なるほど。W/SとP/Sの、「P」と「W」を繋げて考えれば同じような値が得られるということですね。
W/Sを意味のある値にするには、P/Sと差別化するには、シーンをページより細かいものとして見なす必要があるということですね。納得しました。