ライトノベルで絶対にやっちゃいけないこととは?/新人賞下読みが回答

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時代もの、ハードSF、官能小説などは、ラノベには向きません。一般的な中高生男子が知らない知識が必要となるものは、ラノベ新人賞ではカテゴリエラーです。

ラノベ新人賞の下読みさんによると「時代もの、ハードSF、官能小説」などは、ラノベには向きません。

一般的な中高生男子が知らない知識が必要となるものは、ラノベ新人賞ではカテゴリエラーになりがちだそうです。

例えば、時代小説では主人公が火盗改という役職で、これが何をする仕事なのか説明しなかったりします。
これが「一般的な中高生男子が知らない知識」ですね。

時代小説、ハードSFは中高生男子から好まれないテーマでもあります。ラノベでヒットしたSF物はほとんどありません。

近年(2019年現在)では、GA文庫はラノベ新人賞の対象読者を10~20代としており「賭博師は祈らない」( 2017/4/10)のような賭博をテーマにしたラノベも電撃から刊行されています。

賭博は中高生に馴染みが薄いテーマだと思うのですが、ラノベの対象年齢が上がるにつれて、このあたりはやや緩和されてきていると言えるでしょう。

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質問:ラノベに向かないジャンルや、これだけは絶対にダメだ! という要素はありますか?

2015/10/01(木曜日) 13:34:53 極小之観さんの質問

単刀直入に言うと、ライトノベルにおいて向かないジャンルや、これだけは絶対にダメだ! という要素はありますか?

前者はそのままの意味で、例えばダークファンタジーやポストアポカリプスなど、あまり明るいイメージを帯びていないものです。
後者は、人道的にダメという意味ではなく、主人公が幼すぎたり女だったりすることの意味です。

あと、盗作の基準を曖昧でも良いので教えてくれるとありがたいです。自分だけで基準を作ってもどうも信用できないので……。

質問はこれだけです、お手数おかけします!

下読みジジさんの回答

単刀直入に言うと、ライトノベルにおいて向かないジャンルや、これだけは絶対にダメだ! という要素はありますか?

このあたりは特に問題ありません。
SFやファンタジーといった「ジャンル」とはちがい、ラノベは「主に中高生男子向け」という読者対象層の「カテゴリ」だからです。

ただ、時代もの、ハードSF、官能小説等は難しいですね。
一般的な中高生男子が知らない知識・常識が必要となるものはカテゴリエラーと判断されがちですし、中高生男子が手に取るのは好ましくない内容のものは、「賞においては」評価できないものだからです。

後者は、人道的にダメという意味ではなく、主人公が幼すぎたり女だったりすることの意味です。

中高生男子がメインターゲットである以上、主人公は「中高生男子が共感・感情移入できる存在」であることが望まれます。
大人や老人は中高生男子の共感できませんし、幼女のパーソナリティは想像すら難しいでしょう。

だからこそ主人公は中高生男子が無難です。と、「賞においては」おすすめするしかないのが実状になります。

あと、盗作の基準を曖昧でも良いので教えてくれるとありがたいです。自分だけで基準を作ってもどうも信用できないので……。

「既存作と設定が似ている」ものはそう判断されます。
これは枝葉の部分ではなく、本筋に関わる部分ですね。

たとえば「ゲーム世界から抜け出すため、そのゲームをクリアしなければならない(ゲーム中で死ぬとキャラだけでなく本人も死ぬ)」という設定なら『ソードアート・オンライン』のパクリだろうとなります。

なんにせよ、既存作を参考にしてしまうと起きがちな問題ではあります。参考にするにしても、既存作の軸になっている設定は避けるべきかと。

『ソードアート・オンライン』なら「デスゲーム」、「ユニークスキルによるチート」、「主要な女子キャラがもれなく主人公に好意を持つ淡いハーレム」、「魅力的なオンラインゲームの数々」等の要素があるかと思いますが、「デスゲーム」という第一の要素にして最大の魅力は見なかったことにする覚悟が必要です。

ラノベでやってはいけないこと
時代もの、ハードSF、官能小説などは、ラノベには向かない。 一般的な中高生男子が知らない知識・常識が必要となるものはカテゴリエラーとなる。
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