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一巻でラブラブになってもいい? (No: 1)
スレ主 おかやま 投稿日時:
ライトノベルの新人賞に応募しようと思っていたところ、ふと気になったことがあるので、ご質問させていただきます。
私が書いているのは緩いSFもの(近未来でのバトル)なのですが、主人公とヒロインが物語中盤でガッツリ相思相愛の関係になって、抱きしめ合ったり(性的なものではありませんが)、最終的にはキスもします。
私が今まで読んできたライトノベルは(とある魔術の~、シャナ、俺妹、リゼロなどなど)、主人公とヒロインはお互いに好意を抱いていても、終盤に想いをほのめかす程度に留めている気がします。
やはり、ライトノベルでは一巻の段階で主人公たちをラブラブにさせない方がいいのでしょうか?
(あくまでも新人賞なので二巻、三巻のことは考えておりませんが……)
カテゴリー: ストーリー
この質問に返信する!一巻でラブラブになってもいい?の返信 (No: 2)
投稿日時:
何を書くかによる。
恋愛要素は「ほのめかす程度」つまり「進展はしない」と考えられますよね。
ここがポイントというか、この相談内でのポイントで、とあるシリーズもシャナも別に「恋愛」をメインに書いてるわけじゃないからです。
主人公とヒロインはやがてそういう関係になるけども、今は恋愛の話じゃないから恋愛は進展させてない。結果的に「ほのめかす程度」になってるだけ。
俺妹は総合的にみるとラブコメのようだし事実ラブコメだと思うけど、テーマとしては「ツンツンしてる妹がふと可愛く見えた」といった感じだから、うーん……
俺妹の場合はちょっと別で紐解いたほうがいいかな。
あくまで完結までを総合的に見て分解するとって話になるけど、俺妹の場合はまあ最終的にはシスコンの話になってるし恋愛要素がメインのテーマになってると思う。
そのテーマを分割して、段階的に恋愛に持って行ってる形、だから序盤のほうの巻はあくまで兄と妹の関係性をラブコメチックにした話になってると思う。
対してリゼロは未読だけども、とあるシリーズやシャナは別に恋愛がメインテーマではなく、とあるシリーズは不幸体質な主人公がトラブルに巻き込まれてそれを解決する話だし、シャナは特殊なヒロインの戦闘に巻き込まれた主人公が~って話。
どこに「お話」があるのか、と考えると、とあるシリーズもシャナも「恋愛」ではなく、「戦闘」にあるよね。
だから「ほのめかす程度」になってる。恋愛要素はアクセサリであってメインではないから。
こうした、一時期流行ってた「特殊なヒロインとボーイミーツガールして主人公が非日常に巻き込まれていく」って話は、一種のテンプレとして恋愛要素と戦闘要素が上手く組み立てられている。
一方で「俺妹」は「テーマ(恋愛要素)」を分割して段階的に恋愛へ持ってく形になってる。
結果的に両方とも「ほのめかす程度」だけど、構造は割と違ってます。
それで本題の「新人賞の公募作品では「ほのめかす程度」のほうが良いのか?」ですが、
端的に答えると、そんなことはないし、むしろちゃんとまとめられるなら割と勝機がある形かなと思います。
なぜなら、前述した通り「戦闘」と「恋愛」があるラノベの場合は戦闘がメインになりやすいので結果的に恋愛が「ほのめかす程度」になりがちで、そしてラノベの新人賞作品にはターゲット層的に「戦闘要素」がある作品の応募が多いから、恋愛があれば「ほのめかす程度」の作品が多いってことが予想できます。
その中で「恋愛」をちゃんと最後までやってる作品というのは少ないでしょうから、それだけで審査する編集や下読みの意識には残りやすい作品になるかなと思う。
でも、じゃあ、そこまでわかってるならオマエがやればってなると思うんだけど、単純に、これ難しいんです。
最初に書いた通り、メインは「戦闘」なので、あくまで要素の一つでしかない「恋愛」にそこまでページを割いたらメインが中途半端になるし、複数の要素を同時にやることになれば読者にも負担がかかるため読みにくくなってしまう。
セカイ系とかにすれば一つの要素にまとめられると思うけど、アイディアがあってもまとめる時点からもうすでにむずい。
なので
>やはり、ライトノベルでは一巻の段階で主人公たちをラブラブにさせない方がいいのでしょうか?
そんなことは全然ないし、そういう話であるなら面白味は押し出したほうがいい。
けど、そもそも「何を書くかによる」という話に戻って、例えば「戦闘」と「恋愛」の二大要素がある場合、どっちを書くのかって事になるから、メインが戦闘の場合は恋愛を書くとしても「主人公とヒロインはくっついてラブラブしてます」という事実のみで恋愛要素的な「恋愛」はあまり書けないんじゃないかなと思う。
例えば「主人公とヒロインのラブパワーで戦うおバカな内容」ってテーマなら、これは戦闘と恋愛を同時に書けるアイディアになるので、実現できると思う。
そういう、「何を書くのか」によるかな。
よくある巻き込まれ型の、ヒロインを切っ掛けに主人公が非日常の世界で戦闘をすることになる的な話の場合、「ほのめかす程度」を推奨するというか、アイディアがないと書く余裕がないから、書く余裕があるのだとしたらメインが薄いんじゃないかと心配したほうがいいと思う。
一巻でラブラブになってもいい?の返信 (No: 3)
投稿日時:
ソードアートオンラインだと、明らか性的な関係をもった事を匂わす描写あったで。初めて読んだ時ちょっと引いたから覚えてる
一巻でラブラブになってもいい?の返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
ねんのため、「ソードアート・オンライン1 アインクラッドっていう1巻目で」明らか性的な関係をもった事を匂わす描写あったで。やね。当時、流行っていたから一巻だけ読んだ
wiki見た感じ、「ソードアート」はネット投稿作をサルべージしての出版やから、これでの受賞ではないみたい。
作者のデビュー作らしい「アクセルワールド」のほうは読んでないから分からん。
一巻でラブラブになってもいい?の返信 (No: 4)
投稿日時:
こんにちは、カイトと申します。
貴作の趣旨が「近未来バトルもの」とのことですので、その途中で主人公とヒロインがラブラブになるのは特に問題ないのではないでしょうか。
「恋愛」がテーマの作品なら、その成就(=ラブラブ)がゴールになるので、途中でラブラブしちゃうとあと書くことは?となってしまいますが、貴作では恋愛は「作品を盛り上げる一要素」という位置付けになるのではないかと思います。
途中でラブラブになることで、バトルへのモチベーションが上がったり、逆に守るべきものを得て安定を求めてしまう(バトルに身が入らなくなる)など、恋愛成就したからこその展開もいろいろ工夫できるのではないでしょうか。
創作活動応援しております。
一巻でラブラブになってもいい?の返信 (No: 6)
投稿日時:
拙作に関してだけ述べますが、ヒロインが登場して少しして主人公が寝言で「好きだよ…」と言ってしまったのを偶然聞き、まんざらでもないヒロインは今後同行すると言う「半片思い、半両思い」みたいな関係になります。(主人公は寝言言った事も聞かれた事も知らない)
何かの参考になれば幸いです。