返信一覧の表示
ギャグっぽい会話はどのように作るのか (No: 1)
スレ主 しばまる 投稿日時:
小説でギャグは難しい、とはよく言いますが、とはいえライトノベル
とかを見ると、少なくとも体裁はギャグになっている感じがします。たとえ笑えないにしろ「これはコミカルなシーンである」という安心感のようなものがある。
そこで質問したいのですが、笑えるにしろ、笑えないにしろ、ともかくギャグシーンとして成立させるためにはどうすべきか、具体的な手段があれば教えて下さい。
暴力系じゃないですが主人公を振り回すタイプの能天気なキャラクターが居て、主人公がそれにつっこんだりする、そういう流れが書ければいいと思います。(そういうキャラがふとした時に儚げな表情や暗いバックグラウンドを見せたりすると楽しいと思うので)
個人的な感想として、おかしみは第一にルールからの逸脱、第二にギャグであることが分かっていることによって生じると思っています。また「ジワジワくる笑い」を抜きにすれば、第三に、第一, 二の条件が満たされていることがすぐに分かることもまた条件に含まれるかもしれません。
カテゴリー: 文章・描写
この質問に返信する!ギャグっぽい会話はどのように作るのかの返信 (No: 2)
投稿日時:
漫画の例で恐縮ですが「るろうに剣心」の作者は次作以降、長いことギャグが滑っていた時期があります。私が読んだうえでの感想でも「無理に一コマで笑わせようとして要素を詰め込みすぎて、読者としては置いてきぼりにされている感がある。空回りしている」感がとても強かったです。
のちに小説担当の奥さんに「昔のほうが無理やり笑わせにいってないのに笑えるようになっている。ひとつひとつのコマが丁寧に描かれているからじゃないだろうか(意訳)」と指摘されて以降、だいぶ復調したようです。それに感化されたかどうかは自分でもよくわかりませんが、私は執筆の際は丁寧な筆運びを心掛けたうえで、不意に訪れる「あ、いまギャグ挟めそう」というタイミングを虎視眈々と狙いながら物語を進める、というスタイルを心掛けるようになりました。
あまり積極的にギャグを狙いにいくタイプではないのですが、一つの例として挙げさせていただきます。参考になれば幸いです。
ギャグっぽい会話はどのように作るのかの返信 (No: 3)
投稿者 奥 義 得 人 素人 : 1 No: 1の返信
投稿日時:
わたしの見解ではギャグを成立させるには多くのギャグに共通する要素
酷いけど引かないレベルのひどさの要素が必須です
ただ突拍子もないことするのではなくこの流れ内容でなんでこれ?酷えと読者に感じられたらボケの質次第では笑えるギャグになります
小説なんかではボケのひどさが文章でその酷さに集約する小説が笑える小説
このすばでいえばダメなヒロインのひどさに集約しているのが一例
そして面白いギャグで酷いという要素のないギャグは日本では少ないです
酷いと思わない何かかは日常にありふれていますし
非日常的なギャグには酷さの非日常でしかありえないネタとボケには必須です
客のとれるギャグとは引かないで娯楽として楽しんで見れないと意味はありません
なのでどんなギャグも客が完全に引かないレベルに酷いと読者に思われないといけません
引いてしまったら酷すぎてギャグとしての商品価値は大幅に落ちます
つまりギャグは見れる最悪な何かいかに読者にその流れ展開内容であり得ない何かを出し酷えと思われて引かれないでギャグとして鑑賞してもらえてなんぼです
そして引かないひどさの定義は読者を完全に不快にさせないことです
なので不快にさせない消臭さえすれば下ネタでも構いません
どぶろっくのいちもつの歌ネタみたいにね
要はひくようなネタでも最期にはそのとがりをなくしてアンジャッシュのネタのように昇華させれはいいのです
ただ引くようなネタは多くの信者ファンのいる題材ものでやることはお勧めできません
普通にクレームともめごとのもとです
そのためギャグ会話を成立させるには読者が引かない程度その流れ内容でその発言会話内容酷えと思わせるようにすればいいです
ギャグっぽい会話はどのように作るのかの返信 (No: 4)
投稿日時:
単純にフリとオチをしっかり書けばいいだけじゃないかな。
小説でギャグが難しいってのは、表現方法が文章のみだから絵や音や動きで笑わせることが難しいからで、まあそれはアクション全般にも言えることだけど、瞬間的な表現は絵に勝るものはないから、特に一瞬の笑いを武器にするギャグは苦手だと言える。
でも、そんなんはコントと漫才の違いみたいなもので、文章のみでもフリとオチをちゃんと作ってれば笑いは伝わる。
漫才みたいなシーンを作れってわけじゃなくて、何度も書くけど フリとオチをちゃんと作ること ね。
例えば魔術師オーフェンって古いラノベは、本編では結構シリアスなファンタジー
なんだけど、外伝の短編集はギャグで笑わないの無理ってくらいに面白かった。いまでも覚えてるワンシーンが「あなたの故郷では人を殺すことを『ピアノを弾く』と言うんですか?」って真面目に聞いてる場面で、もちろんココで面白いと思いはしないだろうが、それは私がココでフリを書いてないし伝わってないからだと思う。
「これが面白いこと」っていうルールを作れてば、「それを書けば面白い」と読者に伝わる。
お笑い的に言えば 笑える空気 を作ること。
で、具体的に言えばそれは フリ のことで、フリに対するオチを書けば笑えるのは、言ってしまえば当然のことってなる。
あくまでギャグ的な要素と考えると、そのフリとオチは400字以内程度の短い文量で多様できれば、ギャグっぽさは出ると思うよ。
ギャグっぽい会話はどのように作るのかの返信 (No: 5)
投稿日時:
あー・・・・基本はライブが一番やと思うで?
個人的によく使っちゃうのは「○○に故郷の村でも焼かれたの?」とかで、最近言ったのは兄に対して「お前は魚の骨に故郷の村でも焼かれたのか?」ですね。
ギャグっぽい会話はどのように作るのかの返信 (No: 6)
投稿日時:
ボケとツッコミですね。
正しくて合理的で、突っ込みようがないことばかり登場人物が言うと、ギャグじゃなくなります。
ギャグというからには、ちょっとズレたことを言わせる必要があります。
たとえば夏のビーチ(これからの季節なので、せっかくなのでこの題材で)なら、
このビーチの店で食べられるかき氷の氷の全てを計ったら、何トンあるんだろう。
あるいは、
このビーチで熱い鍋焼きうどんを食べたら、熱中症になるだろうか……いや、その後すぐアイスクリームを食べれば、大丈夫なはずだ。どういう場面ならそうなるだろう。
笑うだけで熱中症になるだろうか……大爆笑ならありうるんじゃないか。
とかね。
つまり、おっしゃる通り常識的な考えから逸脱するということですね。
ビーチはあまり関係ありませんが、ビーチにいる人間が全員小人になって、サメに襲われるとか、突拍子もない発想がギャグになります。
ビーチなのだから、泳ぐだろう。そういう時は、海パンを履いているだろう、ではなく、裸で泳いだらどうなるか、海パンではなく紙おむつを履いたら……結局ナンセンスなんですよね、ギャグって。
片方がムチャクチャなら、もう片方は常識人でもいいですし、両方ヘンテコでも成立します。