小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

大野知人さんのランク: 大作家128冠王 合計点: 501

大野知人さんの投稿(スレッド)一覧

地の文によるボケやツッコミ。

投稿者 大野知人 回答数 : 6 更新日時:

 今書いている小説についての悩みなのですが、タイトルに上げた通り、三人称での地の文によるボケやツッコミを挟もうかと考えています。 ... 続きを読む >>

カテゴリー: 文章・描写

小さなカタルシスと違和感の両立について

投稿者 大野知人 回答数 : 13 更新日時:

 自分の中でもうまく言語化できず、抽象的な質問で申し訳ないのですが、意図を汲んでいただけると幸いです。  質問の本旨としまして... 続きを読む >>

カテゴリー: ストーリー

沢山質問に答えてらっしゃる方について

投稿者 大野知人 回答数 : 6 更新日時:

さほど重要ではないので忙しい方は無視していただいて構いません。 先日、『自分のアイデアをパクられたくないから、細かく掘り下げて... 続きを読む >>

カテゴリー: ストーリー

キャラクターのセリフの特徴として『意図的な誤表記』をした場合の印象

投稿者 大野知人 回答数 : 10 更新日時:

 ご無沙汰しております。大野です。  タイトルがいささか仰々しくなってしまったのですが、掘り下げて言うと『やや舌足らずなキャラ... 続きを読む >>

カテゴリー: 文章・描写

ラブコメで好きな展開を教えて下さい。

投稿者 大野知人 回答数 : 22 更新日時:

 こんにちは。大野です。  先に書いて置くと、このスレは駄弁りスレです。  燃え尽き症候群&リアルでのストレスが積み重なって... 続きを読む >>

カテゴリー: ストーリー

現在までに合計43件の投稿があります。 10件づつ表示中。現在全9ページ中の2ページ目。

大野知人さんの返信一覧

元記事:膨大なキャラ設定をこなすのにコツとかはありますか

まず自分は初心者ですのでお手柔らかにお願いします。
自分が書こうとしている作品はライトノベルなのですが。
学園もの×軍事の作品を書こうと思っています。
軍隊は小隊が30人から40人くらいの数で1クラス分なので、
クラスの班が分隊1クラスが小隊学校全体で中隊から連隊という感じにしようと思ってます。
主人公は左遷された少佐で1クラスの司令官にする予定です。
そこで配下の30人から40人の兵士の設定を考える必要が出てくるのですが。
大勢のキャラ設定をする上で何かやり方ってありますでしょうか。
ご教授願いたいです

上記の回答(膨大なキャラ設定をこなすのにコツとかはありますかの返信)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

 初めまして大佐殿。大野と言います。

 そして端から水を差すような事を言って申し訳ないんですが、『本当に最初から40人分のキャラ設定を考える必要があるのか』一度考えてみてほしいです。なぜこんなことを言うかというと、僕の経験上『設定を作っただけで満足してしまった』『自分が作った設定とストーリーがどんどん矛盾して行ってストレスを感じる』なんてことになる創作初心者が結構いるからです。書く言う僕も実際そういう経験がありますしね。

 と、いうわけでこのコメントでは次のA・Bの二点を書かせて頂きます。地味に長いので、無理に全部を読んで呑み込めとは言いませんし、参考になる部分だけ参考にするくらいのつもりで読んでください。

A:『最初からたくさんのキャラ設定を作らない方が良い理由』&『その場合やった方が良い事のアドバイス』
B:『どうしてもたくさんのキャラの設定を作りたい場合のやり方』

A:まずは最初から設定を練りすぎない方が良いという理由です。
 文庫本のラノベをイメージして欲しいんですが、『一巻目を読み終えた時点で読者が「大体どんな奴か」説明できるキャラ』ってどれくらいだと思います?
 多くても15人くらいじゃないでしょうか。バッサリ言ってしまうと『クラスのうち半分くらいは第一巻ではあんまり出番がない』訳です。
 さらに言ってしまえば、二巻になったとたんに一巻で出てきた主要メンバーの出番がめっきり無くなって、次の15人のターンになる訳ではないので、二巻以降で『一巻あたりに紹介しきれる登場人物』の数は大体5~10人程度になるでしょう。
 勿論、クラスのメンバーだけを登場させていては物語が単調になりますから、他のクラス・他校の人物・敵勢力etc……と登場させていくと、『クラス全員をそこそこちゃんと紹介する』だけで6~7巻は必要でしょうね。

 ここまで概略化したらわかるんじゃないかと思うんですが、つまり一巻を書くにあたっては『一巻で紹介できる分の登場人物』以上のキャラ設定はぶっちゃけ必要ない訳です。
 勿論、後の伏線になる要素を入れたいから設定しておくというのも良いんですが、それもぶっちゃけ『伏線になる部分と、伏線周りのサブストーリー』だけ作っておいて後付けでキャラを作った方が多分楽ですよ。

 そしてもう一個切実な問題として、小説書いてる時って『最初はこうするつもりだったけど、こっちの方が面白いんじゃないか』ってのが次から次に思いつくんです。だから、最初に設定をガチガチに固めてしまうと後で整合性を取るのに苦労するので、オススメはしません。

 その上で、『小分けにしてキャラ設定を書くならどうするか』という話をします。極論、臨機応変にどうにかしなさいという話なんですが、それを言われても困ると思うので順序だてて言うと。

①とりあえず一回、キャラのアイデアを適当に書きだす。
②上で書きだした中から良さそうなアイデアを選び、物語の中心人物を5~6人ほど選出し、『すごく細かいキャラ設定』を作る。
 これはキャラの趣味嗜好や、どういう事を嫌がるかとか、トロッコ問題でどっちを選ぶかとか、割と真面目に細かく決めて下さい。
③その5~6人について、幼馴染でも犬猿の仲でもいいのでそれぞれ関係性を決め、『一巻のストーリーで初めて出会う人物同士』なら『どのように出会うか』を決める。
④大まかでいいので1~3巻くらいについてストーリーを考えてみた上で、先ほど挙げた主要人物たちの成長や関係性の変化について書いてみる。
⑤たぶんここら辺で③・④の作業の中で『こういう奴が居たら話が上手く回りそう』『ああいう悪役が居たら話が拗れそう』みたいなアイデアが出てくるんで、それを一回まとめる。

⑥次に『一巻ではサブキャラだけど二巻以降でそこそこ活躍するキャラ』を10人くらい考える。一回、大まかな設定だけでいい。この時、⑤で出たアイデアを使ったり、消去法で『主要人物に居ないタイプのキャラ』を選ぶとヨシ。
⑦今考えた10人のサブキャラについて『問題を起こしそうな要素』『事件に巻き込まれそうな要素』『トラウマ』なんかのストーリーを作れそうな要素を考えてみる。
⑧上で考えた要素から一巻に投入する伏線を考える。

⑨ここまで作ったものをベースに、一巻の分の『細かいプロット』を作る。
⑩一巻を書き上げる。
⑪一巻を書いてる最中に多分『こういう生徒いたらいいな』とかのアイデアが出てくるんでまとめてみる。

⑫上の⑥と⑪で考えた新キャラアイデアから二巻で登場するキャラたちを選び、『既にいる主要人物』とどう絡ませるか考える。
⑬二巻を書く。

 と、言う感じです。
 実際にやってみないとわからない事ですが、小説って思ってるほど伏線やサブキャラを詰め込める隙間がないので、最初から詰め込まずに厳選した方が良いと個人的には思います。

B:大量のキャラ設定を作る方法。既にほかの方が出していないもの、という条件で言いますので他の方のアイデアも参考にしつつ考えてほしいのですが、凄く手っ取り早い方法が一つあります。ただ、作家がキャラに愛着を持ちにくくなったり、ストーリーを作りにくいキャラが出来る事もあるので適宜他の方法と使い分けて下さい。
 
『ステ振り方式』或いは『ラベリング法』と個人的に呼んでるんですが、20個くらいキャラに関する選択問題を作ってサイコロを投げ、『大雑把なキャラのステータス』を作ってからそれぞれ掘り下げる方式です。

 選択問題というのは例えば
『男か女か』でも良いし、
『何らかの因縁が:①ある状態で物語スタート②ない③物語中でできる④すでに解決済み』みたいな込み入ったもの、
『兵科が:①指揮官②突撃兵③狙撃・砲撃手④工作兵・衛生兵』とか
『戦闘中のテンションは:①普段通り②冷静③キャラが豹変④バーサーカー⑤オドオド系』とかでも良いでしょう。

とにかくまずは20問作ってください。で、サイコロを投げるなり、交互に選ぶなりしてキャラの概形を作る訳です。
 んでもって、例えば『女。銀髪。基本ビビり。サボり癖。狙撃兵。索敵は得意。近接戦苦手。メガネ属性。巨乳。因縁なんてない。望まずに兵士になった。甘党。皮肉屋。一人称は私。片思い中』みたいな情報の塊が出来る訳です。なんとなーく、『コイツこんな奴じゃね?』みたいなの、見えてきません? 見えてきたら、追加のアイデア書き込んでキャラ完成です。
 
 ちなみに、選択問題を作る時のコツは『選択肢の内容にゆとりを持たせること』です。例えば上述した『因縁の有無』について、因縁の内容自体は掘り下げないようにして後から決めればいいんです。じゃないと時々とんでもない展開……『男の娘に父親を殺されたオカマ』&『戦闘はポンコツな突撃兵』&『クールキャラ』みたいなものが出来上がりますからね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 膨大なキャラ設定をこなすのにコツとかはありますか

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元記事:部活モノにおける練習風景の描写について

自分は現在新人賞向けの部活モノ作品(演劇部)を執筆中なのですが、練習風景の描写にどの程度割くべきか悩んでいまして……

誰もが知っているような野球やサッカーなどの場合は例えばキャッチボールやパス練習などは特に解説も不要で、それと平行して練習以外の何かに焦点を当てながら書くことができます。逆にマイナースポーツの場合殆どの人が知らないわけですから、読者に伝わりやすいよう意識して解説しつつ物語を進めるだけで様になりますよね。

演劇部はというと決してマイナーな部活ではなく、大体どこの学校にも存在するものと思いますが、未経験者でも実際の練習風景はある程度(発声練習や滑舌練習など)想像できる一方、舞台用語であったり照明や音響機材等知らないことも多いと思います。

そこで演劇でなくとも構いませんので、実際に部活モノを執筆した方で練習風景の描写をどうしたのかという具体例(読者の反応による成功失敗は問いません)を教えて頂きたいのと、貴方がもし演劇モノを読むとしたらどんな情報をどの程度知りたいのかを回答して頂けると助かります。

上記の回答(部活モノにおける練習風景の描写についての返信)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

 初めまして、大野と言います。
 僕自身は部活物を書いたことがないので『自分ならどうするか』というアドバイスにはなるんですが、参考になればと思い、コメントさせて頂きます。

 練習シーンにおいて一番大事なのはただ『練習しました』で終わらせず、キャラ紹介や部員同士の仲の良さor確執、後の伏線になりそうなちょっとした不満点やもどかしさを書きだす事だと思います。
 その上で言うと『照明や音響機材、舞台用語についてどの程度描写して欲しいか』という質問への答えは『概ね知らないけど、知らなくても別に構わない』『説明自体はあまりなくて良いから、キャラの話を進めてほしい』という事になるでしょうか。
 演劇部の場合は、スポーツと違って基本的に『ルール』がある訳ではないですし、『本番の舞台』を見るにあたって読者に求められる前提知識は精々『誰がどの役をやっているか』くらいでしょう。ですので、あまり用語を説明しすぎるよりもキャラ同士の話や劇の内容そのものに描写を割いた方が良いと思います。

 描写のアドバイスとしては『練習風景を見ているキャラの視点』をいじってみるというのも手だと思います。
 具体的に言えば、『声フェチ』とか『絶対音感』みたいな設定のあるキャラを入れれば、発声練習や台詞合わせに対して『視点キャラらしさ』を押し出したギャグ調の話を展開しつつ、各キャラの喋り方や声質を読者にアピールできるでしょう。
 他方で脚本や照明担当などの『舞台全体に目を配れる立ち位置の人物』に対してキャラの濃い人物を割り振って、『あいつを活かすにはこういう照明を・脚本をやりたいんだ!』と情熱に語らせつつ、『あのキャラには○○が足りない』とか『悩みがあって芝居に集中できていないように見える』と客観的に映してもよいでしょう。

 このアドバイスの具体例、というより僕のアドバイスの元となっているのが商業漫画の『月刊少女野崎くん』です。
 プロで少女漫画を描いている野崎君、彼に恋する美術部のヒロイン、そして周囲の仲間達として演劇部のキャラなんかも登場するコメディタッチの作品になっています。その作中で、『漫画家』としての視点で野崎君が演劇部の脚本やヒロインの絵の上手さを評価したり、『美術部』としての視点でヒロインが『野崎君、このコマの構図おかしいよ』と言ったり、『演劇部』のキャラが『漫画のストーリーとしては良いけど、これは演劇でやるのは難しい』と演出方法の違いを語ったり。
 視点人物によって注目する点を変えつつ、『普段とは違う』『上手くなった』みたいな観察から出た台詞が次のストーリー展開に繋がっていくように出来ていて、『ただ漫画を描いているだけ』『ただ演劇部の練習につきあっているだけ』みたいなシーンが実際には複合的にストーリー内で意味を持つように作られています。

 他の手段として『小さな問題を起こさせて、関係者それぞれに何をやっていたか説明させる』という手法もあると思います。
 例えば、『照明担当と音響担当が部室内で同時に設備チェックを始めてしまい、部室のブレーカーが落ちる』みたいな展開。
 一瞬部屋が暗くなって騒ぎになった後、当事者同士が『どちらが悪いか』『自分の作業がどれくらい重要だったか』で紛糾する訳です。
 そんなシーンの中で、照明や音響がどんな仕事をしているのか、次の舞台に合わせてどういう演出をしようと思っていたかを語るシーンを設けた上で、部長とかが出てきて『まぁ落ち着け』と取り直して一件落着、みたいな。
 勿論、この方法は『舞踏会のダンスを練習してた役者と大道具班がぶつかってしまう』とか『終盤のシーンで詰まってイラついていた脚本担当が台詞合わせをしていた役者にキレる』みたいなシーンでもよいでしょう。

 何かに一生懸命なキャラが空回りしてぶつかり合い、意見を主張し合った後に相互理解を深める、というのは往年の少年漫画ではよく見た展開ですよね。
 

 部活物に限った話ではないと思いますが、えてして『なにかの準備をしているシーン』というのは単調になりがちで飽きられやすくなってしまうものです。
 冒頭にも書きました通り、基本的に『演劇を見る』上では決して必要となる前提知識は多い訳ではありません。説明に時間を割くことよりも、『本番』の一瞬一瞬に対して、どんなキャラがどういう想いで脚本を書き、照明や音楽を当て、演じているかという背景に焦点を当てた作品の方が読みたいなと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 部活モノにおける練習風景の描写について

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元記事:学生が主人公だけど学園物じゃない

主人公および主要登場人物が学生だけど、「学園物」じゃない作品はありますか。小説、漫画、アニメ、映画等なんでもOKです。

上記の回答(学生が主人公だけど学園物じゃないの返信)

投稿者 大野知人 : 1 投稿日時:

ホビーアニメとか高確率でそうじゃないですか?
あと所謂転移モノ。クラス全員転移とかそういうのもちょくちょく聞きますし。
アリス・イン・ワンダーランド的に『対象としてる読者層に分かりやすくするために主役を子供として設定してるだけ』のケースですよねこれらは。

あとまあ、魔法少女とかも作品によっては主人公学生の割にほとんど学校のシーンなかったりしますよね。

アニメだと『ぼくらの』とか『電脳コイル』とかも学園ものではなかった気がします。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 学生が主人公だけど学園物じゃない

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元記事:補足(3)

返答ありがとうございます。

・モンスターは大企業や大規模施設に寄生しないほうが生存率が上がる、という意見に納得しました。

 ・これについては、私が商業作品の設定「大企業が秘密裏に化け物を飼育している」「大企業がテロに加担してしまう」「小学生が何らかの戦闘手段を与えられ、強大な化け物を倒す」などを安易に真似すぎたと思います。

・「一見平常運転に見えるけど狂気が潜んでいる場所」「ジャンク屋の店員が主人公を誘導する」ですか……、
舞台が地方都市(休日に行く場所が某大手ショッピングセンターと図書館くらいしかないような地域)という設定を、もっと都市部に変えたほうがいいように思いました。

プロット案は空欄だらけなのでそちらも何とか埋めたいです。 
また、ロックマン◯グゼや流◯のロックマンは、ここまで主人公を追い詰めていなかった、未成年者へのおぞましい人体実験や親殺し未遂なんてやってなかったと冷静になりました。

【プロット案】
1.知らずにラスボスの後継者にされかけた少年・石動乃蒼(いするぎ のあ)が、ラスボスがけしかけてくるボスキャラ(4体)を倒す。  

 A.火炎放射器装備型=主人公他の昭和歌謡好きが集まるメタバースを襲撃した敵。

主人公たちが、たまたま「核戦争やノストラダムスの大予言の影響を受けた歌」(※元ネタはわかりにくくしておく)についてプレゼンテーションしていたところに、ファイアウォールをぶち破って突入。
「おまえが人間という殻を破って進化したとき、エンタメは必要なくなる」と主人公を煽る。レコードを模した電子データを燃やしてから踏みにじる。人質を取る。

主人公がぶちギレて、ロックマン(変身ヒーローとして出てくる作品の方)的な戦士「イクサバイト」として覚醒する。

 B.(未定)=主人公の親戚の農場(雰囲気は『人生の楽園』で取材されそうな感じ)のコンピューターを破壊した敵

 C.(未定)

 D.終末SF的世界観のオンラインゲームの主人公型:会社のやっていることを内部告発しようとした主人公の父・シナトを洗脳して敵としてけしかけて、主人公に自らの手で親を殺させようとした。
シナトは自分がやっているのが普通のフルダイブ式オンラインゲームだと思い込まされ、息子を「ゲームに出てくるボスキャラの変異生物」だと思って銃を向ける。
場所は、劇中世界のオンラインゲームを真似た小規模なメタバース上。
戦闘の結果、シナトは死ななかったが、入院することになる。

2.未定

3.ラスボスの正体は、菌糸状の機械生命体(地球外生命体である)だと判明する。 
また、主人公を殺さない程度に攻撃した目的は「人体改造の次の段階として、ラスボスの依代として育てる」ためだった。

4.重要キャラ(未定)が主人公に「例えるなら、分子標的薬(がん細胞の増殖を止める、または血管を作らせない作用のもの)のような理屈の破壊プログラム」を託す

5.主人公は、機械的な人外と化す。しかし(未定)という過程でラスボスの洗脳に抗う。

6.主人公は重要キャラから託された「分子標的薬的な破壊プログラム」を使用して、ラスボス「アセンブラー」を倒す。

上記の回答(補足(3)の返信)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

 もしすでにお分かりの事を書いていたならすみません。でもアドバイスの前に一点。
 プロットの内容について我々がアイデアを出すと、『代田さんの作品』ではなく『○○の出したアイデアを代田さんが書いただけの物』になってしまいます。これが本当の代打っつってね。サムい上に失礼か、すんません。

 でも真面目な話、物語の軸となるプロットの部分だけは代田さん自身が作るべきですよ。代田さんの出したアイデアについて『それは難しいだろう』とか『A案よりB案の方が良いと思う』っていうならともかく、我々の出したアイデアで代田さんが書くなら、それってあなたが書く必要ないですよね。
 特に今回の場合、プロットの空欄になっている箇所が『後々ラスボスを倒すための重要な伏線』に大きくつながる訳で、そこを他人様のアイデアでやろうとしちゃあいけないですよ。

 この前提を言った上で、『プロットのアイデアを出すためのアドバイス』をさせて頂くと。
 
①物語全体の『尺』の長さを考えてプロットを書く。
 例えば、文庫本で考えてみましょう。文庫本一冊で『ボスA~Dを倒し、味方の重要キャラが主人公にラスボス対策の切り札を渡し、主人公がラスボスを倒す』所まで全部書き切れるでしょうか?
 無理とは言いませんが、物語として急ぎ足すぎて『なんかよくわかんないまま終わったね』という結果になりそうです。

 でも逆に『ボスAとの戦いが終わるまで』で第一巻が終わるとしたらどうでしょうか。ボスAとの戦いで主人公が変身ヒーローに覚醒する都合上、一巻の半分くらいは主人公が特に変身しない――つまらない作品になりませんか?
 
 もし一冊分の文量にまとめずに、例えば1~3巻くらいに分けて物語を作るなら、それぞれの巻のラストを飾るラストバトルがあった方が良いでしょう。つまり何が言いたいかというと、代田さんの手元にあるプロットを巻末用の『大イベント』とそこまでの道筋にあたる『小イベント』に分別し直してみれば、ある程度『シリーズもの』の構成として物語の流れが見えてくるはずです。

 物語の中でのイベントの大小やメリハリが見えてこれば『どこで伏線を張ろうか』『このシーンで新キャラを出して物語の展開に緩急をつけようかな』というイメージが湧いてきませんか?
 それをプロットに反映してみてください。

②既存のプロットに肉付けを行う。
 プロットが進まない理由の一つは『重要なシーンがイメージできていない』からという部分も大きいと思います。

 例えば、巻末を飾るラストバトルとなれば『ただ襲ってきたから倒しました』じゃいけません。もっとドラマチックに、戦う理由が居るでしょう。

 『親友の仇だ』とか『ヒロインが攫われた』とかそういう『因縁』があると面白いですよね。
 あるいは『ヒロインが取り込まれた怪物を倒してヒロインを助け出す』とか、『ボスのデータを回収することでウィルスの抗体を作り出す』みたいな、ゲームでいうところの『目玉ドロップアイテム』があってもいいでしょう。
 もちろん『主人公のトラウマ克服』とか『味方の博士が作ってくれた新武器の試し切り』みたいな『成長要素』があってもいい。

 そして因縁にせよ成長要素にせよ、その場でポッと出てくるより少し前のシーンで伏線が張ってあったら『おお! あの時の事件がここに繋がるのか!』ってなるじゃないですか。
 大イベントの細かい内容を掘り下げて考えれば、その前段階にあたる小イベントで用意した方が良い伏線・やっといた方が良いサブストーリー・出てきた方が良い新キャラが見えるものです。
 イメージが湧いてきましたか? そしたらプロットに書き足しましょう。

③各キャラの物語として整理してみる。
 一般に物語というのは『主人公を中心とした、主人公が活躍する、主人公のための物語』です。
 一方で、リアリティの話をするならば当然『ヒロインの物語』『ラスボスの物語』というのもあった方がよくて、それが如実に描けていると『魅力的なキャラであふれている』なんてもてはやされる訳ですよ。
 
 で、そこで質問なんですが。代田さんの作品において『ラスボス』と『主人公』以外のキャラ、人に紹介できる程度にイメージできていますか?
 もしそうでないなら、まず物語を彩る脇役たちを作ってからプロットの事を考える、というのも一つの手だと思いますよ。
 そしてそういったキャラたちの個性をある程度定めて、深掘りすることによって『このキャラはどう動くだろうか』という視点から幾分かプロットの穴も埋められるかと思います。

 以上、長々と書かせて頂きましたが、何かの参考になれば幸いです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 近未来SF的敵キャラクターとしての自己複製機械のリアリティについて

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元記事:近未来SF的敵キャラクターとしての自己複製機械のリアリティについて

「流星のロックマン」や「ロックマンゼクス」に影響を受けた小説を書くにあたり、
ラスボスを「地球外由来の自己複製機械(いわゆる機械生命体)」としたのですが、
ラスボスの潜伏先である研究施設の描写に困っています。

SFでよくある、危ない人工生命体を飼育している場所のイメージであり(最近触れた作品では、理想よりも肉肉しいイメージだが、オンラインゲーム「アース:リバイバル」にそういう場所がいくつも出てきた)、
また、昆虫園で蝶を放し飼いしている温室の、植物と昆虫を無機質かつグロテスクにして気密性を高めたようなイメージです。
有機物ではないがバイオセーフティレベルは高そうです。

しかし、そもそも、イカの足のように機敏に動く電気ケーブル、血管状の構造が浮き出たコンピューターというものがナンセンスな気がしてきています。

ラスボス(仮に「アセンブラー」と命名)についての補足:
・物語の開始から20年ほど前に、何らかの事情で本体が死亡し、残った種子のような状態で日本国内に落ちた。
・現在は、アーバスキュラー社の人および設備に寄生して、自分の細胞入りのコンピューターを売りさばいている。
・近い将来、このコンピューターを足がかりにして大規模な単為生殖を行おうとしている。
・主人公の少年がフルダイブ形メタバース上での戦闘能力「イクサバイト」に第1章で覚醒したのは、そもそもこいつが下っ端に指示を出して、最終的に主人公を最終兵器に改造する目的で主人公にラスボスの細胞を少量植え付けたからだった。
もちろん主人公は正気のまま。最終兵器に変異せずにラスボスと戦って、自分の命を犠牲にしてトドメを刺す、というプロットを予定している。

グロテスクな臓器のように蠢くコンピューターの敵の元ネタは、「ガオガイガー」、「バブルガムクライシス(OVA版第1話、TVシリーズ)」の敵などです。

上記の回答(近未来SF的敵キャラクターとしての自己複製機械のリアリティについての返信)

投稿者 大野知人 : 1 投稿日時:

煮詰まってるようにも見えるので少し斜めに飛んだ意見をば。
ロックマンをほとんど知らないので、解釈違い等あればすみません。

個人的に代田さんの設定で疑問に思ったのは『俺がその怪物なら、わざわざパソコンを製造している大企業に干渉・潜伏しないな』という事でした。

理由は『寄生体を回収して(おそらくデータ回収に伴う自己進化をして)単為生殖をする』『一定の戦力を用意して人類を滅ぼす/自身の生存圏を確保する』という目的から考えて『準備が整うまで、人類に明確に敵として認識されるのは避ける』必要性があるからです。

現代は監視社会であり、監査社会です。大企業は常に株主総会や取引先に見張られていて、製造業と考えればパーツの購入等他企業との取引も決して少ないとは言えません。
また、もしパソコンへの寄生が露見した際、真っ先に疑われるのは製造元です。
見られるという事は『計画が露見するリスクが高まる』訳ですから、個人的には草の根作戦を押したい所です。

そしてもう一つのポイントとして『パソコンなどの電子端末に寄生できる小型の怪物』を培養するなら、別に大規模な施設は必要ないと思います。
というか、菌糸に相当する物を培養するなら屋内農園とかビル農業と言われてるような『人工的な明かりと培養液を用意して棚で分体を育てる』状態で良いのでは?

また、電子的な面の研究についても同様です。大型の研究施設は排熱面と停電によるデータの一斉削除のリスクがあります。大型コンピュータを用意するよりも『ターミネーター』のスカイネット方式で寄生したPCの残余領域を利用して研究を進める方が安全で、しかも早い気がします。

というか、人類からの反撃のリスクを考えると根本的に『緊急避難が出来ない大規模な施設』を前提にする事が危ないと思います。『露見して、ミサイル撃たれて、ハイ終わり』は嫌ですからね。

その上で潜伏場所のアイデアを考えると『決起時の首都攻撃を考えての潜伏』『パソコンの流通に干渉可能』などの要素から、『都内にあるビル農園』を第一潜伏場所、『パソコンの修理・下取りをやっている企業の流通センター』を第二潜伏場所とするのが良いように思います。

前者については大学の農学部研究棟などの『屋内で小規模な農業をやってる』感じの場所、後者はアマゾンとかの機械関係の流通センターでも良いかもしれません。

その上で『ラスボスの居る研究施設ステージ』の演出として提案するのは、ズバリ『一見平常運転に見えるけど狂気が潜んでいる場所』と『寄生された人々の異常な行動』です。
前述の通り、大規模施設は露見と一網打尽にされるリスクがあります。そこで、設備による演出を抑えて、細かい違和感での演出をしたらどうかと思います。

想像してください。業務に必要ないはずなのに職員全員がヘッドセット(洗脳装置)をつけている不気味さ。人がたくさんいる流通センターなのに話し声はまったく聞こえない。建物の端には従業員延命用のカロリーバーがうず高く積まれている。
他方の屋内農園でも、ただ棚でキノコを育てているように見えて、飼育員が覗き込むと不気味な怪物がじっと見つめ返す。しかし職員は何の反応も示さない。
部屋の隅では職員がパソコンで偽の営業データを打ち込んでいて、その様子を部屋の最奥から『本体』がじっと見つめているーー的な。
あとはモブの描写として仕事に不真面目だったはずのバイトがいつの間にか無言で働き、あるいはバイトを始めてから一切合コンに来なくなった友達がいたりしてもいいかもしれませんね。

あとまあ、主人公をそこそこ助けてくれたジャンク屋の店員が実は洗脳済み&ラスボスの望む方向に主人公たちを誘導していた的な展開があると美味しいなと思います。

そういう感じの演出、いかがでしょうか?

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 近未来SF的敵キャラクターとしての自己複製機械のリアリティについて

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