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キャラクターの動かし方 (No: 1)

スレ主 チョコ 投稿日時:

どのキャラクターに、どういう順番で、どういうセリフを言わせていいのかわかりません(キャラやストーリーの作り方はいろんなサイトに載ってるのでなんとなくわかりましたが)。

たとえば鬼退治が目標で主人公の桃太郎、犬、キジ、猿、敵役の鬼など登場人物が複数いる場合、どうやって会話をさせれば正解かわかりません。セオリーとかあるのでしょうか?狂言回しは誰が担当すればいいのでしょうか?プロはどのように作ってるのでしょうか?あなたの作り方でもいいので教えてください

カテゴリー: キャラクター

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キャラクターの動かし方の返信 (No: 2)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 2 No: 1の返信

投稿日時:

 最も重要なことは、「キャラがどういう台詞を言うか、会話をするかは小説の面白さの中核である」ということです。もし台詞の『作り方』に正解とかセオリーがあるのなら、面白さを作る手順があることになりますが、そんなことはあり得ません。小説を書こうとする人が最も悩む部分なんですから。

 とはいえ、台詞について整理してみると、多少はやりやすくなるかもしれません。大雑把に分類すると、小説は次の3つの要素から成り立ちます。

A. キャラが口に出す台詞(会話、独り言など)
B. キャラの内心の台詞(独白、気持ち、思考など)
C. 地の文(内心の台詞以外の、状況の描写・説明)

 A~Cが行っている全ては「イベントの状況や進行の説明」です。ですから、まず「イベントはどういう状況で、どういう風に進行するのか」を、作者はきっちり考えておかねばなりません。

 考える順序としては、「こういうイベントが起こる」→「そういうイベントに遭遇したキャラがいたら、どう思うはずか、何を口に出すはずか」となります。

 注意点は、キャラをリアルタイムでイベントに遭遇させてキャラに勝手にやらせるのではなく(※ 上級者だとキャラに任せるけど、我々初級者には無理)、「こういうイベントがあった」とイベントの流れ(発端、経過、結末)を先に想定しておいて、その想定通りになるにはキャラがどうしたはずか、と過去を振り返るように考える必要があることです。

 キャラがどう思い、何を言うかを決定するのは、キャラの性格・知識・経歴などです。キャラをきちんと設定しておいて、その設定からキャラが考えそうなこと、言いそうなこと、やりそうなことを考えるわけですね。

 考えそうなことは内心の台詞(上記B)、言いそうなことは口に出す台詞(上記A)、やりそうなことは地の文(上記C)で書いてみます。

 そうしておいて読み返し、書いたものが「作品について何も知らない読者が読んで、何が起こったか分かるか?」を考えてみます。キャラの言動・行動が説明になっているかどうかですね。

 言い換えると、イベントを赤の他人に紹介するのに、情報提示がうまく行っているかを確認するわけです。必要なものを見せて、不要なものを見せていない、必要なものの見せる順番は適切か、内容は過不足がないか等々です。

 情報提示がうまく行っていると思えるまで、推敲します。情報提示がうまく行ったら、、台詞が自然なものかどうか考え、不自然な点を推敲します。自然な台詞になるよう直すと、情報提示がおかしくなることがありますから、また情報提示が適切かどうか考える。そうしたら、また台詞の自然さを考える。これの繰り返しです。

> あなたの作り方でもいいので教えてください

 頭の中で、適当に設定したキャラを考えてみた場面に放り込んで、ひたすら眺めます。キャラが何かしたら(言動、行動)、文章にしてみます。納得いかなければ、最初からやり直します。

キャラクターの動かし方の返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 2 No: 1の返信

投稿日時:

まず、正解はありません。
なので端的に「私のやり方」を答えるだけになりますが、最初はそれぞれのキャラクターの役を把握することから始まります。
この「役」というのは「性格」という意味じゃなくて、「役柄」という意味に近いです。
例えば「桃太郎」で鬼を退治するのは桃太郎であって、犬猿雉がラスボスを倒したりしてはいけない。ラスボスを倒すのは桃太郎の役目。
(これは脚本次第なので、主役以外がラスボスを倒しちゃダメと言ってるわけではない)
それで言うと犬猿雉は物語の中で、あるいは桃太郎パーティーの中で、それぞれどういう役割を担っているか?
例えば猿がお調子者のムードメーカーであるなら、会話を途切らせず率先して話題を振る役になるし、それが災いして相手を怒らせるようなトラブルメーカーにも発展させられる。

物語にはある程度のパターンがあって、それを理解していれば、あとは型にはめるだけです。
例えば、物語(問題・話題)を持ってくる役(トラブルメーカーなど)がいれば、その物語をかき乱す役がいて、冷静に状況把握して読者に噛み砕いて説明してくれる役がいて、読者が理解できたところで一気に話を解決させる。という感じ。
「型にはめる」というとテンプレのようで良い印象は無いでしょうが、物語は状況次第で形が変わる液体のようなものなんで、型に入れないと形にならないです。
この型を自分で作ることも出来ますが、何も知らない初心者が教科書を作ると言ってるようなもので、無謀でしょう。
ある程度物語を作れば、個人が考えられる程度の型は既に存在してると気がつくので、必死に自作しようとしてる自分がアホに思えてきます。慣れてきても細部をちょっと変えるくらいしかできない。完全に自分で考えたと思っていても同じパターンは既に数百とあったりしますからね。

こう考えると、例えば猿と犬が口論して猿が物語の切っ掛けを作る(パーティーから出ていって、その先で困ってる村人に出会うなど)、雉が猿の様子を見に行って状況を察するものの気を利かせたつもりが逆に事態を悪くさせてしまう、桃太郎が二匹の間を取り持って状況を整理し、全員で事態の収拾、一件落着。というキャラクターの動きになります。

会話については、キャラが出れば何でもいいので方法もなにもないのですが、この「役」がスムーズに行える説得力を考えるのがコツでしょうか。
例えば猿には「犬と口論して出ていく」という役があるので、それがスムーズに出来て説得力のある会話がいいですね。
そうだな……猿は同時にお調子者でもあるから、犬をからかって、猿は思わぬ反撃を食らってカッとなり……という流れが良いでしょうか。
基本的にはこうした説得力の繰り返しです。

キャラクターの動かし方の返信 (No: 4)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

> たとえば鬼退治が目標で主人公の桃太郎、犬、キジ、猿、敵役の鬼など登場人物が複数いる場合

 キャラの数と会話について、もう少し説明したほうがいいかもしれません。まず登場人物がA, Bの2人の場合、キャラの絡み合いは「A-B」の1種類しかありません。会話なら、Aの台詞にBが応答、それにAがまた反応して、とすればよく、シンプルです。

 A, B, Cの3人になると、急にキャラの絡み合い方が複雑になります。「A-B」「A-C」「B-C」「A-[B, C]」「B-[A, C]」「C-[A, B]」の6通りになります。幾何学的にいえば、三角形の頂点から他の点に向かう辺の数の合計ということです。

 4人以上になると、さらに急速に増えます。幾何学的にいえば、三角形なら頂点から伸びる辺の数ですが、四角形だと対角線も出てくるからですね。

 もちろん、そういうキャラの絡み方を全て行って会話する必要はありません。むしろ、どうやって絡み方を減らすかが大事になります。

 しかし簡単ではないですね。有名な戦術書「孫子」にヒントを求めてみます。「勢篇」によれば、

1.大勢の兵を率いていても、まるで少数の兵士を指揮するが如きなのは、軍の編成が良いから。
2.大勢の兵を戦わせても、少数の兵士が戦かうがごときに整然とするのは、旗印や鳴り物をうまく使うから。

なんだそうです。軍の編成って、例えば幾人かを小隊にまとめて小隊長に従わせ、いくつかの正体を中隊長が束ね、というものですね。

 桃太郎、犬、キジ、猿がいる場合、キャラの絡み方(の可能性)の数は非常に多く、会話を誰と誰がするかと漫然と考えていたら、まとまりにくくなりそうです。しかし、2人なら1つの絡み方しかないのでした。

 となると、4人だけど2人しかいないようにキャラを構成すればいいのではないかと思いつきます。例えば、桃太郎と犬は非常に息があっていて、キジと猿は気心が知れている、としてみます。すると、キャラの絡み方は「[桃太郎、犬]-「キジ、猿」」で考えればいいことになります。

 さらに、[桃太郎、犬]組では、会話を先導する役割のキャラ、いわゆる旗振り役(キーパーソンとも言う)を桃太郎にしてしまいます。具体的にいえば、桃太郎がまず発言し、犬が同調する発言をする、という感じですね。同様に[キジ、猿]組では猿を旗振り役にしてしまう。

 すると、会話の流れを作るのは、実質「桃太郎-猿」にしてしまえます。しかし、犬やキジも口出しはするので、見かけ上は4人がワイワイガヤガヤ言っているようにできます。

キャラクターの動かし方の返信 (No: 5)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 2 No: 1の返信

投稿日時:

やり方は「色々あるよ」って言うのが正解な気がするので、個人的に意識したほうがいい二点について。

まず、設定量。
例で出された桃太郎についてですが、そもそもあのメンバーを決めただけでは、どの順番で喋るかなんてわかる訳ありません。
桃太郎、犬、キジ、猿、鬼、誰一人として「性格」が定まり切っていないのですから。
人間でも、何らかの感情を起こすのは「性格」あってこそ。そこに、「過去」「立場」「目的」「人間関係」「状況」「ルール」「マナー」など、無数の要素が絡み合って、「行動」となるのです。

キャラの「性格」も「過去」も「関係」も「立場」も、物語の「世界観」もちゃんと決めていたら、「この状況だったら、このキャラは当然こうするよね」っていうのがわかります。

そして、物語の本筋。
簡単に言えば、「こういう物語だから、このキャラはこう動くだろう」って事です。
あんまり多用しすぎると「キャラ=操り人形」という感じがして、新人賞で落とされたり、読者を冷めさせたり、カタルシスが生まれなかったり………等々、結構致命的欠点になるのですが。
とはいえ、流石に物語の本筋(目的やその動機)から逸れた事なんて不必要なので、適度に使うと「物語の本筋にそって安定した物語」を作るための基盤になります。

例えば、
本筋(テーマ)が「勇敢な桃太郎が仲間と共に鬼退治」というものだった場合。
(一般的な桃太郎ですね)
桃太郎は最後まで、「勇敢」という要素にそった人物でいなくてはならず、「鬼退治面倒くせぇ〜」なんて言ってはならない訳です。

では、本筋が「桃太郎が鬼退治に行かされ、仲間と共にやる気の無い冒険」というのだったら。
(ちょっとラノベ感あるバージョンです)
桃太郎は「よし! 鬼を退治して、お爺さん達に恩返しをせねば!」とか言っては駄目です。

というように、「本筋から考えればこうするのが当たり前だよね」という「物語における大前提」を意識するのはかなり重要です。

>プロはどのように作ってるのでしょうか?

プロといっても色々な人がいますので、「プロはこうする」なんて事は一概に言えません。
その中で「絶対に良い方法だろう」って思うのは、「キャラの気持ちを考える」だとか、「プロット段階から決めておく」だとか、その辺りです。
しかし、それはあくまで「プロの考え方」ですので、僕から細かい事は言えません。
やはりプロの方は、経験から自分のやり方を見つけていると思うので、最初は意識し過ぎないのが無難かと。

>あなたの作り方でもいいので教えてください

基本的には、前半で述べた事を意識しています。
あれの何が良いかっていうと、「習慣づけば、キャラがどうするのが最善か、大体わかる」という点です。
あくまで個人的な方法とだけ、お考え下さい。

キャラクターの動かし方の返信 (No: 6)

投稿者 杜 値 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

はじまして。
複数の人物に会話をさせる際、誰が話しているか分らなくなることがあります。
語尾に「ワン」「ウキー」などつけたところで、混乱することは避けられません。

あくまで個人的な意見ですが、複数が存在する場面でも、基本的には1対1の会話をメインにすべきかと思います。

語り手を桃太郎、聞き手を犬として、他の2匹については簡単な合いの手程度に留めることで混乱を防げます。
猿に語らせたければ、一度シーンを挟んだ後に語り手を猿、聞き手を犬に切り替え、同様に1対1をメインに進めて行けば良いでしょう。

これは、教室での話し合いで挙手をしてから発言することで上手く「進行」できるように、物語においても順序立てて会話を進めていく方法かと思います。

さらに1対1つの「集団」という描き方もできます。
この場合は集団を一つの聞き手として扱います。

「みんな静かにしてろ」
桃太郎が3匹をたしなめたが、特に猿は聞く耳を持たなかった。
「偉そうにするなよ、桃太郎」
「ちょっと、よしなさいよ」と雉。
「騒いだら鬼に見つかるだろ、静かにしろって」
「おい、それくらいにしとけ」
犬が猿を睨みつけたが、猿は聞く耳を持とうとしない。
「なんだよ、いい子ぶりやがって」

上手く例えられているか分かりませんが、静かにさせようとする桃太郎と、お供の3匹という集団で1対1の形にできていれば成功だと思います。
ただ、込み入った話には向かないですし、多用すべきではないというのが個人的な意見です。

これは個人的な意見なので、別の意見もあるかと思います。
そういう方は他の意見も聞かせていただきたいと思います。
拙い説明ですが、役に立てていただければ幸いです。

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タイトル:キャラクターの動かし方 投稿者: チョコ

どのキャラクターに、どういう順番で、どういうセリフを言わせていいのかわかりません(キャラやストーリーの作り方はいろんなサイトに載ってるのでなんとなくわかりましたが)。

たとえば鬼退治が目標で主人公の桃太郎、犬、キジ、猿、敵役の鬼など登場人物が複数いる場合、どうやって会話をさせれば正解かわかりません。セオリーとかあるのでしょうか?狂言回しは誰が担当すればいいのでしょうか?プロはどのように作ってるのでしょうか?あなたの作り方でもいいので教えてください

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