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小説のプロローグについてアドバイスをお願いします (No: 1)

スレ主 投稿日時:

これから執筆しようとしている小説のプロローグについて友達にアドバイスを求めたところ、冒頭に設定を詰め込まない方が良いと言われました。自分では、冒頭に世界観の説明をするつもりだったのですが、止めた方が良いのでしょうか?また、駄目な場合、冒頭はどのような感じにすれば良いのかアドバイスをお願いします。

【世界観】
異世界魔法学園もの

【あらすじ】
魔術と科学が発展した世界。かつて世界中から怖れられた最強の魔導士に養子として育てられた主人公は、いつか養父のような『最強の魔導士』になることを目指して、国内最難関校・アルスター王国魔術学院に入学を果たす。しかし、主人公にはあまり魔術の才能のないことが発覚。必死に努力を重ねていく主人公。そんな中、政府と敵対する宗教的秘密結社『サターン教』が学院を襲撃し、主人公と『サターン教』との長い戦いが幕を開く。

……以上です。アドバイスなどあったら、よろしくお願いいたします。長文失礼いたしました。

カテゴリー: ストーリー

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小説のプロローグについてアドバイスをお願いしますの返信 (No: 2)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

「冒頭が世界観の説明まみれ」って、説明する必要もないくらい悪手として定着してると思ってたんだけどな……

あらすじですが、とてもわかりやすくて本編を読むのが楽しみになるほどよい内容だと思いますよ。

冒頭の開始地点は悩むところですが、「魔術の才能ないね」と宣言されるところから、がいいんじゃないかなーと思いました。そこから主人公の脳内思考的に「養父に面目が立たないなぁ……」とか落ち込むシーンで養父に関してちょびっと説明、授業のシーンで必要なごとに説明、というように、主人公の行動ごとに少しずつ世界観の説明を入れるのが妥当だと思いますよ。

小説のプロローグについてアドバイスをお願いしますの返信の返信 (No: 4)

スレ主 : 0 No: 2の返信

投稿日時:

アドバイスありがとうございます。とても参考になりました。hexaさんのアドバイスを参考にアドバイスを書き上げていきたいと思います。

小説のプロローグについてアドバイスをお願いしますの返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

冒頭に説明を詰め込むのは、基本的には悪手です。
これが許されるのは、「読む前から読者が作品に興味を持ってるタイトル」つまり人気作品だけです。
人気ゲームのノベライズとか、有名作品の外伝とか。あるいは面白いものを書いてくれるという信用がある人気作家くらいなものでしょう。

しかし一方で、冒頭に設定や世界観の説明をする構成でないと話が長引いてしまう、という場合もあり、絶対ダメというわけではありません。
ただ、この場合は読者を飽きさせないよう作者それぞれの工夫が見られます。

冒頭で説明をするのはNG、とはいえ、説明から始まっても2・3行くらいは読んでくれます。
なので、その2・3行で説明を済ませるのであれば、問題ないでしょう。
新人賞など書籍を視野に入れるなら十数行くらいまでなら問題ないと思う。Webだと2・3行が限界だね。

また、設定や世界観を「説明」するからダメなわけで、それぞれの設定をエピソード形式で物語仕立てに描写すれば問題ないので、普通はこのようにするでしょう。
そもそも読者は「設定」を読みに来てるんじゃなくて「物語」を読みに来てるのだから、いきなり設定や世界観を並べられたって読む気にならないでしょ?
だから設定の説明や世界観の解説から入るのは悪手になるし、やるなら数行で手短に済ませるか、設定や世界観を物語に変換して仕上げる工夫が必要です。

これは邪推になるかもしれないけど、
>駄目な場合、冒頭はどのような感じにすれば良いのかアドバイスをお願いします。
たぶん、その冒頭の世界観の説明はまるごとカットするだけで解決すると思う。
よくある悪い癖で、「事前にちゃんと説明しないと」と思い、考えてることを何でもかんでも作品に詰め込むって人がけっこういます。
「その物語に必要な分」という取捨選択が出来てないんですね。
それに、これは極論だけど、「この世界には魔法がある」という説明をしなくても、「キャラAが魔法を使うシーン」を書けば自然と「魔法がある世界か」とわかるよね。
「事前に説明しないと」という心構えが、余計なことを書きすぎてる、ということがよくあります。
魔法がどういう仕組みだとか、その王国がどういう成り立ちだとか。その説明いる? と自問してみると良いでしょう。
王国の歴史が関係してくる内容でなければ、王国の成り立ちという説明は不要です。
改めて、物語の内容と、冒頭で説明してる要素とを比較してみましょう。きっと不要だと思うハズ。作者が書きたいだけだった、という事はけっこうあります。

これは揚げ足取りになってしまうけど、

>魔術と科学が発展した世界。かつて世界中から怖れられた最強の魔導士に養子として育てられた主人公は、いつか養父のような『最強の魔導士』になることを目指して、国内最難関校・アルスター王国魔術学院に入学を果たす。しかし、主人公にはあまり魔術の才能のないことが発覚。必死に努力を重ねていく主人公。そんな中、政府と敵対する宗教的秘密結社『サターン教』が学院を襲撃し、主人公と『サターン教』との長い戦いが幕を開く。

要約すりゃ「魔術の才能がない主人公が、努力して敵と戦う話」でしょ。
たぶん、短くしようと思って必要だと思う場所だけ切り取って可能な限り短く書いたのだと思うけど、このあらすじで重要なのは「才能ない主人公があがく」って事じゃないかな。
主人公は養父に憧れてるのだろうし、だから「最強の養父に引き取られた」って下りは必要だと判断したのだろうけど、なら素直に「最強の魔導師と讃えられた養父に憧れて」と書けば良い話で、「養子として育てられた主人公は」という部分はいらないでしょ。
「国内最難関校~」という部分も、「主人公には才能がなかった」とわかれば良いのだから、このあたりもいらない。
このあらすじだけでもご友人の言葉の通り「詰め込みすぎ」なところが伺えます。

例えば、その冒頭か序盤かで「主人公が入学したのは最難関校だ」という説明をしちゃってるんじゃないかな。
別にそれが悪いわけではないけど、うーん……いや、この設定の場合は悪手かな。
「最難関校の最弱」と言われても、「強豪野球部の補欠」くらいにしかイメージがわかないし、「そんなヤツでも草野球チームに行ったらエース」みたいな印象がある。
この設定だと序盤では、主人公は「魔術の才能がない」という事をアピールしなきゃいけないのに、印象としては真逆というか「最難関でドベなら、普通に平凡って事? 一般で言えば中の上くらいあるのかな」という印象になってしまう。
別に設定を変えたほうがいいという話じゃなくて、
「最難関」というのをわざわざ言う必要ある? という事ですね。
これが例えば中盤か終盤で「主人公の学校はエリートが集まる最難関校だ」という説明があったなら、「エリート校に入れるくらいだし、主人公にはもともと努力でなんとかなるだけの力があったんだな」と逆に説得力の強化に繋がる。

説明には順序があるし、物語の展開次第でその説明が与える印象というのも変わってくる。
後に書いたほうが良いこともあるし、設定や世界観の説明は「必要になったら」説明すればいいんですよ。
書き慣れてないと、「事前に説明しなきゃ」とアレもコレも詰め込んで破綻するってことがよくある。
読者としても一気に説明されると混乱する。
なので、物語の内容と相談して、「そのシーンで大事な要素は何か」って事をよく考えて冒頭を書いたほうが良いと思う。
少なくとも冒頭で「最難関校」というワードは不要ですよね。
その国、その世界観の説明も最低限でいいし、とにかく「才能ない主人公が魔法学校にいる」という事がわかれば、序盤は問題ないんじゃないかな?

小説のプロローグについてアドバイスをお願いしますの返信の返信 (No: 5)

スレ主 : 1 No: 3の返信

投稿日時:

的確なご指摘ありがとうございます。読んでて「確かに……」と思いました。サタンさんのアドバイスを基に、プロローグを書いていきたいと思います。アドバイスありがとうございました!

小説のプロローグについてアドバイスをお願いしますの返信 (No: 6)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

えっと、ホラー映画風にすると分かりやすいかも
某リングさんでいうと
==========================

「見てしまったら最後、一週間で死亡する、呪いのDVD」
という都市伝説の取材をしていた主人公。呪いだのオカルトだのを全く信じていない主人公は興味本位で入手したDVD(ビデオ)を自分の子供と一緒に視聴してしまう。

だがDVD(ビデオ)の呪いが本物であることが発覚。

 我が子まで巻き込んでしまった死のタイムリミットを前に、必死に努力を重ねていく主人公。

そんな中、DVD(ビデオ)の関係者に悪の超能力者【貞子】が関わっていることが判明。
主人公と貞子の長く短い戦いが幕を開く。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これ聞いてから、リング視聴できる?
画質荒いけど、ユーチューブで視聴できるさかい、倍速でいいから飛ばさず最後まで見て来いよぉ?(ちなみに、上の粗筋はあちこち嘘を書いているので、どこが違うかは視聴して確かめてね)
===================-

というわけで、ホラーや推理なんかの【謎の解明】要素がある物語において、粗筋はネタバレに匹敵(ひってき)します。
もちろん、そこが見どころというわけではない作品も多々ありますが、そこを見所と考える層はどっかいっちゃいます。

とどめにタイトルは「最難関魔術学院の劣等生」か「○○××の最強魔法師」かな(笑)

私なら「器用貧乏の魔法術師」ぐらいならぎり読みますが「不遇」「劣等」「地雷」「外れスキル」はタイトルからスルーします。どうせチートでハーレムで俺ツエーで新世界の神になるテンプレの・・・・好きじゃない要素なので( ̄▽ ̄;)

タイトル及びあらすじ説明を一番利用するのは【読みたくない】読者です。

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タイトル:小説のプロローグについてアドバイスをお願いします 投稿者: 林

これから執筆しようとしている小説のプロローグについて友達にアドバイスを求めたところ、冒頭に設定を詰め込まない方が良いと言われました。自分では、冒頭に世界観の説明をするつもりだったのですが、止めた方が良いのでしょうか?また、駄目な場合、冒頭はどのような感じにすれば良いのかアドバイスをお願いします。

【世界観】
異世界魔法学園もの

【あらすじ】
魔術と科学が発展した世界。かつて世界中から怖れられた最強の魔導士に養子として育てられた主人公は、いつか養父のような『最強の魔導士』になることを目指して、国内最難関校・アルスター王国魔術学院に入学を果たす。しかし、主人公にはあまり魔術の才能のないことが発覚。必死に努力を重ねていく主人公。そんな中、政府と敵対する宗教的秘密結社『サターン教』が学院を襲撃し、主人公と『サターン教』との長い戦いが幕を開く。

……以上です。アドバイスなどあったら、よろしくお願いいたします。長文失礼いたしました。

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