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作者が殺されないために避けた方がよいテーマ (No: 1)
スレ主 おとうふらいたー 投稿日時:
悪魔の詩殺人事件の二の舞を避けるためには、身の安全のために、実在する国家を批判するような小説を書くのは控えるべきでしょうか?
カテゴリー: その他
この質問に返信する!作者が殺されないために避けた方がよいテーマの返信 (No: 2)
投稿日時:
悪魔の詩を引き合いに出さなくても、実在する何かに対し批判的な内容を書けば、批判された側は不快になるのは当たり前のことじゃないかな?
それが国だろうと宗教だろうと個人だろうと、根本的には同じ話で、悪く言えば相手は気分が悪い。それは常識じゃないかな?
反撃が怖いなら攻撃はすべきでないし、批判的な事を書くのは攻撃なので、なら書くべきではないでしょう。
やるなら反撃される覚悟をもってすべきだし、少なくとも悪魔の詩の作者はその覚悟を持ってイギリスに亡命して書いたよ。
事件で被害に遭った人は作者ではなく翻訳を担当した大学教授で、この場合の責任は作者でも翻訳家でもなく出版の判断をした編集者にあるでしょ。
全然違う話だと思うよ。
作者が殺されないために避けた方がよいテーマの返信の返信 (No: 3)
投稿日時:
ありがとうございます!
責任が編集者にあるというのはちょっと微妙じゃないですかね? いや、仮にそうだとしても教授が翻訳して殺されたのは事実なわけです。翻訳する立場の人間としては殺されたくないと思うはずで、その点では対策を打つ必要がありますから、あの事件を参照しようと思ったわけです。
私は長生きしたいので、実在する独裁国家を100%真似するのではなく、独裁国家あるあるを抽出して書こうと思います!
作者が殺されないために避けた方がよいテーマの返信の返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
>責任が編集者にあるというのはちょっと微妙じゃないですかね?
いや、そういう出版しても大丈夫かと判断するのも編集の仕事。会議に通して決定するから担当編集一人の責任ではないし、まさか殺人事件になると思わないから編集部の判断が悪いってわけでもないけども。責任はといったら出版の判断をした編集部の責任。
だから、普通ならそんな作品は作者として書いたとしても編集の会議で通らないから心配の必要はないよ。前述したように常識の範囲内で相手を不快にすることは控えましょうって普通のことに気を付ければいい。
悪魔の詩は、その会議を通った上での事件で、かつ作者ではなく翻訳者が被害者になって、宗教がらみの本の是非で度々例に出されるけど、これは本当に特殊な事件。
日本の人口と犯罪者の比率的に、日本人は普通に生活していて生涯で3回は殺人犯とすれ違ってるって話がある。そういうレベルでの危険性を避けたいというなら、家から出れない。
命の危険があるような作品は、普通なら出版できないから気にする必要はないよ。
ただ、最初に戻って、これは常識の問題でもあるので、相手が不快になるようなことはすべきでないし、やるなら覚悟を持つべきだし、そこまででもないなら、実在する独裁国家をモデルにした架空の国って設定にすればいいと思うよ。
例えばフルメタルパニックって作品では敵国はソ連になってて今や解体されて存在しない国だし、同じようにナチスドイツなんて参考タイトルが多すぎるほど昔はよく使われてた。
なにより、宗教じゃなく独裁国家がテーマってことを考えると、小説でつまり作り話で書く範囲内のことより、実際に現地で取材してその国で苦しむ貧民の立場になって恐怖政治の実態を書いてるルポのほうがずっと過激だと思いますよ。
作者が殺されないために避けた方がよいテーマの返信の返信の返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
ああ、たしかに実際の国名を出して公然と批判してる映画なんてごまんとありますもんね。
編集の会議で通らないと困るので、架空の国にしときます(笑)